イチオシレビュー一覧

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長編化に大いに期待したい作品です

  • 投稿者: 百鬼清風   [2025年 05月 11日 13時 35分]
「妖怪」と「妖精」という一見身近で異なるテーマを通して、人の心に潜む“闇”を描いたファンタジックでポップな一作。日常から非日常へと自然に移行する流れがスムーズで、主人公・七重の言動もテンポ良く、読者を惹きつけます。特に黒猫の神との掛け合いは絶妙で、「天界から追放されたバカ神」というユーモラスな設定が緊張と笑いのバランスを巧みに演出しています。シリアスなテーマを根底に持ちながらも、読みやすさとエンタメ性を両立した佳作。長編化に大いに期待したい作品です。

奥深い世界観。短編でも良いけれど続きを読んでみたい。

人の心に依存する、妖精と妖怪。
人間の欲が呼び寄せる妖と、それを払う対魔士。
天界から降りた神と、見込まれた対魔士。

2000字という限られた中で、
いくつもの対立軸が複雑に絡みあい、その奥深さに引き込まれます。
作者様の力を感じる作品です。

物語としては綺麗に閉じられているのですが、
世界観が奥深いだけに、気になる部分がたくさんありすぎます。

妖精は何をする存在なのか?
妖と対峙する者の名が、何故「対魔士」なのか?
バカ神は、何故地上に降りてきたのか?
(そして、お腹がペコペコになった神は何を食べるのか……)

この辺りの謎が明かされることを期待しております。
長編として、二人の行く末を読んでみたいです!

長編で読みたいぜ〜!!!!

  • 投稿者: Ztarou   [2023年 11月 05日 21時 59分]
これは本当に短編ですか?長編の構想はないんですか!?もう既に楽しみにしてしまっている自分がいますよ!!!

というわけで、本作にめちゃくちゃ面白みを感じているのですが、特に、映像映えしそうだなと思ったのです(漫画なりアニメなり)。

この後どう展開するかが脳裏を掠め、ホラーテイストとバトル要素の匂わせが上手く、すいすいと目線が誘導されてしまいました。

ジャンプ漫画のようでもあり、なろうの良さも詰まった作品──あなたも一緒に応援して、この作品を長編化へと誘いませんか?

問、妖怪と妖精の違いとは。

  • 投稿者: 平原誠也   [2023年 11月 04日 22時 32分]
たった2000字の短編でありながら設定がぎゅぎゅっと詰まった物語。

中3女子と猫の神様のコンビが個性的で良い味を出している!

退魔士の事情、猫の神様の事情。
どちらも謎が隠されている雰囲気で続きが気になる短編でした!

短時間で上質な物語をお求めならこちらの作品がオススメです!
気になった方は是非、読んでみてください!

2000文字の奥行き、侮るべからず!

人の心が生んだ妖怪と退魔士の少女によるアクション短編です。『妖怪も妖精も人の心に依存する』は、すごく考えさせられる提唱だと思いました。怪となるか精となるかは人の心次第。妖怪を生んでしまった時にさっそうと祓ってくれる主人公のような存在がいたらすごく心強いです。アクションもスピーディでぐいぐい惹き込まれました。それと、2000文字で猫好きも虜にしてしまう手腕はさすがです!

おススメの短編です、ぜひご一読あれ!

2人の関係性、好き、です!!!

  • 投稿者: 三月よる   [2023年 11月 03日 11時 20分]
七重ちゃんと黒猫さん、とっても素敵なコンビでした…!

七重ちゃんの気怠いけど能力がずば抜けているところも、黒猫さんがちょっぴりずる賢いお茶目なところもすごく魅力的です。
2人の掛け合いが楽しくて、ショートストーリーと分かっていつつももっと続きを読みたい…!

ネタバレになってしまうので詳しく書けませんが「化け物」とは「人間」とは、という核心に迫るラストが印象的で、読後にずしっと残るものがあります。
ショートで感情を動かすすごい作家さんです。皆さん読んでください!みんなでファンになりましょう!

印象に残る短編!

  • 投稿者: 宝月 蓮   [2023年 11月 02日 20時 06分]
まず、短編で、この文字数でここまでまとめ上げられていることに驚くこと間違いないでしょう!
スッと入ってくる世界観や設定、文章も分かりやすく読みやすいのが魅力です!
そして欲深き人間の心に宿る感情……人間の欲深さは一歩間違えると危険だということがよく分かります。
皆さんもこの作品を読んで、自分の欲を戒めてみてはいかがでしょうか。

作者のセンスに脱帽

  • 投稿者: 中野ると   [2023年 11月 01日 23時 29分]
「これが2,000字の短編小説なのか……?」というのが率直な感想です。

わずか2,000字の中で必要な情報を綺麗にまとめ上げ、違和感なく読者を引き込むそのセンスがすごい!
読みやすい上に読み応えもあって、連載化を望む声が多いのも納得です。
なんなら私もここからどう話が展開されるのかが気になって仕方ありません!(プレッシャーを与えている訳ではないです!)

とにかく! この作品の凄さは読めばすぐに分かります!!
未読の方に全力でオススメしたいと思える素敵な作品でした!

妖怪と妖精、どちらも……。

  • 投稿者: 有木珠乃   [2023年 11月 01日 20時 34分]
この作品はタイトルにあるように闇を払う退魔士のお話。
けれど冒頭に出てくるのは、『妖怪と妖精の違いを調べなさい』
簡単なようで難しい問題が出てきます。

あらすじにあるように、妖怪とは人間の心に宿った闇。
無限に増殖する妖怪を、日夜討伐する主人公の姿は余裕があって、まさに無双するといった感じがしました。

そして、妖精……。
黒猫のことかな、と読了後に思ってしまいました。

もっと黒猫と退魔士の主人公が活躍するお話を読んでみたい作品です。

短編なのが勿体無い作品

短編でありながら、色濃い設定が落とし込んであり、続きを読みたいと思える一作です。

「この世の悪は人の心にある、か……」
この言葉が刺さりました。
確かに、真理ですね。
人の心から全ての行動、そして悪は生まれる。

彼女の帯びた使命とは?猫の神様との関係は?
短いお話ながら、引き込まれます。
彼女がどのような物語を綴るのか、この先も見てみたいと思えるお話です。
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