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[良い点]
観月さま、こんにちは。Azuriteです。
ぶらりとお邪魔して、短編集『やわらかな浸食』を拝読しました。こちらは、感想を書かせて頂かないと失礼にあたるかと思い、また拙い文を書かせて頂きます。

まずは、あの震災と津波で犠牲になった方のご冥福をお祈りいたします。

 私自身は西日本に在住しており、地震当時は勤務中でした。八階建て免震構造のビルが揺れましたよ……。TVが一斉に津波の中継を始め、愕然と見守ったことを思い出します。
そちらでは、すぐ停電になってしまったため、そんな報道は一切流れなかったと伺いました。
学生時代、阪神淡路大震災を経験しましたが、すぐにその時のことを思い出しました。同級生がいわき市内で勤務医をしています。きっと野戦病院状態だったろうと拝察します。
遠くから、気をもむだけだった自分達をお赦し下さい……本当に、(こんな安易な言葉で表現するのが申し訳ないのですが)皆さま大変、でした、ね……。

一話一話、じっくり読ませて頂きました。不十分な情報や対応のなか、それでも皆さまが、少しずつ前へと歩んでいっておられる様子が拝察出来て、感銘を受けました。
受けた損失は甚大で、元に戻るなんてことはあり得ませんが……。日々を大切に生きておられると感じることが出来ました。

「空と海の果て」の歌詞、素敵でしたよv
読ませて頂き、ありがとうございました。また他の作品を拝読に伺います。
乱文失礼いたしました。
Azurite(藍銅鉱)さま

感想ありがとうございます。
読んでいただけただけで幸せです。

この作品は、私が書いた作品の中でも一番短時間で仕上がった作品かもしれません。仕舞い込んでいた心の内を、一気に放出した感じでした。

Azurite(藍銅鉱)さんの仰る通りで、その日すぐに停電になってしまったものですから、私たちは状況をぜんぜんわかっていませんでした。

あちこちで家が傾いたり倒壊したり。(知り合いは赤信号で停まっていたら、すぐ隣の家が潰れて本当に怖かったそうです)
そんな状況ですから、わたしたちの住んでいるところが一番被害がひどかったんじゃないの? なんて、思ってたくらいです。

そうしたら、実家から車で帰ってきた母が「ニュースは原発のことばっかり!」と教えてくれて、初めて原発が大変なことになっていると知りました。

でもそのときは逃げなきゃいけないようなときは国なり、県なりが、なんとか言ってくれるものだと思っていたのですよね。
今思い返すと、そんなもの待っていないで、春休みの間だけでもどこかへ避難していればよかったと思います。

対応が早かったのは中国政府です! 驚きました。
福島には中国からお嫁に来ている方が多いんですよ。ですから、そういう方たちのお子さんも……息子のお友達や、私の生徒さんの中にもいます。
新潟に船が着いて、あっというまに皆さん中国へと避難なさいました。
「中国って……すごい!」って、思いました。

日本だったらどうだろう? ってちょっと思いました。
同胞に、すぐに手を差し伸べることができるのか?
もちろん、中国という国のすべてを肯定するわけではありませんけれども。

ああっ! 気がついたらずいぶん長く語ってしまいました。
すいませ!!

でも、震災から七年過ぎた今。こうして話すことができるというのも、わたしたちにとってはもしかして心のリハビリになるっているのではないか? と思うのです。

お付き合いくださり、ありがとうございました。

詩……お恥ずかしいですが、そちらも素敵と言っていただけてうれしいです。
  • 観月
  • 2018年 04月28日 22時38分
[良い点]
ずっと気になっていた作品、やっと拝読できました。

あの日を観月さんはほぼ中心地で体験されていたのですね。
そして、それはその日だけではなくて、ずっとずっと、今も
続いているんだと改めて思わされました。
辛い思い出だと思いますが、このように作品として発表してくださり、素晴らしいと思います。

まだまだ大変な中にある人がいると思います。
忘れないために、読まれ続けてほしい作品だと思いました。

「澱」が印象的でしたね。被災地でないと知らないことですから、
このような気持ちがあるのだと、初めて知り、驚愕でした。

素晴らしい作品をありがとうございました。
  • 投稿者: marron
  • 2017年 05月12日 22時10分
marronnさん、この作品を読んでくださってありがとうございました。

大橋秀人さんが主催された「スマイル・ジャパン」という企画に寄せて書かせていただいたものです。
震災を忘れない。そしてそこから笑顔になれるように。私はそんな風にこの企画を捉えました。

