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[良い点]
御作品、サタナエル・サガは、実を申しますと以前より気になっておりました。
動機は不純かもしれませんが、Twitterにて目にしたシェリーディア様(この時点では、彼女の名前を知りませんでした)に一目で恋をしてしまったからです。
わたくしは新参者なので、作者様が終章を執筆している途中からの読者となるのは遅いだろうか……と思いながらも、手持ちのマウスはリンク先をクリックしておりました。
あぁ、これは絶対好きになるなと確信したのは、物語に入るための設定資料集を読んだ時でした。
壮大な世界観。そして、詳細に記載された物語の要素。魅力的なキャラクター。スクロールバーの面積が小さかったことに、わたくしは興奮いたしました。これだけの情報量が、このページに纏まっているのだと!
ネタバレの要素があったので、そこはセルフモザイクをかけてなんとか読了。いざ本編に進もうと一話目を読んだ時のわくわく感は、今でも鮮明に覚えております。
レエテ様が登場したシーンは、一度スクロールするのを止めました。瞼を閉じて、その裏で文字での情報を映像化したのです。多くの観覧者。数えきれない声。その中心で、凛々しくも美しい姿を露わにするレエテ様。吹いた風が銀色の髪を靡かせて、レエテ様のアップからズームアウトして、コロシアムの全景を映す。BGMは疾走感のある、しかし重厚なサウンドで。
この時点で、わたくしはサタナエル・サガを愛してしまいました。次話をクリックする手が止まらず、話数を増すごとに広がっていくドラマ性と躍動感。明日読む分はどうなるのだろうと、眠りにつきながら楽しみにしている自分がいました。
わたくしが感じたご作品の魅力は、ヒトの全てが偽りなく描かれていた点です。
ヒト対ヒトですから、色々とあります。全てが綺麗に流れていくことなど、無いのです。
その全てを繊細に、緻密に描写された作者様の手腕、ご作品の構成力、わたくしは本当に尊敬いたします。

読み始めた当初は、レエテ様を凛々しい戦士だと思っていました。しかし、読み進めていくうちに、慈愛に満ちた、一人の女性なのだということに気付きました。
壮絶な過去、仲間を思い、己の運命に立ち向かっていく、全てが美しい女性なのだと。
豊富な知識と、適格な指示で戦況を見る冷静なシエイエス様。しかし、音痴な一面があるなど、接するヒトを温かく包み込むような優しさを持つ彼との関係性は、本当に理想の夫婦です。レエテ様とシエイエス様が並ぶたびに、心が温まりました。
状況に応じて、素晴らしい仕事をする、姉御肌なナユタ様。一見、ホルスト―ス様を尻に敷いているようにも思えるけれど、男らしくて頼れる、そして体を張って愛するヒトを守り、引っ張ってくれる彼との関係性は、思わずにやけてしまいました。奔放だけれど、純情で、愛情をいっぱいに表現するナユタ様、大好きです。
作中では、とくに過酷な試練が多かったルーミス様。時々、作者様はルーミス様になんの恨みがあるんだと顔面を覆った時もありました……。
そんな彼を献身的に支え、愛情をもって接したキャティシア様。彼女の存在によって、己の運命に立ち向かっていくルーミス様の物語は、涙なしでは語れません。
ルーミス様のお話は、全て泣きました。通勤、帰宅に利用した電車の中、人目も憚らず涙を流し、バレないように涙を拭いました……所持品のハンカチが、タオルにランクアップしたのは、ルーミス様の物語があってこそです笑
作中で好きなのは9章です。見どころが多く、また、初めての別れがあり、スクロールする手を止めながら、涙を拭いて、また見て、止めて涙して……。涙で視界が滲んで、画面が見えないんです。
こんなにも胸が熱くなって、感動して、次話を読む手が止まらず、楽しみにしながら眠りにつくご作品を読めたことを、わたくしは本当に嬉しく思っております。
終章についてはネタバレとなってしまうので控えさせていただきますが、レエテ様の物語を、最後を見届けられたこと。
そして、作者様のご作品に出会えたこと、それを読ませていただけたことを、心より感謝いたします。
シェリーディア様の物語は、一目惚れしてしまったというのもあって、とくに熱心に読み返しました。
彼女の過去や、愛情を求めるお姿、敵や運命に立ち向かっていくお姿、時々のぞく八重歯など、魅力的すぎて語らせていただくのに一晩かかってしまいます……。
こんなにも沢山の登場人物がいるにも拘わらず、誰一人として個性が被っておらず、そして、それを動かす作者様の客観視力。作者様は、色んな御方を見て、接して、多くの情報を得ているのだなと、尊敬の念に絶えません。
[一言]
感想が長くなってしまい、申し訳ありませんでした。
サタナエル・サガというご作品に出会えて、わたくしは本当に幸せ者です。それをお伝えするだけの語彙力がないことに、不甲斐なさを感じております。
読んでいる期間は、毎日が楽しかったです。明日はどうなるんだろう、続きが気になる……睡眠時間を惜しんだのは、どれくらいぶりでしょうか。本当に、本当に溢れんばかりの感謝で満たされております。
的外れな解釈もあるかも知れません。感じたことをお伝えすることに難しさを感じております。
多くの感動を、ありがとうございました。
サタナエル・サガの外伝が公開されて、とても嬉しいです。
これからも、作者様のご作品を楽しみにしております。
わたくしはすっかり、作者様の読者です。
ご活躍を、心より応援しております。
長文、大変失礼いたしました。まだまだお伝えしきれていない部分もありますが……その都度、お伝えすることを、お許しいただければと思います。

