イチオシレビュー一覧

皆さん、小説――いわゆる活字を読まれる時、どのような思考の流れを感じますでしょうか？

おそらく多くの方が、活字を読み、その情景を自身のイメージと照らし合わせ、思い浮かべながら次のシーンへと読み進める――という段階を踏むのではないでしょうか。

書籍版の小説となると、そこに挿絵が加わるので、さらにイメージが湧きやすいですよね(*'ω'*)

――では、その挿絵が「漫画」に変わったらどうなるでしょうか？（しかも毎話ごとに１～３枚の漫画がある）

なんと！　イメージを自分の脳内で構築する工程が漫画で補完されるため、めっちゃスラスラ読めてしまうのです！
まさにコンビニで少年ジャンプを立ち読みする時ぐらいの速度で読める上に、ちゃんと内容が頭の中に入ってくるという……！
加えて物語・世界観も超面白いし、漫画の完成度も凄い！

古川アモロさんがお送りする、新感覚コミックスノベル！
見逃しちゃ損ですよ！

なろうに顔を出しておきながら、古川アモロを知らない。
それは紛れもなくモグリだ。
日本に生きていながら日本円を知らないように。

本作、チャッカマン・オフロードは世にも珍しい小説＋漫画スタイルでお送りする名作だ。
当然面白いし、サクサク読めてしまう。

喪に服していたはずの作者。
喪が明けたら一体どれほどのパワーが炸裂するのか！
見逃せない連続更新の嵐！
呪いだぁ？ 枷だぁ？
そんなものは一切関係なく、荒野を歩み続ける主人公の生き様をご覧下さい。

問題ではないのだー！！！
初見は驚きました。
ははー、なるほどー！！
こういう方法もあるのね！！

しかもストーリーと絵がちゃんとマッチしているので違和感なくスッと物語に入れます。

難しい説明文の所には絵が入っていたり、所々作者の優しさを感じますね。

絵→文字になっても違和感が無いのですから、丁寧に計画して作られているのだと思います。

しかし、制作は大変でしょうね……。
漫画＋小説ですから。
しかも世界観が中々クールです。

　第１話からもうヤバそうな雰囲気。
危険な薫りがするプンプンするぜ！！！

過酷な運命を背にする少年は１０年後、
不気味に嘲笑うマント姿の女性と出会う。

フォックス。彼女の眼差しは
その右手に隠されし【真実】と相容れぬ。
どこまでも冷たく、鋭利だ。

《中略》←文字数制限のため

枷を負う青年・聖女の運命やいかに！？
てな感じ。

◇◇◇

この作品の魅力は
【個性的な登場人物同士の掛け合い】と
【独創的な文章表現・セリフ】と
【キレのあるマンガ】の３点だろう。
(あと、単純に面白い)

毎話、凄まじい勢いで繰り広げられる
【掛け合い】【セリフ】【情景描写】は
『爽快感』と『臨場感』を味合わせる、
皆をこの作品の虜にすること間違いなし！

ぜひ一度（といわず、何度でも）読んでみてください！
(ΦωΦ)これはハマりますぞ♡

本作品は、漫画とイラスト融合した新しい形のなろう作品だと言えます！

小説の読みやすさに驚き、イラストの美麗さに見とれ、内容で爆笑！！

かつて読んだ中でこれほど楽しく読んだ作品はありません！誰にでもおススメ！と胸を張って言えます！

それほどの作品を読んでみたいと思いませんか？
なら簡単です。

早速1話からスッとお入りくださいませ！
この作品であなたは何かを得るはず。





あ、ついでにですが、作者様がたまに論文なるものを活動報告に挙げているのですが、そっちもおもろいですよ！
マジで！！

１０００万歩歩かなければ脱げない長靴に呪われた青年の行方はいかに？

この物語には様々な特殊能力を持ったアイテムと呼ばれる呪われた鎧のパーツが出てきます。
それが全部個性的で面白い。

アイテム達にも人格があり、そんな彼らとの軽妙なやり取りも魅力です。

そんな呪われた鎧を巡る話なのですが、なんといっても特徴は大量の挿絵です。
挿絵が漫画になっていて、小説を補完するというなかなか見ない手法で書かれているんです。

美麗イラストを眺めながら、あなたもチャッカマン・オフロードの世界に浸かってみてはいかがですか？

主人公トラは呪われている。

なにに？

『長靴』に。

ただの長靴ではない。

あまりの重さのため、これまでこの靴に呪われた人は総じて一歩もその場を動くことができず朽ちていった。

そんな靴の呪いを解く方法は1000万歩あるくこと。

呪われて10年間、トラは運命の出逢いを果たす。

トラと同じようなアイテムに呪われた人物、放火魔バーベキューファイヤー。

バーベキューファイヤーと旅に出たトラは同じような呪いを受けた者たちに出逢い――

果たしてみんなの呪いは解けるのか。

熱いハチャメチャバトルマンガ小説、ご一読あれ！

世の中には、考えて、考えて、考え尽くしてやっと越えられる壁が存在します。
イメージして、イメージして、イメージし尽くしてもこれから起きる出来事を予想できない時も、必ずあります。

誰だってその状況を目の前にしたでしょう。
この物語の主人公もそうです。

しかし......彼は考えているようで......考えられてないような。
イメージしてるようで......イメージしてないような。
むしろその場のテンションで『おらぁ』しているだけのような。

ただ、最後には良い形で終わらせることができているんです。

そのさまを見ていて、何故か過去の自分を思い返してしまうのです。
考えなしに生きてきたアホな自分を。
でも最終的にはうまいことやっていた自分を。
それを呆れつつも周りで見ていてくれた人達を。

この作品は、僕にそんな感情を心に浮かばせてくれた作品です。
一見の価値は十分すぎるほどあります。

昔々　ある国に　無敵の鎧がありました
その名を 重たい鎧と言います　

何でも切れる刀　
世界一硬い兜　　
火を吹く籠手……

しかし 鎧は誰にも扱えませんでした　
足があまりにも重かったのです

＜第１章　第１０話より引用＞

そうして１３のパーツに分けられた鎧は、世界中に散らばっていった。　
だが彼ら……意思を持ったパーツ達は、それを不服に思っていた。

彼らは人に取り憑つき、無理難題を課しては利用し、再び一つに集まることを目論むようになる。

滅茶苦茶重たい「足枷」を装着してしまった主人公・トラ。
火を噴く「焼き籠手」と共に旅をする謎の女・フォックス。

二人の出会いをきっかけに、呪われた鎧の物語は動き出す。

クールなイケメンや天真爛漫な女の子。水も滴る美女に、謎めいた神父。
そして、強い個性を持ったパーツ達。

魅力的な登場人物と迫力満点のイラストに彩られた、破天荒な冒険譚！

若者向けの小説と言うなら『ライトノベル』と言うべきでしょうが、それよりも『少年小説』と呼びたくなる独特の小説。

一目見てわかるように、とにかく挿絵が多い。さらに自分で描いているうえに、画力も高い。
テンポの良い文章と挿絵が相まって、まさに小説と漫画が融合したようなオリジナリティあふれる作品となっています。
一度読み始めれば、あっという間に読み進んでしまうでしょう。

そんじょそこらのライトノベル飽きてしまったあなた。読んでみちゃどうだい(´ω｀)b