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[一言]
エンタメ系シリーズ?…面白そうかも→最後まで読む→エンタメってなんだっけ?
とは思いましたが、素晴らしい作品には違いありませんでした。出会えて良かった。
読み終わった後は切ない気持ちになりました。
彼らが壊したのは他にいくつもあるのであろう島のたった一つでしかない、ということが虚しさに拍車をかけてきます。
でも彼らの行いが、何も意味がなかったのだろうとは思えません。いや、思いたくないのかも…。
私にとってこの作品は、切なくも優しいような、儚い超能力者たちのお話しでした。
ご丁寧にも拙作に感想を残して下さり、誠に有難うございました。

>エンタメ系シリーズ?…面白そうかも→最後まで読む→エンタメってなんだっけ?とは思いましたが、素晴らしい作品には違いありませんでした。出会えて良かった。

過分なお言葉、恐縮です。そして「エンタメ系」で分けていた件に関しては、申し訳ございませんでした。

拙作は「文学ジャンル」で投稿したものの、自分の中のシリーズで分ける際、超能力モノを「文学系」に分けるのを躊躇った為に、「エンタメ系」に登録しておりました。ラノベっぽい作品かなぁと思いまして(^^;)

>でも彼らの行いが、何も意味がなかったのだろうとは思えません。いや、思いたくないのかも…。私にとってこの作品は、切なくも優しいような、儚い超能力者たちのお話しでした。

いや、勿体ないお言葉です。そのような美しい表現で拙作を纏めて頂いたこと、身に余る賛辞であると思っております。

わざわざ佐藤様のお時間を割いて、拙作を読んで頂いたこと、素敵な感想を残して頂いたこと、感謝申し上げます。本当に、有難うございました。
[良い点]
 この内容なのに序破急と基本に忠実で、完璧なめりはりがあるところはさすがとしか言いようがありません。
 一人称でありながら、短編として無駄の無い、不自然に感じないシーン遷移の巧みさが素晴らしいですね。
[気になる点]
 あえて書くならば、アクセサリーなどの感慨深い内容は、中盤辺りの日常の中に伏線を張っておいても良かったかも知れません…… が、ラストシーンで妙な感慨を読者に与え、気を逸らしてしまうよりは今のままでもいいのかも。
 地の文の全体に「儚げなもの」の描写が多く見られますが、少し過剰で一箇所一箇所の名文の効果が薄まっているような気がします。『たった今、地球に辿り着いたばかりの陽光』など、とびきり優れた表現が多いのにちょっと勿体ないです。

 あと、最大の難点としては……

 過激過ぎてレビューでオススメ出来ませぬ!

[一言]
 『狂おしいまでに儚い』…… もしレビューを書いたなら、きっとタイトルはこうだったと思います。
 SF的題材で、退廃的というのでしょうか、バッドエンド以外は認められないような作品でありながら、しっかりと少年の心を描写したジュブナイル小説になっているのですよねぇ…… こういった雰囲気の本格的な作品を読めるなんて、「なろう」の世界は懐が広いです。というより、マグロさんが見事だとしか言いようもないのですが。

 実は私が今、連載している作品の中にも「現代超能力学園もの」の話はあるのですが、作品傾向に合わせ、あえて背景を「ゆるゆる」に設定しました。それでもやっぱり暗くなる部分は出てしまい、色々困ったことを思い出します。
 当時いっそとことんまでシリアスにしてしまおうかとも思いましたが、後々この作品に出会うことを考えると逃げて正解でした(笑) シリアスでここまでのものは私には書けません。

 ちょっとした気分転換のつもりで読み始めましたが、やっぱりマグロさんでした。気づけば最後までです。
 また、本格的な読み応えが恋しくなったら読みに来ます。良い読書の時間をありがとうございました(^^)/
この度も拙作に感想を残して頂き、誠に有難うございました。そしていつもながらのご過分な評価……恐縮です。
良い点はもとより、悪い点に関して大変有り難く頂戴いたしました(^^*)

