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5年前から自分の命の終わりを自覚して生きていた人は、いろんなことを諦めていたんだろうなと思うと、こころが痛い。
自分が死んだあとのことを考えて、1年契約で婚姻したのは、侯爵の誠実さなんだろうけれど、根底に諦めというか、どうでもいい気持ちというか、そんなものがあったんだろうな。
薬草の畝を自分で作って、文句も言わずに過ごすローゼのことを見ていたり、実際に体調が良くなっていくことで、ようやく未来とか希望とかいう当たり前の気持ちが出てきたんだろうな。

聴取者として姉の名前を書くローゼは、すごい。本当に公平な人なんだな。お姉さんが、いつかローゼの気持ちに気がついてくれるといいな。今は、「できる妹」としか見ていない。自身の長所も認めて、そこを認めてくれている妹のことを考えくれるといいな。

メンツは潰れますが人の命と引き換えに出ないという言葉も、なかなか言えないこと。

とてもおもしろかったです。単純なざまあとハッピーエンドではなく侯爵はじめ周りの人たちの痛みや希望が伝わってきました。

  • 投稿者: クレサ
  • 2026年 08月15日 18時20分
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