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[良い点]
ツイッターからこんにちは!
描写の言葉がひとつひとつ丁寧で、けれどくどくなく、すんなりとイメージが出来るのがすごく素敵でした。囲碁については知識がなく、すみませんがなんとも言えず。申し訳ありません。
変わらなかった主人公が変わる、けれど変わらぬものもある。それが由夏と同じ気持ちで、また由夏がいるから変われる、のも素敵だなと思いました。
コメントありがとうございます!
レビューまで書いていただき、恐れ入ります。

囲碁に関しては知らない方にまで配慮した書き方になっておらず、すみません。
一つひとつの描写等は、じっくり言葉を選びながら書きましたので、そのように言っていただけて嬉しいです。

こんなふうに別れても互いに同じ気持ちで、というのは現実にはそうそうないかもしれませんが、そこはフィクションということで(笑)爽やかなラストを意識して書きました。

改めまして、コメント&レビューいただきありがとうございました。
  • sandalwood
  • 2022年 08月26日 21時58分
[良い点]
シンプルで読みやすく、かつ情景が自然と浮かんでくる文章ですね!
ストーリーも爽やかで好感の持てる、また私自身に碁の知識は無いものの、きっと碁に詳しい読者さんが読まれても楽しめる内容なのだろうなと想像できるような、説得力を感じる内容でした。
[気になる点]
少し引っかかる部分もありました。
(1)
「 車窓から見える景色に失望感を抱くようになったのは、でも彼女が去ってからだった。」
とありますが、それでも「やはりルーチン通りの生活がいい」と続けてきた主人公…なので、別れてから2年も経ってから急にジレンマを感じたことに理由があると良いと思いました。
流れが 電車→記事を読む→ジレンマ だとしっくり来たように思います。

(2)
お話としては楽しめるのですが、もう少し人間味の部分でリアリティが欲しいなと思いました。
・主人公の年齢設定(中年以降の考え方・言動に見える)
・主人公と彼女が惹かれ合っている理由がわからない(恋愛物ということなので、そこがもう少し欲しいかなと)
・生真面目な主人公が影響が無いからと勤務前に酒を飲むだろうか
  • 投稿者: m
  • 2022年 07月10日 14時46分
ご感想ありがとうございます!
一つひとつの情景描写等はじっくりと書いたつもりなので、そのように言って頂けて嬉しいです。

気になる点につきまして

(1)
ルーチンの安定を望みながらも、2年間心のどこかで燻る元恋人への感情があり、急にジレンマを感じたわけではない。
→しかし、確かにそのように解釈されても仕方ない点もあったかもしれず、その点につきましては作者の書き方が不完全だったかもしれない。

(2)リアリティについて
・言動や考え方が年齢不相応に見える
→この年代だからこういった考え方が普通、というのは些かバイアス気味な印象を受ける。主人公が囲碁という比較的落ち着いた趣味を持っていることから、実年齢以上という印象を受ける振る舞いがあっても作者としては特に違和感は覚えない。
・主人公と彼女が惹かれあう理由が不明瞭
→短編ということで必要最小限の情報にとどめてもやむなしと考えていたが、確かに振り返ると情報が少なすぎたかもしれないと感じる。今後の執筆において意識したいところでもある。
・勤務前の飲酒
→生真面目な人間が全てにおいて誠実あるいは真面目であるとは限らないと考えている。

リアリティの面で不充分と感じさせてしまったのは作者の力量不足が原因のため、今後精進したく思います。長くなりましたが貴重なご意見を頂きましてありがとうございました。
  • sandalwood
  • 2022年 07月11日 11時22分
[良い点]
主人公の描写がリアリティがあり、主人公に感情移入する気持ちで読み進めました。(すみません、勉強不足で囲碁の描写が少し難しかったです)
ラストシーンの主人公と由夏のやりとり、、、良いものですね。短編でありながらも、主人公の心身が成長する有様を感じ取ることができ、良作だなと感じました。
  • 投稿者: unbabobi
  • 23歳~29歳 男性
  • 2022年 06月26日 23時12分
読了&ご感想ありがとうございます!

感情の描写はひとつひとつ丁寧に心掛けて書いたつもりなので、そのように言っていただきありがたいです。ラストシーンも気に入っていただけて嬉しいですね。
囲碁についてはルール等の詳細な説明を省いてしまっているので、ご存じない方にはわかりづらいところだったかなと申し訳なく思います。。

なろうはほぼほぼ使っていませんでしたが、久しぶりにコメント貰えたのでやっぱり投稿はしておくものだなと実感しました。改めまして、お読みいただきありがとうございました。
  • sandalwood
  • 2022年 06月26日 23時33分
[良い点]
すんなりと情景が思い浮かぶような、素敵な描写に浸っていたくなりました。囲碁には詳しくないのですが、主人公が変化を楽しめるようになった時、自分も熱くなりました。読みおわった後、君が人生の時を聴きに行きました。素敵な曲ですね。書いた後もう一回読みました。思ったことをうまく伝えられない自分がもどかしいです。
素敵なお話をありがとうございました。
  • 投稿者: ひるこ
  • 2020年 10月17日 18時32分
感想ありがとうございます。

