感想一覧
▽感想を書く[一言]
技術的な観点から見た場合、申し訳ないですが、これが市販小説になるとは思いませんでした。
手紙を小説にそのまま使用する手法も珍しいものではなく、かの文豪ゲーテの書した「若きウェルテルの悩み」など全編が手紙で綴られているものも存在します。
そもそも「基本的な文章作法が守れていることが最低条件」と書いたのですが、本作はそれすら守られていませんでした。まあそれは他の方も書いていらっしゃるようなので割愛しますが。
・ストーリー
薄いです。この内容を描くには描写が圧倒的に不足しています。
5分で読める小説、という縛りがあったそうですが、それは内容に対する言い訳にはなりません。少なくとも自分は登場人物に感情移入することはできませんでした。
こういう作者の倫理観を押し付けるような小説って危険なんです。読み手に理解されなければはいそれまで、ですから。
ストレートな表現だけが全てじゃない、ということも知っておいてください。数ある「表現」の方々のうち、物事の内面までもを事細かに描写できるのは小説だけの特権です。外面だけを魅せたいのならそれは小説である必要性を失ってしまいます。
・文章
前述のとおり、一流と呼ぶには未だもって熟していない印象を受けました。
地の文もそうですが、会話文は特にそうです。実際にこんな大仰な言い回しをする人がいるかなぁ……まあ、いるところにはいるでしょうけど。
まるで演劇か何かを想起させるセリフ回しには首を傾げてしまいました。こういう文体がぴったり来るストーリーもありますが、少なくともここまで「リアリティ」に迫った小説で採択すべき文体ではなかったなと。
序盤のくだりなんかはいっそ必要なかったんじゃないでしょうか。5分という限られた時間を使うなら、あんな抽象的なことを書くよりも登場人物の内面に迫るべきだったと私は考えます。
・総括
「ケータイ小説」としてはいかにも評価されそうなテーマでしたが、もっと細部までのこだわりを見せて欲しかったです。
基本的な文章の形は出来ていましたので、ここからの更なる発展を望みます。
以上です。乱文長文失礼しました。
技術的な観点から見た場合、申し訳ないですが、これが市販小説になるとは思いませんでした。
手紙を小説にそのまま使用する手法も珍しいものではなく、かの文豪ゲーテの書した「若きウェルテルの悩み」など全編が手紙で綴られているものも存在します。
そもそも「基本的な文章作法が守れていることが最低条件」と書いたのですが、本作はそれすら守られていませんでした。まあそれは他の方も書いていらっしゃるようなので割愛しますが。
・ストーリー
薄いです。この内容を描くには描写が圧倒的に不足しています。
5分で読める小説、という縛りがあったそうですが、それは内容に対する言い訳にはなりません。少なくとも自分は登場人物に感情移入することはできませんでした。
こういう作者の倫理観を押し付けるような小説って危険なんです。読み手に理解されなければはいそれまで、ですから。
ストレートな表現だけが全てじゃない、ということも知っておいてください。数ある「表現」の方々のうち、物事の内面までもを事細かに描写できるのは小説だけの特権です。外面だけを魅せたいのならそれは小説である必要性を失ってしまいます。
・文章
前述のとおり、一流と呼ぶには未だもって熟していない印象を受けました。
地の文もそうですが、会話文は特にそうです。実際にこんな大仰な言い回しをする人がいるかなぁ……まあ、いるところにはいるでしょうけど。
まるで演劇か何かを想起させるセリフ回しには首を傾げてしまいました。こういう文体がぴったり来るストーリーもありますが、少なくともここまで「リアリティ」に迫った小説で採択すべき文体ではなかったなと。
序盤のくだりなんかはいっそ必要なかったんじゃないでしょうか。5分という限られた時間を使うなら、あんな抽象的なことを書くよりも登場人物の内面に迫るべきだったと私は考えます。
・総括
「ケータイ小説」としてはいかにも評価されそうなテーマでしたが、もっと細部までのこだわりを見せて欲しかったです。
基本的な文章の形は出来ていましたので、ここからの更なる発展を望みます。
以上です。乱文長文失礼しました。
静波さん
丁寧なご評価、コメントありがとうございます。
……なるほど
やはり、まだまだですか。
文章作法については、やはりメチャクチャでしたか……
ただいま、勉強中ですので、もっときちんとした文章を書けるように頑張ります。
確かに、この作品は静波さんのおっしゃる通り、好きキライが分かれますよね。
ある意味では、そう言って頂いて良かったです。
