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[良い点]
宇宙での戦争という、アニメでは使い古されたジャンルをコメディとして見事に昇華されており、独自の作品感の構築に成功されていると思います。
主人公をはじめとする登場キャラクター達もコメディを彩るにふさわしい働きしており、劇中で生き生きと動き回る様子は読んでいて楽しく、特に不快感のある笑いなども無く、安心して落ち着いて笑顔で読む事が出来ました。
その反面、決して単なるコメディの枠内で終わらせまいとする作者様の野心のようなモノも感じる事ができたのも事実です。
戦争という悲惨で不条理なテーマを扱っているという事、そこからあえてコメディ調で話を運ぶ手腕、主人公やライバルの境遇、硬直化して腐敗した組織制度が立ち行かなくなる事実、官僚制の末端の怠慢的業務など、我々が生きる現実と照らし合わせた、痛烈な皮肉に満ちています。そこからは作者様の感じている社会の不安、不満からくるものなのではないでしょうか。
まるで第一次大戦後にヨーロッパで形成されたダダイズムの息吹が蘇ったかのようです。
このような、エンターテイメント性を重視しながら、啓発的、皮肉的な内容に徹する作品に出会えた事は私にとって幸運であり、他の人達ももっと読むべきだと思いました。
また、話の導入部から設定がしっかりと構成されており、すんなりと物語の世界に入って行くことができました。文章としても、文句なく読み応えのある小説です。
[気になる点]
まだ第一話という事で、全体の話がやや見えにくく感じました。ただ、それは今後の展開として楽しみに待っておきます。
さらに付け加えるなら、SFなのか、宇宙戦争なのか、人類のエゴなのか、科学的見地に基づいているのか、なぜロボットなのかなど、分類があいまいで、どうにも読んでいて戸惑ってしまう事も多々あった事も事実です。
さらに、意図したものなのか、往年のロボットアニメ達のオマージュ、パロディのような設定が散見され、やや設定にオリジナリティに欠けているようにも感じました。ただ、いわゆるパクリや盗作といった悪質な類ではなく、あくまで、初めてこの小説を読む人達にもわかりやすい内容にするための努力、とも受け取る事ができます。また、主人公をはじめとするキャラクター達は私の記憶する限りでは何か他作品と被るような描写は無く、作者様のオリジナル作品として緻密なキャラクター構成がなされています。そのため、オリジナリティに欠けているのは設定の範囲、となります。
今後の展開が楽しみなので、美少女と機械という近年注目され始めた組み合わせが、この作品にどのような影響を与えるのか、待ち遠しいです。
[一言]
萌えと燃えの融合、キャッチーなうたい文句に釣られて読みました。すごい作品だと思います。
宇宙での戦争という、アニメでは使い古されたジャンルをコメディとして見事に昇華されており、独自の作品感の構築に成功されていると思います。
主人公をはじめとする登場キャラクター達もコメディを彩るにふさわしい働きしており、劇中で生き生きと動き回る様子は読んでいて楽しく、特に不快感のある笑いなども無く、安心して落ち着いて笑顔で読む事が出来ました。
その反面、決して単なるコメディの枠内で終わらせまいとする作者様の野心のようなモノも感じる事ができたのも事実です。
戦争という悲惨で不条理なテーマを扱っているという事、そこからあえてコメディ調で話を運ぶ手腕、主人公やライバルの境遇、硬直化して腐敗した組織制度が立ち行かなくなる事実、官僚制の末端の怠慢的業務など、我々が生きる現実と照らし合わせた、痛烈な皮肉に満ちています。そこからは作者様の感じている社会の不安、不満からくるものなのではないでしょうか。
まるで第一次大戦後にヨーロッパで形成されたダダイズムの息吹が蘇ったかのようです。
このような、エンターテイメント性を重視しながら、啓発的、皮肉的な内容に徹する作品に出会えた事は私にとって幸運であり、他の人達ももっと読むべきだと思いました。
また、話の導入部から設定がしっかりと構成されており、すんなりと物語の世界に入って行くことができました。文章としても、文句なく読み応えのある小説です。
[気になる点]
まだ第一話という事で、全体の話がやや見えにくく感じました。ただ、それは今後の展開として楽しみに待っておきます。
さらに付け加えるなら、SFなのか、宇宙戦争なのか、人類のエゴなのか、科学的見地に基づいているのか、なぜロボットなのかなど、分類があいまいで、どうにも読んでいて戸惑ってしまう事も多々あった事も事実です。
さらに、意図したものなのか、往年のロボットアニメ達のオマージュ、パロディのような設定が散見され、やや設定にオリジナリティに欠けているようにも感じました。ただ、いわゆるパクリや盗作といった悪質な類ではなく、あくまで、初めてこの小説を読む人達にもわかりやすい内容にするための努力、とも受け取る事ができます。また、主人公をはじめとするキャラクター達は私の記憶する限りでは何か他作品と被るような描写は無く、作者様のオリジナル作品として緻密なキャラクター構成がなされています。そのため、オリジナリティに欠けているのは設定の範囲、となります。
今後の展開が楽しみなので、美少女と機械という近年注目され始めた組み合わせが、この作品にどのような影響を与えるのか、待ち遠しいです。
[一言]
萌えと燃えの融合、キャッチーなうたい文句に釣られて読みました。すごい作品だと思います。
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