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[気になる点]
趙氏孤児
おバカ御一行(趙同達)が自ら巻き込まれるところは、のちに族滅されることを考えると明らかな誤りではないでしょうか。
単純に趙朔を助ける動きをしなかった、ということでもいいと思います。
[一言]
趙氏孤児
では、何故趙盾が趙氏を率いていたかと言えば、彼らの母が身を引いたからである。
⇒その上、趙盾を長兄・趙衰の嫡子であるとして仕えるよう教育されたはずなんですがね。
趙盾が血縁(趙朔)、資産(趙同)、位階(趙括)と後継者は誰?と思わせる状態にしておきながら、
趙氏の族人を集めて後継者を明確にするといったことをしなかったのも混乱の原因になってますね。
血においての尊貴さも今まで積み上げた実績も趙朔を超えておりまする。
⇒血はまだしも、実績ですか……軍大夫に任命されながら碌な判断ができていなかったような。
屠岸賈がやらかしたのは、
・法と君命、どちらが優先されるべきか
・既に結審されている件について、遡及することは是か
を問うてると見るのも一興ですね
(まあ、なぜ今頃になって持ち出すかね( ゜Д゜) というのがあるのですが。)
(蛇足ですが) 趙朔、程嬰、公孫杵臼、そして趙武への物語、今の中国では考えもつきませんな。
(今の中国が漢民族であるとは言えないので(実際は多民族国家)、純粋な比較にはならないのですが)
趙氏孤児
おバカ御一行(趙同達)が自ら巻き込まれるところは、のちに族滅されることを考えると明らかな誤りではないでしょうか。
単純に趙朔を助ける動きをしなかった、ということでもいいと思います。
[一言]
趙氏孤児
では、何故趙盾が趙氏を率いていたかと言えば、彼らの母が身を引いたからである。
⇒その上、趙盾を長兄・趙衰の嫡子であるとして仕えるよう教育されたはずなんですがね。
趙盾が血縁(趙朔)、資産(趙同)、位階(趙括)と後継者は誰?と思わせる状態にしておきながら、
趙氏の族人を集めて後継者を明確にするといったことをしなかったのも混乱の原因になってますね。
血においての尊貴さも今まで積み上げた実績も趙朔を超えておりまする。
⇒血はまだしも、実績ですか……軍大夫に任命されながら碌な判断ができていなかったような。
屠岸賈がやらかしたのは、
・法と君命、どちらが優先されるべきか
・既に結審されている件について、遡及することは是か
を問うてると見るのも一興ですね
(まあ、なぜ今頃になって持ち出すかね( ゜Д゜) というのがあるのですが。)
(蛇足ですが) 趙朔、程嬰、公孫杵臼、そして趙武への物語、今の中国では考えもつきませんな。
(今の中国が漢民族であるとは言えないので(実際は多民族国家)、純粋な比較にはならないのですが)
ご感想ありがとうございます。返信に大変遅れましたことお詫びいたします。
趙同達が巻き込まれる描写について、これは本編である『春秋遥かに』に組み込もうとした時の名残というべき流れであり、誰も助けないということを図ったという風にしようと考えていて、書いたものです。
しかしながら本編に組み込もうとした時にどうにも不一致しないと申しますが、話しとしての流れがイマイチなところがところどころありました。
今回の趙氏孤児というエピソードは楊伯峻氏の『春秋左伝注(成公八年)』にこの話を戦国時代に作られた伝説としているという考えがあります。
私としては伝説だろうが、後世に語り継がれた物語は何かしら意味があるというスタンスで取捨選択はしますが話しを作ろうと考えています。
そのため『春秋遥かに』に無理やり入れるよりは独立させたものにすべきと考え、『蛇足』の方に入れ、趙氏の興亡については『春秋遥かに』を正史、趙氏孤児は異伝にしました。
趙氏族滅については『春秋左氏伝』では、趙荘姫が恨みによってされましたが、趙氏孤児では、趙同達が殺された直後に直ぐ様、行われています。その部分を書くのを忘れていたため、余計な混乱を招きましたことをお詫びします。その部分は取り敢えず書き加えました。
>⇒その上、趙盾を長兄・趙衰の嫡子であるとして仕えるよう教育されたはずなんですがね。
趙盾が血縁(趙朔)、資産(趙同)、位階(趙括)と後継者は誰?と思わせる状態にしておきながら、