あとがきにも書きましたが、今年の作品は、非常にパーソナルな作品を作ってゆきたいので、好きキライが分かれる事は狙い通りです。
ただ、好きな方とは、もっと深く作品を分かち合えるよう、静波さんがおっしゃて頂いた作品の深みと、文章作法は向上させてゆきますね
この度は、ホントにありがとうございました。
丁寧なご評価、コメントありがとうございます。
……なるほど
やはり、まだまだですか。
文章作法については、やはりメチャクチャでしたか……
ただいま、勉強中ですので、もっときちんとした文章を書けるように頑張ります。
確かに、この作品は静波さんのおっしゃる通り、好きキライが分かれますよね。
ある意味では、そう言って頂いて良かったです。
あとがきにも書きましたが、今年の作品は、非常にパーソナルな作品を作ってゆきたいので、好きキライが分かれる事は狙い通りです。
ただ、好きな方とは、もっと深く作品を分かち合えるよう、静波さんがおっしゃて頂いた作品の深みと、文章作法は向上させてゆきますね
この度は、ホントにありがとうございました。
- あいぽ
- 2008年 03月17日 12時02分
[一言]
5分でこの内容をやるなら、一言で的を射る訓練をつまないと無理だろう。そして、この重い話題で登場人物に人形みたいなのは出さない方がいい。あいぽさんは、この話をつくるとき、主人公と婚約者の間の出来事や話の相手となっている友人の人生を考えられたのだろうか?どうにも主人公以外が薄っぺらいと感じる。
5分でこの内容をやるなら、一言で的を射る訓練をつまないと無理だろう。そして、この重い話題で登場人物に人形みたいなのは出さない方がいい。あいぽさんは、この話をつくるとき、主人公と婚約者の間の出来事や話の相手となっている友人の人生を考えられたのだろうか?どうにも主人公以外が薄っぺらいと感じる。
- 投稿者: FIZ
- 2008年 03月15日 00時41分
FIZさん
はじめまして。
そして身にしみるお言葉ありがとうございます。
まるで、あいぽが師と仰ぐ故脚本家の先生にご指摘を受けたようです。
その先生はいつも物語に登場する人物の人生の履歴を必ず作っていたとの事です。
そして、それを知り、あいぽも小説を書く時は、必ずキャンパスノートの見開きいっぱいに、それぞれの登場人物の履歴書を作っていたのですが、正直この作品において作っていたのは、間山と罪人だけでした。
FIZさんの言う通り、婚約者と財津に関しては、全く深く掘り下げらるていませんでした。
だから、それらの人物像が薄っぺらくなっていたのですよね。
5分という短い企画の中だからこと、その何百倍もの準備が必要だったと、改めて思い知らされました。
次回短編へチャレンジするときの、良きアドバイスになったとともに、もう一度初心を思い返し、身を引き締められたコメントでした
ありがとうございます
これからもよろしくお願い致します
はじめまして。
そして身にしみるお言葉ありがとうございます。
まるで、あいぽが師と仰ぐ故脚本家の先生にご指摘を受けたようです。
その先生はいつも物語に登場する人物の人生の履歴を必ず作っていたとの事です。
そして、それを知り、あいぽも小説を書く時は、必ずキャンパスノートの見開きいっぱいに、それぞれの登場人物の履歴書を作っていたのですが、正直この作品において作っていたのは、間山と罪人だけでした。
FIZさんの言う通り、婚約者と財津に関しては、全く深く掘り下げらるていませんでした。
だから、それらの人物像が薄っぺらくなっていたのですよね。
5分という短い企画の中だからこと、その何百倍もの準備が必要だったと、改めて思い知らされました。
次回短編へチャレンジするときの、良きアドバイスになったとともに、もう一度初心を思い返し、身を引き締められたコメントでした
ありがとうございます
これからもよろしくお願い致します
- あいぽ
- 2008年 03月15日 09時40分
[一言]
渋い設定とテーマによってとても重厚な物語となっているように思いました。主人公の葛藤と、疎通が出来ない友人との隔絶は静かな興奮を持っていて、心にずしりときますね。
手紙が含まれているのもとても惹かれました。
ただ、台詞が説明口調すぎること、主人公が目指す理想と現実的な問題をはらむ手紙とでは接合性がないように思われたためです。先生と慕ってる相手に罪人へと書いている点も気になり、評価を落としました。
それでも重たいテーマへ意欲的に取り組んだ、骨の太い社会性の高い作品であることは間違いありません。このテーマに対する情熱を大切に、これからもどんどん描いていってください!
