イチオシレビュー一覧

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追放系のテンプレートの皮を被ったミステリーファンタジー

  • 投稿者: 大島ぼす   [2024年 10月 27日 19時 39分]
レビュータイトルは、私が感じた本作の印象です。
本作は、いわゆる追放ざまぁのテンプレートを逆張りというか、うまく利用して、唯一無二の作品に仕上げています。

どういった結末を迎えるのか楽しみで、すぐに読んでしまえると思います。文章がもの凄く綺麗な為、読みやすいとも思います。

一方で文字数自体は15万字とWEB小説の有名作品としては珍しく、少なめに感じますが、内容が重厚な為、あっさりとしたイメージはありません。

周回を前提としたRPGをやったことがある人であれば、そういった作品を下地にした要素(フラグ管理の大変さや遣り甲斐)を楽しめると思います。私はそうでした。

戦闘アクションや恋愛の要素はあまり無いですが、心情描写が抜きんでているので、世界観にどっぷりと浸かって楽しめると思います。

レビュー数の多さが、この作品の完成度の高さを物語っていると思います。

これもまた追放した側の物語。 ラストいい感じだなあと思いました

  • 投稿者: 退会済み   [2022年 11月 04日 12時 12分 ()]
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コミカライズから入りました。続きが気になって原作を一気に読んじゃいましたよ。いやこれは傑作ですね。ざっというと主人公が魔王を倒すために何回も何回も死んで人生をやり直すっていうループ物なんですけど僕このジャンル好きなんです。切り口もいいんですよ。追放ものって言うと追放した側が浅くて愚かっていうパターン多いんですけど、この作品では実はその追放した側(主人公)が恐ろしいほど深いことを考えて追放しているんですね。凄まじい苦悩があるんです。その切り口から見事な物語が展開されていくんですね。実は追放した側が世界を救うために誰にも知られず戦ってたとか考えたらアツイです。やり直しとかそういうのが好きな人は是非とも読んでいただきたい。個人的には聖女レナが可哀想だったな。根はいい子だったのに嫉妬かなんかで変な感じになっちゃってね。まあ終わりよければすべて良し。多分【今度】は楽しい冒険になるはずだから……。

「追放モノ」を「オンリーワン」に昇華させた傑作

  • 投稿者: glass cicada   [2022年 06月 15日 23時 32分]
簡易版を見て、なろうに溢れかえった「追放モノ」の話だけれど、とりわけ綺麗にまとまったいい作品だなと思いました。
気まぐれに読破済みのブクマを漁っていたら、完全版があるのを見つけ、一気読みしました。
完全版は、もう「追放モノ」と括れないほどにオリジナルで、しかも簡易版の綺麗さが一切失われていない名作でした。陳腐な言葉ですが、まさしく感動しました。キャラクターの息吹を五感で感じた。物語が、濃かった。文庫本一冊の文字数で出し得る面白さを極限まで追求している作品だと確信した。
コミカライズ向きな作品内容なので、この作品の第三形態、コミカライズも、楽しみに読ませていただこうと思います。

最後に一言。素晴らしい作品をありがとう!

とてつもなく面白い作品

  • 投稿者: りゅう   [2021年 10月 19日 01時 11分]
基本的に読み専門でレビューも書いたことなかったのですが
作者様の創作意欲の足しになればと投稿させて頂きます。
完結してから読ませて頂いたのですが、初めは文字数、話数共に
少なめでしたので正直にあまり期待せず読んでおりました。
ただ読み始めるとあまりにも面白すぎて時間など気にせず
読み進めてしまい1日かからず読破しました。
読んだことの無い方は是非ともお読み下さい。
作者様の他のファンタジー小説もオススメです。

たまにこういう素晴らしい作品との出会いがあるからやめられない

  • 投稿者: DD   [2021年 08月 31日 19時 29分]
作品のタイトルからは、そこら中に溢れているテンプレ作品っぽい印象がありますが中身はさにあらず、時間の無駄にしかならないテンプレ作品とはモノが違います。

そこらのテンプレ作品が薄めたアメリカンコーヒー(つまりほとんど水)だとしたら、この小説はバケツサイズの超濃厚タイコーヒーぐらいの違いがあります。
チート能力で無双の展開もなければハーレムもありませんが、十万字と短めの中身はとにかく濃く、何となく読み始めてみたらグイグイと引き込まれて、一気に最後まで読みました。

主人公のエリウスが時に自分の身を犠牲にしながら、何度も何度もループを繰り返して魔王を倒すという目標を目指し、やがて真の勇者であるヒロインのために捨て石となる姿は過不足なく描写されており、心を動かす物語となっています。

そして読み終わった後の爽快感と幸福感、素晴らしいひと時でありました。

間違いなくお勧めできるお話です!

