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220話で、現代の聖女の能力が低い主な理由は、資質自体の劣化ではなく、回復魔法の使用頻度が激減したことで魔力放出の出口が成長しなくなったことが主原因だと判明した。
精霊との契約ができなくなったために実効魔力が1/10。正しい魔力回復薬が作れなくなったことで1日魔力を使用したら3日休む必要が生じたので1/4。単純計算で、現代の聖女の回復魔法の使用頻度は300年前の1/40しかない。それは確かに、魔力放出の出口は成長しなくなるのも当然だし、毎日練習ができないのだから、技術水準も低下する筈だ。
練習量が確保できなくて成長が止まっていたのだから、一次審査の2~5日目の間、聖石と正しい魔力回復薬で聖女達にドーピングさせつつ集中的に回復魔法を使わせて能力向上した末の重傷者まで含んだ患者全員完治という結果は当然だった。
他の騎士団長達がドーピングにのみ注目している中、その中に隠れている聖女達の能力向上に着目したクェンティンは鋭いというしかない。
また今回の話で、正しい魔力回復薬が作られなくなった理由と復活のヒントが示された。
精霊の祝福が失われたために甘くなくなったが、フィーアが採取すると必ず甘くなる『赤甘の実』の甘い実が必要だったことが判明。
また、能力が高い聖女が育てることで、現代でもかろうじて甘い『赤甘の実』を作ることができることも分かった。
300年前の回復薬の多くが失われた根本原因が精霊の祝福の喪失で、能力が高い聖女が育てることで精霊の祝福を代用可能ならば、フィーアがデズモント団長のごとく採取に種蒔きにと馬車馬のように働けば、正しい魔力回復薬を多量生産して全ての聖女に行き渡らせることは可能になる筈だ。
もう一つのドーピングアイテムの聖石の方も、フィーアがザビリアの魔力まで流用して魔力を充填すれば、全ての聖女に行き渡らせることは可能になる筈。
現代の聖女の精神性の低下は『貧すれば鈍する』の格言通り、能力の低下と低いレベルでの団栗の背比べに起因するものだから、先に能力の向上を図らねば、改善されることはない。
300年前の大聖女には許しがたい現代の聖女達の状況を改善する術は見えてきたが、それはフィーアがちょっと手を貸すだけで実現できる程簡単ではなく、フィーアが筆頭聖女になり、選定会で出会った聖女達を引き連れ、死に物狂いで働くことによってのみ可能になる困難な道だった。そして、それを行ったら、人間界に潜んでいる魔人に察知される危険性が高い。
現代の聖女達の状況の根本原因は精霊の祝福の喪失で、それは300年前の大聖女セラフィーナの死と関係しているとしか思えないので、逆に言えば、フィーアが精霊の祝福を復活させる鍵を握っている。精霊の祝福を復活させれば、フィーアが馬車馬のように働かなくても聖女達の状況は劇的に改善されるが、それをやったら確実に魔人にフィーアの存在を察知される。
聖女達の状況を改善させる術が見えてきたことで、フィーアは、というより、唯一300年前の正確な情報を把握しているカーティスは決断を迫られる。(フィーアの前世の最期付近の記憶は混乱しており、状況を正しく把握しているとは思えない)
このまま魔人から隠れ続けて聖女達の状況の改善を行わないか、戦力を整えて魔人を迎撃する選択をして聖女達の状況の改善を行うか、の。
精霊との契約ができなくなったために実効魔力が1/10。正しい魔力回復薬が作れなくなったことで1日魔力を使用したら3日休む必要が生じたので1/4。単純計算で、現代の聖女の回復魔法の使用頻度は300年前の1/40しかない。それは確かに、魔力放出の出口は成長しなくなるのも当然だし、毎日練習ができないのだから、技術水準も低下する筈だ。
練習量が確保できなくて成長が止まっていたのだから、一次審査の2~5日目の間、聖石と正しい魔力回復薬で聖女達にドーピングさせつつ集中的に回復魔法を使わせて能力向上した末の重傷者まで含んだ患者全員完治という結果は当然だった。