囲碁を知らない方にはわからない点もあったことと思いますが、主人公の感情の変化に寄り添っていただき、嬉しいです。
わざわざ曲を聴いて、二度も読んでいただきありがとうございます。70年代の曲なのでかなり古いですが、お気に入りの一曲です。

また、機会がありましたらよろしくお願いいたします。

  • sandalwood
  • 2020年 10月17日 21時43分
[良い点]
個人的な好みとして、いくつか作品を拝見させていただいておりますが、まずsandalさんの文章が好きです。その個人的な好みを抜かして、非常に落ち着いた、濁りのない水底のような文章がとても素敵です。
平坦でルーティンのような人生に、新しい布石が出てそれを起点に一歩踏み出す描写がよかったです。盤面もいい仕事してました。
[一言]
長編も楽しみですが、これからもこんなスッと読み手のからだに染み込むような短編を読みたいです。ありがとうございました。
  • 投稿者: 神山雪
  • 2020年 05月06日 20時54分
感想ありがとうございます!

自分の場合、物語の内容よりも文章に重きを置いて執筆をしているので、文章が好きと言って頂けるのはなにより嬉しいです。
囲碁の布石をきっかけに一歩を踏み出す流れは、囲碁をやらない方にどこまで伝わるだろうかという懸念も多少ありましたが、良いと言ってくださる方が多くてありがたいですね。


なろうのほうには本作以外も何作か短編を投稿していますが、改稿前で納得のいっていないものが多いので、また時間のあるときに修正したいですね。またの機会によろしくお願いいたします。
  • sandalwood
  • 2020年 05月06日 21時30分
[良い点]
あまりこういう純文学というのは読まないのですが、この話での『変わる』というポイントを踏まえた上で読むと共感する部分が多く感じました。
[気になる点]
特になし!!すごくよかった
[一言]
ありがとうございましす!!
  • 投稿者: 酒仙寺
  • 2020年 03月07日 01時06分
感想ありがとうございます!

共感していただけて良かったです。人生、変わっていくものもあれば変わらないものもあると思うので、それぞれを大切にしながら生きていきたいですね。
  • sandalwood
  • 2020年 03月07日 12時00分
[良い点]
文体が非常に綺麗で整っていて、その場の情景や主人公の感情がすっとイメージに浮かび上がってくるようでした
[気になる点]
美しい文体である反面、ストーリーに作者の持つ理想が投影されすぎていてチープさを感じました

主人公の思考は若者と言うには枯れすぎていますね
彼女はまるで主人公の思い通りに動く可愛い操り人形のようで、一昔前の男性が思う理想的な恋物語を描いているのかなと思いました
感想ありがとうございます!
文章や諸々の描写は丁寧に書くように心掛けているので、そう言っていただけて嬉しいです。

恋愛経験に乏しいので、ストーリーの良し悪しは自分ではよくわからないですね。
そういう感想はあまりもらったことが無かったので、新鮮で興味深かったです。

また、機会がありましたらよろしくお願いします。
  • sandalwood
  • 2019年 10月14日 20時02分
[良い点]
囲碁と音楽と恋愛が、最初ごった煮のように描写されていたのに、徐々にそれが重なり合う展開が見事でした。そして、恋愛描写がほとんどないのに、短編恋愛小説として読み応えがある物語。こういうのは簡単に書けるものではありません。感心しました。
[気になる点]
文章力は高いですが、わざわざ分かりにくく書いたような、持って回った表現が多いのは、少し気になりました。特に台詞で「じっくりと咀嚼したい記事がありました」とありますが、「咀嚼」って会話文で使うような単語ではないと思います。
[一言]
味わいのある短編でした。ありがとうございました。
  • 投稿者: NaGISA
  • 2019年 07月27日 11時39分
感想ありがとうございます!

これを書いたのはずいぶん前で、書くのに慣れていなかったころなので、とりあえず自分の好きなものを挙げていっただけのような内容ですが、そのように好意的に受け取っていただけて嬉しいですね。

まわりくどい表現や言い回しが多いのは、おっしゃる通りだと思います。自分自身がわりと、簡単なことを遠回しに表現したりするのが好きなほうなので、ほかの小説でもだいたいこんな感じだと思います。
会話文が少ないこともあり、単語の選び方をあまり意識してなかったですね。今後書くうえで気を付けてみたいと思います。

また、機会がありましたらよろしくお願いします。

  • sandalwood
  • 2019年 07月27日 23時54分
[良い点]
作品拝読しました。
主人公の独白中心にゆっくりと進むストーリー。
やや固めの、落ち着きのある文体はなかなかに雰囲気が出ていていいと思います。
作者さまご自身が、作品の質を向上させるために普段から意識して自身の語彙を増やすよう努力する姿勢をお持ちなのが伝わってきました。
文章作法についてもきちんと勉強し、意識して守っていらっしゃるのを感じます。
(守れていないからといってそれだけで評価が低くなることはありませんが、やはりきちんと作法を守っている≒積極的に努力している姿勢が見える方に対しては、個人的に好感度が高くなります(笑)
碁に関してはそこまで詳しくないので、作品の魅力を充分に受け止められたかどうかはわかりませんが、雰囲気自体はかなり好みです。

