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[良い点]
風情を感じました。「儚いな」が二度続くことに余韻が広がっていくようでした。はじめ平安時代かな?と思い、次に紬が出たので江戸時代の身請けされた芸者さんかな?と思ったのですが、ズボンが出てきたので明治以降ですね。対等でない関係が「憐れ」で愛しくても短い逢瀬は散りゆく桜のよう――。ほとりと涙が出るのはなぜかとしばらく考えてしまいました。散り行く桜をわが身に重ねるなら、無常な生き方?二人の関係がやがて消えるのを暗示している? 余韻が残る作品で読んでから書かれてはいない二人について想像が膨らみます。和歌が好きなのでこういう作品すきです。これからも素敵な作品を書いてください。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 05月08日 00時51分
管理
ありがとうございます。
実は最近ココナッツ様の作品に出会い、貪るように読ませていただいております。もうすっかりココナッツ様のファンです。
ですから、拙いお話にこれほど丁寧な感想を寄せて頂き、恥ずかしいやら嬉しいやらで、……感激しています!

ご指摘頂いた通り、時代設定は明治から大正にかけてです。西洋化・近代化の波に乗って財と地位を得た男と、男がつくる箱庭の中で決められた生を受け入れて生きる女。実際に夜桜を見た翌日、そんなイメージをラストも決めずにただただ文にしたお話です。
そんなお話なので、余韻という素敵な言葉はもったいないくらいですが、二人のその後に想いを馳せて頂いて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

書くことを長く休んでしまっていますが、ココナッツ様の言葉を励みに、頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
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