他の騎士団長達がドーピングにのみ注目している中、その中に隠れている聖女達の能力向上に着目したクェンティンは鋭いというしかない。
また今回の話で、正しい魔力回復薬が作られなくなった理由と復活のヒントが示された。
精霊の祝福が失われたために甘くなくなったが、フィーアが採取すると必ず甘くなる『赤甘の実』の甘い実が必要だったことが判明。
また、能力が高い聖女が育てることで、現代でもかろうじて甘い『赤甘の実』を作ることができることも分かった。
300年前の回復薬の多くが失われた根本原因が精霊の祝福の喪失で、能力が高い聖女が育てることで精霊の祝福を代用可能ならば、フィーアがデズモント団長のごとく採取に種蒔きにと馬車馬のように働けば、正しい魔力回復薬を多量生産して全ての聖女に行き渡らせることは可能になる筈だ。
もう一つのドーピングアイテムの聖石の方も、フィーアがザビリアの魔力まで流用して魔力を充填すれば、全ての聖女に行き渡らせることは可能になる筈。
現代の聖女の精神性の低下は『貧すれば鈍する』の格言通り、能力の低下と低いレベルでの団栗の背比べに起因するものだから、先に能力の向上を図らねば、改善されることはない。
300年前の大聖女には許しがたい現代の聖女達の状況を改善する術は見えてきたが、それはフィーアがちょっと手を貸すだけで実現できる程簡単ではなく、フィーアが筆頭聖女になり、選定会で出会った聖女達を引き連れ、死に物狂いで働くことによってのみ可能になる困難な道だった。そして、それを行ったら、人間界に潜んでいる魔人に察知される危険性が高い。
現代の聖女達の状況の根本原因は精霊の祝福の喪失で、それは300年前の大聖女セラフィーナの死と関係しているとしか思えないので、逆に言えば、フィーアが精霊の祝福を復活させる鍵を握っている。精霊の祝福を復活させれば、フィーアが馬車馬のように働かなくても聖女達の状況は劇的に改善されるが、それをやったら確実に魔人にフィーアの存在を察知される。
聖女達の状況を改善させる術が見えてきたことで、フィーアは、というより、唯一300年前の正確な情報を把握しているカーティスは決断を迫られる。(フィーアの前世の最期付近の記憶は混乱しており、状況を正しく把握しているとは思えない)
このまま魔人から隠れ続けて聖女達の状況の改善を行わないか、戦力を整えて魔人を迎撃する選択をして聖女達の状況の改善を行うか、の。
エピソード305
三次審査の意義が不明。300年前ならばいざ知らず、現代の聖女は騎士の直近で戦闘中の治癒など行わない(行えない)から、騎士と同行させる意味がない。回復魔法の能力を見るだけならば、一次審査だけで足りる。
更に、騎士が怪我するかどうかは運任せのため、回復魔法の能力を見るための公正な審査にはなり得ない。
現在、最新話では二次審査の途中まで進んでいるが、一次、二次審査は文官が厳密に管理・採点していて、インチキや忖度を行う余地がなさそう。しかし、シリルの母親のエピソードから、筆頭聖女審査会で順位の調整があったことは明らかで、王太后よりもシリルの母親の方が実際の能力が高かったことは広く知られていた。
これは、三次審査は昔の伝統を口実にして、実際には順位調整のために存在しているというオチではないのか? そのことは広く知られていて、前回では公正に行われていた二次審査までの結果が首位だったシリルの母親が本当のNo.1と見做されていたとすれば、辻褄は合う。
三次審査の採点基準が回復魔法ではなく狩りの成績だったならば、聖女の能力ではなく騎士の能力で得点が決まり、清廉潔白な騎士でない限りインチキのし放題。順位の調整など如何様にも可能。
フィーアの見聞きした範囲では黒竜騎士団にインチキをしそうな騎士はいないようだが、それはサヴィスやシリルの努力の結果で、30年前にはうようよといたのかもしれない。
もっとも、この推測が正しくても、最強の魔物を従魔にしている聖女相手には何の役にも立たない訳だが。
更に、騎士が怪我するかどうかは運任せのため、回復魔法の能力を見るための公正な審査にはなり得ない。
