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[良い点]
『11.アリスの本音』
 面白い。父と娘の愛と絆の深さ、尊さが、吸血鬼と異端ゆえのどうしようもない隔たりの上で、儚く鮮烈に描かれている。

 なんだが初めて彼女が、破滅的ではあるけれど明確な希望を持って行動し、その行動の結果を見たような気がします。

[気になる点]
 大体『9.吸血(9.を含む)』までの話ですが、彼女の希望が見えません。
 成人になってああしたいこうしたいみたいなものがほとんど書かれていないのに、「幸せな未来が」みたいなことを言われても。現状維持が幸せかというと、そういう風でもなさそうです。
 「異端よりはマシが幸せってこと? でもきみいつも溜息ばっかりついてるやん」となってしまいました。彼女の描く幸せな未来図を、読者と共有できていないように思えます。

 それが一つの要因でしょうか、彼女の魅力もまた、希薄です。
 両親に寵愛され、幼なじみに気にかけられ、苦境と孤独の中でも多くの愛を受けて育った。その中で育まれた、その境遇ゆえの彼女の魅力、それが説得力あるものとして見えてきません。
 感情を押し殺して、強いられる努力を受け入れているだけのように見えます。意図的にそう描写されている部分もあるのでしょうが、良くも悪くも人形であり、僕個人としては、希望もなく不平不満を飲み込んで義務だけを果たそうとする人物(のように見える彼女)に魅力は感じません。そんな彼女のまま声高に孤独を嘆かれても、「?」となってしまいます。
 「きみそんなに将来に対して期待してることあったの? 今までの他者との、飲血を強要することを是とするような集団とのつながりを、そんなに愛おしいと感じていたの?」というような疑問が浮かびました。

 わかるんです、わかるんですよ。それぞれの思惑があって、それぞれの思慮が食い違って、不幸な結末をもたらしてしまうもどかしさ、悲劇性。ちゃんと書かれてあって、僕みたいな読解力なし夫でもその一片を感じられます。
 でも、そのそれぞれの想いの中で、アリスの想いが一番不明瞭なんですよね。主人公だから、難しい境遇だから、彼女は周りの人物よりも複雑な想いを抱えているのでしょう。しかしその複雑さがぼんやり、そして暗澹としたまま、孤独への寂しさや絶望が一番最初の発露のようになってしまったのは、いささか惜しいような気がしました。
 アリスに対する希望や想いが明確である、アーデルセンやカネルのほうが、この場面では感情移入しやすくなっているとさえ思えます。周囲の人物まで丁寧に心理描写をされているので、それも御作の一つの楽しみ方なのでしょうが、やっぱり「ようやくアリス視点来たで!」となりたいですよ、個人的には。

[一言]
 またまた調子こきました。すみません。メッセージ案件だったかなぁ、と思いつつまた感想欄にお邪魔しております。
 第一章が増えていたので(増えましたよね?)、というか第二章のほうにあったものが移っていたので(移りましたよね? 勘違いだったらすみません)、また第一章まで読ませて頂きました。

 上にこれだけ書いておいて説得力ないかもですが、面白かったです。特に『11.』は感涙ものです。上では『9.』メインで酷評しておりますが(前情報で期待が高まっていたからだと思います)、その『9.』でようやく彼女の心を垣間見たようです。だからこそ僕の中で、『11.』が響いたのかもしれませんね。

 いい加減くどいかもしれませんが、一読者の感想であり、「俺好みに改稿しろやぁ!」というものでは一切ございません。以降の話も、こちらのペースでちょこちょこ読ませて頂こうと思っております。

 ルイナの大冒険が始まる、のかなぁ。

  • 投稿者: 銀の死神
  • 23歳~29歳 男性
  • 2019年 02月05日 17時12分

銀の死神さん、感想返信遅くなってしまって本当に申し訳ございませんでした!
やっと、やっと返信できる状況になりました。ええ、日誌の自分は捨ててきました。今はもう吸血鬼の作者です…


さて、まずは1つ。おっしゃる通り旧1章と2章を合体して1章にまとめました。そして銀の死神さんは、ルイナという名前が出てきたことから新1章の最後まで読んで頂いたという想定で返信いたします。

まずは『11.アリスの本音』について、お褒め頂きましてありがとうございます。そこは非常に自分でも力を入れていた部分なので、褒めて頂けるのは大変に嬉しい! 嬉しい限りでございます。

一方、『9.吸血』までの流れに対して。非常に鋭い読み方をされていてびっくりです。なんでしょう、あの1章だけでそこまで読み解ける人がいることに素直に驚きです。

ええ、おっしゃる通り、主人公には強い欲求(=魅力)がないんです。これ以上言うのは、今はやめておきましょう。ただ、それまでの彼女は血が飲めず先行きが見えずにため息ばかりでしたが、血が飲めるようになって『教師でも仰せつかるのかなぁ。まあ、自分の手の届く範囲で生きられればそれでいいよね』といった感じに思っている描写が一応あります。これが、彼女の一応の本心です。

絶望に塗れた未来から解放されて、ようやく人並みの小さな幸せが見えた矢先にそれを奪われてしまった。だから潰れてしまって、『9.吸血』みたいな感情の発露になってしまった。と私の中では思っております。

あそこまでのシーンで、今以上に何か主人公が抱いた期待感を描くことは今のところ、ないかなぁと思っています。しかし、『最初の感情の発露が孤独だったように感じた』というのは、覚えておきます。ちょっと、何かいい案が思いついたら加筆したいと思います。


最後に、色々とご心配をおかけしてしまい、あんなメッセージまで頂いてしまって、本当に申し訳ございませんでした…
読者振り回しまくり(ある方から言わせると読者を悶々とさせるのが得意)な作品ですが、それでも読んで頂けますと嬉しい限りでございます。

