感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> 
[良い点]
この終わりが、はじまりなんですね。書きすぎてしまう作家さんが多いなか、余韻が残る最後は、甘酸っぱくも心が温かくなりました。

草木花の描写が鮮やかで、またそれを登場人物の心情にからめて、お話の一部としているのも自然で、全体のシームになっていたと思います。
読みやすいながらも吟味された言葉や表現も味わい深かった。
[気になる点]
甘やかされ慣れた読者なので、やはりクロード視点が気になりますが、もう蛇足にしかならないんでしょうね。アベルとヴィオレーヌの甘々もダメでしょうか。
[一言]
引き込まれるお話、世界観でした。次作も是非読んでみたいです。
  • 投稿者: Chococat
  • 2020年 05月03日 02時25分
[良い点]
 勇者さんが選ばせてやった感が漂ってますが、真のお相手を得た強く輝くヴィオさんが、格の違いを見せつけつつ間接的にクロードさんをフッた一石二鳥ざまぁにしか見えませんでした(笑)
 お前なんて居なくても踏み台にして勝手に幸せになる宣言っぽい。
  • 投稿者: 灰月
  • 2020年 05月03日 00時30分
[一言]
まずは完結してくださりありがとうございました。
素晴らしい世界観でした。
物語は完結してこそと思ってお話を読んでおります。そんな中で途切れてしまう良質なお話が多いことを残念に思っておりましたので、物語を読む側として、このようなテーマの作品を結末までたどり着けるのか、どのような形に納めるのかを期待してドキドキしながら読ませていただきました。「脇役にスポットを当てて」と書かれていたので、最後までそのスタンスを貫かれたのは良かったと、素晴らしい筆致だと思います。
読み手にいろいろなことを想像させ、感想を述べずにはいられないなんて、なんてすてきなことでしょうか。かく言う私も初めて感想を書かせていただいた次第でございます。
どうぞ今後もご自身のお心のまま創作活動を続けられますように。
  • 投稿者: みっち
  • 女性
  • 2020年 05月02日 21時44分
[気になる点]
単なる三角関係じゃなく、ヒロインも勇者の犠牲の恩恵を受けた側でもあるからなぁ。
公爵夫人になったところで勇者が幸せになれる気もしないし、お父さんの元に返してあげてほしい。

  • 投稿者: ひよこ
  • 2020年 05月02日 12時57分
[良い点]
初恋を昇華して、これから花開くであろうヴィオレーヌが、とても眩しい。ワンコ系敏腕溺愛年上青年もジワジワくる。

[気になる点]
婚約破棄となるとやはり、読者としては、ざまぁが欲しいところでしょうか。個人的には、勇者じゃなくてクロードを一発殴りたい。

[一言]
これで、今彼(女)、元彼(女)との対面がひととおりすんだのだけど、一番
ダメージが大きいのは、勇者だと思う。客観的に見て、女性としてとてもかなわないレベルの元彼女。中も外もキレイでアラが見えない。

勇者としては、同じ次元でいったらダメですね。もっと不安になっちゃう。
彼女の魅力は、異世界の価値観とそのスキルが、この世界唯一のものだというところ。クロードも「この世界を救った唯一の女性」と結婚するのだと言っているし。

あとは、今選ばれてそばにいるのは、自分なんだからそれを大切にしないと。それこそ、「大事な人は、まだ生きて、同じ世界にいる」のだから。

じゃないとアベルとヴィオレーヌを巻き込んだこの茶番は、なんだったんだってなっちゃう。
  • 投稿者: Chococat
  • 2020年 05月02日 08時48分
[一言]
勇者もヴィオレーヌもよく頑張ったね、と言ってあげたいです。
目的は違えど本来なら要らなかったはずの【覚悟】を無理やりさせられた二人なので、それが無駄にならないよう幸せになって欲しいです。

「時を戻せる可能性があるなら人の男を奪い結婚する必要が〜」と仰ってる方がいますが、その可能性は最初から自由に与えられていたものではなく、勇者が努力して「ようやく」手に入れたものです。ヴィオレーヌは確かに被害者ですが、勇者と違い守ってくれる人や理解してくれる人が沢山いたから、きっとあの夫が相手でなかったとしても彼女が不幸になるような結婚はさせなかったでしょう。そういう意味では、最も愛してくれるはずの家族を奪われた勇者が、苦労して手に入れた力であるにも関わらずヴィオレーヌに選択を委ねたというのは相当の覚悟と優しさだと思います。だって、勇者にはヴィオレーヌのような次の相手が与えられる保証などどこにもなかったのですから。信用できる家族もなく、好きな相手を諦めたら次は当然のように愛のない政略結婚をさせられる可能性しかなかったとしたら、誰であろうと時を戻す選択をするに違いありませんもの。

結局のところ、ヴィオレーヌは善い人である以上に周りに恵まれた人だったからこの結論が成り立ったんですよね。

悪いのは勇者でも、ヴィオレーヌでも、婚約者でもありません。

勇者と信頼を結べなかった、国です。
  • 投稿者: 千代華
  • 2020年 05月02日 03時37分
[一言]
勇者が最後まで自分勝手で考え無しのずる賢い小娘感が抜けなさそう。
可哀想で気の毒な勇者様はひとりすっきり元の世界に帰ってめでたしめでたしですか?
  • 投稿者: 松本
  • 2020年 05月02日 03時17分
[良い点]
ヴィオレーヌ、よく言った。

[一言]
勇者に時を戻して欲しいと望むだろうただ一人のヴィオレーヌ(勇者が来て不利益を被ったのはこの人だけ)に問う所が勇者さんの狡い所。
ヴィオレーヌに選択させれば全部をヴィオレーヌのせいにできるものね…。
勇者の親切ぶった言葉は自分のためでヴィオレーヌを思った言葉じゃない。

勇者も気の毒な立場だけど、婚姻承諾した時点で王子妃として生きていく覚悟をしたと思う。
時を戻して帰りたかったら「自分の意志」で決断して欲しかった。
  • 投稿者: シロエ
  • 2020年 05月02日 00時57分
[一言]
タグが ざまぁは少なめ から ざまぁはなし に変わってる……。
あまりに自分本意な勇者へ、少しだけでもざまぁを期待してたので残念!構想が変わったんですかね。
勇者の理不尽な行動の数々をクロードが知って咎めるくらいはさすがにして欲しいけどなぁ。

なんにせよヴィオレーヌが前を向いていて良かった!
  • 投稿者: かわ
  • 2020年 05月02日 00時24分
[良い点]
未来を理不尽に奪われたヴィオレーヌが全てを受け止めて前に進む事を選んだ事。
[一言]
勇者も理不尽に奪われた者である事は間違いない。
けれど時を戻せる可能性があるなら人の男を奪い結婚する必要がどこにあったんでしょう。
今更なんですよ。
勇者の境遇への同情など欠片もなくなる程勇者に嫌悪感を持ってしまいました。
ヴィオレーヌの夫がいい人だったのはあくまでもラッキーだっただけであって中央の目の届きにくい辺境の地で不遇な目にあう可能性もゼロではなかった。

  • 投稿者: ケロリ
  • 2020年 05月01日 23時35分
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> 
↑ページトップへ