現在、最新話では二次審査の途中まで進んでいるが、一次、二次審査は文官が厳密に管理・採点していて、インチキや忖度を行う余地がなさそう。しかし、シリルの母親のエピソードから、筆頭聖女審査会で順位の調整があったことは明らかで、王太后よりもシリルの母親の方が実際の能力が高かったことは広く知られていた。
これは、三次審査は昔の伝統を口実にして、実際には順位調整のために存在しているというオチではないのか? そのことは広く知られていて、前回では公正に行われていた二次審査までの結果が首位だったシリルの母親が本当のNo.1と見做されていたとすれば、辻褄は合う。
三次審査の採点基準が回復魔法ではなく狩りの成績だったならば、聖女の能力ではなく騎士の能力で得点が決まり、清廉潔白な騎士でない限りインチキのし放題。順位の調整など如何様にも可能。
フィーアの見聞きした範囲では黒竜騎士団にインチキをしそうな騎士はいないようだが、それはサヴィスやシリルの努力の結果で、30年前にはうようよといたのかもしれない。
もっとも、この推測が正しくても、最強の魔物を従魔にしている聖女相手には何の役にも立たない訳だが。
エピソード250
サザランド主教カシミルの言動も、筆頭聖女選定会の爆弾になり得る。
彼はサザランドの重要人物だから、当然、長老やサリエラ等との情報共有がなされていて、以下のような認識を持っている筈だ。
①第1騎士団員フィーア・ルードは大聖女様の生まれ変わりである。
②フィーア・ルードには大聖女様の記憶と能力が完全に復活しており、その能力で変異した黄紋病から再びサザランド人を救ったが、サザランド人以外には、サザランドの聖女サリエラの功績ということになっている。
③フィーア・ルードは、何らかの事情で聖女としての能力を隠したがっているので、サザランド人以外の前では、フィーアが聖女ではなく騎士であるのに、大聖女様の生まれ変わりだと信じている愚かなサザランド人を演じなければならない。
後、フィーアが用意周到な性格ならば、「今後、自分が聖女の能力を使う際は聖石を使った『なんちゃって聖女』のふりをする。そのためには聖石に魔力を充填する必要があるが、その魔力はサザランドから供給されているという事実とは正反対の設定にするから、口裏を合わせて」との要請をサザランド側に行っている筈だが、フィーアの能天気な性格からそれは絶対にないので、聖石に充填された魔力について口裏を合わせることが可能かどうかは、全面的にカシミルのアドリブ力に依存する。
以上の認識を持ったカシミルが王都の筆頭聖女選定会に出席したら、筆頭聖女候補の中に聖女としての能力を隠したがっている筈のフィーアがいた。この状況下での彼は、
④前項③のフィーアが聖女としての能力を隠したがっている何らかの事情は解消されたので、正式に聖女として筆頭聖女選定会に参加している。
と思考していることは間違いない。事情は解消されていないのに、騎士団や王室に対してはなんちゃって聖女のふりをして無理矢理参加しているなどと想像できる馬鹿は存在しない。
更に、フィーアはモーリスの10年前の欠損を治癒するなど、大聖女としての能力を隠さずに発揮して大活躍している。筆頭聖女になりたくないのに選定会で活躍するのは常人の想像を超えているので、それを知ったカシミルは、フィーアの意図として以下の2種類の想像しかできないだろう。
⑤フィーアは、このまま大聖女様の生まれ変わりであることを隠したまま筆頭聖女になって、聖女達を導くつもりだ。
⑥フィーアは圧倒的な実力を示して筆頭聖女になって、その後に大聖女様の生まれ変わりであることを明かし、聖女達を導くつもりだ。
カシミルの想像がどちらであっても、彼は筆頭聖女としてフィーアを一押しするだろうし、フィーアの筆頭聖女就任を妨害しようとする王太后とは全面対立するのは間違いない。
カシミルの想像が⑤だった場合、フィーアがサザランドでは大聖女様の生まれ変わりだという情報は伏せられるだろうが、⑥だったら逆に積極公開されかねない。
そうなった場合、既にローズ以外全面的にフィーア派になってしまっている聖女達がどう反応するか・・・・・・。フィーアの規格外の能力を最も実感できるのは、やはり同業者なのだろう。現状、筆頭聖女選定会に参加した聖女全員のサザランド化以外の未来は予測できない。