今後とも末永く、宜しくお願い致します。
[一言]
先の感想の『気になる点』の冒頭、『自分の実力を棚上げし』は当然、私かわかみれいへかかる言葉です。

言わずもがなですが曖昧な表現かもと思い、蛇足ですが付け加えます。


[良い点]
お邪魔致します。
「11.アリスの本音」まで読んだところという中途半端さですが、少し書かせていただきます。
緻密な舞台設定を含め、作者さんの本気が伝わってきました。
「11.アリスの本音」、良いですね。
こういうぎりぎりの精神状態の切なさや愛情、泣かせます。
[気になる点]
自分の実力を棚上げし、採掘日誌で慟哭の愛の大鉈をふるわれているあっちいけ様ですので、あえて言います。

読み進めるのが辛いです。

すごくいい素材・いい調味料で料理しているのに、出来上がりが微妙……な料理を試食している気分になってしまいました。
そもそもこの料理(作品)は万人受けするタイプではないでしょう。
私は単に、この料理と相性が悪かったのかもしれません。
でも直感的に、決して嫌いなタイプの料理ではないと思いました。
なのに、一口目は悪くなかったけど一皿楽しく食べるのはきつい、そんな印象を持ってしまいました。

ざっとこちらの感想を読ませていただき、どなたか『10話まで辛抱できない人がいるかも……』とおっしゃっていた方がいましたね。
私も同じ印象を持ちました。


[一言]
私事ですが、十年ばかり中断して再び書き始めた五、六年前。
二、三作品中編や長編、十数編の短編や掌編を書いた後、どうも行き詰まりを感じて大学時代の友人や高校時代の恩師(演劇部の顧問でした。今は絵描きをやっている方です)に読んでもらい、感想を求めました。
古くからの付き合いがある人々ですので、忙しい中迷惑だったでしょうが、一肌脱いで読み、意見を言ってくれました(彼らはその時に散々私の作品を読まされたので、おそらくこの先十年くらいは、私の作品を好んで読んではくれないでしょう)。

細かい指摘はさておき、彼らがくれた指摘で一番残っているのは。

友人・読者をもっと信頼しろ。全部書かなくてもわかる。
恩師・舞台の上で役者に演技させろ。演説させるな。説明ではなく表現して、お客さんへ伝えろ。

です。
おそらく両者は同じことを言っているのでしょう。

私はなかなか納得できませんでした。
私(作者)は読者を信頼しているに決まっていますし、作品で何らかの主義主張を訴える演説をしているつもりもありません。

しかし、お客さん(読者)に、伝えたいことや共感しあいたい部分がちゃんと伝わらないのです。

伝わらない、と、指摘されたのです。


私は今もこの指摘を胸に、修行中の身の上です。
だから偉そうなことはとても言えません。
でもこの言葉、あっちいけ様の作品を読んで私の胸にも浮かんできました。

もしあっちいけ様の創作の礎になるのでしたら、この感想を活かして下さい。
的外れな場合は読み流して下さい。

長文、失礼致しました。


 かわかみれいさん、ご感想頂きましてありがとうございます!

 11.アリスの本音まで読んで頂きありがとうございます! さて、序盤で一番の山場となるそこまで読んで頂いたかわかみれいさんの感想、有難く頂戴致しました。

 まずは自分の実力を棚上げし~の下りは、笑ってしまいました。ああ、ちなみに次に頂いているコメントを見た後でこちらを拝見いたしました。
 これは恐らく、次のコメント頂いていなければ私は恥ずかしさのあまりに吐血していたでしょう。はい、私は本来、繊細な人間なのです!

 閑話休題、頂いた気になる点及び一言について、かわかみれいさんのおっしゃりたいこと、伝えたいこと、心にしみました。

 今まで『序盤がきつい!』って言って頂いていた方々の、感覚がようやくつかめてきたところです。

 私もあるとっておきの友人から『日誌では行間読ませろって言ってるけど、お前も大概やぞ?(意訳)』を頂いて、もう目が覚めました。

 私の説明は語りすぎなのだと。

 でも、恐らく今後も大きく方向性は変えない予定です。変えないけれども、少しだけ歩み寄ろうと思っております。読者を信じる方へ。

 (ただ、同時に別の友人の顔も思い浮かべてしまうのです。読解力がなかなかないような友人です。でも、よく考えるとその友人はこの話のターゲット層ではないのかも?と思い始めました)

 もう少し、とっつきやすさについて、考えてみたいと思いなおしております。

 恐らく、私以上に書かれているかわかみれいさんのアドバイス、有難く頂戴致しました。
 これからも何卒、宜しくお願い致します。
[良い点]
最新話まで読み終わりました。
60万字もあると流石に時間かかりますね。

ネタばれありの感想のため本編を未読の人はお気を付けください。



・「11.アリスの本音」でのアリスの絶望と嘆きを描いた心理描写は引き込まれました。
 強がって、強がって……そして壊れてしまった心。
 ここからあらすじに書いてある「これはそんな彼女が、いつかきっと救われる。そんなお話――」に繋がるのかと思い、続きに期待が持てました。

・「29.化け物騙り」の最後の一言、スッと沁み込んでくる感じがしていいですね。
 そのあとミチ視点の回想を経ての「32.化け物は少女に抱かれ泣き叫ぶ」。ここの回すごく好きです。
 もう一度ミチの一言から始まり、そしてルイナがミチに受け入れられるシーンまでの流れは神がかってました。
 すぐ抱きしめず(ここ重要)、じらすように指折り数えてからの……ふわっと優しく抱きしめるミチ(そんな表現してない? あれおかしいな)。まぁ頭の中でそんなイメージが映りました。
 ここで私の心はがっつり掴まれました。
 だから最新話まで読めたとも言えますけど(詳細は「気になる点」で。6章は……という感じでした)。

