イチオシレビュー一覧

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キャラクターのクセが強い

  • 投稿者: 芥 朱文   [2020年 11月 04日 22時 58分]
結論から書くと、とても面白い。
話が進むに従ってどんどん個性的なキャラクターが出てくるが、よく見るテンプレでは無く、設定が練り込まれているため読み応えがある。
ここまでキチンとしたキャラ立てはプロ級だと思うし、プロが身分を隠して書いてますと言われても納得できるレベル。

日常、戦闘シーン共に書ききる文章力はあるが、ちょっとスロースターターなのかなと思う。
「茨の魔女」登場辺りから物語が動き出して、やっと面白くなってきたと言う感じ。
と言っても面白くない訳ではなく、プロットがしっかりしているので最後まで楽しく読み切れた。

フェリクスにはもう少し頑張って欲しかったが、ヒロイン枠だしこんなものかな?とも思う。
多分フェリクスの物語が本当に面白くなるのは、この物語の後のことなんだろう。

結界の魔術師ルイスが最高にクール。
今後の彼ら彼女らの活躍も是非読んでみたい。

すっごく面白かったです!!

  • 投稿者: megtam29   [2020年 10月 28日 23時 49分]
本屋さんに並んでいてもおかしくないくらい面白かったです。寧ろ書籍化したら絶対買います!
ページ数が最後に近づくのが嫌だ〜と何度もおもいました。でも、最後まで読んで泣きました。とても気持ちのいい終わり方でした。
モニカ達のその後もぜひ読みたいです。今お忙しいとの事ですので、気長にお待ちしています。何卒続きを!
素敵な作品をありがとうございました。

久しぶりに泣ける小説に出会えました。

それぞれの登場人物の心情がとても深く書かれています。そのため、感情移入がしやすく様々なセリフがとても心に響きました。しかし、「この人が絶対的な悪」という存在がなく、思想のすれ違いもかなりあるので、後半は少しモヤモヤすると思います。ですが、全てが解決する時に本当の物語を知ることができるので、胸に様々な思いが込み上げてきました。この作品に出会えて本当に良かったです。

とても面白い作品だった

ストーリー・構成・キャラクターそれぞれが上手く組み合わさってとても読み応えのある作品でした。

主人公が実は最強格の作品は数あれど最終盤で魔法を使わないで戦う作品は初めて見たと思います。ただ、友情というキーワードを作中で使い続けた意味が最後の決戦に結びつくような構成になっていたのは良かったです。

帝国側に関しては突然出てきた要素みたいで掘り下げが少なかった点はありますが、王国が舞台の中心でハッピーエンドを目指していたのであればそんなものかと思いました。

最後に、素晴らしい作品に出会えたことに感謝して、「サイレント・ウィッチ」の登場人物たちの末永い幸せを祈って終わりたいと思います。

漫画でも読みたい

  • 投稿者: みかん   [2020年 10月 21日 14時 13分]
キャラが立っていてすごく面白い
小説だけじゃなく漫画でも読みたい!

ちょっと角度変えただけで作画が崩れるような新人漫画家じゃなく、ある程度以上描ける人にコミカライズして欲しいと心から思いました。

読み進むにつれてのめり込まされる、このダイソンのような吸引力

主人公の、イジメっ子ほいほいなイライラする感じが人と関わる事でどう変わってゆくか?とか
ただの恋愛ぽい学園物が、ミステリー物のように謎が現れてくるところとか。

最初の1話2話読んだだけではわからないので
ぜひ、お菓子と飲みものを用意してゆっくり腰をすえて読んで頂きたい。


これは壮大なミステリー?ファンタジー?学園もの?アクションかも!

