感想一覧

[良い点]
当時のアンダルス情勢にあのチート宰相アルマンソール以外にもユースフなるとんでもない強さと個性とを持つムスリム君主がいた事は全く知らなかったので読みながらテンション上がりっぱなし。
ムラービト朝がこんなに重要なポジションにいただなんて…。
エル・シッド前後の時期に何故宗教間同盟が入り乱れていたか、そして十字軍遠征とレコンキスタの比較などがわかり易く、かつ各登場人物の生々しい熱意が描写できていたと感じました。
[一言]
クライシュの鷹とアルマンソールだけで満足していた私の見識を広げて頂けました。
歴史にある程度のエンターテイメント性を持たせつつ紹介するのがご上手だと思いましたので、気長に次回作などをお待ちしています。

[良い点]
塩○七○さんを彷彿とさせる歴史物で面白かったぁ！
[気になる点]
山内くんシリーズが読みたいんじゃ！


[一言]
あっ！買いましたよ。

[良い点]
　世界史を自分から調べようとしない限り学校で習った単語とその周辺のことだけで、全体の流れも、すべてに因果関係があることもさっぱりわかりませんが、こういう歴史物語を読むと想像力が刺激されるのです。
　いや面白い、特にイスラム圏の歴史物語なんて読んだことなかったからすごく惹きつけられました。

　特に、誰が正しかったのか？　誰が主役だったのか？　での締め。物語としても綺麗に仕上がって言うことなしなのです。
[一言]
　最初に、ここら辺の歴史の流れについて知ったのはSound Horizonの『聖戦のイベリア』でした。
　
　そうか、こういう話だったのかーと勉強になりました。

[一言]
うぇ…やはりスペインの歴史って、スパゲティよろしくこんがらがってるんですね…
取って取られて、殺し殺され、滅ぼし滅ぼされ…
世界史は趣味レベルで楽しむのが一番だと再確認です

[良い点]
信仰や才気にあふれた王たちと、凡人ながら足掻くアルフォンソの対比が素晴らしかったです。淡々と描かれる凄惨な光景といい、息を呑むような描写の数々。
[一言]
歴史に関してとんと素人なのですが、ある種、残酷なまでに、栄えては滅んでいく人々に圧倒されました。強烈な人物が、次々と立ち現れては消えるのが面白いですね。

[一言]
スペインの王様はアルフォンソ13世しかしらなかったなぁ・・・

[良い点]
ほぼ全く知らない分野だったけど分かり易かったです

アルフォンソたん平凡可愛い
[一言]
こういう物語風な歴史解説結構好きです

[良い点]
台詞がいちいち格好いい
[気になる点]
短編でやる話じゃないｗ
[一言]
詳しくないので、どこまでか史実でどこまで創作なのか分かりませんが、すらすら読めて面白かったですｗ
長編で読んでみたいお話でした。

[一言]
いやー、すごい。
一つ一つのエピソードを読みたくなりました。短編にするにあたり、結構削ったのでしょうが。

このあたりの歴史に詳しければ、もっと楽しめたかなあ、と考えてしまいますね。
そこが、個人的に残念に思ってしまいました。

[良い点]
重厚な世界観と見事な筆力に大満足。
[一言]
と言いたいところですが、短編じゃ勿体ない。
長編でやるべきだと思いました。