・6章でミチの風魔術に<>付いてないのが伏線だったのかと気づいたとき、おぉ!ってなりました。
 最初の頃から<>つけてなかったんですね。
 (誤字報告してから気づいたという……)
[気になる点]
あのエッセイを書いているあっちいけさんなら受け止めてくれると思うので、普段はあまり突っ込まないようなところも書かせて頂きます。

・ダッシュ(―)と三点リーダー(…)を二の倍数で使っていないのはなぜでしょうか?
 おそらく意図してそうしていると思うのですが、その理由が気になりました。
 個人的には二の倍数になっていなくても良い派です。ただ気になる人は多いと思います。

・「3.成人の儀」で以下の様に書かれています。
---
 一方、両親はアリスに対して魔素を消費しての能力の行使―――魔術やスキルの行使を固く禁じた
---
 ですが感想の返信で「スキルは使用するときに魔素を消費しません」とあり矛盾しているように感じました。
 魔術の行使とスキルの習得でしょうか? もしくは魔素を消費するスキルもある?
 また、アリスを『最強』で居続けるため、さらに飲血・吸血をしなくて済むようにという設定だと思いますが、スキル使用時に魔素を消費しないのは違和感がありました。
 この作品の最大の謎はスキルですね。

・章分けをしているので、という言い方は変かもしれませんが。
 章の中で起承転結があるのかと思いきや、第3章は短く山場が無いように感じました(18.適性試験が山場?)。

・アリスが上級スキルを習得できた理由が最新話まで読んでも納得できていません。
 吸血で魔素許容量が増えてなんか覚醒したのかなーと最初は無理やり納得していたのですが
 「37.蟷螂之斧―蟷螂の斧は天を下す―」で以下の様に書かれています。
---
『窮鼠』を習得する冒険者は、少ない
---
 これでスキル習得は任意に取捨選択できるものだと読み取りました。
 つまり『窮鼠』を知っているからあえて取らない。
 条件を満たせば勝手に習得してしまうなら冒険者も困るだろうし、うーむ。
 ここでアリス自身が知らないスキルをどうやって習得したのか、という疑問もあります。
 前世のスキルを継承しているような描写が書いてあった気がするのでそれなのかな?
 どこかで説明が入ると思うので気長に待っています。

・スキル関係が妙に浮いているな、というのが正直なところです。
 内面重視の作風だと感じているのでスキル周りはそういうものとして読んでいますけど。

・「79.暴風と煉獄の戦い」の戦闘シーン。緊迫したシーンのはずなのに笑ってしまいました。
 ―――ボオオォォンッ!!
 ―――バッサァァンッ!
 ―――ザッバァァンッ!
 ここがギャグシーンに見えて……たぶん音の響きが関係してるじゃないかと思います。
 うまく説明できなくて申し訳ないです。

・「90.死への望み、等しい想い」で以下の様に書かれています。
---
生きる意思を持ち続ける限り、危機へ必ず反応するスキル『求生反射』―――これと『光陰如箭』が併用できる彼女は、何があっても殺されることはない。
---
 しかし、小話.『ルイナ、ミチと手を繋ぐ』で他人に掴まれていると発動できないとも書いてあります。
 つまり誰かが悪意を持たない状態でアリスを掴んでいる状態なら『光陰如箭』による回避ができないため、毒針などを刺す隙ぐらいはあると思います。
 吸血鬼なら魅了や洗脳で傀儡にした一般人をアリスに差し向けることもできるだろうし、おや? となりました。
 なんだかアリスのこと殺せそうじゃないかなと。他にも密室で爆発とかさせたら避ける場所が無いですし。
 求生反射を見抜いたハヴァラなら弱点も知ってそうに感じたので気になりました。

・6章でアーデルセンは洗脳でもされていたのでしょうか?
 夢と現実の区別もつかないほど酷く落ち込んでいるというのを表現しているんだと思うんですけど、リリスフィーに似ているだけの女性を抱いたシーンのあと、(リリスフィーの回想を挟んだとはいえ)いきなり正気に戻って、えっ? となりました。
 そのあとアリスとアーデルセンが仲直りしたわけですけど……正直感動できませんでした。
 4章で期待値が上がっていた分ちょっと残念でしたね。

・6章は内面を丁寧に書いているため仕方ない部分だと思いますけどテンポが悪いと感じました。あと単純に長いです。
 アリス、アーデルセン、カリーナ、グーネル、ハヴァラの5人もいてお腹いっぱい……
 4章のシーン。あれはルイナとミチの二人だけだから気にならなかったのかな思います。
 大事な場面でミチ(主人公)不在っていうのも大きかった。

・「119.友を思う気持ち ―雨―」の以下。
---
 ―――ぽつりぽつり、雨が泣く―――
 ―――ぴちゃりぴちゃり、土が泣く―――
 ―――ざあざあざあ、森が泣く―――
 ―――ごうごうごう、風が泣く―――
---
 ぽつりぽつりなどのオノマトペがルイナの幼い心をうまく表しているんですが(そんな意図は無い?)、地の文との落差が激しくて浮いているように感じました。

・7章の終わりでまたルイナが闇堕ち……
 まだアリスは子供だし甘い考えを持つのは仕方ない。
 ただ人によっては好みが分かれそうな内容ですねこれは。

・7章での魔法の説明。
 いらなかったかなと思います。
 この作品を最後まで読んでる人ってそういう魔法の設定とかってあまり重要視していないと思うんですよ。

・全体的に戦闘シーンが盛り上がらない。
 まあ最強のアリスが戦うのであっさり終わるのは仕方ないんですけどね。
 ミチVSソーライは良い感じに盛り上がるはずだったのに……上で書いた音のせいであれですし。

・ミチさんがイケメン過ぎてなんで男じゃないんだ! と何度思ったか。
 これ男だったらルイナとくっ付いてハッピーエンドなのになぁ。
 実は男だったとか……うん、ないですね。でも女同士も尊いのでそれはそれであり。

……最後がしょうもない感じになってしまいましたが大体こんなところでしょうか。
[一言]
気になるところも確かにありましたけど、面白かったです。
今後も更新を楽しみにしています。
長文失礼しました。
  • 投稿者: 時雨
  • 23歳~29歳 男性
  • 2019年 01月25日 22時32分

時雨さん、ご感想頂きましてありがとうございます!

