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[一言]
とっても面白かったです!

なずなの心理描写が繊細に描かれていて、うんうん!と納得しながら読み進めつつ、幸せになって欲しいと思わせられる魅力的な人物像になってると思いました。
題材もありきたりな異世界トリップにならずに、これからどうなるか予測できないです。

まだまだ隠された事情がありそうで、どきどきしてしまいます。
楽しみにしているので頑張って下さい!
  • 投稿者: kemuri
  • 2010年 09月03日 16時52分
ありがとうございます!
なずなの幸せまであと少し。がんばります!
折り返し地点はとっくに過ぎてるのに、なかなかゴールに辿りつかないせいで、あと少しがいつかは分かりませんが(笑)
[一言]
自分を誘拐し縛り付ける国家と自分を捨てた国王とに復讐するため、各地に燻る反乱組織を煽り影から国家転覆を狙う神子改め魔王なずな編マダー?(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン

と言いたくなる小説でした。面白いです。
なずな頑張れ超頑張れ。
楽しんでいただけてよかったです!
なずなは頑張ります!そして魔王なずなに…はなりません(笑)
一瞬想像してしまいましたがなりませんからね!?なったら面白そうとか思ってませんから!
……違う話で作ってみたいな、とか。うん、思いましたけども。構想が練れないかな、とか思っちゃいましたけども。魔王という響きに心が揺れました(笑)
[良い点]
一気に引きこまれ、文章力の高さと心理描写の細かさに驚嘆の二文字です。「救国その後」は何人の方かが書いていらっしゃるのを読んだ覚えがありますが、これほど他の追随を許さない高クオリティの作品はないでしょう。素晴らしいです。
[一言]
好きな相手が変わる、というのは必ずとは言えませんが生きている限りあるでしょう。ですがそれをどう落とし前をつけるのかが問題です。方法を誤った男と、純粋と言えるのかもしれないが考えの足りない女――このリアルさにブルリと腕が震えました。

前にkissにて二分の一のリ○ゴという作品が連載されていまして、その中で出てくる登場人物の女性は、主人公と付き合っていた男を落とすため色々と手を打ち妻の座を射止めました。が、紙面横の感想欄で「彼女は最低な女だ、云々」という文を見つけた時に違和感を持ちました。彼女は自分の努力によりその座を得たのであり、どこに責められるべき要因があろうか、と思ったのです。自分を磨き、相手の心を奪う努力を続けた彼女のどこが悪いのでしょう。

これに対し、この愛人となった侍女は果たして何をしたというのでしょうか? 自分を認めてもらおうという努力は、どこにあったというのでしょう。ただ禁忌の恋なのだと怖がり、そして何をしたか。一番みじめな思いをしているなずなに声をかけるばかりでなく、許しを請うた。これが私には許せません。何をおいても許せないです。厚顔無恥にもほどがある。これが見るからに嫌な性格の女で「陛下は私のものですわ」と言ったのならまだ私はその女を愛せたことでしょう。何故ならその彼女は自分がなずなから夫を奪い、居場所を奪い、「恋に破れたみじめな女」にしたことを理解しているからです。だというのにこの侍女はなずなをみじめな思いにさせるばかりでなく、「傷付けてしまった!ああ!私は汚い女だわ!」と自己陶酔にふけるばかりで打開策を考えようともしない。その精神が汚いと何故分らないのか。

また、国王は一体何をしているのか。他に好きな女ができたとしても、彼にはなずなを庇護する義務があります。なずなの両親はこの世界におらず、なずなの休息の場は夫である国王か友人である侍女及び兵士の元だけです。なずなの味方はたった三人しかいないにも関わらずその中の一人が掌を返したのですから、なずなの精神に多大な負担がかかると理解できないのでしょうか? 許しを乞うなどもっての外です。それは逆になずなを傷付けることにしかなりません。何故「なずなを友として愛している」と言えないのか。たとえ男女の愛がなくとも運命共同体であることを何故言わないのか。これではなずなの心は宙ぶらりんなままです。

長々と失礼しました。きっとまた感想を書きます^^
  • 投稿者: 滝 千博
  • 女性
  • 2010年 09月01日 01時31分
高クオリティ!?
あ、ありがとうございます…!いただいた評価に劣らないよう、最後までがんばります!

