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ヒト科の発達しすぎた脳が創り出した心という幻想。
多彩な夢を創り出した幻想が最後に願った望みは、何処かに残したいという想い。
生物としての生存本能を幻想に加えてしまったような何か。

あるいは、親となった人間が抱いたこの想いが赤子の心を起動する原動力になるのかもしれない。
ヒトの持つ謎の強力な何か。
答えは見えないけど、何かロマンを感じます。

深い物語をありがとうございました。
ご感想ありがとうございます!(≧▽≦)<「心という幻想が最後に願ったもの」という捉え方、とても感慨深かったです。

第一幕では誰かを所有したいと願い、
第二幕では忘れたくないと願い、
第三幕では境界を失いたいと願い、
第四幕ではただ隣にいてほしいと願う。

書き終わって振り返ると、確かに全部「生き物としての本能」だけでは説明しきれない何かを追いかけていた気がしますね〜(*´ω`*)

届いてほしい。
残ってほしい。
一緒にいてほしい。

理屈で考えれば不合理なのに、人はそれを願わずにはいられない。

その「なぜか分からないけれど確かに存在する力」が、この物語の中心にあったのかもしれません。

答えは私にも分かりません。

でも、分からないからこそ書いてしまうのだと思います。

こちらこそ、深いところまで潜って読んでいただきありがとうございました♪(ꈍᴗꈍ人)
そっと抱き締めて
ぎゅっと抱き締めて
澱は檻に変わってあなたを閉じ込めるけど
愛は哀になってわたしを縛るけど
執着の行き着く先は終着で
棒脚するまで歩む先には忘却するしかなくて
それでも願う
切望する
絶望するまでは

満月の劇場
影絵のピアニスト
硝子の女はプレパラートみたいに影絵を挟み込む
世界を照らす 硝子たちの庭
硝子を流れる一筋はいつしか海へ
混ざり合う 交じり合う

重なる雨音は傘から雨垂れた傘なる水音
心傷した者の見る心象風景
リアルに戻す傘の雨音
あなたとふたりの傘の仲
傘なる重なるふたり傘
あたたかな雨の中 歩く


あれ?
何だか書いていたら現実に戻ってしまった(-ω-;)
  • 投稿者: 笹門 優
  • 50歳~59歳 男性
  • 2026年 06月13日 09時21分
ご感想ありがとうございます!(≧▽≦)<幻想から現実に戻ってきてしまう流れを読んでいて思わず笑ってしまいました!(笑)

劇場から始まり、硝子の庭を通り、海へ溶け、雨へ滲んでいったはずなのに、最後に出てきたのが『ふたりの傘』なのが、とても好きです〜♡(*´艸`*)