>アクセサリーなどの感慨深い内容は、

ここは僕も悩んだ所でした。が、本作の主題を恋物語にしたくなかったので、「先生に杏の誕生日プレゼントについて相談した」位に留めてあります。

>地の文の全体に「儚げなもの」の描写が多く見られますが、少し過剰で

これは読んでいて、なるほど! と思わされました。ざっくりと削ることろは削ったのですが、まだ多かったようですね。反省点として有り難く頂戴します。

>過激過ぎてレビューでオススメ出来ませぬ!

なろうの懐は深い! きっと大丈夫! と言いながら「鏖」でキーワード検索し、八作も見つかったことに自分で驚いている私です。笑

>SF的題材で、退廃的というのでしょうか、バッドエンド以外は認められないような作品でありながら、しっかりと少年の心を描写したジュブナイル小説になっているのですよねぇ…… 

本作は構造的なバッドエンドを組み込んだ作品でもありました。他のキャラクターのようにワイワイ楽しくやりながら、最後の場面で実験のシーンを出して終わりにする。

無感情に無感動に能力を行使し、「はい、お疲れさまでした」で終わりにする。そんな案もあったのですが、こちらはもう、どうしようもなかったので、本作の道を取りました。

>作品傾向に合わせ、あえて背景を「ゆるゆる」に設定しました。それでもやっぱり暗くなる部分は出てしまい、色々困ったことを思い出します。

なんと、そうでしたか。超能力は難しいですよね。何をやっても殺人に繋がってしまう気がします。炎の能力なら酸素を焼いたり、氷なら凍りつかせたり、テレポートなら真空空間が生まれたり、いつかラノベ風に実験してみたいと思ってもいましたが、大変貴重な意見を聞かせて頂きました。その点でも感謝申し上げます。

>当時いっそとことんまでシリアスにしてしまおうかとも思いましたが、後々この作品に出会うことを考えると逃げて正解でした(笑)

いやいや、御謙遜を。

>気づけば最後までです。また、本格的な読み応えが恋しくなったら読みに来ます。良い読書の時間をありがとうございました(^^)/

拙作にあてて頂いた時間が無駄になっていないのなら、それ程に喜ばしいことは御座いません。与えてもらってばかりで恐縮しきりですが、この度も本当に有難うございました!
[良い点]

 子どもたちを想う心も本物ならば、洗脳して実験台にする事実も本物。
 話から想像して、実験場が一つ潰れただけなんだろうなと思うと、やるせない話なのです。
[気になる点]

 管理体制のガバガバ感が。
 まあ、一つや二つ滅びても問題ないんだろうなというところも想像できるのですが。
 
[一言]

 最初、杏に歌わないの? と訊いているのには「こいつ何を他人のトラウマえぐってんだ?」と驚きましたが、この子らにはどう死ぬかだけを考えて生きてるとすれば、異能とどう向き合うかを他人と話せた杏は幸せだったのかも……いや、違うな。

 
ご丁寧な感想に、感謝申し上げますm(_ _)m

超能力者を管理するに当たり、自分の中では「反抗させない」ことが、コスト的にもシステム的にも重要なことだと思いました。そこで本作では、厳しい時代の管理を経て、「優しい管理(心理的に掌握する。犯罪を連帯させる)」という管理方法を採用している島の話を描きました。

島の大人たちは、矛盾を抱えた心根の優しい人たちでしたが、システム的に実験をせざるを得ない。同時に管理体制としても、「反抗心を抱かせない(島で生きることを満たす)」為に敢てガバガバになっています。伊藤さんの仰る通り、この島も数ある内の一つで、孤島という条件も一つのシステム(何処にも行けない)になってもいるので。

>「こいつ何を他人のトラウマえぐってんだ?」と驚きましたが、この子らにはどう死ぬかだけを考えて生きてるとすれば、異能とどう向き合うかを他人と話せた杏は幸せだったのかも……いや、違うな。