渋い設定とテーマによってとても重厚な物語となっているように思いました。主人公の葛藤と、疎通が出来ない友人との隔絶は静かな興奮を持っていて、心にずしりときますね。
手紙が含まれているのもとても惹かれました。
ただ、台詞が説明口調すぎること、主人公が目指す理想と現実的な問題をはらむ手紙とでは接合性がないように思われたためです。先生と慕ってる相手に罪人へと書いている点も気になり、評価を落としました。
それでも重たいテーマへ意欲的に取り組んだ、骨の太い社会性の高い作品であることは間違いありません。このテーマに対する情熱を大切に、これからもどんどん描いていってください!
縦澤さん!!
はじめましてです☆
この度は、コメントとご評価ありがとうございます(^-^)
セリフが説明口調になっているとのご指摘は、実は、あいぽも懸念していた部分でした。内容が内容だけあって、どうしても会話のセリフが、説明口調になってしまい、センスあるセリフまわしを、もっと勉強しなきゃと思いました。ズバリとご指摘をありがとうございました。
そして、罪人と間山の関係ですが、なるほど、さすが縦澤さん、鋭いご指摘だと感服です。ただ、実は、「親愛なる罪人へ」と、あえて罪人としたのは、理由があります。
それは、間山の罪人たちへの距離感だったんです。
このストーリーで伝えたかった事は、下の返信でも書きましたが、間山が罪人を鏡面として、愛を模索する様子なんです。
間山は、財津に対して、偉そうな事を言っていますが、財津に言っている罪人への想いは、ただの利己的な偽善にすぎなかったのです。
つまりは、未来のない罪人を鏡面として、自分と重ね合わせて、愛を探そうとする間山は、罪人たちを自分の『実験道具』としか見ていないヒドイ男でもあったのです。
最後の「愛とは…」という結論づけも、もちろん罪人ではなく、自分自身への言葉です
しかし、そこまで、この五分で含ませ、読者様に読み取ってもらうのは、不可能に近い挑戦でした(>_<)(笑)
ただ、今回のこの作品で、様々な方々にご意見を頂いて、読み手の受け取り方の多種多様さを実感し、ますます執筆へのやりがいが湧いてきました。
読めば肩が凝るけど、深くて何かを考えさせられちゃう、そんな作品を頑張って作っていきたいと思います。
はじめましてです☆
この度は、コメントとご評価ありがとうございます(^-^)
セリフが説明口調になっているとのご指摘は、実は、あいぽも懸念していた部分でした。内容が内容だけあって、どうしても会話のセリフが、説明口調になってしまい、センスあるセリフまわしを、もっと勉強しなきゃと思いました。ズバリとご指摘をありがとうございました。
そして、罪人と間山の関係ですが、なるほど、さすが縦澤さん、鋭いご指摘だと感服です。ただ、実は、「親愛なる罪人へ」と、あえて罪人としたのは、理由があります。
それは、間山の罪人たちへの距離感だったんです。
このストーリーで伝えたかった事は、下の返信でも書きましたが、間山が罪人を鏡面として、愛を模索する様子なんです。
間山は、財津に対して、偉そうな事を言っていますが、財津に言っている罪人への想いは、ただの利己的な偽善にすぎなかったのです。
つまりは、未来のない罪人を鏡面として、自分と重ね合わせて、愛を探そうとする間山は、罪人たちを自分の『実験道具』としか見ていないヒドイ男でもあったのです。
最後の「愛とは…」という結論づけも、もちろん罪人ではなく、自分自身への言葉です
しかし、そこまで、この五分で含ませ、読者様に読み取ってもらうのは、不可能に近い挑戦でした(>_<)(笑)
ただ、今回のこの作品で、様々な方々にご意見を頂いて、読み手の受け取り方の多種多様さを実感し、ますます執筆へのやりがいが湧いてきました。
読めば肩が凝るけど、深くて何かを考えさせられちゃう、そんな作品を頑張って作っていきたいと思います。
- あいぽ
- 2008年 03月14日 21時28分
[一言]
お疲れ様です。やっと拝読しました。
やや辛口かもしれません、すみません><
まず文章はリズムがつまる感じがしました。
そして短い中でも緩急が無く、平坦な印象でした。
冒頭の「僕は旅に出る事を決めた」
よく読むと気になるのと後から反復のような表現が続くので、冒頭は代えてインパクトをつけたほうがいいのでは?
