エピソード411の感想一覧

マイルは、元々は日本の女子高生ですからねえ……。

そして、お気付きかと思いますが、本作『のうきん』においては、死者は出ますが、それは現在の『赤き誓い』のメンバーが直接手を下してはいないものです。
あと、レーナが過去に盗賊を殺していますが、それは別枠として……。

私が主人公達に『絶対に人を殺させない』という主義ではないことは、他の作品、『ろうきん』と『ポーション』では元女子高生（卒業直後）とＯＬだった主人公達が結構平気で敵兵や盗賊達を殺していることから、明らかです。
なので、「主人公達が人を殺さない」というのは、この作品においてのみの特徴です。(^^)/

マイルの前世である栗原海里の性格、今のマイルとしての性格等から考えて、『この子は、どうしてもやむを得ない時以外は、そう簡単に知的生命体を殺すような子じゃない』という判断でして……。(^^ゞ


カオル「そんじゃ、私達は殺人狂かいっ！」

ミツハ「たはは……」

それについては、文中で説明してあると思いますが……。(^^ゞ


追いかけて、叩き斬ったり、攻撃魔法をぶち込むことは簡単であったが、事情も確認せずに手を出して、少し、……ほんの少し、『やり過ぎてしまった』場合、マズいことになる可能性がある。実は少女が犯罪者であったり、恋人との痴話喧嘩であったりした場合とか……。
　いや、その確率はかなり低かったが、相手を潰すことくらい、いつでもできるので。
　人口が密集しているわけではない、こんなド田舎であれば、マイルの探知魔法を使えば簡単である。
　それに、もしあの連中がただの通りすがりの強制ナンパ野郎でなかったならば、どうせまたすぐにこの村に近寄ってくるはずである。そこを、『ぷちっ』とやれば済むことであった。


そして、盗賊であることを確定させたあとは、ちゃんと捕らえて王都へ連れ帰っています。
犯罪奴隷として、首領は縛り首、手下は終身犯罪奴隷として鉱山送り、あたりではないかと思います。(^^)/

マイル「殺せるよ？　何か、クズを殺しちゃいけない理由でもあるの？」

レーナ「ミツハちゃんのセリフをパクるんじゃないわよ！」

メーヴィス「というか、私達が人を殺さないのは、『殺さなくても大丈夫なだけの余裕があるから』だから、いざとなれば、普通に殺すけどね」

レーナ「当たり前じゃないの。仲間の命や、罪のない善良な人達の命と、悪党の命。どっちが大事かなんて、考えるまでもないでしょ。
それに、悪党は、見逃すとまた多くの人達の命を奪うからね」

ポーリン「生かして捕らえた方が、犯罪奴隷の売却金の分け前で、ウマ～、ですからね！(^^)/」