縁とは不思議なもので、この企画を知ったのは、本当に偶然です。
異世界転生ばかりのランキング上位作品を読む気になれず、文学で検索したりして、自分の好みに合う作家さんを探そうとしていた時にこの企画にぶつかりました。

知り合いは一人もいない企画でしたが「仲間に入れて下さい」と手を上げて、一気に書き上げました。ここまで短期間で書き上げたことはないような気がします。きっと、私の中で吐き出したいことが溜まりに溜まっていたんですね。

震災をテーマにするということで、心配してくれる知り合いもいましたが、今は書いてよかったと思っています。


この作品の一つ一つのエピソードは、かなりの部分実話を元にしています。ワンちゃんのお話も、私の知り合いの方が体験されたことです。(設定などは実際とは違うものにしています)

最近はだいぶ落ち着いてきたとはいえ、震災前の人が聞いたら、SF小説? と思うような、放射線量だの中間貯蔵施設なんていう言葉が日常になっているのだから、不思議だなあと、思うのですよ。


少し前の作品になりますのに、感想を寄せてくださり、とても嬉しく思います。ありがとうございました。
  • 観月
  • 2017年 05月13日 00時04分
[一言]
完結になっていなかったんですね…。
企画は一段落しましたが、“スマイルジャパン”自体に期限があるわけではないですから、今、こうやって企画作品に目を通すと更に込み上げてくるものがありますね。
『空の海の果て』いい歌詞ですね。
  • 投稿者: 日下部良介
  • 50歳~59歳 男性
  • 2016年 11月04日 13時22分
日下部良介さま
読んでくださりありがとうございます。
一旦は完結したのです。でも、こちらの作品「スマイルジャパン」の企画を知って、参加したさから一気に書き上げたので、読み返すと粗が目立つような気がして手を加えました。
一度完済みを解除して、あちこち直した上に、一部まるっと書き加えたものです。
多分、これにて完結! だと思います。
今現在も日本の至る所で避難生活を続けている方がいらっしゃいます。
それに、震災後の避難者同士の中での軋轢もあって、事態はとても複雑になっている気がします。
人々が前向きになれるような支援とはどんなものなのだろうとか、あの時点で描くことのできなかった問題も、いつか書けるようになるといいと思います。
  • 観月
  • 2016年 11月04日 13時32分
[一言]
当日は子供は幸いに実家の関西におり、関東にいました私自身は帰宅難民になり、漫画喫茶で夜を明かしたことを覚えております。保育園に泊まった子、五時間歩き通して保育園まで子供を迎えに行ったママの話も聞きましたね。
卒業式や謝恩会は自粛ということで、専門学校の卒業証書が自宅に郵送されてきて終わり、というなんとも寂しい私の学生生活の最後でした。
ママ友が子供を連れて関西の私の実家にしばらくお泊りもしました。

小学生の時に阪神大震災を身近に経験していたのに、災害の恐ろしさというものを人は忘れるのだなあ、とあの時に思いましたね。
あの日を風化させないためにも、このような企画をされ、参加された作者の皆様は素晴らしいと思います。

  • 投稿者: 青瓢箪
  • 2016年 03月21日 23時53分
感想ありがとうございます。
ビールの飲み飲み感想返信を書いていたら、一回消えちゃって、もう、泣く!!
 
あの震災は大きいものでした。青瓢箪さんも被害にあっておられたのですね。

長くなります。スルーしてもOKですよ! 自分が吐き出したいだけです。

第一話はほぼ実話です。(家族構成などは違います)
白鳥が北へと帰る季節。 
クワァァァァ……。と声をあげながら旅立って行く白鳥を見上げ、足元のアスファルトの亀裂を見て涙が滲みました。
避難所からの帰り道。やっとつながった他県に住む弟からの電話に「携帯、充電も出来ないからこれが最後! みんな無事!」と言いましたっけ。
私の住む町は純粋に地震による被害の大きかった町です。あちこちで家は傾き、潰れていました。
津波の被害はけた違いでしたね。私は最初の頃それもわからず「自分の街が一番被害がひどんじゃないの??」と思っていました。
今は、街にあふれる真っ黒なフレコンパック。仮置き場に仮仮置き場。
フレコンパックが何年持つと思ってるのだろう? あの中身を定期的に入れ替えるつもりなんだろうか?
氷の壁、外国から輸入した汚染水から放射能を除去する装置。それにも拘わらず、漏れる汚染水。
たぷん。たぷん。たぷん。たぷん。と、増え続ける汚染水は暗闇の中閉じ込められている。
こんな状況でどの口が「原発を完璧にコントロールしている」というのでしょう? そして他の国に原発を売り込むのでしょう?
想像力の欠如とは怖いものです。
原発の作業員が亡くなったなんて話は、今では全国版のニュースにすらならない。
美術館で、外国の著名な絵本作家さんが「東京オリンピックが決まって喜ぶ日本人を見て驚いた」というメッセージを読んでいて恥ずかしくなりました。

