感想一覧

[良い点]
最初から最後まで「生きている」物語だったなあと思います。いつでも希望を忘れないでいたいと思えるお話でした。
[一言]
ああ、本当にフィナーレなのですね。
シャルルーは無事だろうか、緑の魂は大丈夫だろうか、赤ちゃんは助かるのか……といろいろ気がかりなことがありましたが、全てが一番良い形に収まり、みんなが自分の居場所を見つけることができたのですね。

魔法使いになるというのは、本当の自分を解き放つことなのかなと思いました。
元々この時代にいた美奈子たちも、時を超えて生まれ変わった緑も、今が一番活き活きとしている気がします。
小惑星がぶつかる前に、みんな揃うことができて本当に良かったです！(*^o^*)

終わってしまって寂しくて、自分のポケットにシャルルーが入っていてくれないかな……と思います。このお話は私にとって、もう生活の一部になっていたので。
大きな大きな三部作、ここまで書き切る夢野さんを心から尊敬します。本当にお疲れ様でした。

[一言]
緑、和久、シャルルー、みんな無事で良かったです（≧∇≦）
果樹園のある豊かな世界に暮らす、一億年前の人たち。この環境もちょっといいなと思うけれど、みんな揃って元の時代に帰れるのが何より嬉しいです。

魔法使いが現れると、みんなやっぱり頼りたくなりますよね。それは魔法を使える本人も同じことなのかもしれません。頼れる時はできるだけ良い方向に活かし、いつかはサヨナラしなければならない力なのかな、と思いました。だって、望みを叶えようとすればきりがないですものね。

次回、最終回なのですね！
名残惜しくて、いつまでも魔法が続いてほしい気分です。

[一言]
日本列島が大昔はタンポポでいっぱい、黄色い島だったなんて素敵ですね。夢野さんの、このタイムマシンのアイデアが大好きだったので、ラブタームーラでも活躍が見られて嬉しいです。

和久も緑もシャルルーも！
みんなここにいるのですね。緑を連れて帰れないことはつらいですが、それでも無事に会えるなら嬉しいですね！

[一言]
これは……！と、思わず声を上げそうになりました。
夢を観たシリーズが連載に移行した直後の、あの壮大なタイムワープのお話が元になっていますよね？
この塔の装置で和久を迎えに行くことができるのでしょうか。知っている世界が姿を変えて現れたようで、とても嬉しいです。

赤ちゃんが死産するのは、お腹の中で死んでしまったのではなくて、そもそも魂が入らずに生まれてきてしまうため、という考えがとてもユニークで神秘的だと思いました。生きて生まれてきた私たちも、奇跡のような偶然で今の魂を手に入れていたのかもしれませんね。

[一言]
おしんこ好きなネズミなんて、渋くて面白いですね。どんどん大きくならなければ飼ってもかわいいけれど、やっぱり場所をとるし食費もかさむのであきらめるしかないですね。
魔法が効かない敵が現れた時って、焦ると同時に「ついに上級戦だ！」というわくわく感もあります。

美奈子のお家の赤ちゃん……。
みんなが楽しみにしていたのに、このまま流れてしまうのでしょうか。それとも何か、お母さんの体の中で不思議なことが起きているのでしょうか。祈るような気持ちで次回を待っています。

[一言]
江美利の不思議な能力は魔法使いゆえだったのですね。これからは浩が賢者のような喋り方に……なるわけがなかったですね(⌒-⌒;

魔法を使ってもやっぱりシャルルーは見つからないのですね。手作業よりも便利なことがたくさんあっても、やっぱり根本のところは自分たちで考えなければいけないのですね(´・_・`)
ラブタームーラという世界が、子供たちに謎かけをしているような、成長させようとしているような気がしてきました。

[一言]
魔法の使い方がどんどん広がり始めて、美奈子たちの世界も大きくなりましたね。心の成長と一緒に魔法も上達しているようで、なんだか嬉しいです。

魔法ひとつで真実しか話せないようにしたり、封印されていた場所を明るみに出してしまう可能性もあると思うと、少し怖いですね。私だったらすぐに荷が重くなって誰かに魔法を譲ってしまいそうです(⌒-⌒;

でも電話もメールもなくてもすぐに声が届けられるのは便利だなあと思います。家族と別々に買い物に行って、買ったおかずが重なっちゃった……なんてことを防げますものね！

[一言]
親が病気になった時、子供はこの世にひとりぼっちになったように心細くて寂しい思いになりますよね。
美奈子は魔法を使えるけれど、それでも同じように心細いと思います。いくつになっても親は親、子供は子供ですよね。

でもワライタケのせいで具合が悪くなったのではなくて良かったです！生まれてくる赤ちゃんが緑の生まれ変わりだとしても、全くそうではなかったとしても、美奈子に新しい家族ができるのがとても嬉しくて、雨の後にかかる虹のようにほんわりとした希望が見えてきました。

美奈子の心はきっとまだ複雑ですよね。でもきっといいお姉さんになってくれるだろうなと思います。

[一言]
のみの市って、どこから来たのかわからない商品が集まっていて、本当に魔法の品が混じっているんじゃないかと思います。そうでなくても、学校のバザーなどは無性にわくわくしたものです。

夢を観たシリーズの、バラ星雲が見えるお話を思い出しました。今回元之が買ったのは、一見普通の毛布で、偶然宇宙の夢を見ただけのように見えますが、実はその偶然がすごいことなのかもしれませんね。三人同時に同じ夢を見て、未知の世界のはずの宇宙をはっきりと認識している、それこそが魔法なのかなと思いました。

[一言]
図書館の端末に魔法使いの記憶が仕込んであったなんて、まるで元之のためにこの時を待っていたようですね。シュルラクス、素敵な名前です！
うちの図書館の端末も、いつも利用者が殺到しているのですが、まさかこのためだったのかしら？？

美奈子たちの世代でまた魔法使いたちが結束すると思うと、それも長い時代をかけた冒険の一つだったんだなとしみじみします。