国王に求められてそれに答えて、それから先が愛人にはありません。
ただ国王に愛され、自分の罪悪感を見つめるだけの毎日です。辛くて苦しくて楽になりたくて。それが根本にあって、前に進んだつもりで楽になりたいという心を叶えようとしただけで。
それに気づいた彼女がこれからどうするのか、が分かれ道なんだろうな、と思います。
今までと同じようにひたすら罪悪感だけ見つめて暮らすのか、それとも他に道を見つけて歩き出すのか。もしかしたら立ち止まることも前に進むこともやめて、元きた道を戻る可能性もあるわけですが。…彼女はどれでしょうか。

国王は裏切ったという罪悪感しか見てません。確かに友人としてつきあっていくという選択肢があったのに、国王と王妃として、でも関係は友人。そんな関係でもよかったはずなのに、彼は自分の裏切りしか見てません。罪悪感に目を奪われて、なずなを王妃にしたまま、でも何もできない。それが一番なずなを追い詰める原因だと気づかない。
彼に必要なのは自分の裏切りに身を浸すことではなく、裏切ってしまったなずなと、ちゃんと話をすることなんじゃないかな、と思います。
傷つけた、傷つける。そんなことを言って逃げていないで、ちゃんと思っていることを口にして、話し合うこと。
神子が国に必要だからとどまってほしい、これも本当は宰相じゃなくて、国王が言うべきことだったのかもしれません。
[一言]
相変わらずの自己中な愛人侍女にやっぱり腹が立ちます。
どんだけ悲劇のヒロインぶってるんだこの女…と。
今回と前回のお話の間の時間経過が分からないのですが、なずなが雨にぬれて意識を落としているのに王は愛人のところですか。仮に知らなかったとしても知ったところでなずなのところに様子を見に行くのかも微妙に疑問だし。
救いようのない男ですよね…。
こんなのが国を治めていて大丈夫なんでしょうかね?
愛人も本当に誰にも知られたり訪ねられたくないならもっとうまくやれよと、口先ではそう言っていても本当は自分の所に王に来て欲しかったんじゃないのかと邪推してしまいます。
神様もよくこんな国を守ってやろうなどと考えたなぁと疑問に思うぐらいです。
以後は今回の事を踏まえて異世界からの召喚などに手を貸さないで欲しいですね。

まだまだ暑い日が続きます、どうぞ体調を崩されたりなさいません様お身体ご自愛下さいませ
時間経過はですね、そんなに経ってません。
国王が愛人を訪ねた頃は、魔法使いがなずなを部屋につれて帰ったくらい、かな。あんまり考えてませんでしたが、とにかく国王は愛人となずなの間に何かあったことを知りません。だからなずなが雨の中飛び出したことも知りません。愛人に何かがあったことしか知らないので、愛人を訪ねました。

愛人は今余裕がありません。ないので、人払いしただけで終わってしまいました。何事もなかったように振舞って、人払い。それができるようになるのは、もっと先かもしれません。
でもきてほしい、という気持ちが全くなかったかといえば、少しはあったのかもしれないな、と思います。

最後になりましたが、お気遣いありがとうございます。
本当に毎日暑いので、一条様も熱中症にもお気をつけくださいませ。
[良い点]
めでたしのその後、気になるけれど…という所にこんな小説が!

感情移入しやすくて、本質をつくような心理描写が素晴らしいです。
愛人さんが、出来るだけなずなのことを考えたとしても、認めて欲しい思い等は無くならないと思います。突き詰めたらやっぱり、という気持ちを書いてある所がすごく素敵です。
感情は仕方ないですが、感情に振り回されるのも分かりますが!良い年の大人の行動が情けないです!でも小説としてはそれも好きで、ジレンマです。

召還って、誘拐だったのですね。召還された救世主は、誘拐された奴隷と同じと気付いてしまいました。奴隷が浚われた先で仕方なく一生懸命働くのと同じ。なずなが思い通りにならない時の周りの反応は納得です。
偉い人はもちろん、国民中が知る神子。国の奴隷は単に逃げてもダメそうです。今の居場所を広げないと。意識変えないと。

今のなずなが怖いのは、レガートの傍の居場所というより、社会的な居場所を失うことでは。后が1人、しかも寵愛を受けた人のみという暗黙の縛りがあるから、余計に居場所がないように見えます。
それなら、王や宰相にどうにでも出来るのに、隠して後回し。…せめて政治が出来る人であって欲しいです。
長文失礼致しました。この作品大好きです。お体にお気をつけて、頑張って下さい。
  • 投稿者: たま
  • 23歳~29歳 女性
  • 2010年 08月31日 02時33分
感想ありがとうございます!

