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 興味深く拝読しました。とっても面白かったです!
 悪役令嬢モノにおいて、婚約破棄して〝ざまぁ〟されちゃう王子様って、実は大貴族の力を抑えて王権の強化を目指した若きリーダーだったのかもしれませんね。
 ヨーロッパの歴史でも絶対王制を推進したフランスのルイ14世は新興ブルジョワジーを積極的に政府に登用していますし、そのような政権構想が王子様の頭の中にはあったのかも。

 でも根回し不足で力が及ばす、旧勢力(大貴族たち)に支持されている悪役令嬢に負けてしまった。それで後の歴史書では勝者(悪役令嬢)側の視点から、ことさらに無能・悪辣な人物として記録されている……。
 そんな事を考える(妄想する)のも楽しいです。

 あとデウス・エクス・マキナに「スパダリ」とルビをふっているのには、吹きました(笑)。
貴族間の婚約は当事者一個人の好悪の感情だけでどうこう出来る問題ではなく、「他に好きな人が出来たから」とか「相手が気に入らないから」といった軽々しい理由だけで破棄出来ない。
婚約破棄ものに対する指摘を端的にまとめると、こんな感じになるでしょうか。
しかしそこに当事者一個人の好悪の感情だけではなく、その背後に派閥争いなどの権力闘争や権謀術数が蠢いていたならば、一気に説得力とリアリティが増してきますね。
自分は婚約破棄もので、「どうしてこいつは婚約破棄をしたか」「どうすれば婚約破棄するような状況になるか」を捏ねて、なんとかお話をいくつか書きました。お気に入りは、外部勢力を味方につけて王政に食い込もうとする悪役令嬢一派を自分もろとも斬首(首ちょんぱ)計画、を練った第二王子です。元々が(自分もろとも)殺す気なら、婚約破棄するよね、っとか当時は考えました。
婚約破棄関係のお話は、政治闘争と国内外の軍事関係が似合いますね。エッセイ、頷きながら読ませていただきました。
自分も婚約破棄物をよく書きます。
社会的背景が重要というのは御指摘の通りで。
ただその社会的背景によってはやむを得ない婚約破棄というのもありまして、その場合ざまぁは必要ないと考えるケースも多々あります。
王子がバカだからという理由のみの婚約破棄物が通用しなくなっている今、それでもまだまだいろんな派生型が登場すると思うと面白いですね。
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