彼はサザランドの重要人物だから、当然、長老やサリエラ等との情報共有がなされていて、以下のような認識を持っている筈だ。
①第1騎士団員フィーア・ルードは大聖女様の生まれ変わりである。
②フィーア・ルードには大聖女様の記憶と能力が完全に復活しており、その能力で変異した黄紋病から再びサザランド人を救ったが、サザランド人以外には、サザランドの聖女サリエラの功績ということになっている。
③フィーア・ルードは、何らかの事情で聖女としての能力を隠したがっているので、サザランド人以外の前では、フィーアが聖女ではなく騎士であるのに、大聖女様の生まれ変わりだと信じている愚かなサザランド人を演じなければならない。
後、フィーアが用意周到な性格ならば、「今後、自分が聖女の能力を使う際は聖石を使った『なんちゃって聖女』のふりをする。そのためには聖石に魔力を充填する必要があるが、その魔力はサザランドから供給されているという事実とは正反対の設定にするから、口裏を合わせて」との要請をサザランド側に行っている筈だが、フィーアの能天気な性格からそれは絶対にないので、聖石に充填された魔力について口裏を合わせることが可能かどうかは、全面的にカシミルのアドリブ力に依存する。
以上の認識を持ったカシミルが王都の筆頭聖女選定会に出席したら、筆頭聖女候補の中に聖女としての能力を隠したがっている筈のフィーアがいた。この状況下での彼は、
④前項③のフィーアが聖女としての能力を隠したがっている何らかの事情は解消されたので、正式に聖女として筆頭聖女選定会に参加している。
と思考していることは間違いない。事情は解消されていないのに、騎士団や王室に対してはなんちゃって聖女のふりをして無理矢理参加しているなどと想像できる馬鹿は存在しない。
更に、フィーアはモーリスの10年前の欠損を治癒するなど、大聖女としての能力を隠さずに発揮して大活躍している。筆頭聖女になりたくないのに選定会で活躍するのは常人の想像を超えているので、それを知ったカシミルは、フィーアの意図として以下の2種類の想像しかできないだろう。
⑤フィーアは、このまま大聖女様の生まれ変わりであることを隠したまま筆頭聖女になって、聖女達を導くつもりだ。
⑥フィーアは圧倒的な実力を示して筆頭聖女になって、その後に大聖女様の生まれ変わりであることを明かし、聖女達を導くつもりだ。
カシミルの想像がどちらであっても、彼は筆頭聖女としてフィーアを一押しするだろうし、フィーアの筆頭聖女就任を妨害しようとする王太后とは全面対立するのは間違いない。
カシミルの想像が⑤だった場合、フィーアがサザランドでは大聖女様の生まれ変わりだという情報は伏せられるだろうが、⑥だったら逆に積極公開されかねない。
そうなった場合、既にローズ以外全面的にフィーア派になってしまっている聖女達がどう反応するか・・・・・・。フィーアの規格外の能力を最も実感できるのは、やはり同業者なのだろう。現状、筆頭聖女選定会に参加した聖女全員のサザランド化以外の未来は予測できない。
エピソード305
ファーアが危ない橋を渡っているというべきか、フィーアがここまでボロを出しまくっているのに気付かない騎士団長達が驚異的に鈍いというべきか・・・・・・。
フィーアが大聖女の転生体とまで気付くことができなくても、聖女の能力を持ちながらそれを隠しているという認識に誰も至れないとは、それだけナーヴ王国の聖女様勝ち組の社会的歪みが大きいのだろう。騎士団長達は、聖女の能力を持っている女性は必ず自己申告する筈だという思い込みに縛られている。
ただ、フィーアが回復薬まで作ることが知れたら流石にアウトだと思われる。聖石で再現可能なのは回復魔法だけで、一般人には聖石を使っての製薬は不可能だと思われるからだ。