と思いました。
内容ですが、とても重い、いいテーマだと思います。
ですが終始物語というより説明になってしまっている気がします。
男の独白での説明よりももっと読者に問いかける、投げかける物語が必要なのではないでしょうか。
余韻が残りにくいと思うのです。
とても辛口になってしまったかと思いますが、あいぽさんの執筆意欲と姿勢はとても素晴らしいと思います。
ぜひ、たくさんの作品を書いてください。
このたびはありがとうございました^^
お疲れ様です。やっと拝読しました。
やや辛口かもしれません、すみません><
まず文章はリズムがつまる感じがしました。
そして短い中でも緩急が無く、平坦な印象でした。
冒頭の「僕は旅に出る事を決めた」
よく読むと気になるのと後から反復のような表現が続くので、冒頭は代えてインパクトをつけたほうがいいのでは?
と思いました。
内容ですが、とても重い、いいテーマだと思います。
ですが終始物語というより説明になってしまっている気がします。
男の独白での説明よりももっと読者に問いかける、投げかける物語が必要なのではないでしょうか。
余韻が残りにくいと思うのです。
とても辛口になってしまったかと思いますが、あいぽさんの執筆意欲と姿勢はとても素晴らしいと思います。
ぜひ、たくさんの作品を書いてください。
このたびはありがとうございました^^
- 投稿者: W0908B
- 女性
- 2008年 03月13日 22時53分
南都さ〜ん☆
こんばんわです!!
南都さん、連載をいくつも抱えて忙しい中なのに、読みに来て下さって、ホントにホントにありがとうです。(T^T)
文章のテンポですよね。実は、あいぽの一番の悩みなんです。
書きたい事や、伝えたい事がいっぱいあると、いつも「そして」や「すると」を多様してしまったり……。
いつも執筆後は、一度音読してから修正してるのですが、なかなか伝えたい事を文章にするって難しいですよね。南都さんの流れるような文章が羨ましいです。
だから、皆様の作品や、文庫本をできるだけ沢山読んで、テンポのある文章を勉強してゆきたいと思います!!
いつか、南都さんに、テンポ良くなったね、って言われるように頑張りますので、これからも、可愛い後輩(←勝手に…(笑))として、ご指導、ご鞭撻ヨロシクお願い致します
m(__)m
こんばんわです!!
南都さん、連載をいくつも抱えて忙しい中なのに、読みに来て下さって、ホントにホントにありがとうです。(T^T)
文章のテンポですよね。実は、あいぽの一番の悩みなんです。
書きたい事や、伝えたい事がいっぱいあると、いつも「そして」や「すると」を多様してしまったり……。
いつも執筆後は、一度音読してから修正してるのですが、なかなか伝えたい事を文章にするって難しいですよね。南都さんの流れるような文章が羨ましいです。
だから、皆様の作品や、文庫本をできるだけ沢山読んで、テンポのある文章を勉強してゆきたいと思います!!
いつか、南都さんに、テンポ良くなったね、って言われるように頑張りますので、これからも、可愛い後輩(←勝手に…(笑))として、ご指導、ご鞭撻ヨロシクお願い致します
m(__)m
- あいぽ
- 2008年 03月14日 21時05分
[一言]
こんにちは。拝読させていただきました。
最初の「僕は真実の愛を求めさまよう放浪者」でへこたれかけたのは内緒ですけど(笑) くさいセリフは嫌いじゃないですが、ちょっと威力が。
でも、作品を読んで、よくこれだけのテーマを五分という時間に収めたなというのも、正直な感想です。
ラストで出した愛とはなんぞやという結論を、冒頭ですでに「愛などは存在しない」と打ち消してあるところなど、目を見張ります。さすが、愛を求める放浪者。
五分という時間以上の読後感を与えてくれる良作だと思います。
執筆お疲れ様でした。
こんにちは。拝読させていただきました。
最初の「僕は真実の愛を求めさまよう放浪者」でへこたれかけたのは内緒ですけど(笑) くさいセリフは嫌いじゃないですが、ちょっと威力が。
でも、作品を読んで、よくこれだけのテーマを五分という時間に収めたなというのも、正直な感想です。
ラストで出した愛とはなんぞやという結論を、冒頭ですでに「愛などは存在しない」と打ち消してあるところなど、目を見張ります。さすが、愛を求める放浪者。
五分という時間以上の読後感を与えてくれる良作だと思います。
執筆お疲れ様でした。
弥招さん!!
はじめまして。
弥招さんのひとつひとつのお言葉に、涙がこぼれる思いです。
想像を超えた好評価と、そして……何よりあいぽが一番こだわり、伝えたかった点をコメントして頂き、感動で震える思いです。
そうなんです!!
