感想一覧

▽感想を書く
<< Back 1 2 3 4 Next >> 
[一言]
こんなに長い短編は初めてです。
ただ、彼女は本当に死ぬのかが、気になります。
彼は、彼女が好きだったのか、照れ隠しで、言ってしまったのか、彼の話も見てみたいです。
とにかく続きが見たいとおもいました。
  • 投稿者: みぃ
  • 30歳~39歳 女性
  • 2014年 02月07日 23時03分
[良い点]
流されず、最後まで自分の決断に従った彼女は強いと思います
哀しいですが秘密を打ち明けて相手が自分の非を認めないタイプに思える以上仕方ないかも
[気になる点]
「便利な女」発言に関しての謝罪は結局彼女にしてないのですよね
[一言]
空港で見送ったことで正志は妻が亡くなった後この事で少し気が楽になるでしょうね

結婚前に瑤子が電話をかけたことに思いが行かなかったようですし
正志視点があれば事情は違ったかもしれませんが
今まで「自分が大切にされる事」に対して敏感であっても相手に対して思いやりに欠けていたのは結婚前の飲み会で同僚に「瑤子を選んだ理由」を述べて顰蹙買っても悪びれもせずさらに「愛なんて数年もすれば薄れる」と言ってましたし

「口から吐いた言葉は飲み込めない」と先人は申してます

一人で死に向かい合うことへの恐怖で瑤子は心挫けそうになりました
いまだ愛されたいと未練があることにも気づきました
でも「尊厳」を考えるに
「愛している」とあの場で告げない相手には
旅行から生きて帰って「心配した?」とにっこり笑うことが一番効果的だと思ったりします
  • 投稿者: plekios
  • 2014年 01月22日 02時01分
[一言]
ホスピスの看護師をしていたので、当時のことを色々思い返しました。
家族のサポートが無いとホスピス生活は厳しいものがあるので、そこらへんはさておき、死と向き合うことが怖くパニックになっている方の心理がとてもよく描かれていて、あぁ、そうだったなぁと記憶から何人かの患者さんのことが思い出されました。
日本はデス・エデュケーションがカリキュラムにないので、こういう時の混乱は顕著ですよね。
改めて勉強になりました。
願わくば、無事に帰国して、少しでも実りのある時間を過ごしていただけたらと思います。
でないと、なんのためのホスピスだ、ってことになってしまう(笑)ホスピスは人生を整理整頓する場所でもあるので。
人生は容赦ないですが、その人の人生に必要ならば神様は時間を与えてくれるんだなーと働いてて感じていたことですから。

素敵なお話をありがとうございました。

  • 投稿者: 藤宮
  • 2014年 01月21日 02時57分
[良い点]
後半になるにつれ、とても感動しました。
最後を読んだら、涙が止まらなくなりました。

私も、彼氏は好きでいてくれてるのか?とか、私を物としか見ていないのか?などと、考えたことがありました。
けれど、この小説を読んで、相手の気持ちも、ちゃんと考えないといけないんだな、と思いました。

素敵な小説、ありがとうございました。
  • 投稿者: haru
  • ~14歳 女性
  • 2013年 11月28日 21時48分
[良い点]
続きが読みたいと思ってしまいました。二人にとって、ハッピーエンドになればいいと思います。
[一言]
最期の最期まで主観的にはどうであれ便利な女
[一言]
いじっぱりな主人公の気持ちがとてもよくわかります。
私もこんな最期をむかえたいと思いました。
ただし、旦那様の愛を疑ったりせずに。
本音をぶつけていればあるいは結果が変わったのかもしれませんが、
こういう生き方も有りだと思います。
旦那の「便利」発言は本音半分、テレ半分だったのかもと解釈しています。
そう思う方が幸せですよね。
  • 投稿者: るちあ
  • 2013年 04月15日 19時18分
[一言]
非常によくできた作品だと思いました。
私も喘息で、心臓も普通の人よりちょっと悪いんですけど、作品で書かれた正志と母親の関係から推し量るに、程度的に私くらいだろうなと推察されます。
子供のころからの持病ですと、親は過敏になるし「あなたは体が弱いんだから」というのを刷り込まれますからね。ぜんそく患者のレベルから言ったらそうでもないのに、しっかり心配してくれる環境と、死が目前なのに誰もいない主人公という対比がよくできているなあと思いました。
私も親には一人で暮らさせるわけにはいかないと言われてきましたし(笑)
もちろん投薬とステロイドは欠かせません。喘息は進行させないことが重要ですからね。
そして喘息と心臓に心配があると得てして体力がないものですから、風邪はひきやすいわ、些細なことが重症になるわで、やっぱり親は過度に心配症になるし自分も親のいうこと聞かなくちゃとなるわけで、その親子関係がよくあらわされていると思いましたから(また正志が先に自分の体を心配してしまうとこなんかも)、個人的な見解として喘息の記述については十分だったと思います。というか過不足なく母息子の関係を表していてよかったです。
結婚も10年くらいたてば「あんたそんな言い方何なのよ!」とおしりまくるくらいの勢いの喧嘩ができそうなものですが、新婚独特の距離感でお互いが苦しむ結果になってしまったというのはなるほどと頷けました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2013年 04月13日 22時31分
管理
[一言]
うむーと…ちょっと設定の甘さが気になりました。
親が入退院を繰り返して医者から「ちゃんと薬飲まないと死んじゃうぞ☆」言われた重度の喘息持ちなんですが、
ある程度酷い人だと痰がすぐにつまる。寝ていると痰が喉に詰まってヒューヒューと音を出して五月蠅い。疲れが少したまるだけですぐに体調崩します。
作中では細かく描写がないからどの位酷いのかが分かりませんが、ある程度酷い人ならさっき書いた症状が出てくるので「仕事も日常生活も傍から見れば他の人と変わりなく送れる」なんておかしいです、普通周りの人は気にしますよ。
それにプラスして心臓が弱いのに変わりないて…どんだけよ…
[良い点]
途中の旦那さんを見てると、奥さんにあまりにも関心がない気がして、最後の変わりように少し違和感があるものの、旦那さんが主人公をきちんと愛してたところが、感じ悪いまま終わらなくて良かったです。
[気になる点]
一人暮らしできない旦那を置いて出て行って、大丈夫なんでしょうか?
[一言]
思わずお話に引き込まれてしまいました。
最期のやり直す時間さえない時間がすれ違いで消費されたのが悔しいです。
  • 投稿者: s
  • 2013年 04月13日 00時53分
<< Back 1 2 3 4 Next >> 
↑ページトップへ