書き忘れましたが、お伝えできなかった部分を都度……という有難すぎるお言葉について、お願いできるのならばぜひとも。作者としては、どのように拙作を感じて頂いたのか、できる限りまで知りたい貪欲な思いはありますので(汗)
本来私からお願いできることではありませんし、ご無理のない、できる限りで結構ですので。
  • Yuki
  • 2019年 05月24日 01時56分
読了、ご感想をいただき、ありがとうございます。

ご感想を開き、拝読したのは朝起床時でしたが、それから返信を打つ深夜の今まで、何度も何度も読み返しました。
お言葉をお借りすれば……これだけのご感想に十分にお応えする語彙力がないことに、大変歯がゆい思いです。

拙作などにこれほどまでの思いを持って頂き、それを丁寧に大切な言葉で綴って頂いたことに、本当に感動しております。
感想を寄せてくださった大勢の方々同様、中村様のような素晴らしい方に対し心に届く何かが描けたということ。約2年間苦しみつつも楽しんで自由にやってきた身に、過ぎたる称賛を頂き、比喩ではなく涙が出てしまいました。

好きで書き始めた小説でしたが、少しでも多くの方に読んで頂きたい一心で、拙挿絵をアップしてTwitterでの宣伝も行ってきました。それがまさに読者になって頂くきっかけ、中村様ほどの神絵師様に対するきっかけだったとは、絵描きの端くれとして冥利に尽きます。しかも思い入れあるキャラに恋して頂いたなどとは嬉しすぎて……。

設定についてお読み頂けて、評価頂き感謝です。小説賞応募のために拡充していた甲斐が、本当にありました。
そして初手の盛り上がりを意識して書いた第一章の、しかもレエテの登場シーンに対し、作者が想像した以上のイメージを持って頂きました。それが愛読を頂く端緒となり、読むことを楽しみに頂けたことにあまりに大きな手応えを感じます。

ヒトの描写というものについては、仰るような清濁併せのむ全てを書ききりたいという思いは強烈にありました。我々が日常で感じ目にする範囲はもちろん、体験しようもない死への恐怖や覚悟、大事な人を殺された恨みの強さに至るまで。一所懸命にリアルに想像をし、疑似体験をして書こうとしてきました。それをそのように云って頂けて、本当に報われました。

