イチオシレビュー一覧
▽レビューを書くこの小説は、恋愛ものが好きな人にもダーク展開が好きな人にもぜひ読んでほしい作品!
鬱系乙女ゲームに転生した主人公ヒメが「推しを幸せにする!」という目標へと突き進むこの物語。
時に(しょっちゅう?)変態行動をとりつつも影で努力を重ねる姿が一生懸命で可愛いし、メインキャラであるシリル先生レイブンさんもレオンティウスさんもそれぞれ一癖あって(いい意味)魅力的!
しかし!キャラクターや恋愛要素だけでも面白いこの物語ですが、何よりこの物語で面白いのはシリアスな場面ではないかと思うのです!
ゲームシナリオ中でキャラクター達に訪れるバッドエンドを回避するためにヒメちゃんは頑張る訳ですが……。
もう、読んでいただかないとこの面白さは伝わらない!あ、ご多分に漏れず主人公ヒメちゃんも闇を抱えてます。
それから、この物語にはよく色の描写が出てきます。とても綺麗なので、そこも注目して読んでほしいです!
鬱系乙女ゲームに転生した主人公ヒメが「推しを幸せにする!」という目標へと突き進むこの物語。
時に(しょっちゅう?)変態行動をとりつつも影で努力を重ねる姿が一生懸命で可愛いし、メインキャラであるシリル先生レイブンさんもレオンティウスさんもそれぞれ一癖あって(いい意味)魅力的!
しかし!キャラクターや恋愛要素だけでも面白いこの物語ですが、何よりこの物語で面白いのはシリアスな場面ではないかと思うのです!
ゲームシナリオ中でキャラクター達に訪れるバッドエンドを回避するためにヒメちゃんは頑張る訳ですが……。
もう、読んでいただかないとこの面白さは伝わらない!あ、ご多分に漏れず主人公ヒメちゃんも闇を抱えてます。
それから、この物語にはよく色の描写が出てきます。とても綺麗なので、そこも注目して読んでほしいです!
教師であるシリルの私室続き部屋に突然現れた可愛らしい女の子!
しかもとてつもなく自分に懐いてくる?!
本当なら?ちょっとは嬉しかろうこのシチュエーションを残念にしているのは、他の誰でも無いこのお話の主人公 神崎ヒメちゃん♬(褒めポイント)
気にかけつつ、ドン引きしつつ…秘密を抱えて奮闘するヒメに振り回されてだんだん進化していくシリル先生オススメです♬
賑やかな仲間達とヒメの愛溢れる雰囲気で作品全体を明るく楽しく包み込んでいるので、ぜひ最推しに夢中な一途でかわいい変態を楽しんでいただきたいです。
しかもとてつもなく自分に懐いてくる?!
本当なら?ちょっとは嬉しかろうこのシチュエーションを残念にしているのは、他の誰でも無いこのお話の主人公 神崎ヒメちゃん♬(褒めポイント)
気にかけつつ、ドン引きしつつ…秘密を抱えて奮闘するヒメに振り回されてだんだん進化していくシリル先生オススメです♬
賑やかな仲間達とヒメの愛溢れる雰囲気で作品全体を明るく楽しく包み込んでいるので、ぜひ最推しに夢中な一途でかわいい変態を楽しんでいただきたいです。
主人公が実年齢よりも幼い姿で転移されているという点に物語への踏み込みやすさを感じた。
その見た目故に会話も歯切れよく進み、年齢と外見の見た目にギャップがあるという設定が上手く噛み合っているように見える。
それでいて、本作で転移した乙女ゲーム『マーメイドプリンセス』での本来の展開をしっかりと……しっかりすぎると言わんばかりに把握している主人公が、その後の鬱展開を知っているという事を序盤に明記している為に、後半への期待感が上手く煽られているのも好感を持てる。
このように本作が読みやすく、また先が気になるような構成になっているのは作者の手腕に他ならない。
場合により賛否は分かれるが、物語を書く上でのセオリーの一つとして『主人公には目的が必要』と言われる事が多い。
本作はその主人公の目的もしっかりと明記されているので、賛否の賛側である自分にとっては読んでいて嬉しくなるような作品だった。
その見た目故に会話も歯切れよく進み、年齢と外見の見た目にギャップがあるという設定が上手く噛み合っているように見える。
それでいて、本作で転移した乙女ゲーム『マーメイドプリンセス』での本来の展開をしっかりと……しっかりすぎると言わんばかりに把握している主人公が、その後の鬱展開を知っているという事を序盤に明記している為に、後半への期待感が上手く煽られているのも好感を持てる。
このように本作が読みやすく、また先が気になるような構成になっているのは作者の手腕に他ならない。
場合により賛否は分かれるが、物語を書く上でのセオリーの一つとして『主人公には目的が必要』と言われる事が多い。
本作はその主人公の目的もしっかりと明記されているので、賛否の賛側である自分にとっては読んでいて嬉しくなるような作品だった。
良い作品、というものは一体どんな物だろうか?
