感想一覧

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怖いはずなのに……イラストのジョジ○っぽさに笑ってしまいました笑。
三味線のタッピング!
柄出吉はそんなにも高い技術を持つのに、ざんねんでしたね……(´・ω・`)
それにしても現代のロックミュージシャンでギターやキーボード破壊パフォーマンスをしている方々の身の安全が心配です……(´・ω・`)
大野さん、ありがとうございました。
未来屋 環様

感想ありがとうございます!

笑っていただいてありがとうございます。
途中からAIイラストも含めて、ただのジョジョパロになっています。

ギターヒーローたちに壊されたギターの怨霊が乗り移ったギター。
それを手にしたプレイヤーのほうが「ギターに破壊される」という「呪いのギター」というギャグホラーをやろうと思ったことがあります。
風邪をひくと置屋が儲かるとはよく言ったもので、とても面白い江戸怪奇譚を読ませていただきました。ありがとうございます。(定型文!来年の夏ホラーでも、この定型文を使いたいと思います。)

私が、このお話を乗っ取りにかかるなら・・・って思いながら、読みました!

 ◇ ◇ ◇

 文化の中頃。

竈河岸(現在の中央区日本橋人形町二丁目)の話である。

その長屋には、古い三味線を置いてある離れの部屋があった。
三味線には、猫の皮が使われている。
普段、この三味線部屋に入る者は、三味線名人の柄出吉の他はなく、特に夜になると、その部屋の前を通るものさえいなかった。

ある晩、夜更けに一人の住人が、その前を通りかかった。

 にゃぁごっ

ふと、屋根裏のほうから、かすかな鳴き声が聞こえた気がした。
住人は、足を止めた。
風の音かと思って耳を澄ます。
すると、もう一度。

 にゃぁ~ごっ

今度は、少し長い鳴き声だった。
住人は、しばらく屋根裏を見上げていたが、首を軽くひねって、また歩き出した。
その話を誰かに伝えはしなかったが、それから間もなく、その住人は、体調を崩し長屋を去った。
それからというもの、夜中にこの部屋の前を通る住人は、誰も屋根裏を見上げなくなった。

 ◇ ◇ ◇

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 ◇ ◇ ◇

拍手が、いつまでも続いていた。

「素晴らしい。」
「蘭二郎は、本当に天才だっ!」
「こんな音、初めて聴いたよ。」

弟子は、照れたように笑いながら、拍手に答えていた。
柄出吉は、黙ってそれを見ていた。

かつては、自分の音に、人々が息を呑んだ。
自分の名が呼ばれれば、空気が変わった。
弟子は、自分の背中を追いかけていた。

・・・なのに今、自分を見る者は、いない。

鋭い痛みが、胸の奥を鈍く抉った。

違う!!!!!

そう言いたかった。

あれは俺の教えた音だ。

 なのに・・・

その瞬間、心の中で、何かが切れた。

手の中には、蘭二郎の三味線・・・

次の瞬間っ!

 ギャァァァァーン

床に反響する音が響いた。

 ・・・壊してしまえばいい。

そうすれば、こいつの音は消える。
もう誰も、「弟子のほうがすごい」などとは言わない。

 ・・・なのに、胸が痛かった。

自分が育てた音だった。
今壊しているのは、ただの三味線ではない。

 積み上げてきた年月・・・
 自分が教えてきた年月・・・
 蘭二郎との思い出・・・

壊れた三味線が、最後に奏でた音。

それは、怒りよりも、悲鳴に近い叫びであった。

柄出吉は、床に散る壊れたそれを見下ろした。

響く三味線の音は、もう聞こえない。
残ったのは、弟子の才能を恐れた、自分自身の醜さだけだった。

 ◇ ◇ ◇

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 ◇ ◇ ◇


少しでも笑いの方へ寄せてしまうと、大野さんの文章に、勝てない気がしますので、ギャグ要素を思いっきって切り取って、シリアス路線に持ち込みたいです。

おそらく、大野さんの中で、笑いを欲する心が煮えたぎっていて、どうしても自分の気持ちを抑えきれなかったのでしょう。

なんだかんだ言って、そういう大野さんのお話の方が、優しさと温かみがあって、いいなぁって思ってしまいました。
磯辺川寺ゆう様

感想ありがとうございます!

最初は真面目に師と弟子の関係性が壊れていくホラーを書きたい、と思っていたのですが、どうしても「これはギャグで攻めたい!」との欲求に勝てませんでした。

>風邪をひくと置屋が儲かるとはよく言ったもので、とても面白い江戸怪奇譚を読ませていただきました。ありがとうございます。(定型文!来年の夏ホラーでも、この定型文を使いたいと思います。)

夏のホラー。
テーマによってはこの江戸怪奇譚集でないものを書くかもしれません。(実際2022年度と2023年度は現代を舞台にしています)

素晴らしい創作も含めて、ありがとうございました。
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