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[一言]
猫の島はライブラリー、ファウンデーションだったんですね。
やはりウエルズ先生の作品群は至高。とはいえ、タイムマシンの続編『タイムシップ』の翻案はここに存在するのか、許されるのか…。歴史修正者的には遺したくない物語かも。ご存知なかったら申し訳ありません。なんとなくこの作品と共通の匂いを感じておりまして。

『闇よ落ちるなかれ』懐かしい。同衾した女から虱が出て来てギョッとするシーンが印象に残りますw
  • 投稿者: 四騎
  • 2019年 03月10日 04時06分
牛頭の者たちも流石にバクスターまでは読んでいないでしょう。彼らにしても、記憶の中にしかないものを寄せ集めて記憶に残しているだけで、自動車に関する記述なんてメーカーとその車種に対する素人評論が延々と続くだけのような代物かも知れません。
「闇よ落ちるなかれ」は作品そのものが既に歴史的考察の対象、冒頭のファシスト政権下のイタリアを訪れるアメリカ人主人公と言うのが既に興味深い訳です。そういう訳で、闇ってどっちだよ、とは思ってしまいました。
[良い点]
姉弟は孤独ではなく、直接に支えてくれる鬼たちや村岡どののほかにも、潜在的に下に、あるいは後ろ盾についてくれそうな勢力が広範にある。
アキラくんの遺徳のたまもの。

[気になる点]
鬼たちの書物と指導で未来知識と技術は百合若くん・寧子さんに受け継がれているようですね
アキラくんの滞在期間10年というのは、ミロクさまの試行錯誤のひとつなのではなく、当初からの予定だったのでしょうか?

[一言]
学生時代、女真史の講義で「完顔」の語源は『女真語のワンギャ(=王家の音写)を、中国側でさらに「完顔」と写した』という推測を、説の一つとして紹介された記憶があります。

>但し、次第に女真は契丹の統制から外れてゆき、独自に高麗と鴨緑江流域を争うようになります。

こちらの世界では、ちょうどこの「渤海のうち海に面した辺りの残党」を平良衡どのが押さえちゃったわけで、
 ・女真諸勢力の興亡とか統合とか、いったいどんな有様になるやら
とか、
 ・良衡どのが、日本向けには「外交」でなく、「調」の納入とか郡司や国司、国造としての認定を求め
  たりしたら、朝廷はどう応答するのか
など、妄想がはかどります。
アキラが十年後に返されたのは、それを行なった者たちが究極的にはアキラを信用しておらず、ある程度の制御性を求めたためだと思われます。期待した効果がきっちり得られたところで干渉を打ち切るのが狙いでしょう。
寧子は牛頭の者たちの遺産を全て譲り受けた存在です。寧子は色々と思うところがあるのですが、百合若はこの先ずっと姉の思惑に振り回されることになります。
[良い点]
毎週更新を楽しみにしております。
[一言]
母と姉と分かれて船に乗ったとの描写があったので
百合若の船だけ襲われたと思っていましたが皆殺しでしたか。

今回のあずさ殿の最後を読んだ後に
本編最終話のアキラと再会した場面を読み直すと
最初に読んだ時とは違う印象になりますね。
  • 投稿者: muramura
  • 2019年 03月09日 02時56分
あずさの運命ですが、山椒太夫の物語のように売り飛ばされて、子供と佐渡で再会するというのも考えましたが、それはそれで惨く思えたので無しになりました。
[一言]
更新お疲れ様です。

あずさの最期・・・・(TT)

水洗便所w

仇敵を討つ為の雌伏の時を過ごす二人とおまけ。

次回も楽しみにしています。
  • 投稿者: HAL
  • 40歳~49歳 男性
  • 2019年 03月08日 22時00分
猫の島は本人はまず覚えていないでしょうが、寧子が2歳まで育てられた場所です。いわば彼女のための島なのですが、百合若には退屈な場所でしょう。
[良い点]
この世界では、靺鞨・女真系集団の中に「ピンギャ(平家)氏」wwなる有力な外来系の氏族が出現したわけですから、後世に完顔氏やアイシンギョロ氏が史実どおりには出現しなくなったぞ・・・と妄想がはかどります。
[気になる点]
・あずさ殿
・寧子からみた世界
・丸子と山田さん
・頼季どの
転移歴史改変モノの古典、ディ・キャンプの「闇よ落ちるなかれ」では、西ローマ滅亡後のローマに転移した主人公は、かつてのローマ帝国人や東ローマより征服民族であるゴート人のほうに可能性を見出します。
同様に北宋より征服王朝である契丹または女真のほうに可能性を与えても面白いかも知れません。
[良い点]
彗星のごとくぬるっと登場して去って行ったとしくん
[一言]
平良衡どのがわりと楽しそうな余生を送ってて笑いました
中世中国は陰謀的な危険も多いけどチャンスの塊ですなあ
  • 投稿者: 梅景れひあ
  • 2019年 03月03日 10時50分
契丹国(または遼)はこの時期宋から毎年銀10万両、絹20万匹が献上される良い身分の頃なので調子かなり良いです。平良衡はすごく良いタイミングでした。多分この後の西夏への遠征にもついていった事でしょう。
契丹は後年女真に滅ぼされる時に、脱出した一派が遙か西、中央アジアに逃げて西遼なるけったいな国を作っています。ロマンあふれる国家です。
[一言]
更新お疲れ様です。

