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地獄へ落ちた元ヤクザと組長が、長すぎる箸で互いに焼肉を食べさせようと奮闘する姿がとても愉快でした。喉や鼻へ箸を突っ込まれながらも、少しずつ息が合っていく二人には妙な仲の良さがあります。ようやく肉を楽しめたところで、辛いタレの後のビールだけは有料、しかも天国では無料という仕打ちが見事でした。「地獄の沙汰も金次第」を焼肉で描く発想に笑いました。
 感想ありがとうございます。
 これ、ほぼ思いつきだけの中身ナシ話なんですが、天然系の組長がいい味出してくれてだいぶ助かりました。
 ところで、この話の本当の教訓は「情けは人のためならず」のはずなんですが、書き終わってみたら「地獄の沙汰も金次第」にいつのまにかすりかわっているじゃないですか。
 何がいけなかったんだろう?
 蘭鍾馗さん、こんにちは。
「やきにく天国と地獄 ~ビールは別料金~」拝読致しました。


 ヤクザ稼業が厳しくて、組員がいなくなった上に、半グレにカチコミされて、あえなく死亡。

     ~ ・ ~

 なろうのお約束ではハイ転生ですが、そうではないようです。(毒され過ぎです)
 閻魔大王、ですよね。
 で、裁きは、餓鬼道。

 テーブル席にご案内。無煙ロースターがセット済み。
 なにすんの?

     ~ ・ ~

 身体を縛られて、右手だけ自由。
 焼肉のタレと、長すぎる箸。
 山盛りの牛カルビの大皿は、目の前に。
 向こう側も同じ。ただし、あっちは自由。

 お互いに食べさせ合えば、双方ウィンウィン。
 でも、自己中は食べられない。
 なので、相手と相談。
 って、組長?

     ~ ・ ~
 
 私語厳禁。しょうがないので表情とジェスチャーで会話。
 お互い、食べさせあいっこしようぜ。
 よし、分かった。

     ~ ・ ~

 他の連中は、まるで分かってない。
 俺は、必勝法を知ってるもんね。
 上手に組長に食べさせて、次は俺の番。
 クソ、下手くそめ、ああ畜生……
 よし、何とか食えたぞ。うめぇ。
 おい、今度は鼻の穴かよ。タレが染みて、キツイんだが。

     ~ ・ ~

 なんとか、腹いっぱいになって来た。
 でもなぁ、辛いものばかりで、喉が渇くぜ。
 ああ、向こうの連中は飲んでるな。
 こっちにもビール、ないの?
 くそっ、別料金かよ。そんなカネねえよっ!

     ~ ・ ~

 なにぃ、あっちは無料だと?
 あれ、こっちでも呑んでる奴が。
 ああ、カネ持ってるのかよ、まさに地獄の沙汰も……


                         白河夜舟
 感想ありがとうございます。
「情けは人のためならず」ってやつですね。いいことすると自分にも返ってくるんだよ、と。組長からだいぶ雑な形でかえってきましたけどね。まあそれが因果応報ということで。
反社会勢力様は、現実では賛同できませんが、
フィクションの世界では魅力的になりますよね。
カッコ良くなりましたり、面白くなってしまいます。もれなく、楽しい作品でございました。♩ʕ•ᴥ•ʔ

どこかで聞いたようなあの世の世界観が素敵です。
組長、多分不器用なんだろうなとは分かっているものの、親指を立てたり てへぺろ、たまりません。(๑˃̵ᴗ˂̵)