11話のところ、お褒め頂き嬉しい限りです…!

そして王都内での29話や32話、褒めて頂けたのは初めてです! 感激です!
ミチさんの包容力、たまらんです。

そして誤字報告頂いておりましたね。すみません、おっしゃる通りなので頂いたときにはニヤリとしてしまいました。あまりそこに気づかれる方もいらっしゃらなかったので。


さてさて、一方の気になる点。

あれ、三点リーダーとダッシュって倍数が正なのですか!? し、知りませんでした…ああ、さっそく私、単品で三点リーダー使ってますね。

ダッシュや三点リーダーは、ほとんど私の感覚でつける数を変えております。
ダッシュは息を飲んでいる時とか、地の文で言うと間を空けて『つまりは』と始めたいときに使っております。
三点リーダーは口を閉ざしている秒数みたいなもので数を変えてしまっておりました。

う~ん、まあ、それについてはごめんなさい。読者の方が私に付き合ってもらう形になりそうです。


3.成人の儀でのスキルの行使を禁止する描写についてですが。

……ほんとだ?! なんかスキル使うと魔素消費する感じになってる!?

ご指摘ありがとうございます。大急ぎで修正致しました。『魔術やスキルの行使⇒魔術の行使やスキルの習得』

スキルについては次の章で深堀りしていく予定です。まあ、私がスキルを作中でどんな演出装置にしようとしているかがより分かってくるかなと、勝手に思っております。


そして3章の山場……ううん。無いですね!(ぇ
章分けするからには山場が必要か、ううむ……ただ、分けたかったんだよなぁ。これについては悩みます。


あ、主人公がなぜ上級スキルを使えるのかについてはノーコメントです。(でもやっぱり、気になる人いるんだなぁ…)
スキル習得方法についても次の章で深堀していきます。…遅くてすみません。内面語ろうとするとそういう設定のところが後回しになっていってしまって。


79.の戦闘シーンについて。

あぁぁぁ…やっぱり言われてしまうのかぁ…いや、前にもどなたかにご指摘頂いた気がするな。
うん、そこは特にこだわりポイントではないので修正しました。何か地の文続きだと臨場感がないなと思って擬音をつけましたが、ミチさんの反応を入れておいてうまくごまかしておきました。(本当にうまいかどうかは別として)


90.での求生反射について。

これについては、ご指摘入るかどうか分からないなぁと思ってあえてぼかしてたところがあるんですが。

実は見敵必殺と同じく求生反射も、発動させるスキルの発動条件を無視するという特性があるのです。

見敵必殺も、主人公が『ヒトには暴力ふるいたくないな』と思っていてもその想いを無視して蟷螂之斧を発動させています。それが合理を強制するという、これら2つの上級スキルが上級たる所以となっております。

よって見敵必殺は見敵必殺が、求生反射は求生反射が発動する条件さえ揃えれば、習得しているスキル(以外にもありますが)を問答無用で発動させれます。つまり、捕らえられていようが求生反射が発動した時点でルイナは『掴まれていたら行使できない』という条件である光陰如箭を発動させ逃げることが出来ます。

実は『寝ていても』という描写をそこに書いていたことにより、『寝ているということは目を瞑っている。でも光陰如箭は目で視認しないと発動しない。つまりは求生反射も見敵必殺と一緒でスキルの発動条件を無視できるんだ』という発想になってくれることを期待していたのですが。

うん、そんな作者のオナニー、誰も気づかないですよね(汗
ということでちょっと加筆しました。うん、これで誰もグーネルやハヴァラがお間抜けであると思わないでしょう。きっと!


6章のアーデルセンは薬を盛られていて前後不覚になっていた+元々精神が参っていたので甘い夢と色香に惑わされていて現実を見失っていた、という想定です。

ただ、グーネルがあてがった女が『どんな子供がいいか?』と聞き、その答えによって自分が以前リリスフィーと過ごした日々を思い出し、我に返ったという感じです。

うん、ここで感動できなかったと言われると、正直しょんぼりでした。なるほど、描写不足ですね。


6章のテンポの悪さ。う、う~ん…テンポ、テンポかぁ。私が一番苦手とする分野だなぁ。

どちらかというと丁寧に書きたい。しかも重たいシーン続きなので軽快に進められないんですよね。ミチさん(主人公!)不在で主人公をぐいぐい引っ張っていく存在がいないからっていうのもごもっともなご指摘です。

ただ、ここがテンポ悪く感じたというご指摘は有難く受け取り、今後に役立てます!


119.のオノマトペは、もう諦めてください(強引

13歳の女の子ですよ? そりゃあ詩も歌いたくなりますよ(極論

はい、意図としては主人公の幼さの強調と、地の文の固さによる不穏さのギャップを演出したかったので、意図通りといえば意図通りです。気になる点サイドにあるのは、私の力不足ということでしょう。反省足します。


7章の闇落ち、ノーコメント!