桔梗尼と出会えた事は百合若にとってかけがえのないひと時に・・・・
彼女の仲介によってやっと母姉への再会へ道筋が^^
アキラの為した様々な事が敵も作りましたが市井へ広く伝わっているようで『縁』の繋がりにほっこり^^

次回も楽しみにしています。

  • 投稿者: HAL
  • 40歳~49歳 男性
  • 2019年 03月02日 18時44分
国分尼寺のようなこの時期の尼寺は書いてみたかったのですが、いざ書いてみると資料の無いのと筆力の無いのとでどうもうまく描けませんでした。国分尼寺はどこも国分寺より先に衰退しましたが、その実態はと言うとほとんど伝わっていません。恐らくは子供を教育する乳母に相当する人材の育成も兼ねていたと思うのですが、確証はありません。同時に年老いた未婚女性の受け入れ先でもあった筈なのですが、そのあたりの想像が桔梗尼というかたちになっています。
[一言]
そういえば21話で、善知鳥安方の話を傀儡子がやってましたね。伏線の仕込みが凄いです。

尼はひょっとして、アキラ君が自分はモブだと自覚した時の白拍子さんでしょうか?

縁と因果が絡まりあう時空間…。
  • 投稿者: 四騎
  • 2019年 03月01日 22時11分
本編で拾えなかった人物や物語など、色々拾う内容になっています。例えば最新話最後の武者ですが、#81の武蔵村岡の若武者、平(村岡)将恒です。佐渡にいるという事は流された訳ですが、彼はアキラと前佐渡守平貞衡の被害者と言えるかもしれません。
[良い点]
>別の歴史のはじまりの物語をちょっと描くつもり
これまでに登場した世界線は
 (a)アキラ君がもともといた世界
 (b)アキラ君がずっと技術チートし続けたらできちゃった八津ノ丸子や紅葉の世界
の二つ。#百合若1以降でえがかれるのは、
(c)ミロクが紅葉にアキラを拐わせて誕生する、技術発展の速度が「適度」に抑えられた新たな世界線?

>※鉄選り輪の消耗・放棄→「こいつの出がよろしくないんだよ」「足利の技術僧が呼べればな」
コンクリ製の橋脚の件もありますし、アキラの技術チートには、後世につたわっていくものもあるようですね

 >足利の街も急に色々変わっていくようだった。
 >いつのまにか人が減り、戸の破れた家が見えるようになった。良く知る行商
 >人を見なくなり、足利の街は急につまらなくなった。
織田信長横死後の安土の町のようなものでしょうか?

[気になる点]
・猫の島
・(c)の世界での津軽源氏の命運
・なぜアキラは「気づいていない」くせに、桑果に「執拗にタコを喰わせようとする」のかw
[一言]
百合若くんのその後、成長したネコ嬢の姿などがどう描かれるか、楽しみです。
残された二人の子供、寧子と百合若にとって、父とは何だったのでしょう。暖かな家庭の日々の終わりは父の失踪によって始まりました。二人は父を恨むのでしょうか。父を失ったことに対して仇をとろうとするのでしょうか。
これは二人それぞれの仇討ちの物語です。
[一言]
更新お疲れ様です。

あずさとの子、百合若の艱難辛苦の歩み・・・・(TT)

他の方の感想を見てあずさも『鬼』たちの支援を受けて追いかけてきたものと思っていましたが『転生』だったとは(^^;;
(某タイムスリップ狙撃者は連綿と彼を追う使命を受けた妻の末裔が関わっていましたが)
同じ様に来たクワメとの三者の喧々囂々のラブコメも見たいような気もww

兎に角、百合若と姉がどう弱肉強食の時代を生き残ってゆくのかエピローグの続きを注目しています。
  • 投稿者: HAL
  • 40歳~49歳 男性
  • 2019年 02月24日 13時51分
エピローグは転生転移者ではない現地の人間の物語となります。新たな転生者は未来の記憶の壊れた化生の者となって中世の世に溶け込んでいきます。平安中期の風景の中に奇譚として、別の歴史のはじまりの物語をちょっと描くつもりです。是非とも最後までお付き合い頂けるようお願い致します。
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