主人公の間山は、冒頭で一度、「愛」の存在を否定しています。
これが、この作品で一番大切な部分だったんです。
間山は、「愛」の存在を本音の部分では、信じていないのです。
だからこそ、その「愛」を罪人たちを鏡面として探そうとするのです。
もともとの連載として作り上げていたこのプロットは、間山が保護観察官として、様々な罪人たちと触れ合う事により、彼らの様々な愛の形を目にしてゆきます。そしてその愛を、「これは愛なのか?」「いや愛ではない」と打消してゆく物語だったんです。
そうして、全ての愛を打消した時に、一体そこに何が残るのか……!?
それを、あいぽ3部作の締めくくりとして書きたかった作品だったんです。
ですので、この作品が伝えたかった事は、「結婚する時に、自分の未来を相手に重ねるのは愛ではない」という事だったんです。
これからもよろしくお願い致します。
はじめまして。
弥招さんのひとつひとつのお言葉に、涙がこぼれる思いです。
想像を超えた好評価と、そして……何よりあいぽが一番こだわり、伝えたかった点をコメントして頂き、感動で震える思いです。
そうなんです!!
主人公の間山は、冒頭で一度、「愛」の存在を否定しています。
これが、この作品で一番大切な部分だったんです。
間山は、「愛」の存在を本音の部分では、信じていないのです。
だからこそ、その「愛」を罪人たちを鏡面として探そうとするのです。
もともとの連載として作り上げていたこのプロットは、間山が保護観察官として、様々な罪人たちと触れ合う事により、彼らの様々な愛の形を目にしてゆきます。そしてその愛を、「これは愛なのか?」「いや愛ではない」と打消してゆく物語だったんです。
そうして、全ての愛を打消した時に、一体そこに何が残るのか……!?
それを、あいぽ3部作の締めくくりとして書きたかった作品だったんです。
ですので、この作品が伝えたかった事は、「結婚する時に、自分の未来を相手に重ねるのは愛ではない」という事だったんです。
これからもよろしくお願い致します。
- あいぽ
- 2008年 03月14日 12時13分
[一言]
読ませていただきました。
手紙形式で書かれるとは予想外でした。
愛、という字が少し出て来すぎている気もしましたが、その分強調されていて私はいいと思います。
読ませていただきました。
手紙形式で書かれるとは予想外でした。
愛、という字が少し出て来すぎている気もしましたが、その分強調されていて私はいいと思います。
- 投稿者: W2461C
- 18歳~22歳 男性
- 2008年 03月12日 08時44分
沙紅奈さん!!
はじめまして。
読んで頂いて、ありがとうございます。
手紙形式の構成は、あいぽも思った以上に、ご好評頂だき、今後の執筆への参考になりました。
「愛」って言葉、実は、あいぽは字面も大好きなんです。(笑)
これからもよろしくお願いします。
はじめまして。
読んで頂いて、ありがとうございます。
手紙形式の構成は、あいぽも思った以上に、ご好評頂だき、今後の執筆への参考になりました。
「愛」って言葉、実は、あいぽは字面も大好きなんです。(笑)
これからもよろしくお願いします。
- あいぽ
- 2008年 03月14日 11時47分
[一言]
こんばんは、読ませて頂きました。
手紙の文面で終るという構成は凄いと思います。なんというか詩をよんでいるような感じがしました。
犯罪者に対する考え方が財津サイドの自分としては間山の考えに首を傾げるところもあったのですが、いろんな考えや人があってこそ世の中面白いんだと思います。……って話が横に逸れてしまいました。
一言でこうだ、と決め付けられない、正解の無いと思える二つの問題に対して見事に一つの見解を述べた作品だなと思います。
ただ文章が時々「……」が一つになっていたり、セリフの最後に。」がついているのは惜しいなーと思いました。
それでは執筆お疲れ様でした。これからもお互い頑張りましょう。
こんばんは、読ませて頂きました。
手紙の文面で終るという構成は凄いと思います。なんというか詩をよんでいるような感じがしました。
犯罪者に対する考え方が財津サイドの自分としては間山の考えに首を傾げるところもあったのですが、いろんな考えや人があってこそ世の中面白いんだと思います。……って話が横に逸れてしまいました。
一言でこうだ、と決め付けられない、正解の無いと思える二つの問題に対して見事に一つの見解を述べた作品だなと思います。
ただ文章が時々「……」が一つになっていたり、セリフの最後に。」がついているのは惜しいなーと思いました。
それでは執筆お疲れ様でした。これからもお互い頑張りましょう。
親愛なる
工場長様へ。
お久しぶりです。
元気でしたか〜?