レエテは、その人生の全てを疑似体験してきた、本当の友人のような存在です。彼女が天に昇るシーンは辛くて何度も手が止まり涙がにじみました。それをそこまでの思いで感じて頂けるなど、感激しかありません。
シエイエスは一見親しみを持ってもらいにくいキャラですが、優しさや欠点などの人間性をよく見て頂き、レエテとのカップリングをそう云って頂けるのは嬉しいです。
ナユタも明晰な頭脳、豪快な性格、感受性が強く優しい性格という相反する要素をもたせた作者としても難しいキャラでした。それを作者より的確な感じ方、お言葉頂き、大好きと云って頂けて嬉しいです。男気ある剽軽なホルストースとの軽妙かつ愛情溢れるカップリングは、作者もお気に入りです。
ルーミスは女性が強い拙作において、主たる薄幸の美少女ポジションとして設定したキャラです。あえて不幸な十字を背負わせてきましたが、そのように涙してまで感動頂けたことで彼も報われたと感じています。 影が薄くなったり狂言まわしになってしまいがちなキャティシアというキャラも、ルーミスを支える確固たるキャラとして思いをもって頂けて感謝です。
最も気に入って頂いたシェリーディアは、レエテと運命の双子のようなキャラ、裏主人公として力を入れてきました。そして、後述の続編では兼ねてよりさらなる重要キャラと位置づけている彼女。その魅力を感じて頂き、評価を頂いたことは今後の大きな励みになります。
密かに情熱を注いできた人間描写、人間ドラマの部分に評価を頂いたことも含めて。

的外れなど、とんでもございません。これだけのご評価を頂き、読んでいる毎日が楽しみ、出会えてよかった、感動したなどと、得ようと思っても到底得られないお言葉を得る光栄に浴しましたこと。本当に、本当に感謝を申し上げます。
触れて頂いた外伝も20話ほど連載いたしますし、レエテ達の次世代戦士を主人公とし、サタナエルの最後の秘密を明かす続編「レムゴール・サガ」も鋭意プロット中です。お時間は頂きますが宜しければご覧ください。
中村様のような読者様方々は、私にとって真に財産です。応援を、閲覧を今後も頂けるような、ご期待を裏切らない作品を、今後も送り出せるよう精進いたします。
こちらこそ長文、失礼いたしました。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。
  • Yuki
  • 2019年 05月24日 00時56分
[良い点]
挿絵があっていいですね
[気になる点]
皆の敵をとるんだ!復讐するんだ!と言いながら逃走時より弱体化していたこと。まったく意味が分からないです。相手は質も量も強大だとわかりきっているはずなのに、なぜ鍛錬を怠るのか、まったく復讐をする気が感じられないように思いました。
  • 投稿者: ヒロ
  • 2019年 05月12日 08時29分
もう一つ補足釈明させて頂くと、4章クライマックスなどで強敵達を沈めていた無敵の技「叫び(音弾)」は、レエテは現時点自分の意志では発動することが全くできません。
大事な人を殺されたような場面の感情の大爆発により、完全無意識に発動する技でしかありません。よって戦闘において使用できるのは1章などで使ったように、相手を怯ませる「声」程度に留まります。これはどうにか自分の意志で使える明確に違う技で、いわば意図した弱体化です。
これに関しては4章内ほかでフォローすることができていると思っていましたが、今一度見直してみたいと思います。
  • Yuki
  • 2019年 05月12日 12時00分
初めまして。ご感想をいただき、ありがとうございます。

元々漫画を描きたいと思い続けながら拙筆で叶わず、挿絵だけでもちゃんと描くようにしたいと思って場面ごと挿入するようにしてきましたものでして……。お褒めいただき、感謝しております。

ご指摘いただいた点ですが、説明不足によりお伝えすることができておらず、申し訳ありません。
序盤からしっかり伝わるよう改稿することが必要と思い至りましたので、今後必ず改善いたします。

弱体化については、詳細解説はしていませんが、2章のトム・ジオットの“貴様、『本拠』を離れ、闘いを離れ、何ヶ月だ? 残念だが、時が経てば、体が忘れる。このスピード、このパワー、このリズムを!”というレエテに対する台詞に表わしています。
拙作では、超人的力を有する者同士の極限の命のやりとりをする戦いに対して、所謂少年漫画で表現をされることの多い、山ごもりで筋トレ、素振り、岩を避けるなどの対物試練による鍛錬に重きを置いておりません(私も少年漫画はとてもリスペクトしており、批判している訳ではありませんので誤解しないで頂きたいですが……)。

基礎は当然大事ですが、本当の命のやりとりにおいては実戦の中でしか得られない極限の緊張、かつ冷静さを失わぬ統一された精神力、研ぎ澄まされた反応力、機転や対応力、その中で得られてくる本能からくるパワーやスピードがあると思っています。
仰って頂いたとおり敵は質も量も強大であるゆえ、その部分はより大きな割合をもち、戦いの優劣・趨勢を支配するものと思っています。

