感想一覧

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[良い点]
イントロダクションとしての分量と引き際は最適値だと思います。一人称の難しいところである心理表現の曖昧さも思考レベルの二重化形式で易々と克服しているところなんかもグッドです。舞台も余計な装飾がなくて好きです。
[気になる点]
中黒(・)を三点リーダーの代わりに使わない方がいいかと思います。基本的な形式です。「三点」で変換すれば出てきます。ただ敢えて意図的にやったのでしたらごめんなさい。
[一言]
タイトルと内容からなんとなくの推測ですがレヴィナスやヴィクトール・E・フランクルを意識してお書きになったのでしょうか? 監禁や拷問にまつわるテーマ性は私も考えてきました。
監禁、拷問、凌辱、奴隷化は存在そのものに影響を及ぼすという点において真に悲惨なことだと私は思っています。そこでは生が享受できるあらゆる生きた可能性を葬られているからです。レイプビデオやスナッフムービー、あるいはテロやそれに伴う無差別な殺戮をニュースなどで目にした時、私はあまりの惨さに顔を覆わずにはいられません。その光景を見て一体誰が「神はいるのだ」と言えるのでしょうか。もしいたとしてもきっと神に対する見方は全く別物になっているでしょうね。かの強制収容所で神を告発したあのユダヤ人青年のように。
この話の展開 (拷問器具や女性を辱しめる器具などの描写) だと続きは18禁になってしまいそうですね。次も楽しみにしてます。監禁に付随するエロスは私も好きです。というか機械的エロス全般に興味があるのかもしれませんが。
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