趙氏の族人を集めて後継者を明確にするといったことをしなかったのも混乱の原因になってますね。
後継者については趙姫はちゃんと考えていたと言えますね。その点、趙盾は身内への甘さがあります。何事も決めておくべきところ、守るべきところはしっかりとしなければなりませんね。
>⇒血はまだしも、実績ですか……軍大夫に任命されながら碌な判断ができていなかったような。
趙盾よりは戦は……まあ、おべっかに近いと思います。
>屠岸賈がやらかしたのは、
・法と君命、どちらが優先されるべきか
・既に結審されている件について、遡及することは是か
を問うてると見るのも一興ですね
(まあ、なぜ今頃になって持ち出すかね( ゜Д゜) というのがあるのですが。)
そういう風にも考えられますね。それでも今更持ち込むことか?という疑問は生まれますがね。
>(蛇足ですが) 趙朔、程嬰、公孫杵臼、そして趙武への物語、今の中国では考えもつきませんな。
(今の中国が漢民族であるとは言えないので(実際は多民族国家)、純粋な比較にはならないのですが)
確かに今の中国だと考えられないものですね。何よりも血のつながりよりも義理人情による行動に近いので、儒教とも微妙に違いますし、中々に変わったエピソードです。
今後もご感想、ご指摘お待ちしております。
趙同達が巻き込まれる描写について、これは本編である『春秋遥かに』に組み込もうとした時の名残というべき流れであり、誰も助けないということを図ったという風にしようと考えていて、書いたものです。
しかしながら本編に組み込もうとした時にどうにも不一致しないと申しますが、話しとしての流れがイマイチなところがところどころありました。
今回の趙氏孤児というエピソードは楊伯峻氏の『春秋左伝注(成公八年)』にこの話を戦国時代に作られた伝説としているという考えがあります。
私としては伝説だろうが、後世に語り継がれた物語は何かしら意味があるというスタンスで取捨選択はしますが話しを作ろうと考えています。
そのため『春秋遥かに』に無理やり入れるよりは独立させたものにすべきと考え、『蛇足』の方に入れ、趙氏の興亡については『春秋遥かに』を正史、趙氏孤児は異伝にしました。
趙氏族滅については『春秋左氏伝』では、趙荘姫が恨みによってされましたが、趙氏孤児では、趙同達が殺された直後に直ぐ様、行われています。その部分を書くのを忘れていたため、余計な混乱を招きましたことをお詫びします。その部分は取り敢えず書き加えました。
>⇒その上、趙盾を長兄・趙衰の嫡子であるとして仕えるよう教育されたはずなんですがね。
趙盾が血縁(趙朔)、資産(趙同)、位階(趙括)と後継者は誰?と思わせる状態にしておきながら、
趙氏の族人を集めて後継者を明確にするといったことをしなかったのも混乱の原因になってますね。
後継者については趙姫はちゃんと考えていたと言えますね。その点、趙盾は身内への甘さがあります。何事も決めておくべきところ、守るべきところはしっかりとしなければなりませんね。
>⇒血はまだしも、実績ですか……軍大夫に任命されながら碌な判断ができていなかったような。
趙盾よりは戦は……まあ、おべっかに近いと思います。
>屠岸賈がやらかしたのは、
・法と君命、どちらが優先されるべきか
・既に結審されている件について、遡及することは是か
を問うてると見るのも一興ですね
(まあ、なぜ今頃になって持ち出すかね( ゜Д゜) というのがあるのですが。)
そういう風にも考えられますね。それでも今更持ち込むことか?という疑問は生まれますがね。
>(蛇足ですが) 趙朔、程嬰、公孫杵臼、そして趙武への物語、今の中国では考えもつきませんな。
(今の中国が漢民族であるとは言えないので(実際は多民族国家)、純粋な比較にはならないのですが)
確かに今の中国だと考えられないものですね。何よりも血のつながりよりも義理人情による行動に近いので、儒教とも微妙に違いますし、中々に変わったエピソードです。
今後もご感想、ご指摘お待ちしております。
- 大田牛二
- 2016年 10月07日 22時52分
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