野球選手が、バッティングやピッチングのフォームを日々練習しなければ忘れるように――。「殺し合い」も、日常的にその中に身を置いていなければ、いかに極限の怨念や復讐心を持っていても補えず衰えていく、というスタンスです。
レエテは本拠脱出から10ヶ月間身を潜めて逃亡するだけの、「殺し合い」から完全に離れた生活を送っていたために、それらのスキルが鈍ってしまった、というのが意図した状況になります。仮にもし、基礎鍛錬を行うことで補えたとしても、そのような修行には上述の山ごもりのような拠点を持っての取り組みでなければ効果は薄くなると思います。これは描写していますように、サタナエルは大陸のありとあらゆる場所に拠点や情報網を持っています。レエテは反撃に転じない限りひたすら逃げ回るしかなく、質も量も強大な敵への対抗策に苦心し焦っていました。そして考慮し続けた結果コロシアムの出来事に至った、という状況です。

「殺し合い」の世界に戻ったことで、作中で無数の死闘を繰り広げていき、仇的の必殺技をもときには吸収し身につけ、さらなる真相を知ることで復讐心も増大させ、潜在能力を目覚めさせていく……。この過程は拙作での醍醐味と思いながら完結まで描きましたので、お読みいただければ大変幸甚です。仰られたお話からすると、おそらくは4章終了まではお読み頂けたかと思いますので、そこから盛り上がっていく部分でもあります。

説明不足については必ず解消いたしますので、継続してお読みいただけたら、これに勝るものはありません。今後とも、よろしくお願いいたします。
  • Yuki
  • 2019年 05月12日 09時36分
[良い点]
今回はレエテの過去のお話ということで、今までよりも更に深く彼女の感情面を掘り下げられているように感じました。彼女の幼少期には少し意外性を感じましたね。人の内面の多様性というのを強く感じました。
四章冒頭やエピローグといい、世界観をきっちり綿密に組み立てられているのが窺えて、読むたびに勉強になっています。
[一言]
こんばんは。四章と五章を読もうとお邪魔したのですがまたまた四章の感想が長くなってしまいました……。申し訳ありません。

レエテの幼少期の記憶は、胸に刺さるものがありました。今はあんなにも勇ましく強い彼女ですが、当たり前ですが小さな女の子だった時代があったのですね……。昔はどちらかというと、戦いが苦手な子だったのですね。彼女を助けようとしてあんなことになってしまったアリアが、本当に気の毒でした……。

マイエはとてもかっこいい女性ですね。強いですし、愛情深い。同じ心の傷を持つ者同士、レエテにとって彼女はとてつもなく大きな存在なのだと感じられます。

今回は敵役のいい意味での気持ち悪さが炸裂していました。嫌だなぁ……。こんな人たちに狙われて、マイエもレエテも男性不信にならないか心配になりますね。

危機的状況もありながらも、レエテの誕生日を祝う場面にはほのぼのとした気持ちになりました。厳しく辛い戦いの描写が多いので、こういった日常の場面は特にかけがえのないものに感じますね。

終盤にかけて、どんどんと不吉な予感が増してきたのですが、まさかここまで残酷な出来事が待ち受けていたとは……。あんなにも強かったマイエが、レエテに愛情を注いでいたみんなが、あんなことになってしまうとは……!

レエテがあれほどまでサタナエルを滅ぼそうとしていた気持ちが痛いほど理解できました。ヴェールントは憎々しいほど強大な敵として描写されています。しかし彼……強すぎるのでは? レエテも復讐の念はとても強いと思うのですが、新たな仲間たちが傷つき、もしも死ぬようなことがあったら……どうなってしまうのでしょうか。心配でなりません。

これから戦いは激化していくのでしょうが、できればレエテの仲間たちはみんな生き残って、これ以上レエテが悲しむことがないように祈ります……。

すみません、毎回長々と感想を書いてしまうのですが、もっとネタバレにならないようにぼかしたほうがいいでしょうか? 好きな作品の感想は、つい長くなってしまいます。

五章も楽しみです。またお邪魔しますね。
四章のご読了、ご感想ありがとうございます。

凄惨な内容の拙作の起源となる、全章中最も凄惨で救いのない内容の本章、お読みいただけてほっとしています。過去編ということで、レエテの内面を掘り下げ、最も大切な原点の人々との交流と別れを描いたものとして、色々なことを感じていただき感激です。