  • 投稿者: ゆら   [2020年 10月 18日 23時 58分]
国内魔術師最高の地位〈七賢人〉に選ばれているモニカ・エヴァレットは極度の人見知り。
人前で魔術の詠唱ができないため〈無詠唱〉で魔術を操る、二つ名〈沈黙の魔女〉。
ある日、モニカは同期の〈七賢人〉から第二王子の護衛を依頼される。それは、王子が通う学園への潜入任務だった。


以上のあらすじで〈ファンタジー〉に分類されているが、これは言わせてほしい。
〈ファンタジー〉だけじゃ足りないのでは?!。

この作品は、‘なろうの〈ファンタジー〉’で連想するよりも多くの要素が詰まった珠玉の一品である。
(作者様のあらすじでいろいろと示唆されていないのは意図があることかもしれないので、ここで多くを語るのは念のため控えさせていただく。)


物語に奥行きと軽やかさを同時に求める方には、特にオススメしたい。

終盤の見せ場に感動した!!!

  • 投稿者: ペリオン   [2020年 10月 18日 00時 23分]
最強の魔術師の一人だけどコミュ障な女の子が学園に潜入して…
という導入だけみればただのなろう作品だろう

しかし、この作品は違う
ジャンルからしてそもそもバトル物ではない、
戦闘描写はオマケ程度でメインは人間ドラマにある

主人公が周りの人たちと関わりを持つ中で少しずつ成長し
周りもまた変化していく
そして、明かされていく過去と蠢く陰謀

それら一つ一つが積み重なっていき
終盤での主人公の決意に至った瞬間
きっとこの作品を読んで良かったと心の底から思うだろう

読み終えた時に『ああ、読み終えてしまった』と思わせる力のある作品だ
無双物やバトル物に飽きた人もそうでない人も是非読んでほしい

久しぶりに素晴らしい作品に出会えました

  • 投稿者: たけやん   [2020年 10月 15日 18時 25分]
なろうで多数の小説を読んできましたが、本当に久しぶりに素晴らしいと思える作品に出会えました。
ありがちなチート系や悪役令嬢のようなありきたりな作品が多くなっていますが、それらとは全く違いました。

この作品に感じさせられたのは「成長」です。
桁外れの能力はあるが酷く人見知りな主人公が、人との関わりを通じてちょっとずつちょっとずつ成長していくところが絶妙な構成で描かれており、文章なのにキャラクターの姿が実際に目に浮かぶような感覚を覚えました。

それぞれのキャラクターがちゃんと個性を持って生きているので、話にどんどんと引き込まれて一気に読み切ってしまいました。

素晴らしい作品を生み出してくださり、ありがとうございます。

コミュ障魔女の成長物語

  • 投稿者: 退会済み   [2020年 10月 12日 14時 33分]
管理
悲しい過去から人間というものに絶望しきっていたけれども数学、魔術という尖った才能により王命で引っ張り出され、強制的に「人」に関わらざるを得なくなったひどい対人恐怖症の主人公。
 その結果、少しずつ対人能力、凍らせていた感情を取り戻していく一人の魔女の成長物語です。

同じく心を凍らせていたり、トラウマがあったり、並々ならぬ執着を持つヒーロー達や脇役たちとの関わり、交流が丁寧に描かれています。

最後に憎しみ、復讐より大事なものを見つけ、それを守るために奔走できるまでになるので、お手軽な「ざまぁ」ものよりカタルシスがあり、伏線の回収も見事で、つい夜を徹して読んでしまいました。

最初は吃音か?と思うくらいの主人公にイラっとくるかもしれませんが、前向きかつひたむきなのでだんだん応援したくなってしまいます。作者様の力量によるものと思います。書籍化されるべき完成度の良作で、おすすめです。

この物語に恋をしました

  • 投稿者: 公爵蜘蛛   [2020年 10月 08日 16時 17分]
私はこの物語に恋をしました。この作品にで合えて良かったと切に思っています。そして、すでに完結していて良かったとも。……いえ、もう続きが描かれることがないというのは悲しいことですが。
語彙のない私が伝えることは一つです。「ぜひ読んで頂きたい」
私はあまりの面白さに二日間ですべてを読み切ってしまい、現在二周目にしゃれ込むか検討中と言ったところです。
あまりの面白さに貴方も沈黙し、物語の世界に没頭してしまうことでしょう。でも気を付けて、主人公みたいに夜更かししてしまうかも…
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