あはは、トウマ君が大分揺さぶってるシーンでしたね。告白のシーンでもありました。他人は鬱陶しくもありますが、傍にいると安心する時もあります。

この度も拙作の為に時間を割いて頂き、誠に有難う御座いました!
[良い点]
二回、拝読させて頂きました。
一分の隙も許さない文章ですね。一文一文にマグロさんの力が込められているのを、ひしひしと感じました。

面白い、というよりかは、興味深く考えさせられるお話でした。文学的というよりも、ちょっとした哲学書?を読んだような気分に浸れました。

優しさに管理され、優しさに殺される。どことなく、伊藤計劃のharmonyをイメージして読みましたが、マグロさんのオリジナリティが発揮されていて、良かったです。アドラー哲学?っぽい個所も散見されて、超能力、人体発火という使い古された道具が出てくるのに反し、物語の深みといったらたまりません!

世界とはすなわち人生であり、登場人物は皆、優しさにあてられてしまっている。人生を奪われてしまっている。これは、そんな現状に反旗を翻して戦う、人生を取り戻す話なのだと解釈しました。そして、人生の中には死も最初からあって、だからこそ、ああいう結末を迎えても、それほど悲壮感がなかったのかなぁと思います。

ただ、個人的にまだまだ読み切れていない部分があると思いましたので、今度また、じっくりじっくり拝読させていただこうかと思いますw
[一言]
年の瀬に凄いのを読んでしまったなぁという感じです。大変熱量の感じる物語を、どうもありがとうございます!

それと、先日は活動報告にコメント下さり、ありがとうございます。風邪にはくれぐれもお気をつけて、ではでは^^
  • 投稿者: 浦切三語
  • 男性
  • 2015年 12月13日 15時32分
この度も背筋が正されるような骨太な感想を頂き、感謝の念に絶えません。
画面を通じてでは御座いますが、実際に一礼させて頂きます。有難う御座いました。

>二回、拝読させて頂きました。一分の隙も許さない文章ですね。一文一文にマグロさんの力が込められているのを、ひしひしと感じました。

二回も読んで頂けたとは……。感動のあまり言葉を無くしました。恐縮です。投稿に当たって推敲は何度も行いましたが、それに応えられるものであれば幸いです。

>文学的というよりも、ちょっとした哲学書?を読んだような気分に浸れました。優しさに管理され、優しさに殺される。どことなく、伊藤計劃のharmonyをイメージして読みましたが、マグロさんのオリジナリティが発揮されていて、良かったです。アドラー哲学?っぽい個所も散見されて、超能力、人体発火という使い古された道具が出てくるのに反し、物語の深みといったらたまりません!

杏という自己との対話が多く、また普通とは少し異なった価値観を持った人間たちの物語なので、哲学的な面があったかもしれません。ヒロインは特にハイデガーの「存在と時間」に影響を受けているという設定でした。(主人公にも貸しており、ラスト少し前の校庭では、映像的に見ると二十の足首が並ぶ中で一冊の本が芝生に残されている感じになっています)。「アドラー哲学」もアクセントに少し使用しております★

>世界とはすなわち人生であり、登場人物は皆、優しさにあてられてしまっている。人生を奪われてしまっている。これは、そんな現状に反旗を翻して戦う、人生を取り戻す話なのだと解釈しました。

そうですね(^^*) 自分の中では、最終的に主人公が「世はすべて、こともなし」という一文を獲得する物語であったと思っています。色んな風に解釈して頂ければ、それに勝る喜びは御座いません。

>年の瀬に凄いのを読んでしまったなぁという感じです。大変熱量の感じる物語を、どうもありがとうございます! それと、先日は活動報告にコメント下さり、ありがとうございます。風邪にはくれぐれもお気をつけて