敵本拠であるアトモフィス・クレーターの設定や描写は、大陸の全地域で最も時間をかけて練ったものです。そう云って頂けて嬉しいです。

元々優しい女性であるレエテは、幼少時も気が弱い、引っ込み思案で能力も発揮できない女の子でした。それが現在の姿にならざるを得なくなった過程を描けたことによるギャップを感じて頂いたということで手応えを感じています。
アリアは、その最初の犠牲者であり、彼女の影は今後もレエテに影響を与えていきます。
マイエも強さと愛情をもつ、レエテにとって絶対の「母親」的存在になるようこだわりました。

敵の生理的な気持ち悪さについては、夏野さんにそのように感じて頂けるのであれば、描くのに成功したと捉えています(^^) 弱者で女性であるレエテたちに相容れない、絶対悪の存在である彼は、今後も作中随一の嫌悪の対象として立ちはだかります。

レエテが幸運にも得ることができた最高の家族。それが欠片も残さず瓦解する様は、当時私も書いていて軽い鬱になる位でした(^^;)
シンクロできたことで、彼女の絶大な怒りと行動に繋げられ、行動原理についいてそのように納得頂けたことが何よりうれしいです。

ヴェールントもそうですが、マイエに軽くあしらわれた「彼ら」も彼女が強すぎるのであって、レエテら一行に対しては今後勝ち目がないほどの強敵として立ちはだかります。危機に陥る一行にハラハラし、無事を祈って今後をお読みいただけたら、作者として大変に嬉しい思いです。

長いというより、毎度このような大変に丁寧なご感想を頂けることは、お世辞などではなく本当に本当に嬉しいことです。ネタも未読の方には分からないようにぼかして頂いていると思います。ご負担にならないのであれば、今後もぜひお願いしたいと切に思いますm(_ _)m 「好きな作品」などとありがたいお言葉も頂き、感謝です。

五章以降も、ごゆっくりで結構ですのでご覧ください。よろしくお願いいたします!
  • Yuki
  • 2019年 05月03日 15時55分
[一言]
ラストまで拝読しました!

読後の余韻が強く、しばらく呆然としてしまいました(笑)いまだサタナエル・サガの世界に遊び続けているような気がします。
一人の女性の生涯を通した成長物語であり、仲間で団結し、時にぶつかり合いながらも強い絆で結ばれた者達の群像劇であり、一つの世界の年代記でもある。アクション、恋愛などの要素も豊富に盛り込まれていて、それでいて雑然とした感が全くなく、一つ一つのシーンが必要なものとして書かれているように感じました。これだけの要素を一つの物語として編み上げたというのは、本当にすごい事だと思います。

ラストの締めまで完成された作品として走り切らせたYukiさんの腕前にはただただ驚きの一言です。

シリーズ化の事を知り、本当に楽しみにしています。
お忙しい中の執筆は大変でしょうが、こちらは気長にお待ちしています。頑張って下さい!

元号も変わり、色々な節目ともなりましたが、これからも応援しています。これからもよろしくお願いします!

  • 投稿者: 加密列
  • 2019年 05月02日 22時27分
ラストまでのご読了、ご感想ありがとうございます。

余韻をもって、作品世界に浸って頂けるというのは、拙世界を構築してきた作者として、誠にもってありがたいお話です。数々の感慨も持って頂けたこと、感謝いたします。

レエテの試練と成長の生涯、仲間たちとの珠玉の絆、群像劇、年代記、アクション、恋愛物としての要素。私が拙作に込めたかったことを恐縮にも感じ、尽く的確に表現していただけたことは、実現できた証として本当に嬉しいです。

長々と細かいことまで書きたくなるたちなので、非常に冗長でくどすぎる文章になってやしないか、いつも気にしていましたが、そのように云って頂けてとても安堵しています。

技術もいまだ未熟な身ですが、結末と道筋だけは固く決めて走ってきたことが、「完成された作品」というようなご評価で報われたのであれば感激を禁じえません。

シリーズ化、続編等については少々お時間いただきますが必ず実現します。
新たな時代となり、心機一転これからも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

最後に、長い拙作を丁寧に読了をいただき、感想以外にも連載中様々にご支援をいただきましたこと、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
  • Yuki
  • 2019年 05月03日 12時55分
[一言]
最終話まで読了しました。

