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[良い点]
先ずは完結、お疲れ様でした。
この時代を舞台にした作品は珍しく、新鮮でした。
各話末の解説も興味深かったです。
  • 投稿者: 佐久城三
  • 2019年 05月13日 07時48分
最後まで御付き合い頂き有難うございました。
きっちり千年前とか、他の人が書いていてもおかしくない題材、特に関東を舞台とした訳で、他に例の少ないのはちょっと不思議にも思います。
解説は流石に千年前となると説明が大量に必要になるための窮余の策でいたが、好評だったのは嬉しかったです。当時の人々の価値観は今のものとはあまりにもかけ離れていて、自分も書いている最中に認識を新たにする部分もありましたが、ある程度でも説明出来ていれば幸いです。
[一言]
今更ながら完結おめでとうございます!

現代知識を持ちながらも上手くいかないことの方が多い、何処か諸行無常を感じさせる物語でした。クワメとあずさが両方とも良い塩梅でヒロインしてて可愛いかったです。

次回作に期待してます!
  • 投稿者: calcal
  • 2019年 04月10日 03時26分
最後まで御付き合い頂き有難うございました。
千年前ともなると異世界感が強くなかなか楽しめた執筆でした。転生主人公の歴史モノというのはもうちょっと理屈付けを考えたほうが良いとは思っていましたが、いざ考えてみるとこんな風になるとは思ってもみませんでした。しかしお陰で、物語全体でひとつの仏教説話になっているという変な構成に出来て、なかなか面白かったです。
[良い点]
完結おめでとうございます
[一言]
百合若君は色々と裏で動いて歴史を変えたのですね。
最後まで御付き合い頂き有難うございました。
歴史改変というのは特に千年前ともなるとどれほど正しいものなのか、単に戦争をパスするとか期間を短縮するとか、それで良いのかと言う疑問はあるのですが、恐らく疫病との戦いは正しい闘いであり、勝利は人類史の中で誇るべき業績でしょう。
百合若本人は特に報われることの無い戦いなのですが、歴史とはそういうものでしょう。
[一言]
完結おめでとうございます。
クワメが死んでしまったときはあううーと思いました偈結果としてはそれなりにハッピーエンドでよかったです。
  • 投稿者: 水源
  • 40歳~49歳 男性
  • 2019年 03月20日 04時37分
最後まで御付き合い頂き有難うございました。
作者は先を知っている訳ですから、キャラに対して酷い仕打ちをしても先を知っていれば良いか、と思ってしまいがちですが、この辺りは反省点ですね。一方で、もうちょっと死の雰囲気に満ちた話にするつもりだった訳で、このあたり描写力の無さも反省点です。
[良い点]
>そう、百合若はこの後しっかり出世します。あと百合文書とか残したりします。
百合若くんのものがたり、ぜんぜん完結してないw

 >ただ、権能はそれなりにあるのだ。
この時期の右小弁は、実務官僚のトップ集団の一員くらいですか?
それでも#1の今昔の冒頭は「藤○アキラ」のままなのでしょうか

「百合文書」wwwwww

百合若くんがアキラくんの思想(=吾が望みは百姓衆生皆を豊かにし、良き暮らしさせることにて。冬は皆暖かく暮らし、病に苦しむ事無く、読み書きの出来、飢える事無き民。(#79)」を受け継いで、時の帝のもとで思う存分活躍したりしたら、日本はどれだけかわっちゃうか。

これも、寧子嬢の手のひらの上?
未来と未来(改)の両方の鬼たちから智慧を受け継だ寧子嬢が、この世界線の歴史の黒幕にw

>姉の目指すものはこの歳になってようやく、おぼろげにわかるようになってきた、と思う。
>百合若は機会があれば欠かさず、疫座に関わる人間を海の向こうに送り続けていた。
>西に海を越えて契丹へ、南へ、そして東へ。猫と検疫も一緒に。

「東へ」ってww
新大陸には、防疫関連だけでなく銅管文書もわたしたら、2系統の「先の世」とは根本的にことなる世界がうまれそう。
北米の諸文化や中南米の各文明が、この時期にアキラ文化の普及集団と接触したりしたら、滅亡を免れて延命どころか、さらに発展しちゃうものがいくつもでてきそうな。
アステカもインカも生まれてこない、西洋人の到来なんか屁のカッパな新世界。

>良懐親王の雨州南朝の開府
それでもやはり、「雨」の名は受け継がれてしまうのですねww
[気になる点]
いくつもありますが、特に
・寧子さん個人のライフヒストリー
・活報で予告があった「短いエピローグ」
・キタイ朝インドの宮廷に、佐渡平氏の末裔の姿はあるか?