過分な評価では御座いますが、時間が無駄にならなかったのなら幸いです。本作をキャッチ頂き本当に有難う御座いました。浦切さんも、健康にご留意なさってお過ごしくださいませ♪
[良い点]
短い人生を生きることを運命づけられた超能力者は、その短い人生で幸せを得ることができたのだろうか。
その幸せを求める行為が、この物語の中核であり、結果に至る行為であったのではないだろうか。
長きに渡る余生を持つ我々は、果たして彼らのような儚き人生を、真正面から受け止められるだろうか。
人生とは、生きるとは、幸せとは、そういった要素が含まれていて、マグロアッパーさんが表現したい世界観が描写されているものと感じました。
[一言]
どうも、藤井まやです。
これがカジキストレート作品ですか、なかなかに尖ってますね。
鋭利な刃物のような鋭さを秘めていながら、それを撫で付けるように振り下ろすスタイル。
そして最期にはせめてもの救いを。
単純なバッドエンドで終わらせないその作風は、カツオダウナー作品では味わえない、空白の時間を与えてくれるようで、その空白は二度味わうことで埋められるような気がします。
それでは、ご投稿ありがとうございました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 12月12日 10時59分
管理
藤井さんの貴重なお時間を拙作の感想に割いて頂いたこと、誠に有難うございました。

>人生とは、生きるとは、幸せとは、そういった要素が含まれていて、マグロアッパーさんが表現したい世界観が描写されているものと感じました。

深いお言葉の数々。恐縮です。生に意味はなく、いかに自己納得して死んでいくか、ということが私のあらゆる物語の中核になっておりました。本作は短い人生の中、いかに死んでいくかということに比重を置いた物語でもあり、相も変わらぬ藤井さんの鋭い感性に驚かされるばかりです。

>これがカジキストレート作品ですか、なかなかに尖ってますね。

えぇ、自分の中ではこれがドストレートですwww

>単純なバッドエンドで終わらせないその作風は、カツオダウナー作品では味わえない、空白の時間を与えてくれるようで、その空白は二度味わうことで埋められるような気がします。

本当に、二度も有難うございました。今思うと、「空に知られぬ」などもカジキストレートであったと藤井さんの感想で気付かされました。しかし、「空白の時間」とはまた藤井さんらしい、素敵な表現ですね(^^*)

>それでは、ご投稿ありがとうございました。

藤井さんの完成された人格、そのご仁徳には常に敬意を払っております。
こちらこそ、いや、こちらこそ(二回言ったw)、読んで頂き有難うございました。
[良い点]
これは、心中ですね。

神から呪いを受け、死が目の前にぶら下げられた若い二人が心中をしたように感じました。

歌姫が歌い島を破壊して、トウマが歌姫を燃やし、自分も燃やす。

他の人を燃やして回らないと、優しい歌姫は歌えなかった。何だか、本当にやりきれない気持ちです。

でも、これは一種の解放であり、そこが心中と同じに感じます。
  • 投稿者: 梨香
  • 2015年 12月12日 10時38分
この度も素敵な感想を有難うございます(^^*)

>神から呪いを受け、死が目の前にぶら下げられた若い二人が心中をしたように感じました。

自分の中で「超能力=呪い」という印象があり、そうした中で超能力者たちの生き方を詰めていった際、一つの結末としてそのような形になりました。

>歌姫が歌い島を破壊して、トウマが歌姫を燃やし、自分も燃やす。他の人を燃やして回らないと、優しい歌姫は歌えなかった。

>これは一種の解放であり、そこが心中と同じに感じます。

当初のプロットでは歌姫が歌うことで一つの街を破壊する予定だったのですが、最終稿では悪疫の時代にあった島を破壊することにしました。二人で島というシステムを破壊すると。

その最終段階がシステムからの解放でもあったので、その点を感じ取って頂けたこと、大変嬉しく思います。

梨香さんの感想で、自分の描きたいことが伝わっていたと知り、救われる思いがしました。本当に、わざわざ有難うございました!!!
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