……読了後の余韻がヤバい事になってます。
特にラストシーンは何度読み返しても感動します。

Yukiさんは勿論ですが、レエテ自身にも「本当にお疲れ様でした……。今までありがとう」という言葉を贈りたい気持ちです。

9年間という決して短くはない時間を与えられ、家族と幸せに過ごし、また大陸の平定の為に尽力する事が出来たのが本当に救いでした。

レエテが最後に見た『彼等』。
あれがレエテの願望による幻だったのか、それとも本当に『彼等』自身だったのか……

はっきりと明言せず、読者の想像に任せる形の演出は本当に素晴らしいの一言です。(勿論後者である事を願いますが)
このシーンは何度も読み返して、その度に感動しました。
この長い物語を最後まで読んできた人なら必ず感動すると思います。

本当にこの作品の最後を締めくくるに相応しいラストでした。私も見習いたいものです。


シリーズ化によって、この世界での物語は今後も続いていく事が明らかになりました。
レエテの物語はこれで終わりですが、彼女の遺志はきちんと受け継がれましたので、これからの物語を期待して待ちつつ、一旦締めとさせて頂きます。

改めて本当にお疲れ様でした!
素晴らしい物語をありがとうございました!
最終話までの読了、ご感想ありがとうございます。

ラストシーンに感動いただき、ここまでのお言葉を頂けるとは、これまで書いてきた甲斐がありました。感謝いたします。
私も、自分の達成感や感慨を超えて、純粋にレエテとの別れが辛くこみ上げてくるものが、ありました。私も彼女に、「ありがとう」と云いたい気持ちです。

決して普通には生きられないけれど、彼女なりに全力で生きるための時間をもらった。それをどう活かしていこう。どんな世界の変遷があって、その中で彼女はどんな選択をするのだろう。そういう意図での、延命でした。そう思って頂いたのなら、丁寧にその後を書いた甲斐もありました。

ラストシーンは、彼女の全てが報われるものでなくてはならない。読む方がそう思ってくださるのなら、後者のとり方をして頂けるかと思います。もちろん、違う死生観でのとり方もあるのだろうと思います。それは、レエテという女性の全人生を描く拙作において、彼女の人生をどう捉えて頂けたのかが反映されるものであってほしい。そのような無意識の思いについて、ご感想のおかげで気付かされたような気がします。
心を動かす何かが描けたのであれば、それに勝る喜びはありません。過ぎたるお言葉、ありがとうございます。

シリーズ化、続編の構想がありまして、この異世界オファニムでの物語は、続いていくことになります。異境レムゴール大陸で繰り広げられる、レエテの遺志を継ぐ次世代の若者たちの冒険と試練――。サタナエル一族の最後の謎を解き明かす「レムゴール・サガ」に、ご期待ください。
外伝も数多く構想しています。そちらもご期待ください。

最後に、300話超にわたって物語を追い、数々のご感想を寄せてくださったことに改めて、お礼申し上げます。
本当に、ありがとうございました!
  • Yuki
  • 2019年 05月01日 00時29分
[一言]
最新話まで読了!

ついにヴェルとの決着!
レエテが持てる力の全てを振り絞らねば勝てない強敵ぶりが良く表現されていました!

そして思わぬ結末……!
確かにこのままでは救いがなさすぎると思っていただけに、良い意味で予想を裏切られました。

北斗の拳でラオウがユリアに掛けた最後の言葉を、名前だけ変えてそっくり掛けてあげたくなりました(笑)


三大国もどうにか元首が生き延び存続を果たせそうですし、
サタナエルの支配から解き放たれた大陸が今後どのような道を歩んでいくのか……

続編に期待大です!(ちょっと気が早いかな?笑)
最新話までの読了、ご感想ありがとうございます。

真のラストバトルとなったこの闘い。
復讐の仕上げ、最強VS最強のスケール、血の因縁、仲間との友情、その中で交わされる奇妙な愛情など、いろいろなものを込め奮闘した中で――。一番重要な要素をそのように云っていただけて本当に安心しています。

それは闘いの結末に関してもですね。予想を良い意味で裏切り、そのように思っていただけたというのはまさしく会心の思いです。嬉しいです。

ヴェルはラオウやゾッドなどへのリスペクト要素が強いキャラですので、そのように思って頂けるのはシリアスバトル好き冥利(?)につきます。ありがとうございます。余生を送る立場のユリアにもしっかり重ねて頂いて……。

おっしゃるとおり三国はボロボロになりつつも存続しましたので、将来への希望と布石もしっかりと敷けました。

それがまさに完結後の展開などに繋がってきます。執筆開始にはお時間頂くかもですが、今後の構想自体については完結後発表しますので、どうぞご期待ください!
  • Yuki
  • 2019年 04月10日 00時33分
[一言]
最新話(残された宝)まで読了!