あいぽは、なんとか元気に執筆しています。
この企画で、久しぶりに再会できて、とても嬉しく思います。
また久しぶりにチャットででもお話ししたいものですね。
あいぽ
……な〜んて、手紙で返信してみました(笑
『正解の無いと思える二つの問題に対して見事に一つの見解を述べた作品』だなんて、最高のお褒めの言葉、恐縮です。
確かに、「愛」って一概に言っても色んな考えがありますものね。これからも、色んな角度で「愛」について描いてゆきたいと思いますので、これからも宜しくお願いいたします。
工場長様へ。
お久しぶりです。
元気でしたか〜?
あいぽは、なんとか元気に執筆しています。
この企画で、久しぶりに再会できて、とても嬉しく思います。
また久しぶりにチャットででもお話ししたいものですね。
あいぽ
……な〜んて、手紙で返信してみました(笑
『正解の無いと思える二つの問題に対して見事に一つの見解を述べた作品』だなんて、最高のお褒めの言葉、恐縮です。
確かに、「愛」って一概に言っても色んな考えがありますものね。これからも、色んな角度で「愛」について描いてゆきたいと思いますので、これからも宜しくお願いいたします。
- あいぽ
- 2008年 03月11日 01時43分
[一言]
執筆、ご苦労様でした。
う〜ん、感想が難しいですね。究極の愛は無償の愛だと思っている私ですけど、今作のテーマも近いことを訴えたかったのかな? ただ、五分でチャレンジするにはテーマのハードルが高かったかもしれません。挑戦意欲は素晴らしいと思いますが。
内容は、ちょっと『愛』の言葉を文章に使いすぎですかね。出だしの一文が間山さんの心中かと思われるんですけど、罪人である徳永さんの方に愛を求める印象を持ってしまい、いまひとつ間山さんの動機が伝わってきにくかったです。
手紙の文面を挟んだ構成、特に終わり方などは、なるほどこれは使える、と勉強になりました。一つの文章テクニックですね。今度、試してみよっと♪
ちょっと辛口になってしまいましたけど、今後も愛をモチーフにした作品の執筆、陰ながら応援させて頂きます。企画へのご参加、有り難うございました。
執筆、ご苦労様でした。
う〜ん、感想が難しいですね。究極の愛は無償の愛だと思っている私ですけど、今作のテーマも近いことを訴えたかったのかな? ただ、五分でチャレンジするにはテーマのハードルが高かったかもしれません。挑戦意欲は素晴らしいと思いますが。
内容は、ちょっと『愛』の言葉を文章に使いすぎですかね。出だしの一文が間山さんの心中かと思われるんですけど、罪人である徳永さんの方に愛を求める印象を持ってしまい、いまひとつ間山さんの動機が伝わってきにくかったです。
手紙の文面を挟んだ構成、特に終わり方などは、なるほどこれは使える、と勉強になりました。一つの文章テクニックですね。今度、試してみよっと♪
ちょっと辛口になってしまいましたけど、今後も愛をモチーフにした作品の執筆、陰ながら応援させて頂きます。企画へのご参加、有り難うございました。
弥生さん!!
ご評価・感想ありがとうございます!!
さすが、弥生さんです!!
その通りです。
この作品のテーマは、罪人ではなく、間山が愛を求める様子を描きたかったんです。
それを、あいぽの構成力・表現力不足のため、皆様は罪人をクローズアップしてしまったようです。この作品で、構成の大切さを本当に勉強いたしました。
さて、やはり、この作品のテーマ自体が五分企画では、やはり無謀でしたよね。
実は、あいぽは、今年のテーマとして、恋愛小説で「あいぽ3部作」を作ろうと考えていました。そして、この作品は、その3部作の締めくくりになる、第3部目として、今年の秋くらいから連載しようと暖めていたプロットだったのです。
しかし、内容(手紙のやり取りだけで恋愛小説をつくる)や、キャラクター(保護観察官と罪人)という特殊な設定だったので、皆様のご意見を頂きたかったというのもありました。おかげさまで、色々勉強になりましたので、連載を始めるときは、皆様のご意見を参考に頑張ります。
また、次の五分企画にも参加させて下さいね。
これからも宜しくお願いいたします
ご評価・感想ありがとうございます!!
さすが、弥生さんです!!