ここまでの聖石に関する記述を見る限り、聖石とは魔力や回復魔法を溜めるだけの単なるバッテリーであり、モーリスの10年前の膝下の欠損を治癒したことなら、「聖石のパワーを使って力尽くでずどんと治しました」という言い訳はぎりぎり可能でも、繊細な魔力制御が必要な回復薬の製薬を聖石を使って行ったという説明にはどう考えても無理があるからだ。そんな繊細な魔力制御が可能なのは本物の聖女様だけである。
回復薬の製薬には、他には薬草の知識が必要となるので、その点でも聖石頼りのなんちゃって聖女の手に負える案件ではない。
ところが、フィーアには能力が高過ぎて、一般の聖女や、聖女や魔導士ではない一般人のことが全然理解できない(正確には、頭に情報があっても感覚では全く分かっていない)という致命的欠陥があるので、その点を甘く考えている。回復薬の製薬までやってしまったら、流石のニブチン揃いの騎士団長達もフィーアに聖女の能力があったが隠していたと気付くだろう。
あるいは、ドリーあたりは既に気付いていてもおかしくないが。
フィーアが大聖女の転生体とまで気付くことができなくても、聖女の能力を持ちながらそれを隠しているという認識に誰も至れないとは、それだけナーヴ王国の聖女様勝ち組の社会的歪みが大きいのだろう。騎士団長達は、聖女の能力を持っている女性は必ず自己申告する筈だという思い込みに縛られている。
ただ、フィーアが回復薬まで作ることが知れたら流石にアウトだと思われる。聖石で再現可能なのは回復魔法だけで、一般人には聖石を使っての製薬は不可能だと思われるからだ。
ここまでの聖石に関する記述を見る限り、聖石とは魔力や回復魔法を溜めるだけの単なるバッテリーであり、モーリスの10年前の膝下の欠損を治癒したことなら、「聖石のパワーを使って力尽くでずどんと治しました」という言い訳はぎりぎり可能でも、繊細な魔力制御が必要な回復薬の製薬を聖石を使って行ったという説明にはどう考えても無理があるからだ。そんな繊細な魔力制御が可能なのは本物の聖女様だけである。
回復薬の製薬には、他には薬草の知識が必要となるので、その点でも聖石頼りのなんちゃって聖女の手に負える案件ではない。
ところが、フィーアには能力が高過ぎて、一般の聖女や、聖女や魔導士ではない一般人のことが全然理解できない(正確には、頭に情報があっても感覚では全く分かっていない)という致命的欠陥があるので、その点を甘く考えている。回復薬の製薬までやってしまったら、流石のニブチン揃いの騎士団長達もフィーアに聖女の能力があったが隠していたと気付くだろう。
あるいは、ドリーあたりは既に気付いていてもおかしくないが。
エピソード305
最近この小説を知り、読み始めたら止まらなくて最新話まできてしまいました。
これまでのエピソードもとても良かったですが、この聖女選定編が一番気に入っています。ようやく同年代の女の子、しかも聖女たちとの関わりが出てきたので。
時に(というか頻繁に)聖女モード全開で騎士団のメンバー達を振り回しながら様々な出来事をより良い方向に導く、これまでのエピソードはとても面白くもありましたが、バレバレやで!もうちょい聖女成分上手く隠そうよ!とヤキモキする場面が多かったです。とはいえ、他の方もコメントされていますが、やらかさないフィーアはフィーアじゃない!奇天烈な思考が多いものの決してバカではない、バカではないが、空気を読み賢くソツなく立ち回る展開は、却って魅力を損ねそうなのがフィーアの凄いところ(笑)。
しかし、まだ途中とはいえこの選定編に於いては、もうあまり隠さなくてもいいのでは?と思えてきます。カーティスの心配も虚しく初っ端から色々やらかしてバレバレですしね(笑)。まあ、余裕をもって封印できる算段がつかない限り魔人を警戒しなければならないし、まだまだ本当の意味でおおっぴらには出来ないでしょうけど。
想像していたよりも他の聖女に悪い子が居ない、むしろ根は素直な良い子達が多いから、ついそういう風に思ってしまいます。それに学園モノみたいなノリがあったりして微笑ましい気持ちになります。
ただ、途中から気になっていたのが、このまま他人の心の機微、特に負の感情に鈍感というか頓着しないままで良いのか?ということ。兄達の最後の行動理由を気にしてはいるみたいだから、いつか気づくのかな?