ただ、言えるのは、これが本作の主人公なのです。主人公の生き様なのです。これを否定することは私にできませんでした。



魔法の説明について

お、おうふ…いらないと来ましたか。

まあ、そうではないかと思っていたのですが、ほらミチさんがなぜ強いのかの説明をする為には基本概念がないと難しいじゃないですか?

伏線ですよ、伏線!(言い訳もだんだん苦しくなってきた



戦闘シーンが盛り上がらない

あ、これはもうしょうがない。

主人公サイドが化け物しかいないので、彼女らがこのまま今まで通りのままであれば、今後も盛り上がる戦闘シーンはないと思っていてください。



ミチさん男説

その発想はなかった!!!!

いや、ミチさんは乙女だからこそ良いのです。私は、間違っていない!!



ということで、非常にたくさんのご指摘頂きまして、ありがとうございました。大変腑に落ちるところもあり、譲れないところもあり、でも今後の執筆に役立てる情報ばかりでございました。
他の人から見たらこう見えるんだというものを、私も感じ取れました。

長い返信となってしまい大変恐縮でございます。
誠にありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。
[良い点]
第7章 幕間.胎動 まで

※ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

飛べない豚はただの豚だけれど。
ダンテ君も飛べない豚だけれど。
君は漢だったよ。そして聡かった。
ナイス豚。そしてナイスファイト。

ソーライ君とミチはいい関係におさまってますね。
お互いの能力を見て影響を受けて高みを目指す。素晴らしい。

早々とソーライ君の実力を見抜いていた私の慧眼に私がびびってます。
[気になる点]
魔術を算術に例えてる所の例おかしくないですかね?
『付与の制御=答え合わせ』と書かれているけれど、この話の流れでいくと、『付与の制御=解を答えること』になると思うんですけど。

情報を付与する段階のお話として。

魔法をぶっ放す時に、自分が顕現させたい事象になるように情報を付与するでしょ? (私的には、これは解答という作業に感じます)

で、その顕現事象を維持するために、変化していく環境にあわせて魔術に付与する情報を再計算して違う情報を付与していくんでしょ?
これって、新たに計算式をたてて、そこから導き出された別の答えを答えてるってことにならないんですかね?

『付与の制御=答え合わせ』だと、刻一刻と変化していく状態を最初の段階で予測していて、答えを準備していて、その答えと変化していく環境条件が合わなかったら魔術が消滅とかってなるって意味に取れるのです。

でも、違うっすよね?
魔術の維持には絶えず計算が必要だから集中が必要って言ってるし。
計算は適宜行っていると考える方が自然。

私の解釈が間違ってるかもなんですけど、そうなら正解を教えていただきたく。
[一言]
話し合えば誰でもわかりあえるなんて、そんなお花畑全開なことはないですわな。

だからみんな、合わないものは合わないもので出会わないように住み分けしてるのにwww
もしくは、小さな諍いをちょこちょこ起こすことでガス抜きしたりしてるのに。

アリスの小さい頃のコミュニケーション不足、こんなところできいてきますねぇ。
なんかまた極端な考え方に流れてるし。
  • 投稿者: 夕立
  • 2019年 01月25日 20時41分
 夕立さん、感想ありがとうございます!

 ダンテさん…彼に対して私から言っていい言葉はないですね。
 ただただ、お疲れさまでしたと。

 そしてソーライ君。彼には序盤の儀式の時にああいった役目を負わせた関係上、小物として終わるか大器晩成型として育つかの二択しかなかったのですが、拾い上げることになりました。まあ、一章の幕間書いている時に方向性としてはある程度決まっていたんですけどね。
 最初はアリスに殺される役目だったのに、まあ、彼も陽の目を浴びていて私も嬉しい限りです。

 そして魔術の付与について、これはまさしくおっしゃる通りでしたね。ミチさん(というか私)の言葉のチョイスミスでもありますね。答え合わせというよりも解答するというのが正しいかも。早速修正致しました。

 それでもって夕立さんのご指摘内容を、さらに私が認識間違いしている可能性があるのですが。私が想定している魔術は詠唱の時に使っていた計算式をそのまま呪文を唱えるときの制御に流用できるというものです。

 詠唱している間に起こる計算式の変質は起こらない想定です。その間に起こった外的変化(例えば敵との位置関係だったり、敵からの魔術による温度変化だったり)は魔術が行使されたときに、行使した側にとって不利な意味で、影響しません。魔術は元々の想定位置に発現するし、炎を燃え上がらせようとしたら周囲が相手の魔術によって冷えていて火勢が弱く発現したり。

 それを行使する魔術師側が補えるとすれば、自分の身体の向きを変えて発射角度を変えたりだとかすることはできますが、気温はどうしようもないですね。って感じです。

 ……うまく説明できない話ですみません。何となく、スキルは文系、魔術は理系、みたいなニュアンスで漠然と書いているとご認識頂ければと思っております。

 また、最新話近辺の主人公。あれについては今後を見守って頂ければと思っております。

 そして気になる点のメッセージ…ドキドキしながら、待っています!
[良い点]
 世界の設定や宗教、種族の存在・成り立ち、登場人物の会話などから、異世界であると感じさせられること。
[気になる点]
 まだ一章しか読んでいませんので、後の展開上、的外れな指摘も多々あろうかと恐縮ですが、あっちいけ様におかれましては“本気”の感想を書いたほうがよろしかろうと思い、書かせて頂きます。

