感想一覧

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老齢に差し掛かった主人公が、子どもの頃の思い出を皮切りに人生のいろんな場面の記憶を拾い集めるような描写が印象的でした。
時系列が過去と未来を生き戻りするので少しわかりにくい部分もあるのですが、主人公の精神状態を表しているのだとすれば、とてもリアルだと思います。
宍道湖での兄弟の会話や、病床に臥す娘の様子など、ち密に丁寧に描かれているので現実感がありました。
後半描かれる主人公と娘、万理のスイス(チューリッヒ)への出立―解釈を読者に委ねたあとに新薬の臨床試験についての知らせが届くという構成に優しさを感じます。
小さな希望と余韻を感じられる読後感でした。
素敵な作品をコンテストに応募いただきありがとうございます。
感想をくださり、ありがとうございます。
いただきましたお言葉を心にとどめて、これからの執筆に活かしたいと思います。
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