その通りです。
この作品のテーマは、罪人ではなく、間山が愛を求める様子を描きたかったんです。
それを、あいぽの構成力・表現力不足のため、皆様は罪人をクローズアップしてしまったようです。この作品で、構成の大切さを本当に勉強いたしました。
さて、やはり、この作品のテーマ自体が五分企画では、やはり無謀でしたよね。
実は、あいぽは、今年のテーマとして、恋愛小説で「あいぽ3部作」を作ろうと考えていました。そして、この作品は、その3部作の締めくくりになる、第3部目として、今年の秋くらいから連載しようと暖めていたプロットだったのです。
しかし、内容(手紙のやり取りだけで恋愛小説をつくる)や、キャラクター(保護観察官と罪人)という特殊な設定だったので、皆様のご意見を頂きたかったというのもありました。おかげさまで、色々勉強になりましたので、連載を始めるときは、皆様のご意見を参考に頑張ります。
また、次の五分企画にも参加させて下さいね。
これからも宜しくお願いいたします
- あいぽ
- 2008年 03月11日 01時31分
[一言]
どうも あいぽさん はじめまして カトラスっていいます。
前から、あいぽさんと交流を持ちたいと思っていたので、企画参加
カトラスてきにいいチャンスです(笑)
テーマ重いですね。
でも、この手のテーマは5分で表現するのには、もったいない題材だと思います。 罪に関するとらえ方は人それぞれ違いますから、読者に対して作者が訴えたいことを伝えるには文字数が足りないとカトラスは考えます。
カトラスは、幼児を殺害した犯人がまともな精神をしてるとは、とても思えません。すぐに更正できるようなものでは無いと考えますね(冤罪とかだと納得できる)
と、このように、難しい問題だと思います。
でも、積極的に社会性のあるテーマを選ばれたのには共感がもてました。以上、生意気書いてごめんなさい。
いつも、あいぽさんの絵文字に萌えてるカトラスでした(笑)
どうも、執筆お疲れ様でした。
これから、よろしくお願いします。
どうも あいぽさん はじめまして カトラスっていいます。
前から、あいぽさんと交流を持ちたいと思っていたので、企画参加
カトラスてきにいいチャンスです(笑)
テーマ重いですね。
でも、この手のテーマは5分で表現するのには、もったいない題材だと思います。 罪に関するとらえ方は人それぞれ違いますから、読者に対して作者が訴えたいことを伝えるには文字数が足りないとカトラスは考えます。
カトラスは、幼児を殺害した犯人がまともな精神をしてるとは、とても思えません。すぐに更正できるようなものでは無いと考えますね(冤罪とかだと納得できる)
と、このように、難しい問題だと思います。
でも、積極的に社会性のあるテーマを選ばれたのには共感がもてました。以上、生意気書いてごめんなさい。
いつも、あいぽさんの絵文字に萌えてるカトラスでした(笑)
どうも、執筆お疲れ様でした。
これから、よろしくお願いします。
カトラスさん!!
はじめまして☆
こちらこそ、是非仲良くして下さい!!
ちなみに、今夜の返信はパソコンからですので、絵文字・顔文字は使えなくてすいません…(笑
さて、作品ですが、やはり五分ではかなり無理があったようで、なかなか皆様には、作品のテーマが伝わり切れず、あいぽの構成力・表現力を猛省しているところです。
というのも、この作品は、「罪人の愛の在り方」を描きたかった訳でも、伝えたかった訳でもなく、一番伝えたかったのは、間山が全てを捨ててまで、「愛」を探そうした事だったんです。間山は、全て失った自分を愛してくれる人を探そうとしていますが、果たして間山は、自分が求める「純粋無垢」な愛に辿りつけるかどうか、あなたならどう思いますか?
と、読者様に問いかけ、あいぽと一緒に考えて欲しかったのです。題名のせいもあって、罪人がクローズアップされてしまいましたが、罪人とは、全てを捨てた間山が自分と重ね合わせた、ただの鏡の役割だったんです。
物語に深みを持たせるために、罪人を印象的にしたあいぽの構成ミスです(泣
ちなみに、カトラスさんのご指摘にびっくりしたのは、罪人の精神状態ですよね。はい、実は、あの手紙のシーンのため、あいぽも罪人のキャラクターはかなり頑張って作ったのですが、やはり五分という企画の中で、あの手紙は当初のプロットより大幅に削除されてしまい、すごく浅いキャラになってしまったのです。
これからも、宜しくお願いいたします。
はじめまして☆
こちらこそ、是非仲良くして下さい!!
