イチオシレビュー一覧

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初めてレビュー書きます

なろう系と言われる成り上がり最強モノとは異なる作品です。
自らの境遇に悲観することなく、物事を俯瞰して見ることができ、努力をし続ける事ができる主人公。とても人間離れしていて、とても人間味があるなと思いました。主人公の人間性に心が打たれ、読んでいて心が締め付けられました。
ストーリーの進行が遅すぎると思う方がいるかもしれませんが、丁寧に物語を進めるには適切なのではないかと思います。70話まで一気に読むことができたので、そう思っただけかもしれませんが。
人間の多くが盲目的で利己的に描かれているので、「ざまあ」展開を期待してる部分もありましたが、そうなってしまうと他の作品と異なる点がなくなるので、作者のこだわりがわかる作品であり続けてもらえると嬉しいです。

もっとたくさんの人の目について欲しい大作

  • 投稿者: たん   [2021年 08月 14日 18時 38分 ()]
もう何年もなろうを読みあさってきましたが久々に出会えました。

ご都合主義やtueee物も気楽に読めていいですが
最近は読んでて疲れるような作品ばかりでランキングやブックマーク数順検索とかを作品をもとめてながらく彷徨ってましたが遂に出会えました。
話のテンポ、チープ過ぎない世界観、登場人物一人一人がしっかりと意味がありブレずに描かれていて、また作者さんの読者への気遣いとかも地味に心地いいです。
ざまぁまでも散々ひっぱられますが全然苦ではなく、むしろ寝る間を惜しんでイッキ読みしてしまいました!
どんな作品であれ賛否両論アンチの声が辛い時もあるかもしれませんが、それ以上の僕含め沢山の支持者が居ることを忘れずスローテンポでいいので、是非最後までブレずに完結してほしい!
ちなみに僕と同じくなろう難民の方へ
この作品がすきならラピスの心臓 狼は眠らない 死者の王 めっちゃ召還
おオススメです

人物の人と成りを描写するのがとても上手いです

  • 投稿者: カケル   [2021年 08月 14日 06時 27分]
ただあった出来事をつらつらと書くのでは無く、細かい気配りでしかし無駄無くその人物の人間性や機微が上手く描かれています。
台詞1つ取ってもとても上手くその人の人と成りを表しています。
読み応えは抜群です。
まるで壮大な映画を見ている様です。
まだ2部が終わった所ですが、これは完結しても再び読みたくなる作品だと確信します。

コロナ禍で趣味の映画を自粛している最中ですが、この作品のお陰でとても良い映画を観た後の様な満足感を得られました。
有難う御座います。
第3部もとても楽しみにしています。
金銭を払ってでも読みたい作品です。

読み手を選ぶ名作

  • 投稿者: 桂木   [2021年 08月 12日 09時 30分]
「煤の剣」が使い手を選ぶように、この小説は読み手を選ぶ。
実家追放後に何の努力もなく最強となり即ざまあを開始するライトファンタジーに慣れ切った者は、この小説の前半で主人公を襲う数々の苦難に耐えきれずに去っていく。しかし、この小説のレベルの高さやスケールの大きさに気づいた者は、主人公とともに苦難を乗り越え、圧倒的なざまあに辿り着き、大きな満足感と爽快感を手にすることになる。今後(70話以降)の展開も見逃せない。書籍化必至の名作だと思う。

丁寧な展開と真面目で心の折れない主人公

  • 投稿者: 枝垂桜117   [2021年 08月 11日 18時 17分]
ひどい目にあっているのに、誰を恨むでもなく淡々と成果が出るかわからない訓練を続け、どんなひどい扱いを受けても折れない心を持つ強靭すぎる心がある意味主人公のチートなのかも。
よくある展開とは異なり、なかなかザマアな展開は訪れません。
やっと活躍しても、なかなか認められず、つらい展開が続きますが、でもそここそが、この作品の良いところであり、ユニークなところです。スピード感を求めるひどいには合わないかもしれませんが、丁寧な記述が好みの方にはお勧めです。

なろうでいい作品を見つけるのは本当に難しい

  • 投稿者: アゼル   [2021年 08月 09日 11時 07分]
ランキング制度と愚かなテンプレから、無駄に題名が長い作品が増えてしまった。でもこれは作者さん達のせいでは無く、なろうの体制の問題である。しかし、それによって一番辛いのが、本当に面白い作品を探すのが難しいことだ。無駄に長々としたタイトルが溢れ、思わず食わず嫌いしてしまう。