 一章しか読んでいない、というのはまず、そういう“モチベーション”になったということであります。
 良い点として世界の構想を挙げさせて頂きましたが、それがそのまま気になる点ともなっているように感じます。
 しょっぱなから地の文で馴染みのない用語や固有名詞が列挙され(そう感じました)、馴染みのある「何年もの」だとか「赤ワイン」だとかはミスリードや違和感を与える言葉として扱われ、読み進めるだけで少し混乱してしまいました。また戦闘においても、今まで一気に説明されてきた多様な魔術が大量に披露されます。理解の早い読者であれば大興奮の場面なのかもしれません。しかし、それぞれの登場人物や世界にまだそれほど没入できていない人間からすると、地の文を一から十まで読むのは少し苦痛であり、その中で色んな魔術が飛び交う十人弱の戦闘は、おいてけぼりを食らう危険が高いかなと感じました。
 あとは、地の文でたまに出てくる()による補足。なんだか異世界の空気に浸ろうしたときに横から冷や水を浴びせられたかのような感覚を覚えてしまいました。少なくとも一章においては読み進めるごとに()は少なくなっていったので、わざわざ補足せずとも作者様の技量でどうとでも描写できるんじゃないかな、それとも他に意図があるのかな、と不思議に思いました。
 そして、世界の構想が重厚でありそうな描写が随所に見られるが故に、「『娯楽がない』って言うけど、吸血鬼(もしくはアリス?)にとっての娯楽ってなんぞや?」とかみたいな、素通りされた言葉が気になってしまいます。前世の記憶がない上に娯楽のない街で育ったアリスのいう(娯楽の言及は地の文ですがアリス視点と解釈)娯楽が本当に見当がつかないのです。他にも、「地の文でさえ頑なだった『赤ワイン』表記が、たまに普通に血と書いてあるのはなんなの? アリスも一回『ち…赤ワイン』って言ってるし、なんかのこだわりがあるの? 実際に本当の赤ワインを飲むときはどうなるの?」みたいな葛藤も出てきます。登場人物の言動にもそういった点が多々見受けられ、私の中では「恐らく、前世の人間種としての記憶や常識に影響を受けているものが多く、吸血鬼たちの中では何も違和感はないんだろうな」と考えています。しかし、「吸血鬼は人間種の転生体である」というのはこの作品のユニークな点です。悪く言えば、私からすると馴染みのない常識なのです。細かい設定がある以上、登場人物や作者の中での常識を、こちらの常識にもできるよう、更なる描写努力を期待します。

 総括すると、一章読了時点においては、読んだ努力に対して得られた対価が見合わない、これ以降の章を読む気にはなれない、といった所でしょうか。
 用語を小出しにする工夫は見受けられるのですが、個人的にはまだ多いです。「世界のことなんざどうでもいい! 今出てきてるこいつらはどんなヤツでどんな魅力がある連中なんだ! もっとちゃんと教えろ! 異世界であってもまず連中に共感させてくれ!」という感じになりました(それがちゃんと書いてある『幕間.それぞれの考え』を最初読み飛ばしてしまうくらいには私は疲れてしまいました)。
[一言]
 偉そうなことをつらつらと書いてしまいました。
 ここまで読んで頂ければおわかりとは思いますが、あっちいけ様の採掘日誌を愛読させて頂いている者です。熱気にあてられて馬鹿なことをやってみました。お恥ずかしい限りです。
 しかし、上で書いたことは私なりの誠意のようなものです。採掘日誌に絡めて言わせて頂ければ、チャリチャンでの批評で仰っていた、「あれを書けるなら、何故…?」という思いが沸き上がりました。期待ゆえの憤りです。衝動のままに感想欄に文字を打ち込み、一度寝て再度読み直してそれでも気になること、伝えたいことを書かせて頂きました。
 日誌における批評の本文、感想返し、活動報告に至るまで、あっちいけ様の読み手へのいたわり、気遣いには感服しています。だからこそ、もっと面白さの伝わる描写ができる気がするのです。感服しているからこそ、「この人の書く小説とはどういったものだろうか」と興味が湧いて読みにきました。好き嫌いは人それぞれでしょうが、私としては期待ほどではなかった、となってしまいました。
 ただ、あっちいけ様曰く、この話は『9.吸血』からが本番だそうですから、またふつふつと続きが気になり出したら、読ませて頂こうと思います。

 日誌を書かれている以上ご承知でしょうが、すべて一読者の独断と偏見に基づく感想です。ほどほどに受け流しておいてください。
  • 投稿者: 銀の死神
  • 23歳~29歳 男性
  • 2019年 01月24日 16時46分
 銀の死神様、ご感想頂きましてありがとうございます!

 そして、おうふっ! いきなり切れ味鋭いのを食らってしまいました。はあ、なるほど。そういったモチベになったということですね。

 1章については、そうですね。非常に私のふがいないところでもあるのですがフックポイントがないというのが弱みです。そして相当に読み込まない限り理解できないほどに情報量が多いのも承知しております。
 いろんな人に指摘されてはいるところなのですが、正直難しいところでもあるのです。語らなければ2章のフックポイントでひっかけられない可能性が出てきます。私の中で、世界観と吸血鬼の生態と、このフックポイント、非常に密接な関係があります。

 よって、そこまでついてこれた方が私にとってのお客様、という風になっております。非常にわがままな作者で申し訳ないと思っているのですが……ご指摘頂いた大部分は譲れないところでもある、と言い訳をさせて下さい。

 ただ、直せるところはあると感じております。銀の死神さんのおっしゃる()書きは没入感をなくす要因になっているでしょうし、用語も序盤減らせるものも……ある、かなぁ…?

