感想一覧

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[一言]
昔見たアポロ13を彷彿とさせました。

これはもう「のぞみを棄てなかった」が書きたかったに違いない!と確信しております。

あ、擬人化の誘惑に耐えた形跡が・・・。

でもその恩恵が、フレアを浴びた時や1bit通信の時に現れている気がします。

最初の一行目にちからをいれてますね。

「『不慮の事件』がない限り」に関わる言い回しが特徴的ですね。

最後が泣かせます。
  • 投稿者: 誰か
  • 2017年 06月07日 04時57分
誰かさんへ

お読みくださりありがとうございます!

今読み返してみると、「のぞみを棄てなかった」はちょっと臭い言い回しですね、苦笑。当時は、熱いストーリーを知ってくれ! という勢いに任せて書いてしまった感じです。
擬人化は意識していなかったのですが、1bit通信の辺りなどはそれらしく見えちゃいます。自分で書いた文章なのに、新しい発見でした。
冒頭は確かに、力を入れています。このキャンペーン、私は応募しなかったのですが、夢のある素晴らしい企画だと思いました。なので、ツカミとして第一節にキャンペーン名をそのまま入れてみました。
「不慮の事件」のくだり、ありがとうございます。物語最大の転換点として描いています。私自身、好きなエピソードです。
最後はどう締めようか悩みましたが、成功できているようで、そう仰っていただけて光栄です。

ご感想をくださり、ありがとうございました!
[良い点]
壮大なドキュメンタリーを簡潔な文章で、とても丁寧に表現されていると思いました。
難しい用語もなく、説明や比喩はわかりやすく、とても読みやすかったです。

のぞみという感情を持たないロケットと、登場人物というにはあまりにも目立たないプロジェクトチームのメンバーたち。にもかかわらず、これだけの情緒が溢れる世界観を見せつけられては、言葉を失って感動するのみです。

こんな素敵な作品を読ませていただき、どうもありがとうございました。
[一言]
忘れていたはずのおぼろげな記憶が蘇ってしまい、当時のわくわく(ぞくぞく?)感を思い出してしまいました。

お世辞抜きで「これはプロの作家さんの短編?」と思う作品でした。このお話に出会えて幸せです。
  • 投稿者: 初心者
  • 2017年 04月03日 04時30分
初心者さんへ

本作をお読みくださりありがとうございます!

比喩などは、とにかく敷居を低くしようと試みたものです。(ちなみに、室伏広治のところは私自身、かなり気に入っている箇所です、笑)

こんなアツいドラマが実際にあったんだぜ! を知っていただきたくて書いた作品でした。
「情緒溢れる」。有難いおことばです。タイトルの通り、テーマは「のぞみが見た夢はどんなものだったのか」です。それをお伝えすることができて光栄です。

お。初心者さんは当時をご存知のかたなのですね。私は当時、小学生の鼻タレ小僧でした、笑。学研の図鑑に、のぞみのプロジェクト概要が載っていた記憶があります。

私は弩素人です。勿体ないおことばで感激しております。これからも筆力向上に精進いたします。
ありがとうございました!



追伸。
レビューまでくださりありがとうございます。
実は、いただいたレビューを毎日のように読み返し、ニヤニヤしております(気持ち悪くてすみません)。

重ねがさね、感謝感謝。
[一言]
読ませて頂きました。SF的な作品ですが、フィクションではない。
ドキュメンタリーと言って良いと思います。大変な労作です。

深い感銘を受けました。

探査機の航行を制御する事が如何に難しいか、その為に日本の技術者が如何に奮闘したか、その熱い思いが伝わります。

【のぞみ】は計画を断念した。プロジェクトは成功しなかった。けれども、その後に別のプロジェクトで【ハヤブサ】が幾多の困難を乗り越えて帰還した。それは、のぞみで失敗の経験があったから。経験を活かして次のプロジェクトを成功させた。

物事の進展には必ずと言っていいほど、その陰に失敗があり、困難を乗り越えて尚、チャレンジする人間の奮闘がある。メッセージは伝わりました。

上質で有益な作品です。ありがとうございました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2017年 01月28日 22時18分
管理
朝星さんへ

お読みくださりありがとうございます!

この作品、「歴史(文芸)」か「宇宙(SF)」か迷いました。歴史好きと宇宙好き。どちらの層に需要がありそうかを考え、結局は後者を選びました。
ジャンル設定は難しいです。
ありがとうございます。温かくねぎらって貰えると、制作に苦労した甲斐があります。
おお! 技術者の情熱が伝わったようで幸いです。
成功か、失敗か。結果がすべてではない。結果にいたる過程を見つめなおすことが重要だと考えております。

こちらこそ、重ねがさね、ありがとうございました。
[一言]
読ませていただきました(*゜▽゜)ノ
プロジェクトXですね〜
失敗のドキュメンタリーってなかなか無いですよね
エジソン?の「失敗ではなく、この方法ではうまくいかないだけだ」と言う言葉を思い出しました(*゜▽゜)ノ

何年間も細いのぞみをつないだ技術者さんも
喜んでいると思います
  • 投稿者: てと
  • 2017年 01月24日 18時06分
てとさんへ

お読みくださりありがとうございます!
たしかに、失敗ドキュメンタリーは見ないですね〜。やはり成功しないと、なかなか話が締まらないですよね。
どんなプロジェクトでも、携わる技術者の想いは同じ。はやぶさは成功しましたが、それだけが注目されるのは勿体ないです。その礎となった物語があることも見て欲しいな、という気持ちで書きました。
プロジェクトX感満載の熱い物語に仕上げたつもりです、笑。
ご感想ありがとうございました!
[良い点]
『はやぶさ』の姉にあたる『のぞみ』の儚くも短い生涯とそれを支えた技術者たちの不屈の努力が見事に描かれていました。

『はやぶさ』の奇跡には私も含め世界中が感動しましたが、その偉業の陰に『のぞみ』で培った多くのノウハウがあったんだと初めて知りました。

『のぞみ』の犠牲なくして『はやぶさ』の帰還はあり得なかった。日本の宇宙技術者たちの連綿と続く技術と創意工夫の積み重ねの素晴らしさを垣間見た気がします。

素敵な作品を読ませていただきました。
かるちぇさんへ

お読みくださりありがとうございます!

