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もっと読まれていてもおかしくない、宝石の原石のような作品だと感じました。
魔塔主ヴィリオスが、吹雪の日にレティシアを拾い、最初は合理的で無関心に見えながらも、少しずつ彼女に情を向けていく流れがとても良かったです。
レティシアがスクロールや魔法陣に興味を持つ場面、ヴィリオスが絵本を探して読み聞かせをする場面、街に連れ出して好きなものを知っていく場面など、親子になっていく過程が丁寧で温かく感じました。
特に、ヴィリオスが「その子は私の娘だ」と言う流れは、この作品の核がはっきり見える場面でとても良かったです。
傷ついた子どもが、ただ保護されるだけではなく、誰かに大切にされて、少しずつ感情を取り戻していく物語として読めました。
一方で、世界観や設定にはかなり魅力があるぶん、序盤では「喪失者」「超越者」「魔塔主」「教団」などの情報が少しずつ出てくるため、もう少し読者が整理しやすい形で見えると、さらに入り込みやすくなると思います。
ただ、キャラクター同士の関係性と感情の積み重ねはとても良く、最後の掛け合いも大好きでした。もっと読まれてほしい作品です。
このような拙い作品に素晴らしい感想をいただいて嬉しいです。
ヴィリオスとレティシアの関係を丁寧に書くよう務めたので、読者の方にその意図が伝わって良かったです。
世界観の説明は私の苦手な部分ですので、もっと頑張ります。
感想を書いていただきありがとうございます。とても励みになっております。
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