 この際言ってしまうと、他の方からもフックポイントまでの文字数を減らせというお言葉も頂いたのですが、正直、それだと私はこの作品が失敗作になると確信しております。

 ああ、本当に頑固な作者ですみません…恐らく、2章に絶対的な自信をもっているが故に、そこへ至る助走の1章で切られたとしてもそれは仕方がない、必要経費(言葉が的確かどうかはさておき)だ。と思ってしまっているのです。

 ……こんなことを言ってしまった後に言い訳じみたことを言ってしまうのですが、それでも銀の死神さんからいただいたご指摘、胸に刻みます。少しでも1章の苦痛を取り除けるよう、私は頭を働かせます。

 この世界だからこそ、主人公は、彼ら彼女らは、こうなっていく。そういった物語を私は書いていきたいと思っています。

 反論してしまうような返答をしてしまって申し訳ございませんでした。そして私の作品と私に向き合って頂きまして、ありがとうございました。
[良い点]
第6章 幕間.吸血鬼達の夜、そして――― まで

※ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

吸血鬼の隠れ里の前でルイナの横にいるのがミチからカリーナに代わるところ、結婚式で隣にいるのが親父から旦那に代わるみたいっすねw
何ゆえかそんな風に思いました。
ここからお話がガラリと変わるよって予感させる、良い演出だと思います。

しかし6章、13歳の子に背負わせるには酷な展開ですねぇ。
これ、精神的成長が早熟な女子だから耐えられてるけど、男だったらほぼ確実に無理展開っすよねwww
いやまぁ、私は好きな展開だから、どうでもいいんですけどね。

そして久しぶりにリカちゃんとソーライ君、あとカネル君こんにちは。
クロちゃんがもふもふ癒しぱわーを振りまきまくってますね。

この作品のクロちゃんは色が黒いだけで中身は純真なのに、現実社会の安田大サーカスのクロちゃんは……。

アーデルセンxリリスフィー→大好き。
が、パパ王に魔の手が伸びてきそうで気が気じゃない。

これから色々騒動が起きるよって、程よく謎を残した状態で引きになったので、続きが気になります。
[一言]
気になる点ないの? と気になっているのではないでしょうか。
はは、たっぷりあるぞ(笑顔
普段だったら指摘しないで自分の教訓にだけする部分までしっかりメモってあります。

切り良く7章が終わってるみたいなんで、そこまで読み終わってから感想書き書き&気になる点詰め合わせメッセージのお届けですかね。

ふふ。
その時まで震えて眠れ!(←言ってみたかっただけ)
  • 投稿者: 夕立
  • 2019年 01月23日 21時56分
 夕立さん、感想ありがとうございます!

 まさか主人公のおもりがミチさんからカリーナへ移る時にそんなことを考えられているとは、予想だにしませんでした笑

 そして6章の展開は、本当に作者的にもきつかった…どうやったらこの状態の主人公が立ち直れるのか、読者にも納得できるようなご都合主義展開でないように見せられるのか、考えに考えて書いていた記憶があります。
 主人公的にも、いろいろな事情があって精神的な成長は早熟なのですが、それでもたまに挫けてしまいます。それをどう慰めるのか、どうますます追い込むのか、そしてそこからどうやって立ち直るのか、作者としても楽しみで仕方がありません。

 そして吸血鬼同期3人組。久しぶりの登場ですがまたもや主人公がナトラサを旅立ってしまったのでしばらく幕間のみでの参加となりそうです。
 クロちゃん、クロちゃんねぇ~…彼には今後、頑張ってもらいます。

 アーデルセンとリリスフィーの関係について、萌えて(頂けたのかな?)もらえて、よかったです。回想とか頑張った甲斐があった!

 さて、そして気になる点…!

 気になる点の内容が気になるという作者に対しての苛め! ひどいわ!
 首を洗って待っているから、存分に殴ってくるがよい!(震え
[良い点]
第4章 幕間.波乱の予感 まで

アリスの世話役として登場していた頃は端役だったカリーナがいい味出してきましたね。
吸血鬼のみなさんは本当にいい味してる。

あ、人間の中でも、イバル君は結構好きだったんですよ。
何より名前がww
威張り散らしてる彼がイバるなんて名前だったのは、ギャグか、やっつけ仕事だったのか。
あそこまで清々しいまでの典型的無能型悪役だと、逆に高感度が上がりました。

でもごめんなさいイバル君。
ヒトの中で一番私の心を掴んだのは、学園で、生徒たちを後ろから追いかけて、ヘタれてる奴に鞭をくれていた教官なの。
彼ってば最強やんけ。

あっちいけさんの文章の中で、「同じフレーズを繰り返す」っていう書き方がありますよね。
○○はxxである。ほんだららった。
○○はxxである。へんだららった。
○○はxxである。どんがらがった ♪ふん ♪ふん。
みたいな部分です。
これ結構おもしろいですね。
この書き方好きです。
[気になる点]
ルイナの記憶が遅れて蘇ってきてるのってなんででしょ?
魔素が補給されて、力が充実してきたから?

あと、吸血鬼の洗脳って、洗脳予定相手の目を見ただけじゃ発動しない?
吸血鬼側がかけるよ~って意識しないと駄目な感じですか?

ルイナ、大量に強すぎるスキル持ってるじゃないですか。
ついでに使ってるじゃないですか。
けど、魔素の補充はほぼできてない状態ですよね?
倒れないのかな~と。

物語の先読みに引っ掛かる質問になってたら、無視してもらってOKです。
  • 投稿者: 夕立
  • 2019年 01月19日 19時56分
 続けてご感想頂きまして、ありがとうございます!

