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蠱毒ネタには食いつかずにはいられません。
ホラー好きなら、なぜかみんな知っていますが、どこでその知識を得たのか興味があります。
僕の場合、諸星大二郎の『諸怪志異2』に収録された『巫蠱』が初見だったような。

たしかあらすじはこんな感じ――。
師匠の家で蠱術を4人の弟子に学ばせていたが、ある日家を空けることになる。
そこで4人には、独自の蠱毒を作り出した者に自身の奥義を授けると言い残して出立。
残された弟子たちは、犬蠱や蛇蠱(まさに本作ですね)などの強力な術を作り出す。しまいには疑心暗鬼に駆られ、やがて殺し合いをはじめる。

……実は師匠は4人を争わせ、生き残った者の丹田かなにかを取り出し、『人蠱』を得るのが目的だったのです。これこそが究極の蠱毒だという……。


そこから星野之宣が『コドク・エクスペリメント』を派生させたのは、モロ☆と朋友だからだけではないでしょう。奥瀬サキの『低俗霊狩り』の初期エピソードにもあったような。奥瀬サキ氏もモロ☆には多大な影響を受けたと、あとがきで書いてましたからさもありなんですね。

話が変わりますが、高知や大分など西日本に古くから伝わる犬神信仰も蠱毒の一種でしょう。なぜ古代中国から平安時代の日本に入り、連綿と続いてきたのかよくわかっていないようです。ちなみに古代中国ではあくまで虫や、爬虫類程度を使うにすぎず、犬を毒として用いなかったとある文献で読んだことがあります。なぜ犬に変遷したのでしょうか? 坂東眞砂子原作、映画『狗神』はそんな犬神信仰を描いたホラー・サスペンスであり、時折むしょうに観たくなります。

……長々と失礼しました。
このたびは貴重なものを読ませていただきました。ありがとうございました(*^-^*)
  • 投稿者: 尾妻 和宥
  • 男性
  • 2026年 06月14日 08時46分
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