感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 Next >> 
[一言]
更新、おつかれさまでした。
丁寧で厚みのある表現を味わい、登場人物のまとう空気の色の違いを楽しみながら、読ませていただきました。
今回のお話では、元綱が世界の広さを想う場面に、触発されるものがありました。
地理的な意味でいえば、このとき元綱は世界の狭さを知った、とかかれるべきですのに、それが逆転しているのはなぜか、と考えたのです。
大内や尼子を通しておぽろに見てきたこの国のかたちが、鮮やかな俯瞰図として目の前に突きつけられた場面への、読者の驚きを先取りした表現なのであろうか、などと思いをめぐらせております。
なんとなれば、いかに物理的には近くとも朝鮮や中国を身近に感じたとは思われず、元綱のいう「この世」とは、やはり自家の在り処に根付いていると考えたからです。
しかし、それはもしかすると逆で、ひととき家を離れてはばたいた、元綱の心の世界の広がりを示しているのかもしれない、などとも考えました。
今後元綱はいかなる道を歩んでいくのか、その意識の中で毛利の位置と未来はどう見据えられていくのか、今後ますます楽しみにいたしております。
  • 投稿者: 支援BIS
  • 2011年 11月25日 23時44分
感想ありがとうございます!^^

そうですね。元綱にとっての「この世」とは、毛利家中心、地理的には吉田中心のごく狭い範囲だったでしょう。

>元綱の心の世界の広がりを示しているのかもしれない、などとも考えました。

書き手としての僕の意図ということで言えば、このご意見が剴切ですね。
「この世」とか「天下」とか、まぁ、そういった概念の言葉が意味するものというのは、個人を基準にして考えれば、「その人が生きたわずか数十年の期間に知り得たもの」と定義するしかない。縦軸と横軸である空間に、時間軸を加えて見立てれば、知見、知識を増やすことは、物理的な空間的にも、歴史、過去といったものを含めた時間的にも、「世界」を広げる行為ということができると思います。
人は、人を知ることでも世界を広げることができる。己の世界を広げるもっとも簡単で効率的な方法は、多くの人を知る、ということに尽きるかもしれません。

この物語で元綱が歩んでゆく道は、作者のなかではすでに出来ているのですが、読者の方に楽しんで頂くために、これをどう料理するかが難しいところです。
頑張って書かなきゃですね。
ありがとうございました^^
  • 堀井俊貴
  • 2011年 11月26日 18時46分
[一言]
更新、おつかれさまです。
この時代の人間にとって、日本国内の隣国ですら話に聞く程度のものだったそうですからいわんや諸外国に至ってはってことですね。そこら辺が目に浮かぶようでとても面白かったです。
にしてもなかなかに元綱も抜け目がありませんね。素敵です。

次回の更新も楽しみにしております。
  • 投稿者: 鷹瀬
  • 23歳~29歳
  • 2011年 11月25日 04時29分
感想ありがとうございます!^^

この物語は16世紀のはじめあたりの時代を描いていますが、この時期ってのはちょうど西洋で大航海時代が始まったあたりで、ヨーロッパ人がアメリカ大陸に到達したり、インドまで行ってみたり、貿易商人が大活躍し始めるんですよね。東アジアでも後期倭寇が暴れ始める時期で、東シナ海では海商たちが活発に活動していたようです。そういう時代の空気感みたいなものを物語に取り込みたいな~と思って書いてみました。
面白かったと言ってもらえるのが一番嬉しいですし、モチベーションにもなります。
ありがとうございます^^

  • 堀井俊貴
  • 2011年 11月25日 23時39分
[一言]
更新、おつかれさまです。
前回は、世慣れた重蔵のしたたかさと茶目っ気を、大いに楽しませていただきました。
今回は、新九郎という、これまた魅力的な人物が登場し、ますます今後の展開が楽しみです。
  • 投稿者: 支援BIS
  • 2011年 10月13日 13時39分
素早い感想ありがとうございます!^^

付き合いが長くなったからか、重蔵はなんだか愛着あるキャラになってきました。
新九郎は最終盤に出てきましたが、けっこう重要なキャラだったりします。
長かった物語も、いよいよ最終章突入です。
あと少し、お付き合いいただければ幸いですm(_ _)m
  • 堀井俊貴
  • 2011年 10月13日 23時01分
[一言]
作品の数々、いつも楽しみに拝見しております。
  • 投稿者: 支援BIS
  • 2011年 09月10日 08時19分
ありがとうございます!

完結までもうちょっと頑張ります^^
  • 堀井俊貴
  • 2011年 09月10日 21時03分
[良い点]
元綱の爽やかな武者ぶり、剣客重蔵、妖怪じみた司箭院興仙、流れ巫女に異能の忍と、胸躍るキャラが素敵。
重厚な歴史物かと思えば、剣劇、お色気、忍の暗躍と練られたストーリーも最高です。
連夜で拝見し「第五章 安芸激震」まで来ました。特に高橋久光暗殺のくだりは、三重四重の仕掛けが施されていて実に面白い、感服しました。
  • 投稿者: IPSILON
  • 男性
  • 2011年 04月07日 00時10分
感想ありがとうございます!^^