ちなみに、今夜の返信はパソコンからですので、絵文字・顔文字は使えなくてすいません…(笑
さて、作品ですが、やはり五分ではかなり無理があったようで、なかなか皆様には、作品のテーマが伝わり切れず、あいぽの構成力・表現力を猛省しているところです。
というのも、この作品は、「罪人の愛の在り方」を描きたかった訳でも、伝えたかった訳でもなく、一番伝えたかったのは、間山が全てを捨ててまで、「愛」を探そうした事だったんです。間山は、全て失った自分を愛してくれる人を探そうとしていますが、果たして間山は、自分が求める「純粋無垢」な愛に辿りつけるかどうか、あなたならどう思いますか?
と、読者様に問いかけ、あいぽと一緒に考えて欲しかったのです。題名のせいもあって、罪人がクローズアップされてしまいましたが、罪人とは、全てを捨てた間山が自分と重ね合わせた、ただの鏡の役割だったんです。
物語に深みを持たせるために、罪人を印象的にしたあいぽの構成ミスです(泣
ちなみに、カトラスさんのご指摘にびっくりしたのは、罪人の精神状態ですよね。はい、実は、あの手紙のシーンのため、あいぽも罪人のキャラクターはかなり頑張って作ったのですが、やはり五分という企画の中で、あの手紙は当初のプロットより大幅に削除されてしまい、すごく浅いキャラになってしまったのです。
これからも、宜しくお願いいたします。
- あいぽ
- 2008年 03月11日 01時13分
[一言]
こんにちは。
読ませて頂きました〜。
愛が戦いとはストレートで、あいぽさんらしい作品だなあと思いました。
私の場合、そんな純粋で清らかな感性は持ち合わせていないので(笑)
気になった点としては、ちょっとキャラクターが喋りすぎかなという点と、検事を辞める理由がいまひとつ弱い気がした点でしょうか。
確かにいい話なんですけど、人ってもっと主観的できれいな事ばかり出来ないと思うんですよね。生活があるわけですし。
でもここは考え方の違いですかね(汗)
執筆お疲れ様でした☆
こんにちは。
読ませて頂きました〜。
愛が戦いとはストレートで、あいぽさんらしい作品だなあと思いました。
私の場合、そんな純粋で清らかな感性は持ち合わせていないので(笑)
気になった点としては、ちょっとキャラクターが喋りすぎかなという点と、検事を辞める理由がいまひとつ弱い気がした点でしょうか。
確かにいい話なんですけど、人ってもっと主観的できれいな事ばかり出来ないと思うんですよね。生活があるわけですし。
でもここは考え方の違いですかね(汗)
執筆お疲れ様でした☆
蒼桐さん。
はじめまして!! こんばんわです。
「愛の戦い」だなんて、素敵なキャッチコピーをつけて頂いて、超感動です♪しかも、あいぽらしい…だなんて嬉しくなっちゃいます☆
検事を辞める理由ですよね…
やはり、これもあいぽの描写不足でした。
やはり五分でまとめるって難しいですよね。
設定としては、間山は婚約者の愛に「偽り」を感じます。それは、自分を愛してくれていれていたのではなく、彼女は検事という社会的な地位と経済力を持つ自分に、ただ将来性を感じていただけだったんだと、疑問を持つのです。
そこで、間山は、それならいっそ社会的地位も名誉も何もかも捨ててしまい、全てを失う事により、それでも自分を愛してくれるような「愛」を探そうとするのです。
ちなみに、間山が選んだ道、保護観察士という仕事は、ほとんどボランティアのような仕事らしいです。
結局、今後、間山が自分の望むような「愛」を彼が見つけられたかどうかは、皆様のご想像にお任せいたします。
はじめまして!! こんばんわです。
「愛の戦い」だなんて、素敵なキャッチコピーをつけて頂いて、超感動です♪しかも、あいぽらしい…だなんて嬉しくなっちゃいます☆
検事を辞める理由ですよね…
やはり、これもあいぽの描写不足でした。
やはり五分でまとめるって難しいですよね。
設定としては、間山は婚約者の愛に「偽り」を感じます。それは、自分を愛してくれていれていたのではなく、彼女は検事という社会的な地位と経済力を持つ自分に、ただ将来性を感じていただけだったんだと、疑問を持つのです。
そこで、間山は、それならいっそ社会的地位も名誉も何もかも捨ててしまい、全てを失う事により、それでも自分を愛してくれるような「愛」を探そうとするのです。
ちなみに、間山が選んだ道、保護観察士という仕事は、ほとんどボランティアのような仕事らしいです。
結局、今後、間山が自分の望むような「愛」を彼が見つけられたかどうかは、皆様のご想像にお任せいたします。
- あいぽ
- 2008年 03月11日 00時52分
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