[一言]
年表・発掘報告・通史も、とても楽しみですw
最後まで御付き合い頂き有難うございました。
作中百合若の右小弁という地位は、貴族ではなく官人、蔵人よりは政策よりの仕事ができますが、その内容は資料や旧例集め、文書案作成や清書などの下っ端です。ただ、付いている尊仁親王が後三条天皇として即位すると近臣として取り立てられます。
実のところ百合若のもう一つの使命は中国対策です。何と言っても北宋では産業革命の真っ最中なのですから。契丹情勢も変なことになっている訳で、下手をすると金建国の暁には鋼鉄の雨が降らないとも限りません。
新大陸のほうはと言えば、これも一筋縄ではいかないでしょう。南北朝戦争は熾烈を極めます。
そして最後、エピローグ2は八津の丸子の物語です。
[一言]
完結おめでとうございます!
古典SFの要素も交わりあいセンス・オブ・ワンダーを感じさせる作品が終わりを告げるのは寂しいですが、次回作にも期待しております。

>黒死病
14世紀のペストの流行の部分を読んで頭を過ったのはイブン・バットゥータの事です。
彼は1351年の秋にフェズを出発しサハラ砂漠を越える旅にでています。
ネズミについているペスト菌を媒介するノミは極度の乾燥状態には耐えられないため、イブン・バットゥータの大世界旅行ではサハラ砂漠以南にはペストはこの時期発生していなかったようです(もしかしたら船乗りが感染して同地に辿り着いていた可能性はありますが)。
この世界線ではこの後サルファ剤等の抗菌薬、ペニシリンなどの抗生物質の発明が促進されそれによって多くの細菌性の病気が根絶されていくのでしょうかね。

  • 投稿者: bb2011
  • 男性
  • 2019年 03月19日 01時12分
最後まで御付き合い頂き有難うございました。
イブン・バットゥータは黒死病との闘いに打ち勝った中国を訪れるのかも知れません。歴史改変の影響の真ん中を往復するような、興味深い旅になったことでしょう。マルコ・ポーロもなかなか奇妙な見聞録をもたらしそうです。
[一言]
完結おめでとうございます。
資料も少ない中、ご苦労様でした。

後三条院が史実より長生きすれば、百合若は院近臣として実務の最高執行者となれますね。高階流は佐伯討伐に関連して失脚していそうですし、北面の武士として津軽源氏(頼季流)を登用すれば文武で実権を掌握できますね。そもそもこの世界では前九年・後三年の役がないので河内源氏(頼義流)は武家の棟梁とはなれず、対抗馬としての伊勢平氏の重用もないのかもしれませんね。
  • 投稿者: まるは
  • 2019年 03月19日 00時11分
最後まで御付き合い頂き有難うございました。
資料が少ないのはそもそもモノも語彙も少なかったからだ、と悟りました。とにかく描写に困るシーンが多かったです。源氏物語など読み返しても、なんて語彙の少なさ、そもそも悪文だと頭を抱えることが多かったです。でも、源氏物語を書いているうちに紫式部の筆力がめきめき上がっていくのを実感するのは楽しい作業でした。
百合若たちの世代の、更にその先の世代の未来が明るいかと言うと、これはやはり一筋縄ではいかないでしょう。商工業者や地方武士の発言力が高まるのに対して受け皿が用意できるかが焦点となります。
[一言]
更新&完結、お疲れ様です。

艱難辛苦の果てに母あずさの仇を見事討った季明^^
華々しさの無い中間管理職も、良く勤め、父アキラの遺した法も紛れ込ませたり、季明を頼ってきた者を渡航脱出させるなどなかなか実務に長けていたようで・・・・

ラストの『百太郎』w
こうきましたか(^^;;

平安から武士の世に変わりつつある中での過渡期の様々な制度や風俗や慣習などなかなか含蓄深いコラムがあとがきに有ったりして興味深かったです!!

次回作もきたしています。
  • 投稿者: HAL
  • 40歳~49歳 男性
  • 2019年 03月18日 22時49分
最後まで御付き合い頂き有難うございました。
平安時代中期という時代の仕組みを納得行くまで得難い体験でした。習慣や耕作地の状況、税や法制、そしてそれら欠陥を埋める武力。理詰めで設定のピースを埋めるのは楽しかったです。
そう、百合若はこの後しっかり出世します。あと百合文書とか残したりします。
[良い点]
完結おめでとうございます。
時代考証がこまかく、あとがきのtipsも勉強になり、とても面白い作品でした。
この時代の作品は歴史カテゴリではあまり見なかったので、とても新鮮な気持ちで楽しめました。
[一言]
人の姉ほど美しい…
最後まで御付き合い頂き有難うございました。
資料の少ないとされている時代ですが、整理されているものが少ないだけで、思ったよりも色々と情報の断片はあって、それを繋ぎ合せるのは面白い作業でした。書き始めてからの発見も、本当に多かったです。
[一言]
まさかのここで百太郎(桃太郎)にしてやられた感(いいぞ!もっとやれ!

トンチキワード一杯の年表に期待してます!
最後まで御付き合い頂き有難うございました。
トンチキ歴史改変のまず最初は前九年合戦改め一年合戦、三倍早い人が実質後三年合戦の内容を一年で終わらせます。
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