感想一覧
▽感想を書く今回も面白かった。
> ——取扱説明書を現地に同封するのが、うちの転生窓口の管轄でした。そちらを同封していなかったのが、こちらの落ち度です。
取説って出荷品扱いか!
しかも同封ってことは5人連続で同梱忘れになってる訳で、システムかマニュアルそのものが間違ってるんだろうなぁ
> ——取扱説明書を現地に同封するのが、うちの転生窓口の管轄でした。そちらを同封していなかったのが、こちらの落ち度です。
取説って出荷品扱いか!
しかも同封ってことは5人連続で同梱忘れになってる訳で、システムかマニュアルそのものが間違ってるんだろうなぁ
チート。それは神話の時代から語り継がれる繁栄と破滅をもたらす諸刃の剣。
文字通り、北欧神話には手にした者を英雄にした後に次々と持ち主に破滅をもたらたティルフィングをはじめとする魔剣;それどころか必殺必中の神器であるグングニルやミョルニルを誇った神々でさえもラグナロクの滅びの運命には抗えなかった――――――。
だからこそ、転生チートをいくらもらおうが、まさしく神話の住人となって華々しく栄枯盛衰を歴史に刻むしかなかった。
――――――しかし、本当にそうなのだろうか?
悪役令嬢ものに代表される 自身にもたらされる破滅の運命を乗り越えようとする転生チートをたくさん浴びてきた なろうの住人なら、それはちがうんじゃないかと俯瞰して見ることができるのではないだろうか。
それはチートそのものが破滅をもたらすのではなく、チートに慢心した結果として物の道理から外れて自らを損ねていっただけではないのか――――――。
悪銭身に付かず;盗み、賭け事、不正な手段、あるいは楽をして得た不当な金銭は、苦労して得たありがたみがないがために無駄に使われてしまい、結局はすぐになくなってしまうという教えの通りなのではないのか。
そして、チートによって最強になったところで それを過信して更なる危険行為に身を乗り出してしまえば、元々の前提となっていた安全の範囲を踏み越えて危険な領域に身を投げ出すのは当然ではないのか。
つまり、自動車の安全技術が向上しているにもかかわらず交通事故が劇的に減らない、あるいは事故の質が変わらない現象:リスク・ホメオスタシス理論(リスク補償行動)によって説明されるのではないのか;安全な環境下では人間がリスクを減らすのではなく、その分だけ利便性や速さを求めて「リスクのある行動」を取るようになるため、結果として事故の確率が一定に保たれる――――――因果は収束するのだ。
だから、チートをもってしても運命が変えられないのではない、根本的に。結果的にチートによって肥大化する自らの欲望を抑制する術や見識;要するにチートの取扱説明書をしっかりと読み込んでその想定がどこまでなのか、どこからが想定外なのかを思案する心の技術も必要だったのではないだろうか。
そのため、これではチートが凄いだけで使い手は正しく運用できていない“服に着られている”ならぬ“チートに使われている”状態ではないかと分析する。
あるいは、“生物は遺伝子の乗り物”と揶揄されるように、“転生者はチートの乗り物”としてチートを授ける上位存在の威光を地上に存続させるための都合の良い闇バイトになっていないだろうか。
だから、本当に必要なのはチートだけをただ投げ渡すんじゃなくて、技術や生き様を教える転生OJTなのではないのだろうか。芸術に生きる者にとって教師は技術を教え、師匠は生き様を教えるものなのだから。
文字通り、北欧神話には手にした者を英雄にした後に次々と持ち主に破滅をもたらたティルフィングをはじめとする魔剣;それどころか必殺必中の神器であるグングニルやミョルニルを誇った神々でさえもラグナロクの滅びの運命には抗えなかった――――――。
だからこそ、転生チートをいくらもらおうが、まさしく神話の住人となって華々しく栄枯盛衰を歴史に刻むしかなかった。
――――――しかし、本当にそうなのだろうか?
悪役令嬢ものに代表される 自身にもたらされる破滅の運命を乗り越えようとする転生チートをたくさん浴びてきた なろうの住人なら、それはちがうんじゃないかと俯瞰して見ることができるのではないだろうか。
それはチートそのものが破滅をもたらすのではなく、チートに慢心した結果として物の道理から外れて自らを損ねていっただけではないのか――――――。
悪銭身に付かず;盗み、賭け事、不正な手段、あるいは楽をして得た不当な金銭は、苦労して得たありがたみがないがために無駄に使われてしまい、結局はすぐになくなってしまうという教えの通りなのではないのか。
そして、チートによって最強になったところで それを過信して更なる危険行為に身を乗り出してしまえば、元々の前提となっていた安全の範囲を踏み越えて危険な領域に身を投げ出すのは当然ではないのか。
つまり、自動車の安全技術が向上しているにもかかわらず交通事故が劇的に減らない、あるいは事故の質が変わらない現象:リスク・ホメオスタシス理論(リスク補償行動)によって説明されるのではないのか;安全な環境下では人間がリスクを減らすのではなく、その分だけ利便性や速さを求めて「リスクのある行動」を取るようになるため、結果として事故の確率が一定に保たれる――――――因果は収束するのだ。
だから、チートをもってしても運命が変えられないのではない、根本的に。結果的にチートによって肥大化する自らの欲望を抑制する術や見識;要するにチートの取扱説明書をしっかりと読み込んでその想定がどこまでなのか、どこからが想定外なのかを思案する心の技術も必要だったのではないだろうか。
そのため、これではチートが凄いだけで使い手は正しく運用できていない“服に着られている”ならぬ“チートに使われている”状態ではないかと分析する。
あるいは、“生物は遺伝子の乗り物”と揶揄されるように、“転生者はチートの乗り物”としてチートを授ける上位存在の威光を地上に存続させるための都合の良い闇バイトになっていないだろうか。
だから、本当に必要なのはチートだけをただ投げ渡すんじゃなくて、技術や生き様を教える転生OJTなのではないのだろうか。芸術に生きる者にとって教師は技術を教え、師匠は生き様を教えるものなのだから。
LN58さん、ありがとうございます。
「チートに使われている」「リスク・ホメオスタシス」という視点は、本作の「神に選ばれたはずの勇者が、安全装備ゆえに過労死ラインまで走ってしまう」構造と、確かに重なるところがあると受け止めました。
ご提案の「転生OJT」、この世界ではひとまず社労士の高田さんが代役を務めるかたちになりそうです。——引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
「チートに使われている」「リスク・ホメオスタシス」という視点は、本作の「神に選ばれたはずの勇者が、安全装備ゆえに過労死ラインまで走ってしまう」構造と、確かに重なるところがあると受け止めました。
ご提案の「転生OJT」、この世界ではひとまず社労士の高田さんが代役を務めるかたちになりそうです。——引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
- える・あーる
- 2026年 04月18日 09時06分
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