イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く
1 2 3 Next >> 

煩悩に塗れた少年が、這いつくばりながら戦うダークな王道ヒーローもの。ギャグとエロとラブロマンスもあるよ!

  • 投稿者: セカイ   [2021年 03月 22日 01時 08分]
欲望に塗れた華武吹町のマイルドヤンキー主人公の禅は、ある日謎の美女をラブホに連れ込むことに成功する。
そこで脱童貞かと思いきや、怪しげなベルトによってヒーローにされてしまう。
けれどそれは黒く禍々しい、とてもヒーローらしからぬ「ボンノウガー」だった。
そんな彼は、奇妙な怪仏たちとの戦いの日々を強いられる。

煩悩。強い欲求と意志が力になるボンノウガー。
禅は思春期男子の欲望の全開にし、命からがら戦う。

一癖も二癖もある華武吹町の住人たち、魅力的なヒロインたちとのちょっとえっちなロマンス、謎のイケメン外国人の脱衣。
時に笑い、時にときめき、時に絶望しながら、禅は自分の煩悩と、ヒーローとは何かを見つめ直していく。

全ては、ヒロイン優月の処女を得て童貞を脱するために……!

生々しくも熱く燃え上がる、ヒーローもの&ギャグ&ラブロマンス。
是非ご一読を!

とにかく、すぐに読み始めて欲しい

  • 投稿者: こうしき   [2020年 09月 13日 11時 00分 ()]
これは男女問わず笑って泣ける、極上の人間ドラマ──!!

お調子者な主人公「禅」と謎多きヒロイン「優月」が繰り広げる物語の序盤はエロ有り、爆笑有り、てんやわんやの賑やかなコメディタッチ。読み進めて行くと吸い付いて離れない、離してくれない文章に引きずり込まれます。
中盤から不穏な雰囲気となり、果たしてこれは特撮ヒーローモノか?と疑いたくなるほどダークで重い展開に……好きな方は絶対にハマります!
終盤は本当に、世界の終わりのような絶望感──これは、読んだ方にしか味わえぬ筆舌し難い熱い展開。まるで長編の映画を観終わったような、壮大な満足感を得ました。


「無明戦士ボンノウガー」とは……特撮アクション小説であり、コメディ小説であり、エロ有り小説であり、涙必須の人間ドラマである!!

『せいしゅん』を知る全ての人へ 読め! その欲望のままに!!!

  • 投稿者: 七戸光   [2020年 03月 11日 23時 27分]
タイトルである『無明戦士ボンノウガー』からわかる通り、この作品は特撮、下ネタ要素が多く、小説家になろう内での人気ジャンルではありません。
女性の方は特に、タイトルだけで興味ないと思われる方もいるかもしれません。

で・す・が!
是非、ブラウザバックの前に1話だけ、読んでいただきたいのです。
たったそれだけで、次の話、次の章と展開が気になり、たちまち引き込まれ、虜になると思います!

私の思う見所ですが、この作品、人や街が生きてるんです!
主人公、ヒロインを初めとして様々なキャラクターがそれぞれの悩みや過去を持って描かれております。
キャラクターそれぞれに多面的な魅力があり、また舞台となる街の雰囲気も人の表裏を感じさせます。
読めば読むほど、息遣いが感じられる作品です。

この吸引力は、是非体感していただきたいです!

読んで感じろ!これが新しいヒーロー『ボンノウガー』!

  • 投稿者: 退会済み   [2020年 02月 13日 21時 52分]
管理
まず、タイトルで少々気圧されてしまうかも知れないが一度読み始めてみよう。
「あれ…?この小説、読みやすい…?」と、なるはずだ。
まず自分はこの文章力に引き込まれた。

そして個性豊かなキャラクター達。
彼らの繰り広げる会話はテンポ良く進み、漫才の掛け合いを観ているような気分にさせてくれる。

勿論、タイトルからもお分かりかとは思うが
内容にしばしば下ネタが入ってくる。
入ってくるのだが、何故か下ネタを下ネタ特有の空気を感じさせない、コメディ溢れる物に仕立てあげている。
なので、素直に笑ってしまう。それが大きな魅力である。


そしてやはり、主人公のヒーローとしての格好良さ。
戦う理由はちょっとアレだが、戦闘シーンは特撮を観ているかのごとく胸を熱くさせる。
色々書いてみたが、一度読めばわかる。とにかく面白い!!

煩悩の使徒よ、我とTogetherせよ!

異色の超王道系ヒーロー! その名は『ボンノウガー』!

