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[良い点]
商会で読み始めたのですが、単純にものすっごい面白かったです!!
[一言]
最高に面白かったので更新再開してくれると嬉しいです!!
[一言]
あなたは無事生きていると、いつかあなたの描く物語を再び読めることもあると、夢を見ています。
もしかしたらそんなことはなくて、届かないかもしれないけれど。
もしかしたらもう全ては遅くって、もうこんなものが届いても筆は取らないと決められているかもしれないけれど。

すべてが終わってから偶然行き合い、まとめても様に残されたもの全てをむさぼるように読んでから、ずっとそうでした(おそらくはやるオークやできない夫狩猟日誌と言われれば心当たりがあるものと思っております、勘違いであれば申し訳ない!)
そう、だから、この物語のことを知ることができたのは僥倖でした。
そして久々に読み返し、今こうして筆を執っています。

今ここでこの物語のすべてのエピソードについて書くには私の手元にある余暇と余白は狭すぎるために、今はもっとも好きなエピソードについてのみ書かせていただこうかと思います。
都での決戦と、それにまつわる顛末とについて。

続きもので難しいのは最新のエピソードが、そのクライマックスが一番面白い物語であり続けることだと聞きます。
4章はまさしく以前の物語を受けてさらに面白くなったエピソードでした。
5章もまた、まだどこへ落ち着くとも見えないものの、落とし所が見えなくなってゆくもののきっとそうなるのだろうと思わせてくれるエピソードなのですが、それはさておき。

悪魔に囲まれて竜との戦い以上の傷を負い(あの戦いではブレス以外でウィルは大きな手傷を負わなかったと、ひとつの傷が致命傷となるため“傷を受けた時点で終わる”戦いだったと理解しています)、それでもなお戦うかれをみて、《聖域の祈り》の中で「なんとかするよ」と言われて、複数の太矢が突き刺さり屋根から落ちて行くのを目の当たりにして……それはどれほどの心持ちだったのだろうと思わずにはいられないのです。

そこまで追い込んでしまって、それでもまだ「君一人のぶんくらいはなんとかするよ」なんて、前と変わらず友だちだと思ってるなんて言ってくれるというのは。

だからずっと泣いてしまうのです。
このエピソードを思い出しただけでも。
だから定期的に読み返してしまうのです。

「失敗しても困らない」というのが「《雷神の裁き》を受けられない」ってことなら確かに困らないだろうけれど、祝祷を受けた上で言葉回しを間違えばウィリアムはとても悲しむだろうと思うのです。
でも確かに状況は真っ向からやつを斬るほかないまま変わらないから困りはしないと言えたものだろうか、言葉選びを間違うなんていうのは最初から想定する必要もなかったのか。

装うまでもなく怪我人でしょ!!!

目の前で自分をかばっていくつも呪いの太矢を受け(触れようとしたら弾かれるようなしろものを!)、竜殺しの刃に刺され屋根から落ちていく姿を聖域越しに見せられ、竜に乗っ取られ、落ち着いてもずっと目を覚まさない。
そういうかれを見てきた彼女の訴えは、むしろときおり向ける「上手くやっているぞ」と浮かべる笑みの方が不自然で。これは以前に語られた「その時は本気で思っている」という手管ではなく、ただ本気のことばを本気で出しているのに、かれにはそう重く見せたくないから目配せを入れているんじゃないかと。

どれほどの心持ちだったのだろうと押しはかることしかできなかったあの気持ちにまっすぐ向き合えば、それだけでこれだけの言葉が出てきたのだろうと。自然と涙も出てきてしまうのだろうと思わずにはいられないのです。
ただそれを上手く使っただけなんだろうとしみじみ思うのです。

