感想一覧

　感想ありがとうございます。とても励みになります。
　長らく仮想戦記やスペースオペラ系のＳＦばかりを読んで育った人間なものでして、昨今のトールキンばりなファンタジーとも違う物が苦手で、ただただ単純に自分の趣味でハードＳＦを目指してしまった感じです。
　ドンパチ系ＳＦ全盛期の頃の残り香を纏いたい。そんな願いを込めて、物語の展開と共に設定や世界観が明らかになっていくという手法なものですから、もうちょっとお付き合い頂けますと、シリウスvsアースの構図が見えて来ると言う寸法です。
　
　ただ、先に一つネタ晴らししておくと、そもそもシリウスが独立闘争を仕掛ける事になったきっかけは、実は地球の都合と言う事でして……おっと、こんな時間に誰か来たようです。
　では、引き続き拙作でお楽しみいただけますと幸いです。微力を尽くしますので、どうかよろしくご愛顧のほどを。

感想ありがとうございます。とても励みになります。
　ご賢察の通りハヤカワ文庫の作品群は80年代中盤程度からさんざんと読んでいましたので、拙作執筆に当たりかなり影響を受けていると思います。
　恥ずかしながら、長いこと2ch某所にで匿名でＳＳ書きを続けてきまして、そんな中で常駐していた板やスレがすっかり過疎となってしまい、こちら「なろう」へ来た次第です。
　なろう全体の流行が転生＋チート＋ハーレム＋主人公絶対無敵な流れではありますが、そんな賑やかな繁華街から一歩裏通りに入った所にある小さな立ち飲み屋のような、そんな環境を目指したいと願っています。
　きっと流行りはしないだろうけど、でも、百人の読者に三十点ずつ貰うより、五人の読者に百点をもらえる作品にしたい。そんな感じです。

　で、妖魔の騎士ですが、仰るとおりアイゼンシュタイン氏作のお話です。個人的に凄く印象に残っているのが、崩れかけた廃屋を魔法で修繕し、息子である騎士に夕食を振る舞いながら励まし、そしてちょっと厳しい事を言って叱咤激励し送り出す。最後に魔法が解けて廃屋に戻った中でその後姿を見送るシーンです。
　労せず最強になるなろう主人公は多いですが、苦しみもがき血も涙も流しながら成長していく『巨人の星』ばりなスポコン展開のお話は、やっぱり二十一世紀ではウケ無いのかもしれませんね。

　ご期待に応えられるかどうか非常に不安ではありますが、微力を尽くしますので今後ともご贔屓の程を。ありがとうございました。