なずながレガートを好きなのは確かなんですが、それが恋愛感情かはちょっと怪しいです。恋愛感情だとしても、結婚するくらい好きだったのかは更に怪しいです。
彼女の場合、背景がちょっと複雑です。故郷から引き離されて、思った通りの神子でなければ否定されて、といろいろあるので、神子としての役割が終わった今、そしてレガートの寵愛が離れた今、彼女がこだわっているのは仰る通りレガートの側ではありません。自分がいられる、いてもいい場所です。だから必死で王妃としての仕事もします。それさえ失ったら、という恐怖があるので。

国王と宰相はとりあえず政治はできる人です。国王に関して言えば、神子と愛人が関われば罪悪感に目を奪われるので、ちょっと役に立たない時がありますが。
国王としての立場を選ぶのか、一人の男としての立場を選ぶのか。それをはっきりさせないから、余計にできない人に見えるんだよなあ、と思ってみたりします(笑)
[一言]
認めて欲しいってアンタ・・・。って感じでした。
なにこの子。
許しを請う。って、どの面下げて。
あんたの夫を奪いました。許してください。そんでもって奪った私を許して、認めてくれってか・・・?

なんだろう、このむかつき。

神子はすべてを飲み込めってか?それが当たり前だって?

甘えんのもいい加減にしろ、と言ってあげたい。

なんだ、この国。この他力本願な人たち。

あ。前々回の恋人擁護発言は却下ってことで。
神子とは自分達とは違う、という認識がこういうことになってるんだと思います。
神子も自分達と何も変わらないのだと気づかない。聖人のような認識、でしょうか。
何をしても最後には許してくれる人。それが根底にあるんだと思います。
普段、神様を信じてないのに、都合のいいときだけ神頼みする、みたいな感じ?ちょっと違うか…。
神様にも心があるんだよ、ということを知ってるつもりで分かってない。そんな感じです。
[一言]
気づいた様に見えるけど、結局は『恋人に醜い自分を見られたくない』という、やっぱり自己中心的な考えで動いている… もう哀れみすら浮かばない。
これが『自分にはもともと会う資格が無い』とか『神子に申し訳ない』とかなら救いようがあるんだけどね。
  • 投稿者: nas
  • 2010年 08月29日 12時00分
彼女は、自分の醜さを知って、それも自分だと、今は受け入れられません。こんなに酷い人間だったんだ、と衝撃を受けている状態なので。なので、落ち着いて考える余裕ができた時、彼女はもしかしたら違うことを考えられるようになるかもしれません。
国王に知られて愛想を尽かされたら、という恐怖はいつまでも残るかもしれませんが、とりあえず彼女は今が変わる分岐点なのかもしれないな、と思ってたりします。
[一言]
こんにちは。いやぁ、凄い展開ですね。読者の感想も熱いですし、愛されてる証拠ですねvv
それぞれの心情が吐露される部分にはまってます。

ヒロイン活躍その後・・・設定が新鮮でまた良いです♪

神子も受け入れた異世界も、起こる全てが初めてのことでそのつど手探り状態なのがリアルですね。
王族も使える者も人間臭くて好きです。

「目には目を、歯には歯を」精神で生きている私なので是非それなりに、苦しんで頂きたく願います~(笑)

次回も楽しみに待ちます。
  • 投稿者: 黒猫
  • 女性
  • 2010年 08月29日 10時24分
感想ありがとうございます!