きっとどれだけ抽象へ向かっても、どれだけ境界を溶かしても、人は最後には現実へ帰ってくるのでしょうね。

海よりも。永遠よりも。案外そんな小さなことの方が、人を救うのかもしれませんね♪(*人´ω`*)<素敵な返歌をありがとうございました。

境界の雨──劇場は閉じている。
けれど、風の強い夜には、どこからかピアノの音がする。

気のせいだと言われれば、きっとそうなのだろう。

私は耳を澄ます。

硝子の庭は存在しない。
壁の中を魚が泳ぐ家など、地図のどこにも載っていない。

それでも、雨の日に窓ガラスを眺めていると、銀色の尾ひれが横切ることがある。

気のせいだと言われれば、きっとそうなのだろう。

私は目を細める。

海になりたいと思ったことはない。

けれど、名前や肩書や昨日の失敗が重すぎる夜には、少しだけ溶けてしまいたくなる。

雨粒がアスファルトへ滲むように。

気のせいだと言われれば、きっとそうなのだろう。

私は傘を開く。

幻想は遠くにはない。

劇場の奥にも、硝子の庭にも、海の底にもない。

信号待ちの横断歩道。
閉店間際のコンビニ。
冷めかけたコーヒー。
帰り道の雨音。

そんな場所の隙間から、ときどき顔を覗かせる。

だから私は断言できない。

レイラが本当にいなかったと。
魚が本当に泳いでいなかったと。
誰かが本当に溶けてしまわなかったと。

ただ一つだけ知っている。

現実と幻想の境界は、思っているよりずっと薄い。

硝子みたいに。

そして硝子は、壊れそうなほど繊細なのに、

向こう側の光だけは、ちゃんと通してくれる。

だから今日も、私は雨の中を歩く。

傘を差しながら。

こちら側でもなく。
向こう側でもなく。
その狭間で。

──まだいる。
自分自身のために書き残しているのかも知れませんね〜。
(*´ω`*)

とても考えさせられるテーマでした!
ヾ(・ω・*)ノ
  • 投稿者: 元毛玉
  • 2026年 06月13日 04時38分
ご感想ありがとうございます。(人*´∀`)。*゜+<誰かのために書いていたはずなのに、振り返ると、そこに残っていたのは、自分の足跡だったのかもしれませんね。

雨は止まず。
孤独も消えず。
世界も何ひとつ治らないまま。
それでも書き残した言葉が、誰かのところへ流れ着くことがあるかも知れない。

そのことを思うと、少しだけ救われる気がしますね。(ꈍᴗꈍ)<そんな小さな肯定を書いてみたかったのだと思います。

たくさん考えながら読んでいただき、本当にありがとうございました。
ヾ(・ω・*)ノ
不思議な世界の中で、「魚が泳んでいる」が誤字なのかどうなのか気になってしまいました。
椅子を育てる世界観だから表現の一つなのかなとか……。

書き留めることで、お互いの存在を繋ぎとめているような。
書くという錨を失えば何処かに漂流してしまう難破船のような脆さを感じつつ、ヒトの心を現世に留めている鎖は案外誰でもこのぐらい細い物なのかもしれないとか考えてしまいました。

レッツ 漂流!(ひどい)
ご感想ありがとうございます!(≧▽≦)<「魚が泳んでいる」のは誤字ではありません(笑)←え?

「魚が泳いでいる」と真逆で、私の頭の中にいた魚たちは、水族館の魚のように澄んだ水の中、綺麗な動きをしておらず、壁の中という本来なら泳げない場所(およんで=淀み)を、どこか苦しそうに、不格好に、溺れるように泳いでいるイメージでした(笑)(*´艸`*)<椅子を植えたり、魚たちもまた、その歪みの中で生きているのです〜。

そして「書くこと」についての読み取りも、とても嬉しかったです。

彼女を繋ぎ止めているのが記録なのか、それとも、記録することで辛うじて自分自身を繋ぎ止めているのか。(´・ω・`)<私自身も書きながら、その境界がだんだん分からなくなっていましたw

お言葉の錨だと思って握っていた鎖が、実は自分の足首に繋がっていた……そんな感覚に近いのかもしれませんね。(*´ω`*)

レッツ漂流。

ただし、戻ってこられる範囲でお願いします(笑)(*´∀`人)<ご感想ありがとうございました!
何も解決できなかったとしても、一緒にいる。
それが繋がりの原点なのかも知れませんね〜。
(*´ω`*)
  • 投稿者: 元毛玉
  • 2026年 06月12日 03時40分
ご感想ありがとうございます。m(_ _)m
おやすみなさいでしょうか。 それともおはようございますでしょうか。(笑)(*´艸`*)

第四幕を書いていて思ったのは、 人は案外、正しい答えや、押し付けになりそうな上辺の優しさよりも、 「まだいるよ」 の一言に救われることがあるのかも知れないな〜ってことでした。(*´ω`*)

何も解決できなくても。何も治せなくても。同じ食卓を挟んで座っている。

レイラは「相手を所有したかった」。
硝子の庭の語り手は「忘れないように記録したかった」。
海になりたかった彼女は「境界をなくしたかった」。

そして第四幕でようやく辿り着くのが、
所有しなくてもいい。
記録しなくてもいい。
溶けて一つにならなくてもいい。
ただ、 一緒にいる。
という、とても静かな答えです。