勿論その定義は、人によって異なるだろう。だが、敢えて一つ挙げさせていただくならば、それは『面白い』ことだ。
では、どんな作品であれば『面白い』か?
このレビューを書いている者にとって、それは『キャラが生きている』ことだ。
この作品の登場人物達は、みな確かに生きている。
元気にハツラツと、というばかりではない。それぞれの悩みや思いを抱えながら、それでも物語の中で生きている。
主人公のヒメは暖かく優しくそれでいて変態的だし、シリル先生は堅物で誰にも心を許していないのが徐々に……だし、レイヴンはワンコ属性のお気楽兄貴キャラなばかりではないし、レオンティウスはワケありオネエだし。
まぁ、とにかく癖が強い。しかしそれ以上に、魅力が凄い。読めば読むほどに惹き込まれていく。
これぞまさしくライトノベル!な本作。是非一度、ご賞味あれ――。
勿論その定義は、人によって異なるだろう。だが、敢えて一つ挙げさせていただくならば、それは『面白い』ことだ。
では、どんな作品であれば『面白い』か?
このレビューを書いている者にとって、それは『キャラが生きている』ことだ。
この作品の登場人物達は、みな確かに生きている。
元気にハツラツと、というばかりではない。それぞれの悩みや思いを抱えながら、それでも物語の中で生きている。
主人公のヒメは暖かく優しくそれでいて変態的だし、シリル先生は堅物で誰にも心を許していないのが徐々に……だし、レイヴンはワンコ属性のお気楽兄貴キャラなばかりではないし、レオンティウスはワケありオネエだし。
まぁ、とにかく癖が強い。しかしそれ以上に、魅力が凄い。読めば読むほどに惹き込まれていく。
これぞまさしくライトノベル!な本作。是非一度、ご賞味あれ――。
…………はっ!?あまりの濃密イケメン空間に脳がバグってしまった……なんて良作……恐ろしや。
第一章の幼女編を一気に読ませていただきました!
まず、タイトル通りイケメンが多くて脳がおかしくなります(褒めてます)。メインのシリル先生にレイヴンさん、レオンティウスさんその他にも……乙女ゲーやったことないですけど、やった気になってしまう没入感……。
次に人物造形ですかね。主人公のヒメちゃん、シリル先生、他のみんなも。それぞれに大切なものがあって胸に秘めている……その深さには胸を打たれるものがありました。あと、ヒメちゃんとシリル先生!例えるならピ○コとブ○ックジャッ○先生……うーん!推し!ひたむきなヒメちゃんとシリル先生が何とも…………。読んでその目で是非確かめて欲しい!一読の価値ありです!
