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見て、選び、立ち、記す。たったこれだけの工程を、一つの街で回してる。

盟は「人が集まらない」んじゃない、「伝染した恐怖」によって、「人が来ない」んだ。盟のやり方は、「効率を重視したのみ」で「人がどうなろうが関係ない」と考えてる。

盟主の「妹」と同じ事をしているんだ。
「事故で減る」のは人で、それが恐怖で伝わり「人は逃げる」。

盟のやっているのは、「人はいくらでも参加する」という事で、所謂「人を使い潰す事」にしか長けていない。

一方、ノア達の方は「事故で減る数」なんてものは無い。見て、やって、帰るという事。
…あれ?これってさ、「盟には盟で決められた線がある」んだよね?

「連合」みたく一人ではなく、何人もが線で見て決めている。

もしここに今の徽章の目が加われば…。
100分の3ねぇ…。

「塵も積もれば山となる」って知ってる?たとえ小さな訴えでも、それが積み重れば山となり、盟でも守りきれなくなる。

その時に切り捨てられるのは、末端なんだろうな…。

そうすると、やっぱりレイの目利きの評価が高くなる。

過去を見て、今を見て、未来を見る。

良、可、不可、不良の四段階、どんなに良く見せてる盟でも、いずれは崩れる。その時に頼るのは、レイのみになる。
その「悪あがき」をやった人らは、実際どうなったのか、覚えていないのかな?

一人は、商会自体を潰した。一人は、嘘をつき、その嘘が暴かれた事で地位を落とした。一人は、やる事なす事全てが裏目に出て、最終的には追放された。

あんたらは、まだ分からないのか!その「悪あがき」の先にあるのは、自分達の破滅だと言う事を!
連合で暴かれた品は、組合の「嘘」を追い詰める。

その「嘘」は、「秩序」という殻をかぶっていた。

そして「改革」には痛みを伴う。その痛みの先に、未来がある。

古い考えを持った者たちは、自分達の考えが「秩序」だと思っている。そして「秩序」という言葉を都合のいい言葉にしている。

新たな考えを受け入れなければ、「嘘」に「嘘」を塗り重ね、その「嘘」が暴かれた時、信用が失墜して、誰からも信用されない。

「改革」は痛みだ。その痛みを受け入れられる者のみが、新たな時代を作る。
「秩序」はいずれ、自らを縛る鎖となる、守らなければならないものでもあるが、扱いを間違えると、自らを苦しめるものにもなる。

けれども「秩序」と「制度」は似て非なるものである。「秩序」は期間を経ても変わらず、「制度」は一定の期間を経て変わっていくもの。

いつだって「秩序」は、古臭く、保守派達の物となっていく。けれども「秩序」は「制度」ではない。いずれ「秩序」は、儚く崩れる物となる。

「秩序」が脆いのは、そのまま「秩序」が悪い訳じゃなく、その「秩序」を『扱う物』が悪いだけなんだから。
出さなければ、組合の見たままになる。けれども、出された場合は、答える。

だからこそ、深入りはせず、表面から出た物を見る。

全部改めていたら、嫌な物まで見なくちゃ行けなくなる。暫定なだけで、徽章持ちも見ての、「組合公認」になる。
見抜けなかった訳じゃなく、見ていなかった、とも言えるよな。

20年間の目利きが、一瞬で無に帰した。それ即ち、「組合の20年間」が間違っていた事になる。

表は見えても、底までは見えない。
増やしすぎると、「印」の意味が無くなり、希少価値が出ず、安くなる。

それで「外れ」が増えると、「印付きは危ない」って事になる。

100の内、商会は3~10が外れ、組合は40~60が外れ。

極端に言えば、こういう事になる。数人で行う事を一人でやってる。ダブルチェック、トリプルチェックが必要な事をしていない。(していても、報告してない)
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