  • 投稿者: 梅谷涼夜   [2019年 12月 31日 23時 41分]
この作品は「変身ヒーローもの」であるが、その全てが異色と言える作品。

彼も変身ヒーローのお約束としてベルトを巻いて変身するが、その力の源は愛でも平和でもなく、普段我々が目を背ける己が「煩悩」。
戦う敵は人々の強制救済を企てる「怪仏」。
そしてそれらを、エロとギャグというお子様向けでない要素でキッチリとまとめ上げている。

言ってしまえば、従来のヒーローにノーを突きつけるように見える異色作。

しかしながら『ボンノウガー』はここで終わらない。

敵が現れ、その敵と戦う。その戦いに付随して人間関係が動き、ヒーローは己と向き合い成長。
そんな「王道」を丁寧に守りつつ、それを独特の雰囲気の奥の奥に巧妙に隠している。

そんな異色の王道系ヒーローがこの「ボンノウガー」なのである。

無論これらを支える文章力も素晴らしい。
特撮好きは勿論、特撮作品に縁のなかった方にも是非読んでほしい作品である。

深夜枠:煩悩全開特撮ヒーロー

  • 投稿者: Arisawa.I   [2019年 12月 31日 12時 06分]
 ピンクネオンの輝く街・華武吹町。鳴滝禅は成り行きで女を悪漢から助けた。勢い余ってホテルに身を寄せることになるが、女の所持品である謎ベルトの声を聞いたことで状況は一変する。「煩悩の声を聞け。我とTogetherせよ」――禅は禍々しい戦士・ボンノウガーへと変身を遂げ、煩悩を巡り怪仏たちと戦いを繰り広げることになってしまう。

 アクの強いキャラクターが物語を彩っています。露出狂の変質者だったりオカマバーのママだったり、こうやって言葉にするだけでもその強烈さは自明です。加えてヒロインの優月をはじめ、禅と関わっていくことで築かれていく人間関係も、段階を踏んで丁寧に描かれています。題材だけを見るとその強烈さや真新しさばかりに目が向いてしまいますが、これだけのインパクトある素材を喧嘩させず物語として成立させている手腕が、この小説の強みであり魅力だと思います。

さあ、煩悩を解き放とう!

  • 投稿者: 山下愁   [2019年 11月 21日 22時 26分]
ルー大柴的な始まりの本作はどこから読んでも面白い。
秀逸な言い回しや詳しく書かれた情景描写、加えて個性豊かなキャラクターの数々! どこから読んでも面白い!
戦隊モノのヒーローがまさか煩悩を糧にして戦うなんて、一体誰が思うでしょうか……青少年の味方ですね。素晴らしいです!
時にヒロインの甘酸っぱいやり取りも煩悩を誘う調味料、これなら煩悩を糧にいくらでも戦えそうです。

ピンク色のネオン街を舞台に繰り広げられる異色の戦隊ヒーロー活劇(色々あるよ!)は最後まで目が離せません!

圧倒的文章力!特撮小説の真髄、ここにあり!

  • 投稿者: 箒星 影   [2019年 10月 30日 10時 56分 ()]
今作をはじめて読んだときの衝撃は、おそらく一生忘れることができないでしょう。

キャラクターの一人一人が個性豊かで素敵な色を持っていて、シナリオも「早く次の展開が読みたい!」と、読者のハートをガッチリ掴む、素晴らしいものになっています!

そして特筆すべきはその文章力!一文字たりとも無駄なものがない、洗練された心情・情景描写は、見ていてホレボレしてしまいます!
表現力が明らかに頭一つ二つ抜けてるんです。感服の一言。

派手なCGやダイナミックなアクションがないのに、こんなにも特撮というものを楽しめると思いませんでした!正直、文句のつけどころがないです。ほんとに大好きです。

今からでもまだ遅くありません。

あなたもこの作品の虜になってみませんか?

完成されたエンターテイメント

本作は内容や設定、文体、情景描写、心理表現どれに関しても問題がなく素晴らしいモノで、完全に小説として成立しているので、読む人の好き嫌いだけに分かれる良作です。

内容は変身ヒーローモノですが、仏教の禅問答=煩悩を題材としており、欲に塗れたキャラクター達によるスチャラカアクションです。
スチャラカも古いですね。

登場人物達の繰り広げるしょうも無いけれど意味の在る会話と描写、暗くなりがちなシーンも煩悩という大義名分を持つキャラ達により重くならず、それでいて心理描写で深みも出しているので、描写や表現が抜群に巧いと感じました。

下ネタや文学好きには敬遠されるという側面を持ちながらも、エンタメとして楽しめる方にはとことん楽しめる内容と思われます←でも下ネタ苦手な人は読んじゃ、ダ☆メ☆
後、ウブな人は赤面しながら読んで下さい。
高校生のボーイ達はドッキドキのハートビートで読んで下さい。

ハイテンション・ド個性派コメディアクション

  • 投稿者: シャル犬   [2019年 10月 14日 14時 34分]
この作品は、超が付くほど、バカバカしく、下品で、面白いです。

作品が、優れているのは、特撮ヒーロー物でありながらも、自然な形でヒロイン枠が徐々に増え、サブキャラも様々なインパクトを読者に与える、いわゆる特撮番組の構想とライトノベルの構想を融合している点です。
しかも、モチーフがアウトローな街という明らかにどんなゴールデンタイム枠でも放送できないような題材を取り上げているので、今までに見たことが無いようなクズヒーローを見れます。(決して貶していません。)

他の特撮ヒーローの話は交えても、決して内容に関する深入りはせず、あくまでも、作品独自の世界観を保ち続けているのが、また、僕の好きなところです。

とうとう第2のヒーローが出てきて熱くなってきました!

これからも応援しています!
1 2 3 Next >> 
↑ページトップへ