まず、タイトル通りイケメンが多くて脳がおかしくなります(褒めてます)。メインのシリル先生にレイヴンさん、レオンティウスさんその他にも……乙女ゲーやったことないですけど、やった気になってしまう没入感……。
次に人物造形ですかね。主人公のヒメちゃん、シリル先生、他のみんなも。それぞれに大切なものがあって胸に秘めている……その深さには胸を打たれるものがありました。あと、ヒメちゃんとシリル先生!例えるならピ○コとブ○ックジャッ○先生……うーん!推し!ひたむきなヒメちゃんとシリル先生が何とも…………。読んでその目で是非確かめて欲しい!一読の価値ありです!
本作は主人公である「神埼ヒメ」が乙女ゲーム『マーメイドプリンセス(通称マメプリ)』の世界に入り込み、推しキャラのため、ときに変態じみた行動すら辞さない、ハチャメチャな恋愛ファンタジーです。
乙女ゲーと銘打つも、攻略キャラの闇落ち、鬱展開、バッドエンドてんこ盛りな内容のため、普通にプレイしていれば破滅街道まっしぐらなわけであるが、それをあの手この手で回避しようとする主人公の奮闘ぶりには、作者さんの思いの丈が凝縮しており、一気読みしてしまうほどにはまります。
口で説明するのも無粋なほどに濃くて面白い内容ですので、皆さんも是非御一読ください!
(≧▽≦)b
乙女ゲーと銘打つも、攻略キャラの闇落ち、鬱展開、バッドエンドてんこ盛りな内容のため、普通にプレイしていれば破滅街道まっしぐらなわけであるが、それをあの手この手で回避しようとする主人公の奮闘ぶりには、作者さんの思いの丈が凝縮しており、一気読みしてしまうほどにはまります。
口で説明するのも無粋なほどに濃くて面白い内容ですので、皆さんも是非御一読ください!
(≧▽≦)b
全力でフラグをへし折る変態(褒め言葉)主人公
- 投稿者: 退会済み [2022年 07月 13日 10時 27分]
管理
明るく逞しく一途な主人公……とだけ書くと王道のように思えるが、この主人公変態なのである。悪い意味ではない、とにかく自身の愛へ真っ直ぐであり、推しが愛しすぎるが故の変態なのだ。
ただこの主人公の明るさ(と変態さ)というのが作品を明るいものとし、ともすればシリアスになりかねない鬱展開まっしぐらの世界を明るいものに変えていく。
もちろん登場人物たちには闇もある。それは主人公も例に漏れない。
ただそれでも主人公が読者の手を引きぐいぐいと引っ張っていってくれ、物語に突入させてくれる。そんな彼らをぜひ見守って欲しい。
続きを期待しております。
ただこの主人公の明るさ(と変態さ)というのが作品を明るいものとし、ともすればシリアスになりかねない鬱展開まっしぐらの世界を明るいものに変えていく。
もちろん登場人物たちには闇もある。それは主人公も例に漏れない。
ただそれでも主人公が読者の手を引きぐいぐいと引っ張っていってくれ、物語に突入させてくれる。そんな彼らをぜひ見守って欲しい。
続きを期待しております。
キャラクターたちの死亡&闇落ちフラグを折って、最推しを幸せにする!というはっきりした目的のために努力を惜しまない主人公ヒメの姿が、カッコ良くてけなげ!(´;ω;)ウゥゥ
そして、ヒメの性格がとにかく素敵です!
明るくしぶとく逞しい!どんなに冷たくあしらわれても、めげない!地の文一人称の軽いノリも楽しくて、前半はコメディ感覚でサクサク読み進めちゃいました!
ヒメを取り囲む周囲の人々も皆魅力的で、イケメン達はもちろんだけど、仲良しの女の子達との友情など、人間関係もとても丁寧に描かれていて、15歳編では一緒に学園生活を楽しんでいる気分で読めました!
構成もきっちり組み立ててらっしゃってお見事!伏線や物語の重要ポイントが序盤からバランスよく配置されていて、気になって読み進めちゃう!と、読者を惹きつけて離さないんでしょうね!(←惹きつけられた人)
そして、ヒメの性格がとにかく素敵です!