けれどウィリアムが「これははかりごとだ」「いたずらっぽく笑ってこっちを見るなんて余裕があるなあ」「上手く嘘をつかないようにするなあ」と思って見るからあの言葉が彼女のまことから出た言葉なのかそうでないのかわからなくなってくる。
だから明け方の散歩が、そこで「あの言葉はすべて本当だった」と言うのが重さを増すのでした。
そこに嘘があるものかと思いながら、ウィリアムの視線を挟むためにそれを信じきれなかったから。
信じてもよい時の言葉で、彼女から彼へ、物語から読者へ、信じてもよいのだと言ってくれるから。

だから4章がいちばん好きなのです。

また人質にされるのはごめんだと、また目の前で追い詰められていくのは、重荷になるのはいやだと、そういう言葉だったのだろうなあ。

恋なんて案外、禍々しくて不吉で狂気じみたものよと繰り返すのが好きです。
そこからうたうように始まる告白が、聖物性愛なんて茶化して重く受け止められた空気を軽くしてみせるのが、鮮やかでした。

自分で幸せになるわと語る彼女が眩しくて仕方がないのです。
来るのを待って想いを募らせる時間すら楽しんでみせると言うようで。
自分にだって想いを向けてくれていると知っていればそれで十分なのだと、登る朝日にきらめくようで。
[良い点]
キャラクターの魅力、物語の魅力、文章としての魅力いずれも素晴らしく面白い
凄い作品だと思います
[気になる点]
本当に好きな作品で、まだ更新無いだろうなと思いつつ定期的に来ておりますが、その都度第一話から読み返し、単行本も読み返し、漫画も読み返し…と膨大な時間を楽しむ羽目になります
[一言]
ハリウッドで実写映画化しないかな…と、配役を想像しながら読み返すのが最近お気に入りの楽しみ方です
  • 投稿者:
  • 40歳~49歳 男性
  • 2020年 08月27日 14時32分
[良い点]
人、神、魔法、世界観、筋肉
登場人物ひとりひとりに対して、とても丁寧に執筆されているように感じます。そう感じるほどにどの人物も、どの神様も魅力的です。
[一言]
少し前ですが、小説買いました。
今度、奥橋睦さんのコミックスも買おうと思っています。
輪くすさがさんの表紙絵も凄かった…
世界や、そこに生きる人や神がとても素敵で、大好きな小説です。

  • 投稿者: ひろしげ
  • 30歳~39歳 男性
  • 2020年 08月24日 20時25分
[一言]
この回は本当に好き
  • 投稿者: daki
  • 2020年 08月23日 05時12分
[良い点]
久しぶりに読みに来ました。再開待ってます
[一言]
コミックガルドの最新話が神回すぎて思わず読みに来てしまった
[良い点]
いつまでも待ちたい!
同じような設定、同じ愛称の主人公の
『神々に育てられしもの、最強となる』という話のさわりだけ見ました。同じ方…ではないのですよね?
リメイク?オマージュ?
パクリ…だったら…凄く嫌だな。。。
[気になる点]
いつまでも待ちたい!
同じような設定、同じ愛称の主人公の
『神々に育てられしもの、最強となる』という話のさわりだけ見ました。同じ方…ではないのですよね?
リメイク?オマージュ?
パクリ…だったら…凄く嫌だな。。。
[一言]
いつまでも待ちたい!
同じような設定、同じ愛称の主人公の
『神々に育てられしもの、最強となる』という話のさわりだけ見ました。同じ方…ではないのですよね?
リメイク?オマージュ?
パクリ…だったら…凄く嫌だな。。。
  • 投稿者: 雅やか
  • 2020年 08月10日 11時35分
[良い点]
昭和生まれは10年以上中断した作品をいくつも経験しているのでいつまでだって楽しみにお待ちしています(^^)
  • 投稿者: naono
  • 2020年 08月09日 00時06分
[一言]
気付いたら初めてお会いしてからもう3年以上も過ぎているのに驚きです。ウィルが故郷を旅立ってからもうそんな時間がたったんだなぁと…。

また筆を取られる日をお待ちしてます。

  • 投稿者: ゆま
  • 2020年 07月31日 03時48分
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