しかしだ。だからこそ、こうやってたまに本当に面白い作品に出会えると嬉しいのだ。この70話までが、長いプロローグだった。これだけのボリュームでこれから続きが始まるかと思うと、ワクワクしか無い。

ライトなザマァを求める人はやめておけ。これは、愚直な主人公のファンタジー小説なのである。魔力がない主人公が、一体どうやって魔力持ちと戦っていくのか。展開としては良くあるが、だからこそ文章力や感情表現の上手さが出る。是非完結まで突っ走って欲しい。応援している。

久しぶりの読み応えのある名作

  • 投稿者: ああ   [2021年 08月 08日 18時 59分]
最近読み飽きたテンプレのようなチャチなざまぁファンタジーではなく読み応えのあるしっかりとした内容になっている。それだけにこのくらいのレベルの小説を読み慣れてない人にはしんどいかもしれないが是非読んでみて欲しい。活躍はしてるけど主人公が強くなるまで時間がかかるし結構残酷な描写もあるけど個人的にはこんくらいはいいかなと。今後三章に入り話もかなり動きそうなので楽しみ。

自分に重ねてしまう

最初読んでいてエミリーが本当に好きになれませんでした。相手のことを考えているように見せて自分のことを一番に考えてそれで最終的には自分のことでいっぱいいっぱいになって相手強く当たる感じが僕の周りにいる人にすごく似ていて、これがヒロインかふざけてんのかと思ってました。ただ読んでるうちにどんどん引き込まれて行ってそういう懐疑的なものさえも作者さんの術中にはまっているんだと気づかされました。エミリーだけでなく作中の魅力的なキャラクターの感情の変化がとても面白く、ファンタジーというよりもヒューマンドラマ見たいな感覚でたのしんでます。たまーに急な設定にびっくりしますけど、それも含めてすごく考えられてるのが伝わってきて先の展開が気になる作品だと思いました。めっちゃ面白いです

「なろう」すぎない

  • 投稿者:   [2021年 08月 08日 04時 34分]
なろうによくあるような主人公の鼻につくような感じがないと思った。
いつも、なんの努力もしてないような主人公が調子にのって正義気取ってハーレム作ってるの見て途中で見るのやめてるから、それがないのは個人的に大きいポイント。
主人公の性格はすこしジャンプの主人公みたいな感じ。天才だけど努力家で芯があって、少し頑固かも。そして少しだけコミュニケーションが苦手なのでちょくちょくトラブルが起きるのが少しもどかしい感じはする。でもその方が人間味あるか。
強くなくても頭と精神力でなんとか敵を倒していくのはハラハラするし、見てる自分も達成感?的なのを感じる。物語に引き込まれる感覚。
よくある主人公無双系のやつだと味わえない感覚。
だけど、なろうファンタジーの面白い要素もちゃんと入ってる。いい感じに混ざってるから飽きないし面白い。
ストーリーもとても面白い。
これ無料で見れるのめっちゃ得してるなって思う。

これはレビューを書かざるを得ない

  • 投稿者: 猫丸さん   [2021年 08月 05日 20時 48分]
下の方と同様、これはレビューを書かざるを得ないと思わされた。

まず物語の進行はよく言えば丁寧に、悪く言えば遅い。しかし読みやすく洗練された文章が次へ次へと押し進める。主人公の不遇な待遇が続くため、人によっては途中で手が止まるタイミングがあるかもしれない。しかし読み進めてほしい。

具体的に言うと、70話まで読み進めれば貴方はブックマークを押しているだろう。カタルシスに勢い余って星5を献上するかもしれない。私はした。

特に感情移入のさせられ方に感動した。主人公が努力するも、なかなか芽が出ない。周りが無駄な努力はやめるよう促し、読み手側も無駄な努力ではないかと思わされる。しかし剣を振り続ける主人公に、諦める気持ちと、この主人公ならもしかしてと期待する気持ちが生まれる。そしてあるタイミングで、その期待が爆発する。

長文タイトル、追放モノで、こんなに応援したいと思ったのは初めてかもしれない。
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