悔いを残していた焼肉が食べられる幸せをつかみながらも、しっかりの地獄オチ、お見事でございました。

ご馳走様でした。m(_ _)m
 感想ありがとうございます。
 主人公がヤクザなのは、これはもう余計な説明抜きで地獄へ落とすための都合です。どうせ悪いこと沢山してるんだろう、と(笑)。
 組長、意外に人気が出ちゃいました。まあヤクザには向いてなさそうですけどね。
 焼肉の描写が少々物足りなくなってしまいましたが、まああの食べ方ではグルメっぽい描写は無理か(笑)。
 読んで頂きありがとうございました。
引き込まれるように読んでしまいました。そして、オチまで秀逸。
天国のように見せかけて、やっぱり地獄でしたね。
お金さえ持って来れれば……ビールが(笑。でも、水が用意されない……。喉の乾きはひたすらビールってことですね。飲み過ぎたら逆に、やっぱり地獄が待っている、と。
  • 投稿者: 幸田遥
  • 2026年 07月04日 05時35分
 感想ありがとうございます。
 たまに書くこういう馬鹿話が実は一番受けている底辺作家アララギでございます。「焼肉は喉の渇きとの闘いである」という隠された真実を、白日の元に晒してやりました。
 で、私は思うわけです。これと同じことが,じつは天国側の席でも起きているのではないかと。ま、ビールは飲めますけどね。箸でのやりとりの方は絶対無事には済んでないだろうな。
車を運転しながら朗読アプリで聴いて、笑いが止まりませんでした。

ビールは別料金。・゜・(ノ∀`)・゜・。

地獄って厳しい……ような、楽しいような……

これぞタン片……いやこれぞ短編というような料理をありがとうございました(•ᵕᴗᵕ•)⁾⁾ぺこ

 感想ありがとうございます。
 朗読アプリはやばそう。特にジェスチャーのとことか。
 これ、元ネタはありがたい仏教説話なんですが、ディテールにこだわって書いていくとどんどんギャグになっていく……私にも止められませんでした(笑)。
 楽しい企画をありがとうございました。

まさかの無煙ロースター……!笑
なんだか不器用な組長さんがかわいかったです。
おいしいお肉が食べられるのはいいけれど、確かに目の前にビールがあって飲めないのは地獄かも……(´・ω・`)
それにしてもビール600円は比較的良心的だなと思いました笑。
蘭鍾馗さん、ありがとうございました。
 感想ありがとうございます。
 はい、無煙ロースターですよ。今時はもう地獄でも常識ですから(笑)。
 ヤクザ君的には「お互い相手に食べさせる」という説話のオチを知ってた時点で「勝った」と思ったのかも知れませんが、本当の地獄はその先にあるのだよ、と(笑)。
 個人的には、生中はやっぱり600円であってほしいです。
六文銭じゃなく六百円いれた親族がいたのかなwww
『鬼◯の冷徹』ファンとしては、なぜ煙でむせるという拷問機能を外したのかと技術課にキレる鬼灯様を想像します(笑)
個人に合わせたオーダーメイド地獄『個地獄』を用意してくれるそうなので、たぶんそれですね、ここ。
焼肉でなくやきにくとした意図は読めませんでした……
  • 投稿者: 猫舌威
  • 2026年 07月03日 06時57分
 感想ありがとうございます。
「やきにく」は、今回乗っかったしいなここみ様の個人企画のタイトルで、焼き肉がひらがな書きになっていたので、それに倣っただけなのですが、いざタイトルに書いてみると、ひらがなの方が、後に続く「天国と地獄」の文言と妙に相性がいいんですよね(笑)。
「個地獄」は、やくざが死ぬときの「やきにく喰いたかった」が聞こえてたのかもしれませんね。それでオーダーが入ったと(笑)。
落語のような軽妙な語り口とオチの爽快感が巧いです。
まだ六文銭を持っていたら使ってしまう亡者が続出しそうですね。
 感想ありがとうございます。
 落語。言われてみると確かに落語になりそう。会話してるのほぼ二人だし、最後にオチの一文もあるし、これで前段にマクラをつけたら落語に出来そう。
 六文銭。そうか生中もらってたやつは、三途の川の渡賃を誤魔化して待ってたんだ!謎が解けました。
喉が渇いて地獄……。地獄ですね。
地獄の沙汰も金次第、いつかふたりの連携で地獄のそうべえ辺りの大どんでん返しにたどり着くのもありかも、とも思います。
知識たいせつ(笑)
読ませていただきありがとうございました。
 感想ありがとうございます。
 たまに無性に書きたくなるんですよねこの手の馬鹿話。
 そして、そうです。知識大切(笑)。
「ビールは別料金」は、昔流行った「焼肉ヨーデル」からパクりました。
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