それはともかく、今後の展開がとても楽しみです。
私としては誰かとくっつくよりも、人間的成長を遂げ前世との折り合いをしっかりつけた上で、"フィーア"としてザビリアと世界を旅する聖女兼竜騎士エンド…という方が面白いかも…とは思うのですが、あくまでも個人的なフワッとした想像なので、今後どんなストーリー・エンディングになろうとも最後までお付き合いします。
次の更新を楽しみに待っていますが、無理のないペースで構いません。何ごとも体が資本です。どうかご自愛くださいますよう。
これまでのエピソードもとても良かったですが、この聖女選定編が一番気に入っています。ようやく同年代の女の子、しかも聖女たちとの関わりが出てきたので。
時に(というか頻繁に)聖女モード全開で騎士団のメンバー達を振り回しながら様々な出来事をより良い方向に導く、これまでのエピソードはとても面白くもありましたが、バレバレやで!もうちょい聖女成分上手く隠そうよ!とヤキモキする場面が多かったです。とはいえ、他の方もコメントされていますが、やらかさないフィーアはフィーアじゃない!奇天烈な思考が多いものの決してバカではない、バカではないが、空気を読み賢くソツなく立ち回る展開は、却って魅力を損ねそうなのがフィーアの凄いところ(笑)。
しかし、まだ途中とはいえこの選定編に於いては、もうあまり隠さなくてもいいのでは?と思えてきます。カーティスの心配も虚しく初っ端から色々やらかしてバレバレですしね(笑)。まあ、余裕をもって封印できる算段がつかない限り魔人を警戒しなければならないし、まだまだ本当の意味でおおっぴらには出来ないでしょうけど。
想像していたよりも他の聖女に悪い子が居ない、むしろ根は素直な良い子達が多いから、ついそういう風に思ってしまいます。それに学園モノみたいなノリがあったりして微笑ましい気持ちになります。
ただ、途中から気になっていたのが、このまま他人の心の機微、特に負の感情に鈍感というか頓着しないままで良いのか?ということ。兄達の最後の行動理由を気にしてはいるみたいだから、いつか気づくのかな?
それはともかく、今後の展開がとても楽しみです。
私としては誰かとくっつくよりも、人間的成長を遂げ前世との折り合いをしっかりつけた上で、"フィーア"としてザビリアと世界を旅する聖女兼竜騎士エンド…という方が面白いかも…とは思うのですが、あくまでも個人的なフワッとした想像なので、今後どんなストーリー・エンディングになろうとも最後までお付き合いします。
次の更新を楽しみに待っていますが、無理のないペースで構いません。何ごとも体が資本です。どうかご自愛くださいますよう。
エピソード305
赤甘の実。
フィーアにとっては、口直しの甘い果物w
フィーアにとっては、口直しの甘い果物w
エピソード305
最初は面白かったが、完全にだらけてますね。どうでもいい話をだらだらと、聖女の魔力は・・・・・と同じになったか。あれも10巻まで買って後悔したので、完了できないラノベは2度と買わないことにした。
自分が昔書いた薬草の本が残ってるなら、知ってる薬草を気にせず使っても大丈夫ですね。王家にも同じのが残っててそれを読んだことにしちゃえばいいんだから。王様達になんて言うかって?既に王家に伝わる魔道具とか色々言っちゃってるから今更増えたところで…。
エピソード305
種から植えた果実は親と遺伝子が異なるから、味が変わるのは普通
売られている果物がおいしいのは人間が長年選別を繰り返し、クローンを増やした結果
巨峰の種を植えても巨峰にはならず、別のぶどうの木になるだけ
種から植えたのに同じ甘い実に変化するってことは魔力で実の遺伝子が一瞬で変化しているのかな
欠損が一瞬で再生する世界だから遺伝子が一瞬で変化しても不思議ではないか
何らかの制約はありそうだけど
売られている果物がおいしいのは人間が長年選別を繰り返し、クローンを増やした結果
巨峰の種を植えても巨峰にはならず、別のぶどうの木になるだけ
種から植えたのに同じ甘い実に変化するってことは魔力で実の遺伝子が一瞬で変化しているのかな
欠損が一瞬で再生する世界だから遺伝子が一瞬で変化しても不思議ではないか
何らかの制約はありそうだけど
エピソード305
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