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すごい!
今まで……ずっと……ずっと、ずっと、ずっと探し求めた物語がこれです!


 主人公は最強だ。だが決して特別扱いはされない。彼は“普通”だからだ。
 決して貴族に目をつけられたりしない、英雄という名の奴隷に成り下がらない、自分勝手な異性に無言の圧力(笑)をかけられてたじたじしない。

 国家に縛り付けるために爵位を与えない。金貨、白金貨一万枚なんてもってのほか。

 最強だ。だが実力を隠すわけでもなく、そっとカーテンをかけるだけ。彼に日常を守ってもらうわけではない。彼‘と’穏やかな日常を過ごす。掃除して、世界がちょっと直って、治って、綺麗になって、それは‘普通の仕事’だから。
 雑用係は魔族の争いなんて知らない。隣の帝国に蔓延する病も知らない。だが、子供たちのために川を掃除して、木が腐った箱を処分して、それだけで世界が少しいい方向に進む。

 国、賢明な判断をしました。ギルド、ギリギリで窮地を上手く切り抜けました。彼?ただの雑用係です。英雄なんて都合のいい存在はいませんから。いてはいけませんから。

 雑用係さん、あなたは前線に出なくてもいい。危機感が働いてるいい証拠だから。危険な仕事は騎士と冒険者に任せておこう。あなたの仕事は掃除して少し世界を明るくすることだから。

 そして彼はきっとこう言うだろう。
「ありがとうございます! 頑張って掃除したんです!」
 全てが普通。時が経っても
「あ、もしかしてあなたが雑用係に応募した人? これからよろしくね!」
 誰かが‘掃除’する限り、世界は少し、少しだけ綺麗になる。ずっと、続く。
 だって、その‘掃除’は1人に依存してるわけではないんだから。



なろうを始めてからずっと、‘そっとカーテンをかける’ような物語を探してました。本当にありがとう。とっても嬉しいです。
それと個人的にハーレム描写が無いのも高得点です。そして実力隠そう!美少女助ける!バレた!の展開もなくて最高です。
四人称視点、私が1番好きな形式です。これを上手く活用した最高の物語と出会える機会に巡り合った事を作者様に永遠に感謝いたします。
完結おめでとう。

……めっちゃ変態的な文ができたかもしれない。
こんなにも熱量のある感想、本当にありがとうございます。
「ずっと探していた物語」と言っていただけたこと、書き手としてこれ以上ない言葉です。読んだ瞬間、しばらく動けませんでした。
この作品は、最強をどう活躍させるかではなく、
**最強をどう“消費しないか”**をずっと考えながら書いていました。
英雄にしない、縛らない、特別扱いしすぎない。
ただ、そっとカーテンをかけるように世界が距離を取る――そこを感じ取っていただけて本当に嬉しいです。
彼は最後まで雑用係で、世界は最後まで少し賢いまま。それがこの物語の形です。
完結まで読んでくださり、こんな素敵な言葉を届けてくださって、本当にありがとうございました。
  • 鷹宮ロイド
  • 2026年 03月01日 12時23分
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