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[一言]
読ませていただきました。いつものことながら鵜狩さんの発想、そして物語の緩急の付け方は素晴らしいの一言です。タイトルのセンスも、ああ、だから机引きなのかと。

大変怖い物語でした。まさかあそこまで追ってくるとは思いませんでした。怖いボタン連打しましたよ。そして悲しい物語でした。一瞬戻ってきた彼女は飲み込まれてしまったのでしょう。それにしてもあの指たちの正体はなんなのでしょうか。

主人公はあの後机を処分したんでしょうか。あ、もしかしたら板一枚の机なら大丈夫かも、とかいろいろと対処法を考えてしまいました。
面白かったです!
 感想も怖いボタン連打もありがとうございました。
 本作は、唐突に「今年の夏ホラーのテーマは学校!」と言われて、用意していたネタが使えなくて、必死で考え出した物語であったりします。なので発想や緩急をお褒めに与れて、大変に嬉しいところ。
 タイトルは忌引きの捩りなのですけれども、端的に内容を示しているふうで、自分でも気に入っております。
 あと対処を考えていただけたというのも非常な喜びでした。それだけ真に迫って感じていただけたという事でありましょうから!

 また、悲しい物語と感じていただけたのも感慨深く。実はちょっと二人の関係や感情描写が薄いかな、わかりにくいかなと思っておりましたので。
 ちなみに千広は「ちょっとだけ」のはずだったのに、持って行って欲しいものがありすぎて、抱えてるものが多すぎて、ごっそり攫われてその虚に入り込まれてしまった、という感じです。なので逆に、ちょっとだけ残ってるんです。
「友情の証」で呼んでる時の台詞だけが本物で本当で、だから怖いでも苦しいでもなく、ただずっと寂しい。

 机。
 茅子はそれでも机を部屋に置いたままだと思います。学校へは行けないけれど、その前に座る気にはなれないけれど、でも千広との唯一の接点なので。

 指。
 とても駄目な話ですが、指の正体については、相変わらず投げっぱなしで設定しておりません。
 理屈のつかない正体不明、よくわからないそういう現象、としておくのが花でありましょう。なんせ七不思議ですから。
[一言]
ひいっと思わず肩が揺れる物語でした。怖ったです。夏休み明け、学校の机の前に座りたくないなと思わず思ってしまいました。

楽をして物を得てはいけない。何故だか、楽をしたから罰が当たったんだとか、ダイエットって難しいですからね。

乾燥を書く前に第一話を読み返しましたがそのホノボノさに、悲しくなって、机引きについての説明に嫉妬とかうんたらかんたらでおおと伏線かーと唸ってしまいました。

相変わらず拙い感想で申し訳ないのですが、本当に怖かったです
  • 投稿者: 雛菊 みぃ
  • 女性
  • 2015年 07月26日 10時23分
 感想ありがとうございます。
 学生諸氏が机に座りたくない気持ちになったり、あと一人でいる時に物音がしてふとこの話が頭を過ぎったりしてくれたらいいなあと書いた話なので、そう思っていただけて何よりです。……とか書くと、大変趣味の悪い人間のようですけれども。
 とまれホラーを書いてると自家中毒に陥って、それが怖いのかどうなのかよくわからない感じになってくるので、怖いと仰っていただけるのはとてもありがたい事でありました。

 楽と伏線。
 説明で千広が挙げている3つは、実は全部自分が持って行って欲しいもの、諦めなくちゃいけないと思っていたものであったりします。でも彼女の中でそれらはとても大きなウェイトを占めていて、だからちょっとだけではなく大部分をごっそりと抉られてしまった、という感じ。
 辛くても苦しくても向き合って自分なりの答えを出すべきところを、荷下ろしして楽になろうとしてしまったという点で、「楽をしたから罰が当たった」というのは正鵠であったりします。
 まあこの辺りは作中できちんと語りきれなかった裏設定部分なので、こうして喋ってしまうのもある意味自己満足であったりします。なんだかいいように利用してしまったようですみません!
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