感想一覧

[良い点]
老人として、しっかりと最後まで描ききっていてとても面白く読ませていただきました。
どこか諦観を含んだ淡々とした語り口でありながら、しっかりと面白く書き上げ、病気を負い亡くなるところまで描ききったとても完成度が高い作品だと思います。

[気になる点]
1200階層なんて、どうやって降りるんだよと思ったけどフラグ瞬間移動があるのか…
高層マンションですら3桁いかないだろうに1200は数値がインフレしてるように感じますが、おかしいとまではいえないのでそういうふうに納得します
[一言]
とても面白かったので続きも期待しながら読ませていただきます。

[一言]
久しぶりに読み終えてしまうのがもったいないと思う作品に出会えました。楽しい時間をありがとうございました

[一言]
面白かった。南無。

[一言]
面白かった
なろうでこういう風にちゃんと老人を書いている人って、少ないような気がする
悪役だったりあまりに善人だったり強すぎたりコメディちっくだったりして、逆にこういう普通の老人ってなんだかタブー感があるのかも、とかちょっと思ったり

[一言]
◆（全体的な印象）　
　たぶん、日常とか普通であることを、描こうとしていたのだと思うし、その意味で、震災や迷宮探索という非日常さえ、飲み込んでゆく、主人公の淡々と枯れたような落ち着きぶりは、怖いくらいな静けさを物語に与えていました。

◆（読了後に思ったこと）
　主人公が死んで終わるこの物語は、『人生』について否応なしに考えさせられる。　特に、『諦観』の描き方に深みがあって、きちんと日々を過ごしたモノだけが得られる、ポジティブな景色がそこにあったと思う。
　ただ、同時にそれを覆い被すような寂しさが、より濃く描かれていた為、ネガティブ（人生に後ろ向き）な物語としても成立しているし、結論としては、むしろネガティブな余韻の方が強いんじゃないかなーとも思った。

　静乃が主人公である軍司から得た『気づき』というのが、静乃の人生観を変えるほどの、大きなナニかになりえていない感じがしたという点で、カタルシスは余り感じなかった。
　それは震災という不条理に対して、物語として強く踏み込まなかった点においても、個人的には不満でした（とはいえ、主人公の性格的問題もあるのでしょうけど。　……でも主人公以外における人間の卑しさがもう少しあっても良かったとは思いました）

　色々、書きましたが、味わいのある作品だと思いました。　これから本編も読もうと思います。

[良い点]
とてもストーリーの展開が良かったと思います。ファンタジーにありがちな（カテゴリーは文学ですが）飛躍などがなくて読んでて楽しかったです。ありがとうございます。
[気になる点]
ところどころ誤字がありました。気にはなりましたが、しょうがないのでいつか直してください

[一言]
あーまあそうなるよね。＞爺様の最後
ところで実は迷宮近辺に行けば普通に生活できた可能性・・・。
あの迷宮は実際にあるのか確認したいけど誰にも言わずに亡くなってるしなぁ。

[良い点]
　一つの時代を生きた老人の、誠実な人生を拝見しました。

[一言]
ついに終わってしまうのか。
最後に何処に着地するのか全然予想つかないので楽しみにしてます。