いつか私は、後悔するのかもしれない。だから、何もなかったことには出来ないのです。私は、その後悔も抱えて生きていきます。だって、息子がそばにいるから。

ここまで読んで下さっていたなら、ごめんなさい。いろいろ自分の中の泣きたいような気分を語ってしまいました。
  • 観月
  • 2016年 03月22日 01時07分
[良い点]
お邪魔します。
被災者でない私があれこれ感想を述べるのもおこがましいのですが、とても良かったです!

あれから五年、月日は経っていろいろ変化もあったことでしょう。でも、変わってないものもある。
被災した人にしかわからない思いや苦労を感じました。
でも、それでも生活は続いていて、最後は前向きに生きてきくという希望も感じました。
うまく言葉に表せませんが、いい作品だと思います。

  • 投稿者: 美汐
  • 2016年 03月18日 05時51分
美汐さま
震災後、初めてこうした作品を書きました。
いい作品に仕上がっていたのなら、良かった。
自分の中をぶちまけただけのものになっていないか、心配でもありましたので。
感想ありがとうございました。
とてもうれしかったです。
  • 観月
  • 2016年 03月18日 10時02分
[一言]
一話一話、噛みしめながら読ませていただきました。
被災された方々の胸中を、一話ごとに変わる登場人物の目を通して垣間見ることができた気がします。
そして5年が過ぎた今この瞬間もなお、震災の爪痕がそれぞれの生活に影響を及ぼしていることを改めて考えることができました。
どれもお話に深みがあり素晴らしかったです。強いて上げるなら、「澱」と「空と海の果て」が印象的でした。
私も高校では合唱部に在籍していましたので、最終話は感情移入して読ませていただきました。
観月様の歌詞、素敵でしたよ。
“笑顔”のキーワードが含まれていて、素晴らしい締めくくりだったと感じました。
完結お疲れさまでした。この作品に出会えたことに感謝しています。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2016年 03月16日 13時53分
管理
みつながめいさま

被災地に住んでいるから書けることもあるかと思い、参加させていただきました。自分自身にとっても良い機会だったと思っています。
私は自分の小説の中でちょいちょいポエムを作ってしまうのですが、ステキと言って頂けてほっと安心です。
そして何より……この企画に参加してみつながさまをはじめ、素敵な作家さんとお知り合いになれたこと、とてもうれしく思っています。
感想、ありがとうございました。
  • 観月
  • 2016年 03月16日 22時12分
[一言]
震災の記憶が風化していく中で、このような企画は大変意義のあるものだと思います。体験した方でないとわからない言葉の重みがあります。
当時私が勤めていた会社は被災地に工場があり、全国の若手社員が、地震直後から一週間交代で、工場で生産していたものを回収に向かったのを思い出しました。(放置したままですと危険性のあるものなので、全品回収できるまで作業完了とならなかったのです。無事に回収できましたが。)
現場に行った同期の若手社員たちは、作業のことについて参加後誰も何も言いませんでした。作業の辛さ以上に、震災の悲惨さがこたえたのだと思います。けれど言葉に残さなくては、誰にも伝わらない……。この作品が読めて、本当に良かったです。
  • 投稿者: 石河 翠
  • 2016年 03月15日 18時47分
石川翠さま
あたたかい感想、ありがとうございます。
私は震災にあったとは言っても、題名にあった通りやわらかな……本当にじんわりと、真綿で首を絞められるような状況です。
(東電からの保証はありましたよ。まあ、震災にあってから数カ月は収入も激減。最初の一月は収入0状態でしたから、助かりましたけど(^_^;))
津波被害にあった方などはもっと激しくつらい経験をしたのだと思います。
一度、スマイルプロジェクトという被災した学校に音楽を届けるというお仕事で、石巻へ行きました。大きな重機があちこちで作業をしていて、ダンプが街を走っていました。復興へ向かって大きく動いていました。
福島はそういう感覚が薄いです。
原発があるために、動くことが出来ない。
そんな感じです。
若手社員さん達が、何も話せなくなってしまったというお話。
はっといたしました。
そういう形でこの震災と関わってらっしゃる方もいるのですね!
  • 観月
  • 2016年 03月15日 22時29分
[良い点]
夕方のような暖かい光が色を失うと、自然と舞台の照明に目を奪われる。
ポツンポツンと点る天井の照明が、夜空の星のようだ。
誰がするのか、しわぶきが聞こえると、お調子者が後に続いた。
黄昏時は一瞬にすぎ、隣の人の姿さえ闇に隠れてしまう。
自分だけの世界、自分一人で占有できる世界。
それを乱すのが前席の頭だ。右に左にゆらゆら動くのが神経を逆撫でする。