もしレエテとシエイエスの性別が逆なら、シエイエスが身籠って……と出来たでしょうが、それが出来ない。
じゃあこれだけ戦ってきて何も残らないのかと気になっていましたが、なるほど、こういう形で『次代』を遺す訳ですね……

感動しました。

ダレンとシェリーディアの子供の伏線もあり、ほぼ同年代という事を考えると、これはもしかして!? と、ちょっと期待してしまいますね(笑)

レエテ達がどのような結末を迎えるのか、ラストまで楽しみに読ませて頂きます。
最新話までの読了、ご感想ありがとうございます。

次代についての考察いただき、ありがたいです。そうですね、今のレエテらの事情もありますが、「希望」をもたせる要素のひとつとしてのものです。
“感動した”などと、畏れ多いお言葉をいただけて、本当に感無量です。

期待頂いている内容についても、大変鋭い考察ですね(^^)。想像頂いてるとおりになるかどうかは、今後ぜひご期待ください。因みに、子供に関しては、登場した子供、仰る子供、決戦を終えたあの準主人公のそれのほかに、「あともう一人だけいる」とだけ、お伝えしておきますw

ラストまでもう少しと思いますので、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いします!
  • Yuki
  • 2019年 03月04日 01時08分
[一言]
最新話まで読了しました。
マイエの母親、私の予想が当たっていましたしビューネイとレエテの関係がここで発覚してびっくりしました。
次はどんな謎が発覚するのか楽しみです。なんでしょうか、本当に神の悪戯みたいな凄い因縁ですね。クライマックスに入ってきているのもわかります!
最新話までの読了、ご感想ありがとうございます。

マイエの母親が誰か当てて頂いたのは驚きで、深く読み込んでくださった証として大変感謝しております! 
ビューネイとの深い繋がりの方は全く匂わせてはいませんでしたからね……。彼女の子供に強く繋げるものとして、考えていた設定になります。

因縁についてのご評価もありがたいです。
まだ謎は残っていますが、「サタナエル・サガ」一作として解決すべき謎はもうそこまで多くはありませんので、期待しすぎず見守って頂けますと(^_^;)

クライマックスには突入してきていますので、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします!
  • Yuki
  • 2019年 02月24日 21時28分
[一言]
最新話(父の思い出)まで読了!

ノエルさん良い人だったんだ……
名前だけは割と序盤から出ていましたが、レエテの事を認識していて、しかも過去に会っていたとは!

サロメがアレだったんで、レエテにとっては本当に救われた形ですね。

物凄いアクションの合間にこういう泣ける描写を所々挟んでくるのが相変わらずニクいです。

クライマックスバトル展開楽しみにしています!
最新話までの読了、ご感想ありがとうございます。

そうですね、今まで名前だけ出してぼかしていましたが、娘思いのいい人だったんですよ。どん底の不幸の連続からの救い、としてこの時までとってありました。

従弟が見つかったりして光が差し、ここで本当の家族にも思われていると分かり救われた形ですが、彼女にはまだ一つ、最大の家族問題が控えています。「彼」との血縁を超えた攻防にもご期待ください。

アクションだけ、ドラマだけでもいけないと思い緩急つけるよう気をつけてはいましたが、そのように評価いただいてとても嬉しいです。ありがとうございます。

ちょうどこれから書く第十六話から怒涛の?アクション回に入る予定ですので、どうぞご期待ください! よろしくお願いします。
  • Yuki
  • 2019年 02月24日 01時49分
[良い点]
感嘆の溜息が出るほどの緻密な世界観。
紙の本と遜色ない、巧みな描写力。
登場人物たちの意外な一面を見ることができて、親しみやすさを覚えました。
戦闘描写はダイナミックかつ臨場感があり、勉強になりました。レエテが人並外れた回復力を持つので、これ以上ないほど大怪我を負ったりして、ピンチを描かれるのがとても上手いです。
[一言]
こちらではお久しぶりです。お邪魔するのが随分遅くなってしまって申し訳ないです。4章まで読み終えてから……と思ったのですが、あまりの展開に書くことが多くなってしまったので、一旦3章までの感想を書かせていただきます。