嬉しい言葉をたくさん頂きました。
書いたものに反応を頂けるとモチベーションになりますが、
褒めてもらえるとモチベーションの上がり方も倍増です。
未曾有の大災害が起こったこともあり、
最近は何だか気分が落ちて創作も滞っていたのですが、
ちょっと元気を頂いた気分です。ありがとうございました^^
  • 堀井俊貴
  • 2011年 04月07日 20時23分
[良い点]
絵巻物を見るような写実的な描写とスピード感のある筆致で、いつも、あっと言う間に読み終わってしまいます。
続きを一日千秋の思いで楽しみにしております。

  • 投稿者: くろさわ
  • 2011年 02月28日 20時57分
感想ありがとうございます!
更新遅くて申し訳ないです。
あとちょっとで終わりますんで、最後までお見捨てなくお願いします^^
  • 堀井俊貴
  • 2011年 03月01日 23時29分
[良い点]
中国地方の戦国史入門としても十分な解説が、物語を阻害しない程度に含まれていて、素晴らしいです。
主人公・相合元綱は史料の少ない人物と思いますが、その人物描写には説得力を感じました。
[一言]
昨年、五龍城址に訪れた際に知った宍戸司箭に興味を持って検索していたところ、この小説に辿りつきました。
そんなわけで、いきなり途中(第四章 吹き荒れる腥風 宍戸氏の武威)から読んでみたのですが、一気に引き込まれてしまいました。

若い人の間でも戦国ブームのようですし、こういった地方に焦点を当てつつ考証のしっかりした作品は、ライトなファン層にこそ読んで欲しいです。
マンガ原作としてもそのまま使えそうな、魅力的な作品だと感じました。
  • 投稿者: k-holy
  • 30歳~39歳 男性
  • 2010年 08月04日 12時21分
感想ありがとうございます!
嬉しいお言葉をたくさん頂きました。励みになります。^^

歴史小説を書く上で解説は避けて通れない部分ですが、
解説文を書くのか、キャラに台詞で喋らせるのかも含めて、
物語の邪魔にならない程度を見極めるのはなかなか難しい作業だと思っています。
これまでいくつか作品を書いてみて、
「このくらいかなぁ」という感覚がちょっとずつ掴めてきた気がしてますが、
読者の方の好みにもよりますし、正解はないのかもしれません。

五龍城にいらっしゃったのですね。
僕は小説で書いておきながら、無精にも現地取材を一度もしていません(汗
いずれゆっくり広島県を旅してみたいなぁと思います。

感想ありがとうございましいた。
もう少し続きますが、完結までお付き合い頂ければ嬉しいです。
  • 堀井俊貴
  • 2010年 08月04日 23時54分
[良い点]
ご無沙汰しております。楽しく拝見させていただきました。続きを楽しみにしております。頑張って下さい
  • 投稿者: 修臣霜兵
  • 40歳~49歳 男性
  • 2010年 07月29日 22時18分
いつも応援ありがとうございます^^

物語も中盤を過ぎ、終盤戦に入ってきました。また読んでやってくださいね。
  • 堀井俊貴
  • 2010年 07月31日 00時39分
[良い点]
そろそろ話が溜まってきたので一気読みしようかと思ったら、まだ評価されていないことに驚きました。慌てて感想をば。

需要……ないんですかね。悲しいものです。

戦国時代前期の毛利氏のことはあまり知らないんで、どの話も新鮮で楽しく読ませて頂きました。鬼吉川はかろうじて耳にしたことがありましたけど、こんなに長生きしていたんですね。凄すぎですお爺ちゃん。
[一言]
やはり尼子経久は巨大です。大内義興は内政に専念しているのか、安芸の支配はあまり真面目に考えていないのか。よくわかりませんが、敵にすると厄介だけど、味方だと頼りない雰囲気。

相合元綱の死後は元就が尼子と大内をぶっ潰すサクセスストーリーに……なりませんかね。元綱死亡で終わると勿体ないような気がしまして。本当に面白いんで、ずっと読みたいと思わせてくれます。

これからも頑張って下さいね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 18歳~22歳 男性
  • 2010年 07月08日 10時21分
管理
感想ありがとうございます^^

需要を考えたことはあまりないのですが、
本当に面白いものを書いていれば自然と評価はされるものだと思いますし、
評価が付かないのは僕の力量が足りないのだと考えています(汗

物語上の現在、安芸は大内氏の属領ですし、武田氏も大内氏と和睦しています。尼子氏が安芸に侵攻したわけでもなく、あからさまに大内氏から離反する豪族が出たわけでもないので、現状、大内義興は安芸に対して何をする必要もない、という感じですかねぇ。

>元綱死亡で終わると勿体ないような気がしまして

お気持ちは嬉しいのですが、「鷲爪伝」が元就のサクセスストーリーになることはありません(笑
風美さんのような気分の方にも納得して頂けるよう、きっちり完結させなきゃいけませんね。

応援ありがとうございましたm(_ _)m
  • 堀井俊貴
  • 2010年 07月10日 01時34分
[良い点]
読ませて頂きました。続きを楽しみにしております頑張って下さい
  • 投稿者: 修臣霜兵
  • 40歳~49歳 男性
  • 2010年 04月12日 11時49分
いつも応援ありがとうございます^^
頑張って書いていきますので、あとしばらくお付き合いお願いしますね。
  • 堀井俊貴
  • 2010年 04月13日 23時43分
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 Next >> 
↑ページトップへ