イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く和風×追放×ハイファンタジー
だけれども、それらはスパイスでしかない。
なろう系に収まらない美しい文章構成、豊富な語彙、キャラの立った登場人物達。
一気に作品世界に引き込まれます。
なろう版を読んで、その後書籍版を読むと更に面白い!
こんなに上手く加筆修正できるのかと驚く!
まずは1章を読んでほしい、そして和風ファンタジーの世界にドップリと浸かって欲しい。
今、推せるなろう発の和風ファンタジー
だけれども、それらはスパイスでしかない。
なろう系に収まらない美しい文章構成、豊富な語彙、キャラの立った登場人物達。
一気に作品世界に引き込まれます。
なろう版を読んで、その後書籍版を読むと更に面白い!
こんなに上手く加筆修正できるのかと驚く!
まずは1章を読んでほしい、そして和風ファンタジーの世界にドップリと浸かって欲しい。
今、推せるなろう発の和風ファンタジー
まだこの物語に出会えていない人へ
「読書してきて良かった」
そう思わせてくれた数少ない作品です。
あまりに大きな力と宿命に翻弄されゆく少年と
それを支えんと奔走する人々、そして少年に想いを寄せる少女たちの心情と情景がありありと描かれており、物語と分かっていても読みながらつい泣いたり笑ったりしてしまいました。
古風な表現がちりばめてあって
読み進む目が止まることもあるかもしれませんがそれもまた魅力のひとつと思います。
ぜひ文学好きの皆様に読んで頂きたいです。
「読書してきて良かった」
そう思わせてくれた数少ない作品です。
あまりに大きな力と宿命に翻弄されゆく少年と
それを支えんと奔走する人々、そして少年に想いを寄せる少女たちの心情と情景がありありと描かれており、物語と分かっていても読みながらつい泣いたり笑ったりしてしまいました。
古風な表現がちりばめてあって
読み進む目が止まることもあるかもしれませんがそれもまた魅力のひとつと思います。
ぜひ文学好きの皆様に読んで頂きたいです。
他のレビューアも言及している通り、文章がとても美しく読んでて楽しいと感じます。
設定に関しても相当な資料を参考にしていると思われ、非常に現実感があって物語りの没入感が堪らなく気持ち良い。
まだ19話までしか読んでいませんが、登場するキャラには家のしがらみや立場があり、虚栄心、猜疑心、保身と、リアリティのある人間関係が、映画やドラマの脚本に類するエンタメ性となって感情を「自然」に動かされます。
読者の情動を不自然に動かそうとしないので、物語りが破綻していません。
つまり、プロフェッショナルの仕事です。
私は作者『安田のら』を尊敬します。
2023/11/25
最新131話まで読んだ…たまらなく次が読みたくなる。
一週間も待てない、なので2週目に入った。
再読するのは魔法科とSAOのアリシゼーション、オーバーロード以来だ。
設定に関しても相当な資料を参考にしていると思われ、非常に現実感があって物語りの没入感が堪らなく気持ち良い。
まだ19話までしか読んでいませんが、登場するキャラには家のしがらみや立場があり、虚栄心、猜疑心、保身と、リアリティのある人間関係が、映画やドラマの脚本に類するエンタメ性となって感情を「自然」に動かされます。
読者の情動を不自然に動かそうとしないので、物語りが破綻していません。
つまり、プロフェッショナルの仕事です。
私は作者『安田のら』を尊敬します。
2023/11/25
最新131話まで読んだ…たまらなく次が読みたくなる。
一週間も待てない、なので2週目に入った。
再読するのは魔法科とSAOのアリシゼーション、オーバーロード以来だ。
全ての人が精霊を宿して生まれるはずの世界にある、高天原という島国に生まれた主人公の晶。
彼は雨月という名門に生まれながら、精霊を宿していなかったために親族から疎まれて故郷から追放されてしまうことになって。
……辛くも生き延びて故郷から離れた南方の地で、細々と暮らしていたみたいです。
けれど、実は「精霊を宿していない」晶の体には秘密があり……その事実を知る御方との縁が出来たことで、彼の生活は変化していきます。
これまで知らなかった事や縁遠かった世界へと踏み込んでいく中で、晶も少しずつ成長していくのが良いですね。
傷ついていた雛がその傷をいやし、羽ばたくことになる物語ではありますが……まだまだ課題も多いようにも思えるので、今後とも見守っていきたいですね。
彼は雨月という名門に生まれながら、精霊を宿していなかったために親族から疎まれて故郷から追放されてしまうことになって。
……辛くも生き延びて故郷から離れた南方の地で、細々と暮らしていたみたいです。
けれど、実は「精霊を宿していない」晶の体には秘密があり……その事実を知る御方との縁が出来たことで、彼の生活は変化していきます。
これまで知らなかった事や縁遠かった世界へと踏み込んでいく中で、晶も少しずつ成長していくのが良いですね。
傷ついていた雛がその傷をいやし、羽ばたくことになる物語ではありますが……まだまだ課題も多いようにも思えるので、今後とも見守っていきたいですね。
輪堂咲大好き!
