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妙原先生、上手いね。一息で読んじゃった。こんな作家もいたんだなあ。
最近、エキセントリックな性格のキャラが出てくる作品が多くて、辟易していたところだったから、ちゃんと「人間」を「書き分け」ようとしている本作は救いだったよ。
途中、新たな「貞子」の誕生かと思ったけど、皆の奮闘で、希望が持てる終わりを迎えたのが美しく、これも良かった。

一点だけ。
途絶初日にあんな怪しげな給食を食べることは、高瀬の誘導があったにせよ、違和感があった。最低でも教師による徹底した毒味はあって然るべきかと。
無い知恵絞って考えてみたんだけど、途絶が長引いて食べざるを得ない状況にするか、生徒だけ、給食のチャイムを聞くと得も言われぬ空腹感に襲われるとかにしたらいいかしら。
……うう、凡庸な一読者のアイデアは、やはり凡庸だな(苦笑)。聞き流してください。

上質な物語をありがとう。楽しみました。
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