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ひとりの人間の「看取り」に関わらなければならない人たちの苦しみを伴う心の動きがよく伝わってきました。切迫しつつもしだいに死を受容していく登場人物たちは胸に迫るものがあります。最終部分で最期の様子が再び語られるところで、この死の瞬間における茂子の心境の変化が強調され、喪失感がさらに増しました。しかしこの話もまたどこかに必ず存在する「看取り」であるのでしょう。素敵なお話をありがとうございました。
六野みさお 様

「一輪のはな」をお読みいただき、ありがとうございます。
看取りに関わる看護師や介護士、そして家族がそれぞれの立場で揺れ動く心の変化を丁寧に読み取って頂けたこと、作者冥利に尽きます。
看取りに立ち会うこと、看取りを語ること、そして故人を語ること。それは、大切な人との別れを受け止め、故人のいない新しい世界へ踏み出すための、大切な通過点であるとも言われています。
実際には、最期に立ち会えたご家族もいれば、間に合わなかったご家族もいたりとその状況は様々です。そのようなとき、本人とご家族の想いをつなぐ橋渡し役となるのが、看護師や介護士ではないかと思います。
人は誰しも、いつか必ず死を迎えます。だからこそ、ご本人とご家族が安心して最期の時間を過ごせるよう寄り添うことも、看護師や介護士の大切な役割ではないかと思います。
温かく作品を受け止めてくださり、本当にありがとうございました。

六野様の今日も良き一日でありますように。 天音空
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