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大変引き込まれる物語でした。
まず「弟が来たと思ったら妹だった」という導入のインパクトが強烈で、一気に引き込まれます。
ただそれ以上に心を掴まれたのが、その後の“普通の生活”の描き方でした。料理や買い物といった何気ない日常の中で少しずつ変わっていく距離感がリアルで、感情移入してしまいます。
特に印象的だったのは真久郎の「守りたい」という気持ちがどこか危うい方向へずれていく瞬間です。
本人はあくまで兄であろうとしているのに、こちらには「それだけじゃないだろw」と思わせてくる。
そのずれが巧みでした。
また優香の存在がいいバランスになっていて、単なる三角関係ではなく「3人で家族になろうとしている」温かさが魅力です。
優しいのに少し怖い、この絶妙な空気間の続きが気になります。
続編を楽しみにしています。
  • 投稿者: sin
  • 2026年 04月15日 13時38分
まず設定の使い方が非常に巧みだと感じました。単なる「実は女の子だった」あるいはTSFというラッキースケベ的なコメディに走るのではなく、性分化疾患(DSD)というデリケートな背景を軸に据えることで、凜が抱えてきた葛藤や、それを見過ごしてしまった周囲への憤りといった、物語の「熱量」がしっかりと伝わってきます 。
真久郎が凜を「守るべき対象」として全力で愛でる一方で、ふとした瞬間に異性としての魅力を意識してしまう心理描写もリアリティがあり、ドキドキさせられました 。また、恋人の優香が嫉妬するのではなく、凜の味方として共に歩もうとする姿勢が非常に好感的で、三人の共同生活がこれからどう変化していくのか目が離せません 。
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