心情を吐露しすぎかな、くどいかな、と思いながらも改めず、そして改める気もなかったりしますが、そこにはまっていただけた、と知って、更に改める気がなくなりました(え)これからも心情中心でがんばります!(笑)

「目には目を、歯には歯を」。なら神子が味わってる苦しみと今の彼らは比例するかなあ。どうかなあ、とつい思ってしまいました。神子がハッピーエンドになった後もちょっとは苦しまないと比例しないかもしれん、と思考が話の脇道逸れかけました。危うく違う話になりかけた(笑)
[一言]
前回の長いうっとおしい私の感想に丁寧なレスをありがとうございます。
そして更新お疲れ様&ありがとうございます。

宰相甘やかしではそもそも宰相があれこれ動くことこそ甘やかしていると私は認識しています。

今回の更新を読んでいて、以前にYahoo知恵袋で見かけたスレッドを思い出しました。
不倫からの略奪愛で結婚した奥様が、「ちゃんと結婚したら祝福してもらえると思ったのに周囲から厳しい目で見られることが辛い」と言い、「愛し合ってそうなって結局ちゃんと結婚したのだからそんなに悪いことをしていないんじゃないか」と主張するスレッドで、超ロングスレッドになるくらいレスが付いて、総員から「辛く当たられて当たり前、悪くないと思う神経を疑う」と突っ込まれていました。(笑)
「甘い言葉に吊られて利己的に他人を傷つけて、当然返ってきた現実に不服を言うな」とも。
それに比べたら自覚した分だけ、カーシェがマシなのかもしれませんね。
私は彼女がこれからのことに耐えられるような人物と思っていないのですが、こちらも甘えている認識が抜けない彼女に深い思い入れは抱けないので、たぶん別の道を探したほうが幸せになれるのになぁとのんびり見ているだけです。彼女なら多少マシに人生選べそうな感じを今回感じたんですが…まぁ恋愛って思い通りに好きにはなれない、そんなもんですよね!
これで責め続けられても本当に最後までレガートを心底愛し続けられたなら見事と感心すると思います。立派だと思いますよ。時間と非難という試金石に磨かれた彼女がどうなるか期待したいと思います。
安易に許されることが彼女にとっていいことだとは、私は思えないので。楽に折れた人間は次も楽に流れると思います。しっかり泣いて、いい女性になってほしいですね。

ところで疑問なんですが、レガートの両親はどうしているのでしょうか。存命なら不甲斐無い息子に何も言わないのかなぁと。

ちなみに例のアニメは「誠死ね」でぐぐると詳細が判明すると思います。(笑)
今回も長くてすみません。
やっぱり甘やかしてますね、宰相(汗)国王も甘えてます。もっとしっかりしてもらわないと…。
宰相が神子のことを国王に隠している心理をいつか書こうと思いながらも、その機会がなかなかやってきません。これから先もないような気がしてきたので、ちょっとばらしてみようと思います(え)

神子の監視を国王に言わないのは、国王が反対するのが分かりきってるからです。
国王は一国の主です。心変わりするまでは頼れる主でしたが、今の彼は抱く罪悪感からなずなとカーシェが関わると、途端に頼りなくなります。神子を監視する意味を知っても、国王はその罪悪感から頷かない。でも監視は必要。それが分かっているので、宰相は神子に関する行為は伝えません。

甘やかしている、とも取れるし、この点に関しては国王を信じていないとも取れますが、とりあえず宰相が国王を一喝してみれば少しは改善されるんじゃないかな、と思ってきました(汗)

そしてレガートの両親ですが、鬼籍の人となっています。なのでレガートが後を継いで国王になりました。生きてたら…しっかりしなさいと怒ってもらえたかもしれません。

最後になりましたが、例のアニメをググってみました。元はゲームなんですね。鬱ゲーって書いてありました。…何やらアニメは壮絶なBADエンドだとか。タイトルは何か聞いたことあるような、ないような…そんな感じでした(笑)
[一言]
しでかした後に気付くなんて、馬鹿なんじゃないんですか、
愛人は。です。
ここまで神子に苦痛を与えたのですから、彼女には相応の罰
を受けて欲しいですね。円満なんて望んでません。(笑)
うう……。主人公、大好きです!
  • 投稿者: のいん
  • 2010年 08月28日 18時11分
円満ダメですか(笑)
いやいや、考えてる最後が果たしてみんな円満解決、ハッピーエンドかは分かりませんが。人によって違う気がしますが。ハッピーエンドだけは確かです。神子が。

愛人に対する罰は自分がしたことに対する自覚から始まってるんだと思います。
それまでは自分の辛さが先に立ってたので、自分が神子に何をしたのか、それを自覚した彼女は一生それを抱いて生きていきます。どんなに幸せになっても、それは消えてなくなりません。
それって結構辛いよなあ、と思ったりしてるんですが…どうでしょう?
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