感想一覧

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 時司 龍さん、こんにちは。
「ステップ・バイ 衣装なし、メイクなし。Tシャツ、ジーンズ。」拝読致しました。


 お弁当屋さんで働く、櫻。
 売れない歌手の日常。本業は、どう考えても、お弁当屋さん。
 そんな日常に、飛び込んできた車の急停止音。
 ながみぃ!
 乗れっ! ミュージック・パレスに出るぞ!
 いやちょっと待って、これからが忙しい時間帯なのに。
 店長登場。いけ!
 店は何とでもなる。いけ!
 バッタバタとタクシーの中へ。
 なんなんですか?
 主役がインフルでダウン。代役はお前。
 私?
 全国放送に、私が?
 硬直しつつ、頭が回り始める。
 何を歌えば?
 好きなのでいい。
 え、え、なんそれ?
 こんなチャンスは、二度と来ないんだ。
 チャンスが回ってきて、どのマネージャーも走った。
 で、一番乗りを、俺が掴み取ったんだよ。
 だから、なんでもいい。お前を、お前という存在を、全国に叩きつけてやれ!
 俺は、お前なら出来ると信じてる。
 分かりました。
 後悔だけは、するな。

 テレビ局に到着。
 残り時間、30分!
 スタジオと立ち位置確認で終わる。
 着替え…メイク…
 間に合いません。
 このまま、出ます。
 憧れだった大階段。
 そこに、並ぶ。
 最初は顔とか映りません。
 スポットが当たったら、降りてきてください。
 コメントは、適当で。
 ここ、ここです。
 ここ?
 時間ないんで。
 ン、誰だ?
 うん、自分でも、そう思う。
 歌う位置確認。カメラ確認。そのままエンディング。
 多分、大丈夫。
 まあ、いいか。時間ないし。
 大丈夫?
 あ、そうか、私、震えてるのか。
 大丈夫、です。
 でも、歌うのは、どこでも同じ。
 ショッピングモールでも、全国放送のスタジオでも。


 ~ 読み終わって ~

 緊迫感のままに、スピーディーに一気読み。
 ちゃんと、感想書けてるのかしらん?
 まさに、気分は櫻でした。


                         白河夜舟
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