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[良い点]
トピック毎に整理されており、大変判りやすい内容です。
[一言]
私は、「小説をよもう」の掲載小説を読んでいて疑問に思った事をエッセイ風に「小説のネタ」としてまとめてみたのですが、すでにこのような資料をまとめられていたのですね。

『青雲をかける』に、ここでまとめられたことが反映されており、こちらも大変 楽しみにしております。  
  • 投稿者: 五反田猫
  • 50歳~59歳 男性
  • 2013年 06月19日 17時09分
小説のネタ、読みました。

まあ、この資料集自体が、私自身が使いたいために勉強していることを、ついでに利用していただけたらと思って掲載してますので。

楽しんでいただければ幸いです。
[一言]
水田の農法で2つ程。

・アイガモ農法
・コイ農法

いずれも、雑草の駆除と糞による肥料を兼ねた農法です。
特に前者は、害虫駆除にも効果があります。
前者はアヒル、後者はフナも使えるとの事です。
また、食用だけでなく、観賞魚としての錦鯉や金魚(和金等の強い品種に限られるでしょうが)を養殖するという応用も考えられます。
面白いですね。
鴨は豊臣秀吉が大阪の田んぼで実際にやっていたとかなんとか、聴いた覚えがあります。

こんな技術も知っているかどうかで全然違いますからねえ。
[一言]
低温殺菌法などはどうでしょう。
物語的には扱い難いかもですが。
  • 投稿者: 御影渦音
  • 30歳~39歳 男性
  • 2013年 04月28日 23時10分
公衆衛生、ではなく食品加工に当たるんでしょうか?
風味を壊さないという意味で、かなり美味しいものを提供できそうですね。
調べれたら、採用したいと思います。
[一言]
石弓は誤用ですか?

以前、石弓って何だろって思って調べましたが、弩、石弓、ボウは同じものって結論に達していました。高所に石を設置する罠の機構にも石弓と表記した平家物語の例もありましたが一例のみで喩えの類と解釈しています。多くの石弓表記は弩と同じ使われ方です。
 狸と貉、鷲と鷹、鮭と鱒等と同じで地域や時代で表現が変わるが同じものと思っていました。
 もしソースをお持ちなら教えてください。
  • 投稿者: yanyan
  • 23歳~29歳 男性
  • 2013年 04月08日 12時36分
いま、手元に資料がないので(資料作りの際には図書館で借りて作っています)
はっきりとお答えすることができません。
申し訳ないです。

ただ、現在の辞書の類で大辞泉などでは弩と述べているので、訂正しておきます。
後日調べ直すことがありましたら、その際には参考資料をメッセージにして送らせていただきます。
[一言]
・建築
アーチ 引張に強い材料は鋼の登場まで,木材しかありません。そのため,西欧では部材に圧縮の力しかかからないアーチが好まれました。

機械
・板バネ
ばねといわれるとコイルばねを思い浮かべる方が多いと思いますが,板ばねのほうが歴史が長いです。
戦後のある程度の時期まで車のサスペンションも板ばねでした。板ばねのサスペンションすらない馬車には乗りたくないってのが個人的意見です。

・貨幣に関して
紙幣はチートになると思います。
理路整然とした貨幣体制を整えている国って兌換紙幣の登場までは少ない印象ですよね。
1ポンド=20シリング=240ペンスとか
1両=4分=16朱=64文とか
それぞれの硬貨にアダ名があったりとか。
しかも,コインなので賢王の時代のものが同じ額面でも純度のせいで価値が高かったり。
設定考えるのがめんどい割に意味がないのですが,10進法で綺麗だなーって毎回思います。

・単位に関して
単位の統一は秀吉クラスの強権者のみがなしうる1大プロジェクトです。
現在日本ではm,kg等の国際単位系SIが標準となってますが,これらが定められたのはフランス革命後のフランスです。それまでは,身体の長さ由来の10進法からかけ離れた単位系をどこの国でも使ってました。中世を名乗るのに合理的な単位系を見ると違和感を感じます。

秦の始皇帝(Wikipediaより)
始皇帝と李斯は、度量衡や通貨、荷車の軸幅(車軌)、また位取り記数法[63]などを統一し、市制の標準を定めることで経済の一体化を図った[61][64]。さらに、各地方の交易を盛んにするため道路や運河などの広範な交通網を整備した[61]。各国でまちまちだった通貨は半両銭に一本化された[59][64]。そして最も重要な政策に、漢字書体の統一が挙げられる。李斯は秦国内で篆書体への一本化を推進した[60]。皇帝が使用する文字は「篆書」と呼ばれ、これが標準書体とされた[65]。臣下が用いる文字は「隷書」として、程邈という人物が定めたというが、一人で完成できるものとは考えにくい[66]。その後、この書体を征服したすべての地域でも公式のものと定め、中国全土における通信網を確立するために各地固有の書体を廃止した[59][60]。
度量衡を統一するため、基準となる長さ・重さ・容積の標準器が製作され各地に配られた。これらには篆書による以下の詔書(権量銘)が刻まれている[67]。
  • 投稿者: eee
  • 23歳~29歳 男性
  • 2013年 03月23日 21時35分
>建築
現存する古い教会なども、アーチ構造が殆どを占めますものね。