主人公の性格と各キャラクターの気持ちの描写がとても面白かった!女性のキャラクターも色んな意味で裏に活躍しているところがすきです!普通の主人公最強系には存分に飽きたので、そんな未熟な主人公と和風ファンタジーの世界観は実に魅了的!そう、情景を思い浮かべるに容易い
早く書籍2巻も読みたいです
ありがとうございます
主人公の性格と各キャラクターの気持ちの描写がとても面白かった!女性のキャラクターも色んな意味で裏に活躍しているところがすきです!普通の主人公最強系には存分に飽きたので、そんな未熟な主人公と和風ファンタジーの世界観は実に魅了的!そう、情景を思い浮かべるに容易い
早く書籍2巻も読みたいです
ありがとうございます
日本は蟲毒の如くに争いを継続したが、現人神といわれる系譜が残る国である。126代目から先祖の数は凡そ2の126乗。私達は現人神の祖先と繋がっているかもしれません。この作品は日本人のDNAを刺激する作品
舞台は高天原という島国、5州に神が居住、3宮4院8家。無能と判断された主人公は放逐される。戦闘の描写も秀悦だが、論戦の言説に惹きつけられる。通読の参考までに、不明箇所も含めて記してみた。
中央 天領州 高御座 三宮 藤森宮 月宮 雅樂宮
北部 國天洲 玄麗 四院 義王院 八家 雨月家 同行家
南部 珠門洲 朱華 四院 奇鳳院 八家 久我家 輪堂家
西部 伯道州 月白 四院 陣楼院 八家 弓削家 真崎家
東部 壁樹洲 青蘭 四院 玻璃院 八家 不破家 方条家
3/15ジュンク堂は売り切れ入荷待ち、三省堂で買えました。1巻は雨月家放逐から百鬼夜行討伐後に晶が目覚めるまでの出来事がWEBよりも詳細に描かれ、ルビも振ってあります。挿絵も良く、漫画化もされるようです。
中央 天領州 高御座 三宮 藤森宮 月宮 雅樂宮
北部 國天洲 玄麗 四院 義王院 八家 雨月家 同行家
南部 珠門洲 朱華 四院 奇鳳院 八家 久我家 輪堂家
西部 伯道州 月白 四院 陣楼院 八家 弓削家 真崎家
東部 壁樹洲 青蘭 四院 玻璃院 八家 不破家 方条家
3/15ジュンク堂は売り切れ入荷待ち、三省堂で買えました。1巻は雨月家放逐から百鬼夜行討伐後に晶が目覚めるまでの出来事がWEBよりも詳細に描かれ、ルビも振ってあります。挿絵も良く、漫画化もされるようです。
7話読了後、これはさすがにレビュー書かなあかん!と思い書いてます。
私は面白い話というものは、その作品を読んでる読者の想像力を激しく掻き立てるものだと思ってます。
それはすなわち未知です。
例えば、主人公の実力。主人公の実力が未知であるが故に、出てくる登場人物たちに強者のオーラが帯び、その存在が確固たるものになります。
また国を治める半神半人の一族の情報は、あまりにも遠い世界の頂点を感じさせます。
もっと書きたいことあるけど早く続きが読みたいからまた落ち着いたら書き足します。
あかんおもろすぎる
私は面白い話というものは、その作品を読んでる読者の想像力を激しく掻き立てるものだと思ってます。
それはすなわち未知です。
例えば、主人公の実力。主人公の実力が未知であるが故に、出てくる登場人物たちに強者のオーラが帯び、その存在が確固たるものになります。
また国を治める半神半人の一族の情報は、あまりにも遠い世界の頂点を感じさせます。
もっと書きたいことあるけど早く続きが読みたいからまた落ち着いたら書き足します。
あかんおもろすぎる
泡沫に舞い給え!傑作和風ハイファンタジー!