仰る通り、それが繋がりの原点なのかもしれませんね♪(ꈍᴗꈍ人)<ありがとうございました。
広くなる
柔らかく広がって 伸びて 伸びて
この世界では薄くなる
薄く広がる
透ける様に 薄く 薄く
姿も 存在も 見えなくなる程に薄くなる
見えるのはあなただけ
見せるのはあなただけ
透ける様な硝子に 雨が滴り落ちる
彩を持った 雨が描く あなたと私

何となく
「えいえんはあるよ…………。
ここにあるよ…………」
という昔のゲームのワンフレーズを思い出した。
「えいえんのせかい」へ消えてしまう主人公を描くゲームですな。
  • 投稿者: 笹門 優
  • 50歳~59歳 男性
  • 2026年 06月11日 20時40分
第二幕の「硝子」と第三幕の「雨」が出会って、第四幕でまさに「共存」しているような、素敵な詩とご感想をありがとうございます!(≧▽≦)

薄くなる。
雨が窓を曇らせるように。
輪郭が夜へ溶けるように。
名前は遠くなり、
姿は透けてゆく。
けれど、
消えたわけではなかった。
見つける人がいたから。
呼ぶ人がいたから。

硝子を伝う雨粒のように、
私たちは離れながら、
同じ窓を流れていた。

永遠は知らない。
海の向こうも知りません。
ただ、
今日ここにいることだけは知っている。
雨の音を聞きながら。
まだいる。
あなたも。
私も。

……彼が1番恐れたのは、呼ぶことすら出来ない存在に彼女がなってしまうこと、そして、彼自身もまた溶けて希釈されて、想いもどこかに消えてしまうことでした。

「えいえんはあるよ…………。ここにあるよ…………」は、「ONE ~輝く季節へ~」ですか?(;´∀`)<名前だけは聞いたことがあるような? 未プレイなので検索させていただきました(爆) 

「えいえんのせかい」へ消えてしまう主人公って悲しいイメージですね〜(ー_ー;)<ただ、私の物語の登場人物たちは、「えいえん」へ行く勇気も持てずに、雨の音を聞きながら「まだいる」と確かめ合っている人たちを想像しました。

だから彼らは海にもなりきれず、永遠にも届かず、それでも今日を壊さずに終えるために、向かいの席で、見続けているのだと思います。(ꈍᴗꈍ人)

珠玉のご感想ありがとうございました!(人*´∀`)。*゜+
溶けて広がって境界を失ってゆく。

過渡期を過ぎたらそうなるのかもと思いつつ、今の時代の荒波を生きておりまっする。
ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
  • 投稿者: 元毛玉
  • 2026年 06月11日 05時45分
ご感想ありがとうございます!(≧▽≦)

第三幕を読むと「私も海になりたい」って思っちゃうんですが、「今の時代の荒波を生きておりまっする。 ᕦ(ò_óˇ)ᕤ」
と返してくださるあたりが実に元毛玉様です!(笑)(*´艸`*)<バイタリティー溢れてます!(尊敬)

むしろ、第三幕の核心である「海になりたい日もあるけど、とりあえず今日は、泳いで一緒に生きよう」をみごとに捉えてくださったようにも思えます。(ꈍᴗꈍ)

今日もお互い、まだ沈まずにいきまっする♪
ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

という、姿もまた、とても人間らしくて好きですね〜♪(*´艸`*)

心に元気をいただけた、素敵なご感想ありがとうございました!(人*´∀`)。*゜+
純文学でしょうか。
不思議な世界ですね〜。
(・∀・)

塩をふりかけるのは清めと保存かなぁ。
(*´ω`*)