明るくしぶとく逞しい!どんなに冷たくあしらわれても、めげない!地の文一人称の軽いノリも楽しくて、前半はコメディ感覚でサクサク読み進めちゃいました!
ヒメを取り囲む周囲の人々も皆魅力的で、イケメン達はもちろんだけど、仲良しの女の子達との友情など、人間関係もとても丁寧に描かれていて、15歳編では一緒に学園生活を楽しんでいる気分で読めました!
構成もきっちり組み立ててらっしゃってお見事!伏線や物語の重要ポイントが序盤からバランスよく配置されていて、気になって読み進めちゃう!と、読者を惹きつけて離さないんでしょうね!(←惹きつけられた人)
主人公のヒメちゃんが、推しへの愛故に一般的に見て変態……だが、それがイイ。
揺らぐ事なく、推しへの愛を紡ぐ。紡ぐどころか叫ぶ。叫ぶだけでなく布教する。流石である。
テンプレの各種イケメンが揃っているのもあるが、何より作者の性癖の極地である最推したる【シリル・クロスフォード先生】とヒメちゃんの絡みは、何故か芸人の掛け合いのようにも見える面白さと、もどかしさに机をバンバンしたくなるキュンキュンの両方を味わえてお得である。
また、読み進めていて思うのは、物語世界としての芯となる部分がブレない事による安定感である。
ここがブレていると、読んでいて気になってしまうのだが……この世界にはそれが無い。見事だ。
そして、イケメンたちの闇を解いていく主人公、ヒメちゃんの抱える最大の闇を……先生が優しく解きほぐしてくれる事を……願わずにはいられない。
どうか、一度読んでみて頂きたい。
揺らぐ事なく、推しへの愛を紡ぐ。紡ぐどころか叫ぶ。叫ぶだけでなく布教する。流石である。
テンプレの各種イケメンが揃っているのもあるが、何より作者の性癖の極地である最推したる【シリル・クロスフォード先生】とヒメちゃんの絡みは、何故か芸人の掛け合いのようにも見える面白さと、もどかしさに机をバンバンしたくなるキュンキュンの両方を味わえてお得である。
また、読み進めていて思うのは、物語世界としての芯となる部分がブレない事による安定感である。
ここがブレていると、読んでいて気になってしまうのだが……この世界にはそれが無い。見事だ。
そして、イケメンたちの闇を解いていく主人公、ヒメちゃんの抱える最大の闇を……先生が優しく解きほぐしてくれる事を……願わずにはいられない。
どうか、一度読んでみて頂きたい。
主人公の神埼ヒメはやりこんでいた乙女ゲーの世界に突然転生してしまい、一番の推しであるシリル先生と出会う。
しかしその乙女ゲーがバッドエンドだらけの鬱要素満載なものであり、シリル先生もまた救いの余地なく破滅へとまっしぐらに進むことが分かっている。
ゲーム本編の五年前という時間軸に転生したヒメは、大好きなシリル先生をはじめとした人物たちをバッドエンドから救うためにそれぞれの破滅フラグを片っ端からへし折ることを決意したのだ。
……こう書くと非常にシリアスなものに思えるかもしれませんが、ヒメの変態的なまでの愛がうまいこと中和してくれます。
そして王道展開の中に混ぜられる、筆者の着眼点から生まれる独自の設定も一見の価値あり。
しかしその乙女ゲーがバッドエンドだらけの鬱要素満載なものであり、シリル先生もまた救いの余地なく破滅へとまっしぐらに進むことが分かっている。
ゲーム本編の五年前という時間軸に転生したヒメは、大好きなシリル先生をはじめとした人物たちをバッドエンドから救うためにそれぞれの破滅フラグを片っ端からへし折ることを決意したのだ。
……こう書くと非常にシリアスなものに思えるかもしれませんが、ヒメの変態的なまでの愛がうまいこと中和してくれます。
そして王道展開の中に混ぜられる、筆者の着眼点から生まれる独自の設定も一見の価値あり。
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