>「初めて」の情景に日常的に遭遇する労働環境は、自分には向かない。

などの表現にはセンスを感じます。


[気になる点]
ただ、その反面(それほど大きな粗というわけではないのですが)、「文学的な表現」にこだわりすぎて、かえって文が冗長、もしくは不必要に難解になっているように感じられる箇所が散見されました。

いくつか例を挙げると、

>良くも悪くも生真面目が唯一の個性である私は、毎朝何両目に乗るかはもちろん、どの座席に陣取るか――始発駅なので、時間を見図れば概ね調節可能だ――ということにまで徹底した一貫性を保っているので、その健全さたるや、常人が聞いて呆れるほどだ。見慣れた景色は、単純に安堵する。

のように一文が異様に長く、また、「始発駅なので」「一貫性を保っているので」など同じ文の繋ぎが連続している箇所

>思わず輻輳力が上昇していく。
>見出しをわが網膜が捕らえた。
のように、わざわざこの言葉を使わなくても?と思える場面で、「文学的な」表現を使おうと意識し過ぎているように見える部分

>この街に越してきて5年近く経つが、彼らは当時から今まで、変わらない快活さと温かさを感じさせてくれる。【それはこれから先も不変なるものだろうという、根拠ない確信を抱いていた。】

の【 】部のように主語述語が紛らわしくなってしまっている部分(本来『(主人公は)』『確信を抱いていた』となるはずなのに、下手すると『それは』『確信を抱いていた』と繋がるように見えてしまい、読んでいて違和感や引っ掛かりを覚えてしまう)

などです。
誤字報告での単純な説明がしづらい部分でしたので、長文での指摘になってしまったことをお許し下さい。

ただ、素の文章力がおありなので、読んでいてそこまで強い違和感は感じませんでした。

当然、こちらの読み取り不足による見当違いなところもあるでしょうし、作者さまのこだわりある表現などもおありだと思います。
あくまでも単なる一個人の意見としてお受け取り下さい。

あと、これは好みの部分になりますが、ラストシーンでのキスが、少しだけ唐突に感じました。(主人公の変化を判りやすく表現する、という意図は理解できます)
この主人公なら、「ヒロインの手をとって指に口づけする」とかが似合いそうかも?「人前でのキス」とはまた違った余韻が生まれるかもですし。
もちろん、これについても単なる思いつきです。不要な意見であればスルーなさって下さい。

[一言]
上述した通り、作品を向上させようという熱意や意欲、そのために努力しようとする姿勢が感じられる、いい作品でした。

短編好きな人がもぅと増えてほしいので、是非がんばって下さい!

なお、細かい部分も含め色々指摘させていただきましたが、無理に改稿したりする必要はありませんし、もしも何かご不快な部分がおありでしたら削除させていただきますので、感想返し等で気軽にお伝え下さい。
今回は作品参加ありがとうございました。
感想ありがとうございます!
短編にも関わらず、詳しく書いて頂きありがたいです。

これを書いたのは数年前ですが、当時は小説書き始めてまだ日が浅かったので、文学とか全く考えずに自分の思うように書いていたら、たまたまこのような作風・文体になったという感じですね。

ワンセンテンスの長さはほかの作品でも指摘を受けたことがあるのですが、確かに少し長いかなとも思います。
長いからと言って必ずしも分かりづらいという訳ではないと思いますし、長くても読み手が理解できるように書いているつもりですが、もう少し分かりやすさを意識してみても良いかもしれませんね。

輻輳や網膜(あるいは調節・弛緩・虹彩など)などといった用語は、自分が以前通っていた専門学校で勉強していたのがその手の内容で印象に残っていたので、いろいろと使ってみた感じですね。なるべく安易な表現には頼らないようにしていますが、聞き慣れない方には煩わしく思う点もあるかもしれないですね。

ラストシーンは特に深く考えていなかったので、読み手によって色んなご意見があっていいかなと思います。

ご想像のように、語彙を増やす努力はそれなりにしていますが、小説の書き方とか文章作法みたいなものは勉強したことがなかったので、読んで頂いた方のコメントなどから知ることも少なくないですね(ダッシュを2つ繋ぎで書くなど)。特に問題なかったようで、よかったです。

また、機会がありましたらよろしくお願いします。
  • sandalwood
  • 2019年 07月13日 03時56分
[良い点]
綺麗ながらもしっかりとした文体で書かれていて、文学という言葉が似合う作品でした。

日常み溢れる内容ながらも、主人公の目線で書かれた心情も混じり、気がつけばブックマークに手が届いていました。
[一言]
Twitterから馳せ参じました!

これからもお互い紆余曲折ありますが、頑張ってください!
  • 投稿者: Regulus
  • 2019年 07月03日 11時32分
感想ありがとうございます!
丁寧な文章を書くように心がけているので、そのように言って頂き嬉しいです。

また、機会がありましたらよろしくお願いします。
  • sandalwood
  • 2019年 07月05日 20時41分
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