勝手に文が増えているのは軽くホラーな気もしますけど、そういや自分自身の身にも起こっていました。
ものすごく酔っ払った翌日に、見慣れない怪文が増えていたことが……。
((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
  • 投稿者: 元毛玉
  • 2026年 06月10日 04時39分
純文学かどうかは分かりませんが、不思議な世界のお話として楽しんでいただけたなら嬉しいです♪(≧▽≦)<ご感想ありがとうございます。

第二幕は「保存」の物語だったので、仰るとおり、塩はきっと、清めるためでもあり、残すためでもあるとしました。

人は忘れてしまう生き物です。
だから彼女は塩を振り、それを見届ける書き手は文字を残しました。

どちらも、失われるものへの小さな抵抗だったのかもしれませんね〜(*´ω`*)

しかし、「酔っ払った翌日に怪文が増えていた」には思わず笑ってしまいました(笑)(*´艸`*)<確かにホラーですね!

第二幕の語り手も、「誰だ、こんな文章を書いたのは!?」と、最初はそんな気持ちだったのかもしれませんw(*´∀`*)

けれど違いがあるとすれば、酔いは朝になれば醒めますが(たぶん?)、硝子の庭の怪異は、少しずつこちらへ近づいてくることでしょうか。

去年より近く。昨日より近く。
そして、気づけば、鏡の向こうから……。

ご感想ありがとうございました。(人✷‿✷)←マテ
柵の枠を捨てて
個性の輪郭をなくし
どろどろに
液体のように
溶けて 広がって
拡がって
水のように 蛭子のように
伸びる 部屋の隅まで
伸ばす 世界の片隅まで
境目はなくなり
境界は失われて
混ざり合う
交じり合う
ただの液体のように



猫っ!!
  • 投稿者: 笹門 優
  • 50歳~59歳 男性
  • 2026年 06月09日 19時58分
輪郭を捨てたかった。
境界をほどきたかった。
海になりたかった。
雨になりたかった。
名前を忘れたかった。
けれど、
本当に近かったのは
海ではなく、
猫だったのかもしれない。

窓辺で雨を見て。
気が向いたら隣へ来て。
呼ばれたら尻尾だけ返事をして。
そしてまた、
世界のどこかへ溶けていく。
なるほど。
それなら少し、
羨ましい。

ご感想ありがとうございます。
とても美しい詩だなぁと思いながら読んでいたら、
最後の
猫っ!!
で思わず吹き出してしまいました(笑)(*´艸`*)<確かに第三幕の彼女は、だいぶ猫かもしれませんw

境界を嫌い、好きな場所へ行き、呼んでも来たり来なかったり。
抱きしめようとすると、するりと形を変えてしまう。
液体のようで、雨のようで、海のようで、
そして少し猫。

案外、「溶ける」というのは、世界とひとつになることではなく、猫になることだったのかもしれません(笑)(=^ェ^=)ฅ<なぜなら第三幕が目指しているのは「消滅」ではなく、境界がゆるくなった存在なのですから〜♪

素敵な詩とご感想をありがとうございました!(≧▽≦)
ず、随分と重い愛ですね……。
(・–・;)ゞ

男はいきなり事切れちゃってますけど、どう続いていくのか予測もできない展開ですよ。
(「`・ω・)「
  • 投稿者: 元毛玉
  • 2026年 06月08日 14時32分
ご感想ありがとうございます!(≧▽≦)<愛の裏返しの孤独を感じた時にどうするかな〜?って思ったら、初っ端から、むっちゃ重くなっちゃいました!(笑)

きっとレイラは、この愛を手放す方法よりも、保存し、独占する方法ばかり考えてしまった人でした……(~_~;)<それだけ愛が深かったということかも知れませんが……

レイラは彼を永遠に所有し、劇場の幕は下ります。

けれど、物語の幕は下りません。
死んだ男も、消えた女も、そこで終わらないのです。
劇場に残った旋律は、やがて別の誰かの物語へ続いていきます。

私も最初はこんな展開になるとは思いませんでした。
あの満月の劇場の先に、硝子の庭や雨の海が待っていることを。(✷‿✷)
ご感想ありがとうございました。
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