はやぶさは有名になりましたね。はやぶさの成功はには私も感動させられました。

微妙に目立たないのぞみにもスポットを当ててあげたい。そんな思いで書きました。
のぞみの業績を知っていただけて嬉しいです。

はやぶさの成功は偶然ではなく、技術者たちがながく培ってきたノウハウの塊。のぞみもまた、その前の人工衛星たちがあって初めて形になったものです。
技術の継承は美しいです。

ありがとうございました!
[良い点]
比喩表現がうまいですね。小学生がランドセルや水筒でフル装備になった描写は唸らされました。
地の分も無駄な言葉を削ってあるので、テンポがあります。
不慮の事故が起きるときの前振りが憎いぐらいに上手でしたね。

公式を参考にした宇宙開発の歴史にも読み応えがありました。
[一言]
やっぱ宇宙を飛ぶにはスウィングバイがかかせませんね。まさか室伏でたとえられるとは重力もびっくりでしょう。
秋山さんへ

お読みくださりありがとうございます!
飽きられずに読んでいただくことに注力しました。比喩やテンポをお褒めいただけると、少しは成功しているのかなあ、と思います。
不慮の〜は、状況が一転する場面なので、持ち上げに持ち上げておいて、叩き落としました、笑。

スウィングバイは専門用語かつ後々も出てくるので、読み手に絶対覚えてもらいたい言葉でした。室伏さんには、強烈なインパクトを与えるために出演していただきました、笑。
ありがとうございました!
[良い点]
ドキュメンタリーSFは珍しいと思った。でも新鮮だし、書き方というか文章の流れがいいから、もっと読みたい。
[一言]
良かった。もっとSFを書いて欲しい。
  • 投稿者: 森八 丸八
  • 18歳~22歳 男性
  • 2016年 12月31日 23時01分
森八さんへ

お読みくださりありがとうございます!
お褒めるのおことばに感謝感謝。
ガチなSFの執筆は未経験ですが、本作のような宇宙開発の話をもう何本か書こうと考えているところです。
このテイストで良ければ、つぎの宇宙ジャンルもお読みいただけると幸いです。

作品へのなにかしらの反応があると執筆の励みになります。
ご感想ありがとうございました!
[良い点]
のぞみを擬人化して考えたら涙がでますね…

良い物語です!
ひぐまさんへ

初めまして!
のぞみの旅は、もどかしくも静かに熱いものでした。
もっと多くのかたに知ってほしい。そう思い執筆しました。
執筆しながら、私も涙がぼろぼろ、笑。のぞみは無機物なのに、魂があるように感じてしまうんですよね。
感想をくださりありがとうございます。
そして。お読みくださりありがとうございました! 感謝感謝。
[良い点]
他の方も書かれていますが、まるでドキュメンタリーを読んでいるかのようでした!

アポロ13号ではありませんが、〝輝かしい失敗〟というのは、こういう事を指すのかな、と思わず考えてしまいます・・・・・
蛇のひげさんへ

お読みくださりありがとうございます!

ドキュメンタリー。実際のできごとを作品に仕立てるのは、結構神経がすりへります、笑。
緊迫感や盛り上げをどう表現できるか。悩みながらも、書いていて楽しい作品でした。

輝かしい失敗。そうかも知れませんね。
失敗から何かしら得るものがあれば、それはもう失敗とは言わない。そう捉えることで、つぎに進めるのでしょうね。

ありがとうございました!
[一言]
今、深いふかい眠りの底で、私はまどろみ続けている。

終わることない夢の輪舞。
私の手を取るのは、火星の大地?
遠い記憶の中にぼんやり残る蒼い地球?
それとも旅路の末に見るはずだった、同じ思いを抱いていた人々の歓喜の笑顔?

それらはすべて暗い空間の向こう。

小さな機体(からだ)に背負った「のぞみ」は果たせられなかったけれど、つぎの「のぞみ」に夢はつないだ。

「のぞみ」を背負って、はばたけ。はやぶさ。

私は何億光年の孤独にだって耐えてみせる。

いつか私の想いが、故郷に届くはずだから。

***

気分は「のぞみ」。
下手くそな詩でゴメンナサイ。
今、「のぞみ」がどんな夢を見ているのかなぁと思いまして……。
これからも宇宙開拓史には、いろいろな出来事が起こることでしょう。でも「のぞみ」のことは忘れずにいてあげたい、彼女の足跡は間違いなく「大きな一歩」だったのですから。








  • 投稿者: 澳 加純 
  • 女性
  • 2016年 12月28日 16時28分
加純さんへ

本作への、素敵な詩をありがとうございます!

夢の輪舞。ぐっときました。
調べてみると、のぞみは数億年はこのまままわりり続けるそうです。長い夢ですね。

宇宙開発は、ときに成功し、ときに失敗します。
ですが。国内外を問わず、すべてのプロジェクトに。最後まで可能性を信じたチームがあります。
スポットが当たりやすいのは、やはり成功したほうなのですが、そうでないほうも知ってほしい。そう思い、執筆しました。のぞみは、まだ有名なほうです。もっとほかの子にもスポットを当ててあげたい。そう思いました。
のぞみを知って頂き、ありがとうございます!
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