いよぉーーーーっ  ポン

おぉっ  ポン



いやぁーーーーっ    カンッ!

残響が消えるまでの静寂
それを余韻というのだろうか。

笛も琴も鼓も、その余韻を味わってこそ音色を感じることができるのだろう。それこそが楽器の善さであり使命である。

一連の話には、音楽に対する造詣を感じた。

話の内容がまちまちなことからすると『展覧会の絵』を彷彿とさせ、
『ピーターと狼』のような軽やかさも感じる。

殊に、最終話を合唱曲としたことで、それを確信し、納得した。

圧倒的な戦力差を跳ね除け、祖国を守る原動力となったのが『フィンランディア』だとか。

福島の『フィンランディア』とならんことを願います

奇妙なことばかりだったでしょうが、率直な感想です。
[一言]
組曲、確かに受け取りました。

齋藤一明さま
組曲、受け取って頂いてありがとうございます。
しかも、感想はまるでお作品のようですね。
私の作品から、こんな風に空想を広げていただけるなんて、とてもうれしいです。
齋藤さんがおっしゃるように、実は私、音楽大学を出ております。
地元でちまちまと音楽や、好きな本と関わりながら生活しています。そして「展覧会の絵」は大好きですし、このところ作品を書くときにちょっと、頭にあったりします。 
すごいです! エスパーですか(笑)
能は、詳しくないんですが、興味はあるんですよ。
この【スマイルジャパン】の企画を通して、皆様を知ることが出来たことが、何よりの収穫です。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
  • 観月
  • 2016年 03月15日 14時54分
[一言]
「空と海の果て」読ませていただきました。

ステージで合唱している場面がイメージできて、胸に来るものがありました。
最終話にふさわしい作品だったと思います。


今回はスマイルジャパン2016企画にご参加いただき、本当にありがとうございました。
福島の方の賛同を得られて非常に頼もしく、心励まされました。
今回は三月いっぱいで一旦しめさせていただきますが、できれば来年もと密かに考えております。
その時もどうかお付き合いいただけたら幸いです。

これからは企画以外の作品も順次拝見させていただきますね。
では、今後も執筆、応援しています。

  • 投稿者: 大橋 秀人
  • 30歳~39歳 男性
  • 2016年 03月15日 01時55分
大橋秀人さま

スマイルジャパンに参加させていただいて、幸せでした!
「澱」のようにたまっていた濁りを、作品として昇華できたのかな?(自分なりに)と、感じます。

小説家になろうに投稿を初めて、二年になろうとしています。
自分自身ファンタジーも好きなのですが、やはりお若い方(ラノベっぽいもの)が多いなー。と思っていたところで、皆さんとお知り合いになれて、うれしく思います。
私も、この先大橋さんのお作品追いかけたいと思います。

作品を読んで下さって、そして感想を書いてくださって、ありがとうございました。
  • 観月
  • 2016年 03月15日 14時47分
[一言]
「澱」読ませていただきました。
現地の方にはそんなものまで配られていたんですね。

本当にだからなに?って聞きたいですね(笑)
結果が出るまでの時間も嫌でしょうし。

貴重な体験を綴っていただき、ありがとうございます。
  • 投稿者: 大橋 秀人
  • 30歳~39歳 男性
  • 2016年 03月13日 22時25分
感想ありがとうございます。
なんだか、私の心のリハビリに、皆さんに付き合っていただいているような気持になってきました。
次回で最終回にしたいと思います。
最終回は、華やかな雰囲気の作品にできればと思ってます。
  • 観月
  • 2016年 03月13日 23時44分
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