読みやすくて良かった

  • 投稿者: ロール   [2021年 07月 06日 19時 35分]
なろうだとアニメ化作品だとか書籍化、変なところだとマガジンで漫画連載しましたとか色々とメディア露出が増えているけれど、そういう作品って基本的になっがーーーいですよね?
全部読んだらいつ終わるかわかんないよふぇぇって事がよくありますよくあるんですほんとに。
でも安心してください、この作品は26話で綺麗にまとまっていまして、会社に出社して休み時間に、そして家に帰ってきてちょろっと読んだらあら不思議、心にはさっぱりとした読了感といいお話だったなと言う感想が芽生えていること間違いなしです。
展開も起承転結しっかりしており伏線もきっちり回収、そして最後まで読んだら分かるんですがキャラクターがらみーんないい子!後味悪くなし!全てが美しく循環するウロボロス(?)のような作品でしたね?
なろうの長い小説読み終わったし次の作品行くかーって時にこの作品を読んでワンクッション入れてみてはいかがでしょうか!以上!

【完全版】俺は何度でもお前を追放する~ハズレスキルがこのあと覚醒して、最強になるんだよね? 一方で俺は没落してひどい最期を迎えるんだよね? 知ってるよ、でもパーティーを出て行ってくれないか~

  • 投稿者: すぢこ   [2021年 07月 04日 12時 15分]
別のタイトルを検索していたら偶然発見した小説です。
(いきなりアレな物言いですいません)

とはいえ読んでみれば読みやすい文章、テンポのよい物語展開。
ありがちなループ物かと思えばしっかり計画された印象のあるゴールへ着実に進む物語。
海外ドラマのように人気が出ると同じような展開で先延ばしになりがちな話やどこへ向かうか定まっていない小説が多い中物語がゴールへとしっかり進む小説というのは珍しく面白い物です。

必要な説明はあり、説明をしたらクドい部分はしっかり省き、そしてループ物はどうしてもキャラクターのループと読者が繰り返して読む事を同期せざるを得ない構造にしがちでちょっと早く進まないかなと思う部分もありますがこれはそういうテンポのダレもなく最後まで一気に読めます、文字制限があるのでこれ位にしますが是非ご一読を。なろうの中でもかなり面白い小説である事は保証できるかと。

なぜ埋もれているのか

  • 投稿者: 雪洞   [2021年 07月 01日 22時 04分]
圧巻。感動した。頼むから1度読んで欲しい。

そこらのとは一線を画す凝った構成、のはずなのにスっと入ってくる文章性、特に後半にかけての主人公やヒロインの心情描写など、何をとってもなろう系トップクラスと言ってもいいと思う。

強いて言うならもっと楽しみたかった。あれ以上細かく書けばグダったかもしれないが、そう思えるほど面白かった。

この作者の別の小説も読みたいと思う。

追放系のテンプレートに斜めから大気圏突入をしたような作品

  • 投稿者: 赤松大樹   [2021年 06月 28日 20時 54分]
 小説家になろうの追放系のテンプレートに斜めから突入したような作品です。
 この作品は追放側の視点で描写されています。
 主人公は魔王の死のため、様々なものを切り捨てながら諦めずに行動し続けます。罪悪感を感じながら仲間を騙し、大切な仲間の死を知りながらも、魔王の死のため行動し続けます。
 追放した側の主人公は追放された側がどのような行動を起こし、どのような心情だったか分かりません。分かるのは魔王の死に近づいたか否かだけです。それらが最後のタネ明かしに繋がります。
 思いを受け継ぎ、未来へ繋げ、希望を掴む作品です。

構成力が屈指、読み応え間違いなし!

  • 投稿者: kaien0101   [2021年 06月 27日 12時 45分]
読み終わったあと、本当にいい物語だと思えます。
こんな私がレビューを書こうと思えるくらい。
それは、この筆者の構成力に基づいており、ラストの爽快感は非常に心地よい。
正直、拙い物語も多い中、この物語は当たりです。
文量も適度で1日で読めます。
文章力もありストレスフリーです。そのお陰で非常に美しい物語に感じます。是非一読を〜
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