>貨幣
恐らく余り頭を使いたくない、ネット読者にとって、10進法以外の貨幣は(意味がある場合を除いて)利用されることは少なそうです。
が、それを逆手に取った知識として使えそうですね。

>単位
転生系でこれを改革できるには、かなりの権力が必要ですよね。
戦国時代の地方大名であっても、制定はしていましたが、やはり統一というのは難しい。

となると、天下統一し、物語が終わったあとの政策になりそうです……。
[一言]
土木は重要かと
・上水道(サイフォンの原理を用いて遠距離から)
・治水(水田,カナート等)
・河川の直線化(日本でも荒川が)
・道路(宿場町や一里塚,郵便,貸し馬)
・運河と閘門
・糞尿回収業とか面白い

機械だと
・大砲の発明以降大砲の中ぐり旋盤の精度が産業の発展度合いの指標となりました。
・機械油(捕鯨の目的)
・ベアリング
・水車で全てを動かす工場は産業革命初期にありました

化学
・ハーバー・ボッシュ法(世界が変わります)
・大学入試の化学は現在社会を支える材料の精錬法を網羅しているので是非。


・麺(マルコポーロまで欧州にはない)

衛生
・検疫(島に14日間隔離)
・バイオ兵器(史実でも黒死病の死体を街に投げ込んだとか)
  • 投稿者: eee
  • 23歳~29歳 男性
  • 2013年 03月21日 02時38分
たくさんのご紹介ありがとうございます。
どれもこれも、例が詳しく、大変面白そうですね。


週末にまとめて、採用させていただきたいと思います。
本当に貴重なご意見の数々、ありがとうございます。
[一言]
 お初にお眼にかかります。亡月と申します。
 たのしく読ませていただいております。
 私は農家の息子なので、ノーフォーク式にはとても興味をもちました。その中で、家畜の飼育についてありましたので、もう少し掘り下げても面白いんじゃないかなと思います。
 例えば団栗の森で豚を放牧していたなど、エルフとの争いの種になりそうなものがたくさんありますので。
 ぜひご一考願えればと思っています。
はじめまして。
感想・ご意見ありがとうございます。

ノーフォークが始まってから、家畜の畜舎飼いが始まったので、森の放牧などは書いておいても良いかもしれませんね。

いま、借りていた本が返却してしまったので、再度借りだしたら、ぜひ追記したいと思います。
(できるだけ資料を確かめて、書きたいので)
[良い点]
とくにガラスの所が参考になりました。
[一言]
青雲から来ました。
他の資料系の作品も読ませて貰ってます~
  • 投稿者: 愛七ひろ
  • 23歳~29歳
  • 2013年 03月20日 19時25分
小説のほうでもご感想いただきましたね。
ありがとうございます。

ガラスは特に良い資料が手に入ったので、参考になってよかったです。
[一言]
壊血病の予防とか敗血症や性病の予防や治療
そして、痛みの防止と化膿予防なんかできたら
名医といわれるでしょうな
  • 投稿者: TOR
  • 30歳~39歳 男性
  • 2013年 03月17日 23時08分
そうですねえ。
中世物では医学は今ほどではないですからね。
ただ、技術としては非常に道具に頼ってる部分が大きいのも問題です。

清潔を保ったり、湿度を保ったりする方法はローマ時代からすでに確立していますからねえ。

あとは伝染病や公衆衛生、栄養学の知識でしょうか。
[一言]
今回は中国の「石鹸豆」が紹介されていたのが、特に興味深かったです。

また思いついた物がまたありましたので4つ程。

・グライダー/ハングライダー
・熱気球
・落下傘
飛行用の道具です(落下傘は他の手段で飛行出来る事が使用の前提になってしまいますが)。
移動手段としては実用性に欠けますが、空を駆けるという欲求は異世界でもあると思います。

・ヘルメット潜水
エアポンプは手動と言う事になるかと思います。
港湾や橋梁の建設・整備、漁業等に使えるのではないでしょうか。

ところで、異世界転移/転生物で問題になるのが、魔法や、地球に存在しない生物(モンスター、亜人種)の存在です。
知識や技術の持ち込みでは、それらの要素を加味して考証する必要があるかと思います。
例えば、ワイバーンに騎乗しての飛行が普及している世界では、上記の飛行手段の内、グライダーや熱気球の需要は乏しい一方、落下傘の需要はあるかも知れません。
あるいは、魔法は存在するが飛行手段のない世界では、魔法を熱源にした熱気球という物も考えられるでしょう。
空と水、両方からのご意見ですね。

魔法で空を飛べてしまう世界を無視すれば、スゴイいい案だと思います。
水中も同じですよね。

水中に逆さまにしたお椀みたいなものを固定しておいて、ポンプで空気を常に送り込んだりできたら、作業が上がるでしょうねえ。

>ところで、異世界転移/転生物で問題になるのが、魔法や、地球に存在しない生物(モンスター、亜人種)の存在です。

これはすべての知識や技術に当てはまる問題ですよね。
仰るとおり、作者側はそれをよく加味した上で、作品に活かしていただきたいものです。

そういう想像力を働かせるのも、作者としては楽しい遊びだと、私は思っています。
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