イチオシレビュー一覧

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久々の神作品 みんな見つけてないだけ。

  • 投稿者: ODK   [2021年 01月 24日 21時 48分 ()]
あらゆるなろうを読んだけど、5本の指に入るかもしれない。

最強でもインフレせずに物語を書き切るためにはドラマを描く能力が必要だと思う。それができる作品はなかなかない。

主人公は最強だけど、それに頼った作り方ではなく、
登場人物の成長・思惑・謎解などが丁寧に書き上げられていて、読めば読むほど、噛めば噛むほど味の出るイカみたいに、旨味が出てくる作品。

生活の全てを捧げて読んだから3日で読み切ってしまった。。。

最後に、星になった英雄とフェリクス描写は作者の願いも込められてる気がしました。誰もが知る夜空の星のように、記憶に残る作品を作りたいって。

きっとたくさんの人に感動を届けてると思います。

読書好きな方へお勧めしたい

  • 投稿者: sevens   [2021年 01月 21日 23時 09分 ()]
内容、あらすじ紹介は諸兄にお任せします。
私の所感だけを申し上げます。

仕事、学業、家事の合間にあくまで暇つぶしとしての理由で本作を読もうとするなら辞めておいた方がいい。
何故なら暇つぶしが本業つぶしになりかねない。

逆に読書をゆっくりと楽しみたいという方であれば本当にお勧めする。
きっとあなたは読書の醍醐味を味わう事が出来ると約束できる。

ゆっくりと腰を据えて、そして時間の経過に麻痺させられる。
そんな作品です。

言葉を届けるために

  • 投稿者: 宵凪海理   [2021年 01月 17日 18時 38分]
人見知りの為、人前でろくに喋れない少女モニカ。
その為に詠唱も出来ず、魔法を使えなかった彼女は無詠唱魔術を開発。
才能を認められて、七賢人という地位を与えられることに。
それからもずっと研究漬けで、相変わらずの人見知り。

そんな彼女に、第二王子と同じ学校に通い秘密裏に護衛せよ、と任務が下って。
断るに断れず着任し、コミュニケーション能力の低さなどから、失敗を重ねながらも少しずつ変わっていくのが良いですね。
学園生活も楽しいですけれど、わざわざ七賢人に任務が下された裏事情が明かされていくのも面白かったです。傑作。

むちゃくちゃ面白い

なんか求めてた興奮がここに詰まってる感じかした。またこんな気持ちでワクワクしながら小説が読める事に感謝したい。この小説には読者をワクワクさせる工夫が詰まってる。キャラクターが生き生きしてる。まるで美しい数式のように美しい文章構成。この小説読み終わったら次読むの探すのが大変になる予感しかしない。まだ読み終わってないけど絶対最後まで読む自信ある。感想が箇条書きみたいにしか書けなくてごめん。

追伸
読みながら興奮してん゛!ん゛!ん゛!ってなるわ。
同じ人おらん?

追追伸
アイザックのとこ、尾崎豊の「I LOVE YOU」聴きながら読むと涙腺が死ぬ。ちょっとだけ曲の意味変えて考えると、絶妙にマッチする。作者、この曲聴きながら書いてた説あるレベル。
ぜひ。

ビックリするほど面白かった

  • 投稿者: サッチー   [2021年 01月 05日 18時 16分]
*ネタバレ注意* 読むにつれモニカの性格が段々と明るくなっていくのに胸が暖まりました。また、本物の殿下の描写が切ないし可愛いし儚いし涙腺結構ヤバかったです。最終的にモニカと結ばれるのが誰なのか知りたいような知りたくないようなムカムカして眠れません!!それくらい感情移入できる登場人物達のキャラ構成です!