 カリーナさん、非常に私のお気に入りキャラです。
 あ、むしろこの作品尾登場人物でお気に入りじゃないのっていねぇわ! 全部とっておきのキャラでございます。

 そしてイバル君。うん、彼には名前で落ちてもらうことにしようと思ってあんな名前にしました。わりとお気に入りキャラです。
 それと教官ー! まさかのハートキャッチキャラがそんな端役でびっくりです。


 また、同じフレーズを繰り返すってやつ。これ、驚いたことに昔っからの癖だったのですよ。。。
 今日実家から黒歴史ノートが届いたのですが、読み返したらもう、文体は今の私と同じ。あー! この頃からこんな書き方してたんだー!って思ってしまいました。

 そして気になる点3つ。

 ルイナの記憶⇒作中で語るつもりはないのですが、実はあれ。関係のある事柄があった時に昔の記憶を思い出しているんです。杖なら杖関連、花なら花関連、みたいな。
 ではなく、単純に全部思い出さないの?っていうのはまた別の機会に…

 そして洗脳設定についてはごめんなさい。もうちょっと後で詳しく書いてあると思います。
 まあ、ぶっちゃけて言うと滅茶苦茶近く(キスできるぐらい)で目線を合わせないと発動しません。ミチさんとルイナは結構目線合わせているのですが、身長差によって洗脳が発動していない、という裏設定があります。
 (目線合わせる描写の時は身長差や体勢の差などを注意して実は書いているのです…)

 あと、スキルについて。これはどっかで説明していたかもしれないのですが。
 スキルは使用するときに魔素を消費しません。習得するときに魔素の許容量の方を消耗しています。ぶっちゃけ、習得したら無制限に使用できます。

 イメージとしては、魔術行使にはMPを使って、スキル習得にMP最大値を削っているというのが一番近いかもしれません。メラならMP5、火炎切りならMP最大値を5削っている、みたいな。(メタいー!)

 そんなこんなでもう5章を読み始めていらっしゃるかもしれません。
 そこから先の展開に、乞うご期待! でございます。
[良い点]
第2章 幕間.二人の父親 まで

・スキルや魔法の名称が強くなるほど長くなるっていうのは、わかりやすいシステムで良いと思います。
・キャラ1人1人に個性があって、とても良いですね。

個人的には一点突破型のソーライ君に頑張ってもらいたい!
君は未来のポップだ! 主役になれるはずだ!

リカちゃんも幸せそうでいいですよね。癒されます。
その人が幸せであるのか不幸であるのかは、本人がどう思っているのか次第っていう見本ですね。

そして一番のお気に入りが吸血鬼のパパ王。
もう何あの人。
まじ好き。(語彙ぃ
[気になる点]
設定説明はこれで終わりですと宣言されてからも設定説明が続く詐欺がw

個人的にはあまり邪魔にならないです。
が、微妙に飛ばし読みに移りそうにはなりました。

ここでそこまで深い設定説明必要か? という部分は多々あったので、それを後回しにすることで字数を減らせる→盛り上がりまでの時間を短くできる、かもしれませんね。
[一言]
帰属ってのは大切ですよねぇ。
フラフラしているような人でも、何か1つのグループには所属してるものですし。
そこんところアリスは難儀ですね。

自動発動してて自分じゃ制御できない人殺しスキル、めっちゃ生きるのに邪魔そう。
これがまた、彼女のフツーの生活を邪魔してくれそうですね。
苦労が絶え無さそう。

あ、ちなみに私、男でも女でも、苦悩している人は好きです♡

ああ、そうそう。
アリスが人間さん達の洗脳を解いた時に謎の意思とのやり取りありましたよね?
あれ、あの場では何も説明されずで終わりましたけど、後になったら説明あるのかな~と。
  • 投稿者: 夕立
  • 2019年 01月17日 21時54分
 夕立さん、感想ありがとうございます!
 2つも感想貰っておいて、返信遅くなってすみませんでした。

 ソーライ君、彼は、ね。期待していてください。
 ただ、大魔王様の必殺技を手でいなすようなことにはなりませんのでご注意をば。
 そしてリカちゃんは私のお気に入りキャラの一人です。ええ、もう可愛くて仕方がない。
 それとお父さん。彼は一番感情移入して書いておりました。今後の彼の出番にも、ご期待ください。

 設定説明については、色んな方々に言われているのでちょっと削って後回しにしようかなともようやく私も思い始めてきました。うん、やっぱりそうだよね。

 洗脳の話、あれはわりとずっと後まで忘れてもらって構いません(ぇ
 そしておっしゃる通り、彼女はこれから苦労続きです。そこはもう読んで頂いたところだと思いますが、そこがこの作品の肝の1つですね。
 お楽しみ頂ければと思っております。
 

[良い点]
拾ったスコップ~を拝見し、こちらを読ませて頂きました。
このような感想が不要でしたら、指摘下されば削除します。

・伏線を多数張っており、ワクワク感が出てます

・スレーヤーズの例に出されたギャグとシリアスを気にされてるように感じました。しかし、一度に出てくるシリアスの比重が重いかも?
[気になる点]
・逆に伏線が多く、読み手として最初の頃の伏線内容を忘れてしまっている事があった

・六章はストレスが非常にかかり、読みきるのが辛かった。当方が廃れてるのかもしれませんが、感情移入しづらかった

[一言]
あくまで、1読者の感想です。
今後も楽しみにしております。
  • 投稿者: ROOY
  • 2019年 01月14日 04時12分
 ROOYさん、ご感想頂きまして誠にありがとうございます!

 スコップからの流入、ありがとうございます!
 そしてもう6章まで(あるいは最新話までかもしれませんが)読んで頂けたのですね…ありがとうございます。

 伏線、めちゃくちゃ張っている中でどれくらいROOYさんに勘づかれているかはわかりませんが、全て回収していきたいと思っています。その際、伏線であることを思い出せるようにそれとなく伝える方法、考えておきますね。

 また6章。ここで感情移入をさせられなかったら私の負けです。大変申し訳ないです。
 今後もお楽しみ頂けるのであれば、何卒、末永く宜しくお願い致します!
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