良い点でも書きましたが、新キャラのルーミスが年相応の少年、という感じで可愛いです。硬派だったりクールな登場人物が多いこの作品の中では、とても新鮮に映ります。
また、1章で恐ろしげに見えたダレンにも、意外な一面を見ることができて親しみを覚えました。彼も従兄を可愛らしく思う、人間らしい一面もあったんだな……という感じです。
でも、完全に親愛だけで接している訳ではないようですね。
やはりこの人は推し量れない底の深さを感じます……!

ここにきてナユタの経験豊富さが良い方向に動いたというか、ルーミスにアドバイスしているところは私もニヤニヤしてしまいました。
レエテは恋愛感情を知らないんですね。過酷な環境で生きてきたから仕方がありませんね。ルーミスの様子を心配するところなんて、可愛すぎてニヤニヤがとまりませんでした。戦いになるとあんなに強くてクールなのに、このギャップは反則でしょう!

矢が身体を貫通するような傷を負っていながら、ここまで強いとは……! 今回は敵も多いし、レエテも傷を負ってるしとハラハラしていたのですが、圧倒的な強さに感服しました。

ルーミスがサタナエルに復讐を誓ったのには、そんな理由があったのですね……。3章は彼の戦闘面での強さや人柄を深く掘り下げた章だったように思います。彼の人柄を知ったことで、彼のことがもっと好きになりました。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、終盤は意外な展開に「!?」となり胸が痛みました。彼の泣き顔に、こちらも辛い気持ちになります……。

お話が進むごとに、レエテの可愛らしい部分が見えてきて、彼女のことがもっと好きになりました。ナユタもお姉さんらしい行動というか一番しっかりしていて、情報収集もこなしてくれるなくてはならない存在ですね。少年らしからぬ強さを持ちながら、色恋には不慣れなルーミスに、マスコットのように愛らしい姿ながら毒舌のランスロット。良いパーティーだと思います。これから先、彼女たちの関係がどんどん深まっていくのかなと考えるとワクワクが止まりません。

3章の最後であの方たちとあの人が出てきましたが、どうなるのでしょうか? これからも目が離せませんね!

前回拝読してからかなり間が開いてしまっていたのですが、2章最後の説明のおかげですんなりと話に入っていくことができました。
感想が長くなってしまったこと、申し訳ありません。話数にして12話ですが、それ以上に感じられるくらい中身が詰まっていました。
遅くなるかもしれませんが、こうして時々感想欄を荒らしつつ、最後まで追いかけていきます。これからも応援しています!

ご感想ありがとうございます。

世界観、描写、演出について過分なお褒めにあずかり、只々恐縮です。夏野さんほどの名手の方にそう云って頂けることも嬉しい限りです。

前にも書きましたが、読んで頂ける事が嬉しいのであって、時期は関係ありません。3章だけでこれほど分厚い感想をいただき、感謝に堪えません。

確かにルーミス、レエテを始めキャラを掘り下げる章になった感はありましたね。本当に各キャラ一人ひとりに細かく丁寧に目を向けてくださって嬉しい。ダレンの内面にすらコメントをいただけることに、脱帽の感受性と感じ入りました。

一行4人に魅力を感じてくださって、安堵しています。手応えを得られ、勇気づけられます。とくに主人公レエテ、この章影の主役だからというのもあるでしょうがルーミスを好きになって頂けたことは嬉しいです。仰って頂いた恋愛要素も、章を追うごとに進展し紆余曲折があります(大人の恋愛が入りますので、必然多少生生しい表現が増えるのはご容赦を(^_^;))。今後の彼女らの存分の活躍にご期待ください。

あの方たちやあの方も今後の展開に重要なキャラですので、お見逃しなく!

3章は多少前向きな冒険活劇になりましたが、次の4章は全体で1,2を争う凄惨な内容なので、読んで頂けるか心配です(-.-;) 少しずつでも読み進めて頂けると幸いです。
今後もよろしくお願いいたします!
  • Yuki
  • 2019年 01月09日 22時12分
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