なろうらしくないタイトルでランキング入り

サイレント・ウィッチ。いわゆるなろうで流行りのタイトルではない。それがランキング入りしていることが、この作品が飛び抜けたものであることを客観的に表している。

主人公の少女モニカが数学的才能が突出しており、それゆえ魔法に優れているという、たまに見る設定も描写が細かく作り込まれていて非常に説得力がある。なんとなく量子魔術師のホモ・クアントゥスを思い出す。

一点惜しいのは第2王子が後ろ盾に楯突く場面。毒の盛り方が他人任せで安直。そりゃバレる。もう少しここを作り込んで出版してほしい。買いますので。

なろうという枠組みを超えて今まで読んだすべての本の中で最も面白い作品の一つ。こんな小説が書きたい。

読んで間違いなく損はしない作品

  • 投稿者:   [2020年 12月 24日 04時 41分]
キャラクターの魅力、物語の盛り上げかた、文章の丁寧さ・読みやすさどれをとってもなろうではまずお目にかかれないレベルの作品だと思います。
過激な言い方になりますが、最近のなろうによくあるタイトルがやたら長い説明になっており、今のブームを少し取り入れただけでランキングの上位にいるような作品とはクオリティが違う良作でした。
是非1度読んでみることをオススメします。

素晴らしいとしか

  • 投稿者: アガサ   [2020年 12月 16日 12時 31分]
主人公モニカはコミュ障でいつもオドオドし、グズグズと泣いてばかりの女の子。
けど最年少の国内最高峰の魔術師の1人に選ばれる能力を持つ。
チート能力を持ちながらなぜそんなに自分のを卑下するのか。最初はそんな彼女にイラつきを覚えるが、そんな風になった彼女の生立ち、性格、努力、出会い、そういった背景が全て混じり合い“彼女”なんだなとどんどん惹かれてゆく。
登場人物たち全てが愛おしい。誰も彼もが物語を彩っていている。恋愛の描き方も在り来りな感じでなく新鮮さがあり笑えたり、読み終えてしまうのが悲しいくらいだった。個性ありすぎる登場人物が多い為まともな思考の人が1番振り回され苦労してる気がくる。
丁寧な世界観、登場人物たちのセリフや性格、出会えて良かった物語の1つとなった。
ただ、護衛対象の王子の馬に何故が護衛が乗るのか?潜入のヒヤヒヤ感を出したいのは解るが、こういった無理やり設定はやはりある

最高級の交響曲のよう

登場するすべての人物に無駄がなく、セリフのひとつひとつに意味がある。
一人一人の個性をしっかり書きわけた上で、ストーリーに違和感を感じさせない技量に感服。
ただの異世界モノが溢れる中で、作品の構成力が抜きん出ており、質の良い推理小説を思わせるレベル。
この感動を伝えるのには、語彙力が足りなく申し訳ないが、ぜひとも商業化して沢山の人に読んで貰いたい。
長年読むだけだったが、本気でお勧めしたいと思い、レビューを書かせて頂いた。(40代男)


自分はバーニーとのチェスシーンが一番好きですね。

  • 投稿者: torisan   [2020年 12月 06日 13時 32分 ()]
人生を掛けていたことに一人の圧倒的な才能に打ちのめされる、誰もがそんな想いを経験していると思いますが、普段はポンコツで情けなくて自分を頼りにしていたはずのモニカが、自分が最も得意としていた魔法でもチェスでも圧倒してしまう、バーニーとモニカの過去と現在の感情が複雑に錯綜する素晴らしいシーンでバーニーの裏切られたような悔しさや絶望感や諦念、モニカのただ褒められたかっただけという気持ちや今の友達に対する想い双方に胸が締め付けられ、それとそれでも人生は続く、完全には打ち解けあえないけれど折り合いをつけて未来に向かっていくところも感慨深く、このシーンだけでも何層にも感情や人生が折り重ねられて、物語全体では更に何層にも折り重ねられた素晴らしいハーモニーを奏でられている素晴らしい物語です。
また、完結してからも自分を含めて何人もの人がレビューを書きたくなるようなそんな物語なんでしょうね。
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