- 投稿者: 退会済み [2023年 01月 25日 17時 11分 (改)]
管理
主人公が理不尽な扱いを受けた後、故郷から追放される部分からこのお話は始まります。
少しずつ自分の立ち位置を作り出し、成り上がっていく主人公とそれを支える魅力的なサブキャラクター達。
あらすじだけ見ると、ありがちなお話と思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
主人公の苦難、挑戦、成長がたっぷり描かれており読み応え充分です。
大正風ハイファンタジー世界を楽しんでくださいね!
少しずつ自分の立ち位置を作り出し、成り上がっていく主人公とそれを支える魅力的なサブキャラクター達。
あらすじだけ見ると、ありがちなお話と思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
主人公の苦難、挑戦、成長がたっぷり描かれており読み応え充分です。
大正風ハイファンタジー世界を楽しんでくださいね!
自分が本作を拝覧して、感じたのは『誠意』でした。
『小説家になろう』で書いたところで収入になるわけでもない。結局は趣味の範疇でしかない。
それでも、だからこそ、タイトルやストーリー、文章、登場人物、設定、背景などにこだわり。知識や研鑽によって築かれた絢爛で壮大な世界にそれらを落とし込んで、物語を紡いだ。そうして出来たものには当然、魅力が宿る。
私が感じたのは、作者の他でもない自分自身の作品に対する『誠意』でした。
『小説家になろう』で書いたところで収入になるわけでもない。結局は趣味の範疇でしかない。
それでも、だからこそ、タイトルやストーリー、文章、登場人物、設定、背景などにこだわり。知識や研鑽によって築かれた絢爛で壮大な世界にそれらを落とし込んで、物語を紡いだ。そうして出来たものには当然、魅力が宿る。
私が感じたのは、作者の他でもない自分自身の作品に対する『誠意』でした。
精霊が身に宿るのが普通の大正浪漫風な世界にて、主人公は一切の精霊を宿しませんでした。しかもその生まれが最悪なことに、強力な精霊を宿すはずの華族でした。終いには放逐の憂き目を見ることになりますが、精霊を持たなかったのには理由があって……。
正直、導入はありきたりな復讐モノ、ざまあ系そのものです。ステレオタイプとしてのこの手の作品はあまり好みではないのですが、骨太な世界観がそれを補って余りあるほど良い! やや癖のある文体も世界観を形造る重要な要素です。
また、主人公はヘタに癇癪を起こすでもなく割と理性的なタイプであるため、必要以上に悪感情を刺激されることもなく、比較的すっきり読めるのも高ポイント!
(そしてこれは余り大きな声では言えないのですが、ヒロイン的ポジションの女の子、永遠の女の子です。ロリコンのみなさん、こっちですよ……)
正直、導入はありきたりな復讐モノ、ざまあ系そのものです。ステレオタイプとしてのこの手の作品はあまり好みではないのですが、骨太な世界観がそれを補って余りあるほど良い! やや癖のある文体も世界観を形造る重要な要素です。
また、主人公はヘタに癇癪を起こすでもなく割と理性的なタイプであるため、必要以上に悪感情を刺激されることもなく、比較的すっきり読めるのも高ポイント!
(そしてこれは余り大きな声では言えないのですが、ヒロイン的ポジションの女の子、永遠の女の子です。ロリコンのみなさん、こっちですよ……)
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